いい人
不自然だ
何もかもが 自然ではない
思い付く限りの言葉を紡ぎ出すが その全てが
不自然だ
俺には分からない
今まで 分かった時がない
善人はどこにいる
神様はもういない
キスはいらない
未来を無意味なものにしてしまうから
だから 君のその優しさもいらない
夢見る事の価値を少しでも認めてくれるのならいいのだけど
誰も帰って来なかった
あの四角い世界に旅立って行った人達は
みんな帰って来なかった
そこが終点なんだと信じて疑わない
終末は確かに誰にとっても等しいけれど
瞳の厚さが違う以上
感じるものまでもが等しいわけではない
走る者には底が天井を意味する
いつでも
みんな
すべて
動かない
生けるものも死せるものも死んでいる
俺はどこへも行かない
君はどこへも行けない
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