わたしのおかあさん

 絶対的なもの


 それはただひとつ


 この世界そのもの


 今まで絶対と思っていた


 個としての自分さえも


 世界のよどみに過ぎないのだ


 事象という波と波のぶつかり合いの間に生まれた


 小さなあぶくの一つぶに過ぎないのだ


 しかし だからこそ感じる事が出来る


 わたしはこの世界のこども


 世界と一体


 世界そのものなのだと

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