銃 弓
硝子越しの 貴女の眼差しは
冷たくも美しい
俺が目を離せないでいると
貴女は唐突に 俺を抱き寄せる
二つの腕の硬い感触が
俺の首筋へと食い込んでくる時 俺は思う
抱かれているというよりも
組み伏せられているという感じがするな と
だが その細やかな屈辱感を差し引いても
黒髪より漂う 貴女の香りは
余りにも 甘い
ああ 今夜もまた
貴女に鍛えられる事を望む俺がいる
「こんなの反則だ」
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