誰もが悪魔の現身であり
大人という名の嘘つきが
未来を遠ざけるのだ
誰もが今しか見ていない
希望という言葉など知らない
夢を根こそぎ摘み取り
その後に失望と絶望とを蒔き散らす
常識人という名の臆病者が
世界を停滞させるのだ
誰もが争いを避けようとする
しかしそれは平和のためではないのだ
平等とは階級制度に他ならず
社会は体のいい戦略拠点
文明人という名の愚者が
正義を無意味なものとするのだ
誰もが他を野蛮と蔑む
ただ優越感に浸りたいがために
文明と文化は相補的であるし
文化は斯様に多彩であるのに
人間という名の悪魔が
終末を連れて来るのだ
誰もが野性を否定したがる
人間性という盾にすがり付いている
誰もが裸の王様
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