　終わらない愛の夢を描きたいんだ

　いつかは終わってしまうような恋ではなく

　誰かの手で醒まされてしまうような夢ではなく

　終わりのない世界に生きたいんだ

　生命ある限りの　ありふれた愛なんかいらない

　どこまでも続く想いを確かめたいんだ

　死によってしか証明できない想いなんてもう沢山だ

　だけど彼らを　そして俺を嘲る者たち

　あんたらは自らを恥ずべきだ

　何故ならば　あんたらは存在していないからだ

　俺は存在している　この想いと共に

　もう二度と　あたたかで微笑ましい愛情なんかで

　俺のご機嫌など取らないでくれ

　俺は燃え上がるこの愛を　確かなものにしたいだけなんだ

　こましゃくれた現実主義者なんぞ　はなから目に入らない

　奴らは放っておいても　腐り果てて土に還ってゆくから

　だけど俺は　背徳の美学に酔いしれる者ではあり得ない

　むしろ俺は憎む　斯様な奴らを

　ただ真っ直ぐな想いを　貫き通したいだけなのだから

　それがたとえ　あんたらから見て如何に間違っていようとも

　絶対という言葉に　絶対という意味を持たせられるのは

　愛だけなんだ

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