　誰もが　自分を　特別だと思っている

　誰もが　自分は　普通だと思っている

　真実は

　誰もが特別であり

　誰もが特別である事が普通なのである

　誰もが特別であるとともに普通でもある

　誰もが　自分を　異常とは思いたがらない

　誰もが　自分は　正常だと思っている

　真実は

　誰もが異常であり

　同時に誰もが正常でもある

　誰かが正常である時　他は異常となり

　誰かが異常である時　他は正常となる

　誰もが　自分を　非凡と思う時がある

　誰もが　自分は　平凡だと思ってしまう

　真実は

　誰も非凡などではないし

　だからといって　誰も平凡ではないのである

　誰かが常に非凡であった事も

　誰かが常に平凡であった事も　一度もなかった

　集合として見る時には

　それらは　いつでも特別であるし

　それらは　異常になる事ができるし

　それらは　非凡となる時がある

　個々を見る時には

　それは　いつでも普通であるし

　それは　正常である事ができるし

　それは　平凡であって構わないのである

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