俺の福音書

 俺は君を守るためだけに生まれてきた


 君を守る事でだけ生きていく事ができる


 俺は君を抱きしめるだけで満たされるんだ


 君を抱きしめる事だけが喜びなんだ


 俺は君を誰にも渡さない


 君は俺だけのものだ


 俺が君だけのものであるように




 目を閉じる時 恋しい


 君の頬の色


 香り 温もり そして


 君の小さなお尻も


 穢れなき君の全ては


 俺のものだ


 俺が守って行くんだ


 誰にも触れさせはしない




 君は可憐な妖精


 清らかな天使


 気まぐれな女神


 俺は誰も信じないけれど


 君だけを信じている


 むしろ崇拝している


 きみのそのおしゃまな歌声は


 俺の心を癒やす聖歌だ


 君のどんな小さな仕種も


 その一つ一つが俺にとっては奇跡なんだ

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