第4話 進海 蒼は王様に会う

俺が戸惑っていたところホムラに話かけられた。


「あれ?アオは神様に職業に関して聞かなかったんですか!?」


自分は首を縦に振る


「ああなるほど!私は気になって神様に職業に関して質問したんだけど剣士は男性、魔法使いは女性しかなれないらしいよ!イケメンになりたくて剣士にしたの!いい忘れてたけど私は元女の子だよ!」


ああこんな事なら色々確認していれば良かった...と内心落ち込んだ。

やっぱりホムラは女の子だったのか私って言ってたしなと頭の整理をしていた所、メィーニヤが声をかけてきた。


「勇者様方、盛り上がっているところ悪いのですが、これから我が国の国王に会って頂きたいのです」


そう言われたので言われるがままに付いて行く事にした、国王がいる場所まで通路を歩いている間色々と周りを見ていた、贅沢な内装で見た事も無い絵や壺、石像何かもあった。

そうこうしている内に気づいたら国王の居る場所の部屋の扉まで来た様だ、ホムラはメィーニヤと道中喋っていた様だった。


「この部屋に国王がいらっしゃいますので、勇者様方粗相だけしない様お願い致しますわ」


メィーニヤがそう言うと使用人が扉を開いた中へ入ると「すげぇ」と声が漏れてしまった、ギリシャ神殿の様な綺麗な作りで、白い柱が何本も立っており、玉座までの床には赤色を基調としたカーペットがあった、脇に騎士や家臣、貴族ぽい人もいた。


「ようこそ、勇者様方余がこの国の国王へラクス・ユピテルである」


こうして始めてこの国の国王と会合する事になったのだ。

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