第54話 進海 蒼と終わらない災厄
アオ&イロー&ホムラ
どうやら皆んなのおかげで鎮圧出来たようだ。
「アオっち!終わったね!」
「でもまだ何か胸騒ぎがする」
「アオっちの感?じゃあまだ終わってないかもね」
「アオちゃんの感は正しいと思うわー」
「初めまして!ホムラって言うんだ!可愛いね!よろしく!」
「よろしくーイローって言うのよー、まだ魔族が出てきてないのよねー」
「あ、そう言えば団長が今回の事件魔族が関わってかもって...」
そう、悲しんでも怒っても休んでも居られないまだ仕事は残っているのだ。
「やっほー」
「やっほー」
「皆んな楽しんでくれたかな!?」
「いえーい!」
「何この声!?」
「ウィンドボイス、でもこんな範囲で使って来るなんて...かなりの手練ですね」
「そうなのイローっち!」
「さぁ皆さんお待ちかね!私達の名前を教えちゃうよ!」
「いぇーい!!」
「僕は
「私は
「2人揃って!スヘラ帝国家臣が2人!」
「
あの鬼丸クラスが2人!?勝てるわけが無い...でもあの時程俺は弱くは無いぞ!。
「今日はね!僕達の楽しいパーティを開催したけど楽しんでもらえたかな!?」
「かなー?」
「でもフィナーレが無いのは良くないよね!」
「うんうん!私もそう思うわ!」
「じゃあ花火とかどう!?」
「私見たいなー」
「じゃあ上げちゃおっか!」
「うんうん!皆んなも楽しんでね!」
「じゃ!やっちゃって!ボマースライム!リリース!」
ボマースライム?何か嫌な名前だが、うん?ボマーは確か爆弾魔って意味だったような、花火?まさか何かを爆発するつもりだ?。
「皆さん何か爆発するかもしれま」
ボーンと遠くから音が聞こえた、次から次へと連鎖して、爆発の音が聞こえる。
悲鳴と怒号が聞こえる不味い!音が段々近ずいて来てる!?魔法で皆んなを守らないと!。
「力を貸して!『ウォーターウォール』」
「皆んなを守るのね!分かったわ!『ロックウォール』」
「おい!爆発近ずいて来てないか!?」
「魔法使い様の壁の中に入るんだ!」
「押すなよ!」
「お前こそ!」
「私が先よ!」
「順番に入って下さい!」
住民が入れるように壁の1部にイローさんが穴を開けていた、そして周りに気絶させていた異形が爆発した。
「ぎゃああああ」
「痛よ...ママ」
壁の中に入れなかった人はもろに爆発を受けたのだ、そうして人々は混乱の嵐になった。
「アオ、俺久しぶりに切れたわ、子供達を異形にした上、爆弾に変えるなんて!!こんな酷いことがあっていいはずがない!」
「ホムラ...」
「ホムラくんの怒りは最もだわ!私も許せない!でもまずは怪我人を助けるのが優先よ!」
「はい!」
「すみません、頭沸騰して前が見えなくなってました...」
こうして俺たちは住民の救助活動を始めたのだ。
■■■■■
爆発の起きる3分前
王城
「皆んな待っていてくれ!このへラクス・シィーニヤ!出撃するぞ!」
「私も行きますよ!副団長なので!」
「ありがとう!目標!家臣と思われる魔族!行くぞ!」
「今日はね!僕達の楽しいパーティを開催したけど楽しんでもらえたかな!?」
「かなー?」
「でもフィナーレが無いのは良くないよね!」
「うんうん!私もそう思うわ!」
「いきなりウィンドボイス!?ここまで声が聞こえる何て魔族は空に飛んでるのか」
「じゃああいつら姿見せた事です!行きますか!」
「シャイニは元気だな...」
「まあとりあえず行きましょ!」
「ああそうだな!私を強化してくれ!『スピードブースト』」
■■■■■
爆発の起きる3分前
ガーベラ&エリアスペア
「アオ大丈夫かな」
「そんなに心配?違うよね、ペアなんだもの心配よね」
「アオのお姉ちゃんだから」
「そうなんだね!」
「今日はね!僕達の楽しいパーティを開催したけど楽しんでもらえたかな!?」
「かなー?」
「でもフィナーレが無いのは良くないよね!」
「うんうん!私もそう思うわ!」
「なんだろう?」
「とりあえず私達は、ボブスくんが異形になっちゃったから運ばないとね」
「アオが悲しむ、頑張って運ぶ」
悲劇は終わらない、迫り来る災厄を退けることは出来るのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます