第88話 アオはスヘラ女王と戦う
私がラスアルゲを気絶させた事によって、メェーニャが王様と協力して鬼丸と戦っていた。
「ラストですわ!」
「ふん」
「後頼んだぜ...大将」
「疲れましたわね...お父様!!」
「くっ...すまぬ...余はもう厳しいかもしれぬ...」
「そんな...お父様!!」
「スヘラ女王は...城の中に居るはずだ...後は頼んだぞ...」
「まだ孫も見させれてないのに...頑張って死なないで...お父様...」
「...」
「私...先にお城に行きますね?」
「えぇ...後から行きますわ...」
私は1人でお城へと入って行くのだった、本当は泣きたいけど...でも私は平和にする為に行かなくてはいけない。
お城の中はものすごく静かで、騎士団の皆や王族親衛隊の人も見かけないのでかなり不気味な状況。
「止まってくれ!マリン!」
「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙」
「くっ!」
「どうしたんですか!?」
「勇者様?」
「マリンさん!どうして!」
「良くは分からりませんが、おそらくスヘラ女王と戦いこうなってしまったのです、気づいたらこの様な状態に」
「では私1人で向かいます!」
「すみません、勇者様」
許せない...本当に...でもスヘラ女王がやったように不思議と感じなかった...嫌な予感が当たってないといいけど...。
私は何となく導かれるように進んだ、すると見覚えのある白い部屋へと辿り着いた。
「あら!?あらあらあらあら、アオくんじゃない?アオちゃんと言った方がいいかしら?あははは!!」
「どうしてそれを!」
「最初から予言で見ていたものね!!ええ!!時魔法使ってた子よ!!ええ!!貴女私を殺すつもり?」
「もちろん!」
「でもぉでもでも、私なら貴女の友人を復活させる事が出来るわよ???それでもいいの??」
「ど、どういうこと?」
「私はね!神とひとつになりたいの!分かるぅ?私はずっと好きだった!!始めて神を見た時から!」
「貴女の話に付き合ってられません!意味分からないし!」
「あらそう?そうかな?そうよね!儀式ももう少しで終わるし!リュッサに任せましょうね!そうしましょう!」
「1体だけだったんじゃ!?」
「誰も1体何て言ってないわよね?素敵な頭ね!!私この子可愛いと思うから1体はペットにしたのよね!分かる???ねぇ?」
「まさかマリンさんが見たのって...」
「貴女の前に来た2人の事?ああ!!女の方はリュッサ見て発狂してたわね!!自慢の知能も台無しだなんて可哀想よねぇぇぇ?ねぇ」
「じゃあもうマリンさんは...」
「さて後は頑張ってね!アハハ!!貴女はリュッサの苗床とかどうかしら?」
「1度リュッサは倒してるのよ!お願い!力を貸して!『ウォーターボール』」
パァンと良い音を響かせたけど、何か違和感が?。
「なっ!?」
リュッサは触手を振るい弾き飛ばした、しかも口らしき場所から透明な液体を飛ばしてきたのだ。
もしかして毒!?しかも透明だから見ずらい!。
「私を守って!お願い!『ウォーターウォール』」
しかし...ジュって音と共に毒を食らってしまった...立ちくらみがする、数発受けたら不味いのを私は感じ取る事が出来た。
「一体どこから!?」
「どこかしらね??ねぇ?」
「済まない、勇者様助けに来た」
「ガウェンさん!?リュッサが居ます!目をつぶって下さい!」
「分かった!」
「後訳の分からないところから毒液が飛んできました!気を付けて下さい!」
「あら?あらあらあらあら、貴方の好きなマリンはどうしたのかしら?死んだ訳じゃないわよね?あ!殺したと言うべきかしら?」
「黙れ」
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