第89話 アオはスヘラ女王と戦う Ⅱ
「本当の事を言ったまでよねぇ?あはあはは!」
「それって?まさか...マリンさん...」
「冷静ぶっちゃって!!まさに道化ね!ぇぇぇ!」
スヘラ女王はそう言いながらリュッサを使い毒液を発射してきたのだ!。
「それでも私は民を、王を守る盾だ、お前の言葉で守る者を見失いはしない」
ガウェンさんが毒液を避けたのに後ろから毒液が!?何で?。
「ガウェンさん!」
「ああ、分かっている」
何と目をつぶっている状態で毒液を盾で防いだのだ!しかも後ろから毒液!?何で?。
「なるほど、シャドウスライムだな」
「え?リュッサを操作しながら、シャドウスライムまで?それに魔物は1人に1つじゃ...」
「あらま!まあまあ何で分かったのかしら?」
「マリンから聞いていたのだ」
「ああ、仲良しだったのね!好きだったのかしら??ああ!」
「いい加減黙らせましょう!あの人!」
「ああ」
「私を助けて!お願い!『ウォーターボール』『ウォーターボール』」
「シールドストライク、ふん!」
私がウォーターボールを打って、触手に弾き飛ばさせて、そこの隙間にガウェンさんが攻撃を仕掛ける!。
「あら惜しかったわね?」
「え?シャドウスライムか!もー!!」
「読んでいた」
左から右へ横薙ぎに振るった剣を左斜め下へと切りつけたのだ、凄い...。
「あら?あらあらやられちゃったわね?全てを黒く染め上げよ『ダークミスト』『マインドコントロール』」
「私には効かない!」
「えぇ!!知っているわよ?だからがガウェンにかけたの!!楽しんでちょうだいね?ね?」
「くっ!」
「あら?まあまあ抵抗出来るのね!!何て精神力なのかしら!!」
「こうなったら!私を助けて!お願い!『アクエリアスフィールド』!!」
「(本当に貴女相性が悪いわね、まあいいわ、シャドウスライムって、あらま水圧で...)」
「(私は私が成さなきゃ行けない事を成すわ!)」
「やったの?」
「ああ...普通なら勝てなかったぞ?おそらくスヘラ女王は儀式中は魔法が使えなかったのだろう、しかも勇者様はリュッサも効かない、マインドコントロールも効かないと成れば強い魔法やシャドウスライムで逃げるべきだったが、魔法使えずにスライムも使えないなら詰んでたんだ」
「本当に?あ...あ...ようやく終わったんだ...」
「流石に勇者様スヘラ女王の天敵見たいなお人だ」
「ありがとう」
■■■■■
あれ?さっきまでスヘラ女王と戦って?。
「久しぶりだな」
「ホムラ?」
「嫌、お前が好きな人に見えた結果だ」
「あ!神様!好きな人?...」
「とりあえず!お前に感謝する!後少しでスヘラ女王は俺を吸収に成功していただろうからな!」
「いえ!私には叶えたい願いがありましたから」
「ああ、もう分かってるさ、進海 蒼 改めてアオお前の願いを教えてくれ」
「はい、ホムラを生き返らせて下さい!お願いします...」
「ああ、分かった」
「では良い人生を」
■■■■■
「アオ!アオ!」
「ホムラ?」
「驚いた」
「ホムラ裸...」
「あ...」
「もう!いいや!とりあえず!おかえり!」
「ああ...ただいま」
「私はマリンの元へ行ってくるよ」
「はい」
「アオに言わなきゃ行けない事がある!」
「はい...」
「ずっと好きだった、付き合ってくれないか?」
「はい...喜んで」
「え?いいのか!」
「私も好きだったよ!ホムラ...貴方が居ないくて耐えられない日もあったもん...」
「ごめん...」
「他にも色々あったんだよ?」
「教えてくれ無いか?」
「うん」
「例えば〜」
こうして私はスヘラ女王を倒した、異世界に召喚されて丁度1年経った日であり、最後の戦いの日でもあった?。
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