第18話 進海 蒼はエリアスとお風呂に入る
疲れた...ハードスケジュール過ぎる、そう俺は心の中で思い、18時を知らせる鐘の音を聞いた。
「お疲れ、この後お風呂ね?」
「一緒にですか?」
「うん」
女の子と一緒にお風呂?やばい鼻血とか出ないといいが、俺は前世で消して童貞では無い、本当だ女の子とお風呂に入った事くらいある!と誰かに対してか分からないいい訳をしていると。
「じゃ、18時15分には来てね」
「分かりました」
そうエリアスは言って行ってしまったので、俺は部屋に着替えとお風呂セットを取りに行く事にした。
「アオ様おかえりなさいませ!」
「ただいまセリアさん」
「お風呂行かれますよね?お着替えのパジャマとお風呂セットです!お友達出来ました?」
「セリアさんありがとう、うーん先輩にはお風呂に誘われたよ」
「良かったです!アオ様初対面の人とあまりお喋りにならないので、心配してましたよ!」
「うんまあそうなんだけど」
「ご夕食も誘われるでしょうから、頑張ってくださいね!」
「出来るだけ頑張るよ」
少し傷ついたが、実際何を話していいのか分からず会話も続かないので、何もきっかけを作り出せないのが現状だ、小説やアニメの異世界主人公って皆んな何でいきなり話せるようになってるんだろうか?謎である。
お風呂に着くまでの間そんな事を考えていると。
「アオ来た」
「はい」
「じゃ入ろ?」
エリアス先輩はそういい脱ぎ始めた、目のやり場に困るが、他にも人が居るので服を入れる、籠に目線を移す、服を脱ぎながら自分の身体を見ると何も感じない、あるべき物が無くて、無いものがある、自分の身体だから興奮しないのだろうな...、ゲームでも女の子のキャラを作ってその目線でやっても不思議と興奮しないのに似ている。
「アオ行くよ」
「はい」
そう言って俺とエリアス先輩は浴場に来た、結構人が居るがエリアス先輩は適当な所に座る、それに合わせて俺は隣に座った。
「アオは何で騎士団入った?」
「え?」
俺はいきなりの質問に驚いた、どう言うのが正解何だろうか?少し悩むが、強くなる為にという目標が俺にはあるのでそう答える。
「強くなりたいからです」
「以外」
「何です?」
「子供なのに、目標が強くなりたい、憧れてじゃない、以外」
「18歳ですよ?」
「え」
「あ」
ここで気が付いた俺のミス、不自然なのだ、18歳にもなってあまりにも弱い魔法や知識のなさや身長が低いのを考えたら、大抵の人は子供に見える。
「自分を大人に見せなきゃいけないぐらい辛い目にあった...ごめん聞いて」
「いえいえ」
上手いこと勘違いしてくれた用だ、でも悲劇にあった女の子見たいになってない?。
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