第19話 進海 蒼は2日目を終える
浴場で身体を洗いお風呂に入った後特にエリアス先輩とは会話をせず脱衣場に出た。
「アオ知らない、教えとく「フライウォーター」」
すると身体の表面についた水をが浮いていく、風魔法にあったボディドライウィンドに近い魔法なのだろうか?。
「本当は水を浮かすだけの魔法、やり過ぎると乾燥する」
「なるほど「フライウォーター」」
体感変に感じるなイメージする事により、少しずつだが余計な水分が集まって行くのが分かる、エリアス先輩は集めた水分を浴場に捨てていた。
俺もエリアス先輩もパジャマに着替えた、俺のは今日はピンクのパジャマらしい、エリアス先輩は水玉模様のパジャマだ可愛い、黒髪ロングによく似合う。
「アオのパジャマ可愛い」
「ありがとうございます」
俺は可愛いって言われると照れるが、悪い気はしなかった、女の子が綺麗な服や化粧でちやほやされる為に頑張る気持ちが少し分かった気がした。
「一旦部屋に戻って、食堂集合」
「分かりました」
俺は部屋まで戻って来た、セリアが待っててくれた見たいだベッドの調整などをしてくれていたようだ。
「おかえりなさい!」
「セリアさん、正装どうしたらいい?」
「私が回収して洗いますね!他にもサイズが分かった時点で、服は用意してあるので安心して下さい!」
「基本皆んな何着か持っているのか」
「平民の人は確実では無いでしょうけど、貴族の人は何着が持っていて、メイドさんやひつじの人に洗うのは任せて居ると思いますよ!」
「なるほど」
「食事に誘われてるなら速く行った方がいいですよ!女の子は待たせると怒りますからね!」
「分かったセリアさん」
あんまり話して居ると、時間がたってしまい怒られそうだから速く行かなくては!そう思い俺は食堂へ向かった。
着くとエリアス先輩が居た、待たせて無いだろうか?。
「アオ来た」
「来ました」
「じゃご飯食べよ」
「はい」
今日1日通しても、この口数の少なさ友達とか居るんだろうか?居なかったら俺が友達になろう!なれるといいな...。
俺は昼間見たいにならないように、おばちゃんに言って量を少なくして貰った、ちゃんと減らしてくれたので良かったがそれでも体感多い。
「アオ、食べよ」
「はい」
夕食は見た感じチキンとブロッコリーのトマトソースパスタとトマトとレタスのサラダにコーンスープのようだ、昨日から思っていたが、普通にご飯が美味しいのは驚いている、ただ日本人なので米が無いのは少し悲しい。
「僕このパスタ好き」
「私も食べてみて美味しい」
「家だとチーズ、かかってる」
「確かにチーズあると美味しいでしょうね」
エリアス先輩はちょっと笑いながら食べていて見ていて可愛い、こうして見ると皆んな普通の女の子なんだなと実感する。
「アオは好きな食べ物ある?」
「このパスタ好きですね」
「アオも?嬉しい」
日本食を言う訳にはいかないので、上手く誤魔化せたようだ、でも普通にこのパスタは美味しいので気に入った、お店などあったら食べに行きたい。
お互いに少しずつ話していたら1時間くらいたってしまった、男だった時はこんなに長話好きでは無かったのだが、まわりの影響だろうか?。
「アオまたあした」
「エリアス先輩お疲れ様でした」
夕食を食べ終わったので、エリアス先輩と自分はわかれ、食器をおばちゃんと所へエリアス先輩の分も戻し部屋に戻った。
「おかえりなさい!」
「ただいまセリアさん!」
「何やら嬉しそうですね!仲良くなった人でも出来た見たいですね!」
「先輩と話をしていたら楽しくて」
「それは良かったです!これからも頑張って下さいね!」
「ありがとう」
「そう言えば!アオ様時間ありますか?あるなら歩きかたの練習とかしましょう!」
「え?大丈夫だけど...」
この後セリアさんに歩きかたを教わった、どうやらガニ股になってるからダメなのだそうだ、何が駄目なのか俺には全く分からないが。
■■■■■
教えて貰った後話していたら今日も22時、寝る時間になった。
「アオ様おやすみなさい!教えた事覚えて下さいね!」
「分かったよ...」
こうして俺の2日目は終わったのだった。
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