第35話 進海 蒼と加速する日々
異世界に来てから色々な事があった、戦争の事や王子に絡まれたり、神託などなどしかしここ最近何か異変が起きる事が無くかなり平和だったのだ、今日は火の日1週間の始まり、異世界に来て30日たった日であり久しぶりに平穏な日々が壊された日でもあった、そしてこの日からまた忙しく騒がしい、辛い日々が訪れる事になる。
「おはよう...セリアさん...」
「アオ様大丈夫ですか?」
「何かお腹が痛い...」
「月の日ですか、アオ様すっかり忘れて居ましたが、元男の子だったんでしたね、分からないの忘れていました」
「月の日?前に団長が言っていたやつの事か...」
「最近だるかったたりは?」
「少しあった...」
「女の子は子供を作る為そういうシステムになっていて、1ヶ月で色々な変化があるうちの今日は生理の日ですよ、アオ様」
「あー」
聞いた事はあったけど、こんなにきつい何て...今日は動きたくない...メンタルと風邪なら訓練にも参加出来るのに、これは無理だよ...。
「団長さんにはお伝えしておきますので、今日はゆっくりしてくださいね」
■■■■■
カラーバ教教会
「神様から天啓が来たか」
「はい、勇者に天啓をしたと仰られたそうです、教皇様」
「ふむでは行かなくてはな、どんな天啓を受けたのか聞きに勇者様の元へ」
「承知致しました」
■■■■■
???
「勇者に天啓が?それはそれはそれは羨ましい事ね、教会の者に随時情報を伝達するように言っておいてちょうだい」
「はーい」
「ああ!たまらなく欲しい!**と私の私だけの***様!ああ!」
「今日もお盛んでらっしゃいますな、ハッハッハ」
「俺も速く戦場でこの刀使いたいぜ!何人切れるか楽しみだ!」
「私の実験体ちゃんも頑張ってるよ!やっぱり触手はかわいいねなでなで」
狂乱、混沌、狂気終わりは無く果てはない。
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へラクス王国
玉座
「何?神託がカラーバ教に?」
「そうみたいですわお父様、暗部から情報が入って来た見たいですの、神託の内容は勇者に神託をしたとの事を神がお告げになったようですわ」
「厄介だな、間違いなく勇者様方にやつら会いに来るつもりだぞ?」
「ええ、間違いありませんわね」
「神は何故わざわざ面倒事を...」
「悩み事が付きませんわね、お父様頭が後退しまいますわね?」
「辞めてくれメェーニャ辞めてくれ」
「ちょっとした冗談じゃないですか、2回言わないでも大丈夫ですわよ」
「はぁ、昔はあんなに可愛かったのに」
「はいはい」
■■■■■
何か色々あった気がするけど、そんな事よりお腹痛い...うぅ。
「アオ様、布ナプキンです、あそこが擦れるかもしれないですが、血で汚れてしまうのでパンツに入れて置いてくださいね?」
「はい...」
「私はあんまり痛くないんですけどね、アオ様も弱点があったのですね」
「そんな違うの...」
「私は軽い方かも知れませんね!」
ちょっとだけムカついたが怒るのは良くないし、気力も無いのでほっておいた...。
俺はまた元気に動けるのだろうか?。
「アオ様寝てる、寝顔も可愛いですね!今のうちにお掃除してしまいましょう」
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「ホムラいいぞ!もっとこい!」
「はい!先輩!」
「いい攻撃!だがまだ押しが弱い!」
「うぉー!!」
「あいつら元気だなー」
「ホムラはすげーよ、入って1ヶ月で団ほとんどの人と仲良くなっちゃってさ、ケツまで狙われてんだろ?」
「ああ、いい大腿四頭筋だ」
「そんな事聞いてないんだが...」
「筋肉だ!筋肉と腕力があれば無敵だ!ホムラ!」
「筋肉!!」
「そうだ!筋肉だ!大胸筋も喜んでるぞ!」
「分かりました!先輩!」
バラ騎士団練習場所より
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こうして世界は加速する、大きな筋肉いや大きな流れによって。
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