第11話 進海 蒼は魔法適正を知る

「さて、準備も終わった事ですし、フラワーガーデンの端にある『魔法適正検査室』へ行きましょうか!私に着いてきて下さいね勇者様!」


そうセリアに言われ、後ろについては歩く、廊下を歩いていると気づいたが人の気配が無い用だった。

そうこうしていると、セリアが止まった、着いたようだ。


「着きました勇者様、ここが検査室です!では鍵を開けるので、少々お待ち下さいね!」


少し待って居ると開いたようだ、何が呪文を唱えていたようだった。


「開きましたでは行きましょうか!部屋の真ん中にある透明な玉が検査装置です、触れてもらえば色の変化と脳内に魔法の名前が表示されますよ!」


いよいよ自分の魔法が分かるのか!勇者なら全属性とか時空魔法とかか!?思い俺は装置へ触れたすると。


「勇者様の魔法は玉が青色に変わったので、水魔法見たいですね!水魔法便利なので良かったですね!勇者様!」


あれ?こんなはずじゃ無かったんだけどな、脳内の表示を何度確認しても水魔法と書いてある。


「髪の色と魔法が一致するのは珍しいんですよ、私は風魔法を使えますが、髪は茶色ですし」

「そうなのか、ところで魔法の種類って増えたりは?」

「ありませんね!1人に1種類が基本です!水魔法は数が火、風、土と同様に多いのも特徴らしいですよ!その辺の知識は入団後に教えて貰えると思いますよ!」


水魔法...悪くないけど釈然としない、とりあえずこれから俺はこの水魔法を使い、強くならなければならないらしい。


「では、お部屋に帰りましょうか勇者様!この後は食堂のご紹介とご夕食のちお風呂、そして就寝と言った形で後は進めさせていただきますので!」

「俺は大丈夫」

「では行きましょうか!鍵を閉めてってと」


そして俺はまたセリアについて食堂へ向かった、窓を見ると夕焼けのようだ、階段の場所は自分の部屋と検査室の真ん中くらいの距離の場所にあった、来る時には気づいて居たがここから食堂へ向かうのか。

食堂に着いたようだ、場所は階段を降りてすぐの所にあった、30人は座れそうな場所だ、天井には豪華な装飾、長い机に椅子も白い、地面は赤色のカーペットが、よく見ると花の絵がある。


「勇者様ここが食堂です!ここで団員の人がご飯を食べます、時間は朝食は6時〜8時、昼食は12時〜14時、夕食は19時〜21時に食べる事が出来ます、今日だけはお部屋で食べて頂きますが、普段はここをお使い下さい!時計はお部屋や食堂などなど置いてありますので、普段は時計を見て来てもらえればと思います、団員として入れば仲間同士で食べる機会も増えるでしょうからね!」

「説明ありがとうセリアさん」

「どういたしまして、トイレ以来名前呼んでもらえないので少し悲しかったです、ようやく普通に呼んで貰えました!あまり話さない上名前で呼んで貰えないので、嫌われて居るのかと思いましたよ...後アオ様と呼んでも宜しいでしょうか!?勇者様って言うのは少し離れている気がしてて...」

「これからはアオで呼んで欲しいけど、様は立場的に付けないと不味いだろうから、それでいいよ、あんまり自分から話さないタイプだけど、もう少し話かけるようにするよ」

「ありがとうございます!これからはアオ様と呼ばせて頂きまますね!」


こうして、少しセリアと仲良くなったのだ、俺が勝手に仲良くなった気がしてるだけかも知れないが...。






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