第6話 元気にがんばろう! 夜の巻
12月なんで当然なんだけど、暗くなるのが早いな。
18時にはもう完全に空は真っ暗だ。
ちょっと余談になるが、この公園の周囲は道路だ。
ただ、北側だけは住宅街で2件の家が公園に接している。
つまり公園から出れない俺にとって、「覗く」ことができる家という事になる。
バクを買っている「池田」家と、もう1つが「大山」家だ。
そして、その大山家のお嬢さんにはすっごく感謝しているんだ。
名前は「沙耶(さや)」ちゃんだ。
俺が地縛霊になった当時はまだ8歳で、ちんちくりん小学生だった。
それがこの9年で、なかなかの美人に成長していた。
その過程をずっと見続けては、いろいろ和ませてもらったんだ。
[「ずっと覗き続けてた」の間違いでは?]
やかまし黙ってろい!
伸びていく身長、だんたん美しくなっていく顔。
そして膨らんでいく胸(現在Bカップくらいに成長)に色っぽくなっていくお尻のライン。
その沙耶ちゃんが丁度帰ってきた。
ブラウンのコートにひざ少し上くらいの制服スカート。
また一段と魅力が増した気がするな。
ああ、あの子供だった沙耶ちゃんがこんな立派に美しく・・・・
ううっ、お父さん感激っ!
[お父さんではないでしょう?ただの覗き魔です。]
うっせい!気分的にそう言ってみただけだよ。
沙耶ちゃんはあっさり家の中に入っていってしまった。
すぐ部屋に戻って着替えるんだろうな。
これが夏場とかだったら、2階にある沙耶ちゃんの部屋を覗けるんだ。
よく窓が開いているからな。
でも寒い時期だと今日のように窓を締めてる事が多くて覗けないのだ。
ちくしょ~、窓さえ開いてればカーテンがあっても『力』で見れるんだが。
ああ、思い出すなぁ。今年の夏の沙耶ちゃんを。
ゆっくり脱いでく半袖のブラウスにスカート。
そしてその後の、可愛い下着姿の沙耶ちゃん・・・・
[本当に最低のエロ覗き魔野郎ですね♪]
またまたうっさいよ!
ちゃんと自覚はしているさ。
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=作者あとがき=
作者の獰猛死神です。読んで頂いてありがとうございます。
覗きネタが多いです。すんません。
作者はチキン野郎ですので、誹謗の類はご遠慮下さい。
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