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  • 森の中で その4への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、これがギルド長追放の舞台裏でしたか。王国をシメると神々の意思に逆らう、かと言ってこのまま放置だと、いざ反抗作戦開始の時に冒険者ギルドが王国側として絡んできて鬱陶しい。ギルドと王国の癒着は事実だからスキャンダルとしてすっぱ抜き離反させてしまえ。
    ここでユミルお姉様のエゲツナイ工作が炸裂するのですね。
    同時にルヴァイル神とナトリアさんの発言の試金石にもなる。
    さすが当たりのミレイユさんです。ユミルお姉様が楽しそうで、なによりですね。エゲツナくも可愛いお姉様、やっぱり素敵だわぁ、ハァ。

    ミレイユさん、アヴェリンさんと話している時とユミルお姉様と話している時で、雰囲気が違うのが素敵ですよね。
    アヴェリンさんに「大義」とか言っているよりもユミルお姉様と話している時の方が、素に近くて楽しそう。ちょっとコミカルモードも入って、ユミルお姉様、それもひょっとして狙ってるのじゃないかしら、なんて思って、頬が緩んでしまいます。
    こう言った描写も、海雀さま、お上手だなぁ、と感心してしまいます。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、アキラがきっとユミルがやったんだろうなぁ、と思っていた事はズバリ正解で、その説明回みたいな感じでしたね。
    全くです、当たりのミレイユは頼りになって結構な事です。……でも結構、本命を読み切ったと思った事が、全然掠ってなかったりしますからね。
    ……いや、頼りになるヤツなんですけどね!?(笑)

    ユミルも全く楽しそうで羨ましいです。なんかもっと酷い目にあってくれないかなぁ……(他人任せ)
    あ、そうなんですよ。アヴェリンの時は家臣に対する遣り取りで、ユミルの時は友人扱いというか、ずっと砕けた話し方をします。
    これは狙っているというか、ユミルの方が友人でありたいと思っているからやっている事ですね。それで気晴らしの鬱憤払いが出来るなら更に良しと思って、そういう言動をしています。
    いえいえ、お上手などと恐れ多い! でも嬉しい! ありがとうございます!

  • 森の中で その3への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん、待たされている時間が、色々な状況を鑑みると一ヶ月でも三ヶ月でも仕方がない時間だと思えるのでしょうが、如何せん村長さんのお仕事がストレスの様子ですね、焦らないで、落ち着いて、と宥める代わりにニヤニヤ笑いをプレゼントするユミルお姉様がもう可愛いです! これぞ私のお姉様です(お前のじゃない)。
    でも、この王国との対立は避けられない、直前の総攻撃は撃退、完全勝利、それでも敵は次回攻撃準備中、この状況でじっとしているということを理性で納得出来る一般市民はおそらく少ないでしょう。それこそミレイユさんに全幅の信頼を置くエルフ以外は。
    一般国民というものは、有利に見える状況なら隠れた不利から目を逸らして勇ましい方向に良いように考えるものですものね。
    今は鬼族、実力で押さえつけることができても、他の種族がどう感じどう動くのか、確かにユミルお姉様やルチアさんが大丈夫かと一抹の不安を覚えるのも止む無しかもです。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ミレイユは最近、仕事と名の付くものからは遠ざかっていましたからね……。特にデスクワークには嫌な思い出があったりするのかもしれません(笑)
    そんな事で苦しむミレイユが見えてユミルは今日もワインが美味い! 状態なので、一人の不幸で一人の幸福が生まれるなら差し引きゼロで問題ないという事です(暴論)
    うむ、ユミルもおだ様が喜ぶ姿に満足していることでしょう!

    そうですね、王国は戦争継続する気まんまんで、またいつ来るか分からぬ状況……。大勝した後ですから、またすぐに派兵されると予想してないでしょうけど、緊張状態は未だ続いている訳で、一般市民は気が気じゃないですよね。
    エルフはミレイユを信頼しているのは事実ですが、ここ二百年で生まれた若いエルフの求心力は低い、というのもネックですね。
    森全体で見ると、ミレイユを信頼している人たちはそう多くないのです。
    そこに来て、今回の騒動ですからね。
    下手をすると暴動にも発展しそうですし、何故攻め込まないかの詳しい説明はいずれ必要でしょう。
    里長がミレイユというのも納得してない、エルフ族以外の説得も必要で、ミレイユの里長生活は、まだまだ苦難が多そうです。

  • 森の中で その2への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん達を森に留める理由。スルーズが神々に言われて追い込んだ理由。
    最初は単にお目当てのミレイユさんの位置確認と監視のしやすさ、とか思っていましたが、状況が徐々に明らかになるにつれ、ミレイユさんの推測の納得感が高まりますね、さすが当たりのミレイユさん。
    森に留まってエルフの味方をしても信仰には繋がらない、エルフを見捨てられないのなら、デルン王国と戦力均衡させて縛り付けておいて、神々犯行作戦に着手出来ない状況を作っておいて、その間に準備を進める。
    本当に神々の為だけの緊迫状況の構築と維持、人を馬鹿にしていると言えばこれほど馬鹿にしている事もなく、きっと神々は馬鹿にしているとすら思ってないのでしょうね。
    前回頂いた返信でルヴァイル神はユミルお姉様の怒りを理解していながらも他人事の観察結果、と仰ってましたが、まさにそれに近い感情、と言う事なんですね。
    神々に、奉納と称して、私の可愛い軍団のコンサートを見せてあげたら、ループなんて忘れて盛り上がって隙を見せるのではないかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    色々と小難しい推論が並び立っておりますが、大丈夫でしょうか……面倒くさくないですかっ!(笑)
    神々としては、ミレイユの現在位置は常に把握しておきたいところですからね、一ヵ所に留まっていてくれたら助かるのは事実なのですが、見つける為のギミックもあるので、そこまで重要視していません。
    だからミレイユには、単に時間を浪費して欲しいと思っているのですが、結局のところ神々本位の為だけに用意された状況です。

    神々としては、仰るとおり、馬鹿にしているという感覚はありません。
    ただただ自分たちの為に当然の事を受容している、という認識ですね。自分の存在以上に大事なものなどない、という考えが根底にあります。

    軍団コンサート、神々は歌や踊りが大好き、というのが定番だし!?
    もしかしたら喜んでくれるかも! 
    ……最後の決めポーズのところに、何か攻撃打ち込んできたりするんじゃないかな……(目逸らし)

  • 森の中で その1への応援コメント

    ごきげんよう、うふふ、ユミルお姉様の本領発揮ですね、なんて可愛いのでしょう!
    ミレイユさん、日本で社会人生活していたスキルを存分に発揮、確かに異世界でデスクワークはないでしょうが、信仰ではない、アイドル活動みたいなものだと思って、ここは今しばらくのご辛抱。
    って、いつの間にかミレイユさんが可愛い軍団のアイドルになりつつある!
    ダメですよ、ミレイユさんはアイドルじゃなくて大御所なんですから。紅白なら大トリですよ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    まさしくユミルはやりたい放題って感じですね(笑)
    自分は安全な位置から、苦しんでいる人をワインをくゆらせながら高みの見物……彼女はいつでも、そういう楽しみ方を忘れてない人ですからね!(迷惑)

    ここに来てミレイユ、エルフ達のアイドルになるの巻……!?
    ですね、ですよね! ミレイユは軍団の中にはおらず、奥でふんぞり返っている事を求められているんですものね!?

  • 幕間 その2への応援コメント

    ごきげんよう、社会人としては、報告に当たりまずは結論を述べ、それから経緯、が正しいのですからナトリアさんは間違っていないのですけど、ルヴァイル神は過去の流れを全部押さえているでしょうから、じれじれした事でしょうね。
    ナトリアさんが感じたように、正にルヴァイル神にとっては今回のミレイユさん達は当たり、そしてメンバーも欠ける事なく揃っていると聞けば、最後の挑戦になるでしょうね。
    石橋を叩いて他人に渡らせるくらいのつもりで、そして落ちても良いのがナトリアさん。
    ユミルお姉様、ゲルミル一族への仕打ちについては、ルヴァイル神も許される筈はないだろうと考えているのが彼女の罪深さを語っていますね。
    さて、ほとぼりを覚ます為の三ヶ月でしたか。
    物語も大きく動くのでしょうね、ワクワクドキドキです!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうですね、ナトリアの報告の仕方は正しいのだとしても、既に何度も繰り返されて来た光景だから、ルヴァイルも焦れちゃうし、感情を引き出せないところがあったのでしょう。

    ともあれ、今回は「当たり」のミレイユを引き当てた様なので、ルヴァイルの興奮具合が上限まで振り切れています。
    これを最後と考えていた理由は後程判明しますが、彼女としても繰り返す事の限界を感じていた様子です。

    ユミルについては、許される筈ないと理解してるのは、そのとおり罪深さを理解してはいるんですが、そんな感情とうに時の彼方ですね……。
    ただユミルは許さないと知っている、という他人事の様に把握してる感じです。

    さて、ほとぼりと警戒が緩み出す時期を考えての三か月でしたが、これより物語も大きく動き始めますよ。
    神々との戦いに向けての準備回、説明回が増えると思いますが、どうかお付き合いくださいませ!

  • 幕間 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ナトリアさん、捨て駒扱いと分かっていても、揺らがない信仰心、神の使徒とはそう言う覚悟のある人物だけに許される立場なんでしょうね。
    これを知ったら後戻りは出来ないぞと言われても、それを開示してくれるのは信頼されているからと解釈出来る、それはやっぱり狂信的、とも言い換えることが出来るのでしょうが。

    ルヴァイル神、女神様でしたか! 可愛い軍団候補生になってくれるかしらとか一瞬思いましたが、ちょっと腹黒そうですから無理でしょうね。
    ナトリアさん、「世界の裏側」と森での出来事を捉えていましたね。
    この世界の全貌を彼女は知らないでしょうが、それでも神々のおわす世界が表だと思うのは、人々の暮らすデイアートがやはり神々にとっての箱庭だと直感的に理解しているからか?
    もしも箱庭だとしたら、それをループしてまで維持する必要性は何か? ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうですね、直接傍に侍る事を許される程ですから、相応の信仰心を求められます。それが出来る者のみ、傍に置くとも言えますが……。
    狂信的な程、自身の神に傾倒できる程でなければ、神も信用しないと言いますか……特にルヴァイルは立場的にもそうなっちゃいますね。

    はい、ルヴァイルは女神でした。可愛い軍団に入れるには、ちょっとアレですね。腹黒いのはだけではないのですが、彼女は繰り返し見過ぎた映画を、それでも繰り返し見せられるようなものなので、飽き飽きしているからこそ、ぞんざいな態度になってしまいます。
    ただ今回はかなーり違うので、素の彼女が顔を出して来る事でしょう。

    そしてナトリアは神の傍、それもルヴァイルの傍にいる事で、色々と普通の人とは捉え方が違ってくる部分もあるようで……。
    そうですね、直感的に世界の在りようを理解しています。ただそれも、正確な形で把握している訳ではないでしょうが。
    そしてループしてまで維持する理由とは……。彼らが自己利益を追求するからこそ、維持する理由となるのですが、その辺りもそろそろ開示されていきますよ!

  • ギルド変容 その10への応援コメント

    ごきげんよう、星が瞬かない。それはこの世界では神々の戦いで空に残った傷痕と伝わっている。
    これはこの世界のカラクリの一端を示す重要なヒントに思えますよね(あれ? 私だけかしら?)。
    思い出すのが箱庭の空。
    このデイアート自体が大きな箱庭? 海の果ての壁も箱庭の外周?
    神々はこの世界の生命や文化文明を箱庭に閉じ込めて、まるて動物園みたいに外から観察しているのでしょうか?
    もしもそうなら、なんて恐ろしくて空虚な、まさに箱庭。
    ループ推進派の狙いもそこにあるのかしら?
    動物園を維持したい為、ただそれだけの為?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    星が瞬かない……。まさしく、仰るとおりでございます!
    何やらおだ様には、ことごとく読み解かれてしまっている気がする!(笑)
    全て正解! ……ではないですが、九割正解なら、それはもう全正解でも良い気がします。ただ、神様は外側ではなく、共に内側にいるのです。
    万能の様に見えて、実はそうでもなく……。
    この辺りは相当核心的な部分なので、詳しくは本編で!

  • ギルド変容 その9への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、スピード昇進ですね、二級冒険者ですか。
    たしかに実力的には一級が狙えても、デイアート世界での魔物や魔獣の生態、そして経験は足りないから仕方ないですよね、実践あるのみ、です。
    その意味でイルヴィさんやスメラータさんとパーティを組めたのは僥倖でしたね。
    そして会話能力、上達してますね! これならイルヴィさんやスメラータさんに愛の言葉を囁けますね!(囁かない)
    刻印文化に一石を投じ、この世界での太くて大きな潮流を変えるまでになったアキラくん。
    歴史の教科書に名前が載るかもしれませんね!
    刻印に頼らず、修行で英雄となった男、そして彼は常に美女を二名、侍らしていた、みたいな。七生さんが怒るよ!!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、ちょっと時間が飛んで……そして展開も飛んで、これで二級冒険者となりました。

    異世界へと物語が舞台を移してから思った事ですが、何も話せないでいると、凄まじくお話が作り辛い……!
    というより、その話せないアキラを会話に混ぜる事が出来なくて、完全に空気になるんですね。扱いづらいといったらなく、置物として場にいるくらいなら、早々に離脱させた方が良いと思って、ミレイユから引き離す展開となりました。

    (作者的には)これでようやく普通に動けるようになったアキラですから、色々と冒険者生活をさせてやりたいところですが……、事態はそう許してくれないようで……。
    何かとギルドに良い影響を与えつつ、舞台はまた別の所へ移る事になります。
    美女二人を侍らせて調子に乗っていたアキラには、ちょっとお仕置きが必要なようですよ。そうですよね、七生さん!

  • ギルド変容 その8への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、おめでとう!! 自ら背水の陣を敷いて全力を振り絞っての価値ある初勝利でしたね!! スメラータさんも泣いて喜んでるよ!(泣いてない)、っていうか粉砕骨折ですか、凄いな、アキラくん、そうまでしてイルヴィさんと同衾するのが嫌だったんですね!!(違う)
    それとも七生さんが怖かったのか(もっと違う)。

    敗戦後のイルヴィさんの評判まで気にしてしまう、気分が悪いといえる彼は、確かに現代日本人の気質がそのまま捨て切れずにいる、それはデイアートでは異質でしかないのでしょうね。
    でもイルヴィさんの敗戦は、負け方が美しいですものね。
    人の世界では信じられないような勝負を、双方が全力で繰り広げた挙句の、イルヴィさんの潔さ、アキラくんを褒め称えるその戦士としての高潔さがあれば、誰もが彼女を侮蔑するような事態にはならないでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    結果としてアキラの勝利ですが、薄皮一枚のギリギリを制して勝利でした。
    イルヴィは素直に負けを認めましたが、その差は殆どなかったのです。とはいえ、短期間で打ち負かせる程の実力向上を見せたのは事実なので、それを含めて負けを認めた、という感じでした。
    アキラもそこまで同衾が嫌だったと、七生に全てを捧げたかったと、そういう事なんじゃないでしょうかね!(違う)

    敗戦したイルヴィにまで気遣ってしまうのは、未だ異世界に馴染めない彼の優しさ故でしょう。甘さでもありますが、それを心地よく思う者もいるようで……。
    ギルド内でも、彼の評判はそこそこ良いようですよ。

    ともあれ、彼の心配は全くの杞憂でした。
    元よりあったイルヴィの気風の良さもありますし、強者には強者に対する扱いってものもありますからね。アキラに負けたから、即ち弱者とならないので、相応の扱いは変わらぬままです。
    彼女は変わらぬ敬意をこれからも受ける事でしょう。

  • ギルド変容 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、この騒がしくて活気がある雰囲気、まさに冒険者ギルドの酒場という感じですよね、ワクワクしてくる場で、アキラくんが変わらずストイックところが絶妙に彼らしいです。
    そうですか、イルヴィさん、取り敢えずここまで全勝してるんですね、さすが一級冒険者。それがアキラくんの更なる向上心に火をつけていたのか。
    前回の勝負で底力を見せざるを得なかったイルヴィさんですから、今回はきっと修業を重ねてきたように思えますね。
    ベッド同衾がかかる勝負、これはアキラくん、負けるしかないですね!(なんでや!?) 七生さんは私が優しく押さえておきますからどうぞご心配なく!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    冒険者と言えば、ガラは悪くても気の良い者も大勢いる、みたいなイメージだったので、そのまま賑やかし役として動いて貰いました(笑)

    イルヴィは流石の貫禄でこれまで全勝を勝ち取って来ましたが、アキラも格上だから負けても仕方ない、と諦める様なものではなかったのです。
    アキラとは手合わせする毎に実力を伸ばしてる、と実感しているイルヴィですから、彼女もまた自分を鍛えて迎え撃っていたのですが……。

    さて、今回は彼女も本気、そしてアキラにも本気を出させる為に、同衾を迫る台詞を言いました。発破を掛ける為の台詞でしたが、勝ったらこれ幸い、ぐへへと迫るつもりですよ!(立場逆)

    七生さん、早く来て! アキラの貞操がピンチですよ!(笑)

  • 新たな騒動 その8への応援コメント

    コメント失礼します。
    セージのお父様、ミレイユ様達にどう復讐するのか、気になります。
    まぁ、返り討ちにあうことはわかっていますが、アキラ君にどうわざわいがふりかかるのか、アキラ君どうするのか?アキラ君に共感しつつ、読み進めることにします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    彼もヤクザ者としては、それなりに恐ろしい相手なのかもしれませんが、結局ミレイユ達には上手くやり返される未来しか見えませんよね?(笑)
    全くその通りでございますので、どうなるのか楽しみに読んで頂けると幸いでございます!

  • ギルド変容 その6への応援コメント

    ごきげんよう、やっぱり嫉妬か、でもドメニさんはもう、アキラくんに如何にして一勝するか、しか見えていないような気もしますね。男の子だなぁ。
    でもこれだけやっても、アキラvsドメニ戦は前座ということですか。
    イルヴィさんとの対戦がメイン・イベントなんですね。これも繰り返されてきたお約束ということですか。
    ひょっとしてイルヴィさん、アキラくんが負けたらお婿さんに来い! なんて商品をつけてるんじゃないでしょうね? 
    アキラくん、負けちゃえ!(ひどい!)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    はい、やっぱり嫉妬でした! 動機としてはそうなんですが、一度でも勝ちたい、という気持ちが根底にあって、何度でも挑戦する関係になってしまっています。ある意味、健全な関係に落ち着いた、とも言えますね。

    さて、それはそうとて、メイン・イベントはVSイルヴィとなっていまして、これも繰り返されて来たお約束です。
    今までは純粋に勝負事と楽しんでいた彼女ですが、そろそろ業を煮やして、ちょっと強引な手段に出るつもりみたいですよ。
    いっそ負けちゃばいいのに……(ひどい)

  • ギルド変容 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ははぁ、今代のアヴェリンであるイルヴィさんでもドン引きなんですか。結構アヴェリン式との親和性は高そうに思えたのですが、それもやっぱり刻印の悪弊、ということなのかもしれませんね。
    でもイルヴィさん、どんだけガチでアキラくんを狙っているんだか。それだけ他の男どもは選外ということなんでしょうけれど。
    スメラータさん、可愛いなぁ。
    泣き喚いて、飲んで愚痴は言っていても、ちゃんとやる、その姿勢は彼女の真っ直ぐさをよく表していますよね。
    ドメニ。
    アキラくんに絡んできた、彼が両手に花だからでしょうか?
    ドメニさん、もしもそうだったら。
    アキラくんは、両手に花どころじゃないですよ?(火に油)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    イルヴィも部族の集落では、昔ながらの修行法ってやつを学んでいた筈なんですが、時代の変化と共に軟着陸するようになったのかも。
    いつまでも殴れば殴るだけ強くなる、なんて雑な修行してるヤツいないって話ですよ!

    イルヴィは本気の本気で狙ってますね。
    一生に一度の男だ、という評価は決して過大評価じゃないほど、他の男が考慮に入らなくなってます。

    スメラータも泣き言いって、愚痴を盛大に吐いても、やっぱり心根は真っ直ぐなんですねぇ。夢見る乙女でもありますので、いつか立派な冒険者に、っていう目標の近道を歩いてるのも自覚してるでしょうし。

    そして、お久しぶりの登場、ドメニ。
    両手というより、一輪の花が気になって仕方ない彼ですが……。やられ役の未来とは、結局やられる事でしかないのです……。

  • ギルド変容 その4への応援コメント

    ごきげんよう、修行、鍛錬の内容はスメラータさんの言う通り拷問に近そうですけれど、スメラータさんとアキラくん、言葉の壁を乗り越えてもう、心と心が通じ合ってるじゃないですかヤダー!!
    って、スメラータさん、冒険者として戦闘力の強化に血道をあげていますけれど、なんだか、とっても情緒的な娘さんですよね。そして素直で優しくて、他人をちゃんと慮ってあげられる娘さん。
    そうか、アヴェリンさんの教えを受けたアキラくん、自分がその教えの成果を体感できているから同じ道をスメラータさんにも。可哀想に思えるけれど、それも愛の鞭だと。自分もアアヴェリンさんから愛の鞭を受けたのだからと。
    でもアヴェリンさんの場合は愛の鞭かしら? なんてちょっと思ってしまいますね。
    アヴェリンさんもきっとそんな拷問みたいな修行を強いられたからそれしか知らない、みたいな感じにも思えますね。
    きっと他の冒険者がこの訓練場を使わないのは、アキラくんとスメラータさんの愛が溢れているこの場所に入り込めないからに違いない!
    七生さーん!! ここがふたりの愛の巣ですよー!! さあ、踏み込め!!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    アキラとスメラータ、修行を通じて、お互いを良く知る切っ掛けとなったようですね。仲睦まじいようで結構な事です(すっとぼけ)
    基本的に真っ直ぐで底抜けに明るい気質な上、他人を気に掛けてあげられる優しさもありますからね。彼女の育った環境がきっと良かったのでしょう。

    とはいえ、アキラの修行法には一言も二言も言いたい事があるようですけど(笑)
    しかし彼はこの方法しか知らないので、教えてと言ったが最後、彼が満足するまで教え込まれる事になります。多分、修行途中で気絶させられる事もしょっちゅうなんじゃないですかね。
    そしてお察しの通り、アヴェリンは愛の鞭を持ってアキラに修行を付けた訳じゃありません。全くの、彼の勘違いです。
    アヴェリンはただ、効率的に教えようと思っただけで、叩けば出来るようになるかな、ぐらいの雑な気持ちで痛めつけてました(笑)

    他の冒険者たちが近寄らないのはー……、愛の……うん、愛の……うーん?(笑)
    まぁいいや、七生さん、カチコミ先はこちらですよ!


  • ギルド変容 その3への応援コメント

    ごきげんよう、うわ、アキラくん、アヴェリンさんになってる! スメラータさん可愛い軍団だけど容赦ない! 学園では七生さんにそこまでしなかったクセに! そんなに七生さんがいいんですか、スメラータさんよりも! 私はどちらか選べと言われても選べませんが!

    そうか、刻印で武術が自動的にできるようになるのか、それはもう便利を通り越して堕落ですよね。
    最初は、オミカゲさまへの信仰心で必死に修練するあの日本の人々と、個人の栄達と日々の糧を得る「職業」としての冒険者では、そもそも心構えが違うでしょうと思っていましたが、それ以前の問題だったんですね。
    イルヴィさんは戦闘民族の出身だから違っただけ、だからこその一級冒険者へ到達できたのでしょうが、この世界のこの時代、言ってみれば「ゆとり世代」なのかもしれませんね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    アキラ、完全にアヴェリン二号として生まれ変わってしまいました……(笑)
    アヴェリンに罪があるとしたら、多分唯一これだけなんじゃないでしょうか。
    アキラの中で、女性とは自分より強い存在、という刷り込みがあるので、容赦するというブレーキが故障しております。
    七生の時は……、単純に彼女が強くて出来なかっただけですね!(笑)

    刻印は色々な「便利」を提供して来ましたが、それは武術にまで波及しております。例えば数字の計算に、暗算するくらいなら電卓で良くない? というレベルで鍛えようとしません。
    なるほど確かに、「ゆとり世代」というのは妙にしっくり来る表現です。魔術師ギルドの長が嘆く姿も、よく分かろうというものです(笑)

  • ギルド変容 その2への応援コメント

    ごきげんよう、イルヴィさん、もうとことん、根っからの戦闘人種ですよねぇ。
    ヘラジカさんを倒す、例えれば大地震と戦って勝つとか台風と戦って勝つ、みたいな、まるでお伽話、神話の伝説みたいな感じなんでしょうね、デイアートの人々にとって。スメラータさんの感覚が常識的で、それを頭から信じて自分もその高みに立ちたいと考えるイルヴィさんが常識外れ、みたいな。

    そうか、ギルド長が私利私欲で王国軍と癒着して冒険者を戦争に駆り出していた、そんなカバーストーリーを公表したんですね。
    冒険者さん達、よくギルド長追放処分で収めたな、と思います。
    アキラくんは冒険者に犠牲がこれ以上でないことを喜びつつも、王国兵の犠牲も抑えてほしかった、それは現代日本人にとっては常識的な思考ではありますが、ここでは政治の世界ですよね。
    冒険者が巻き込まれることと、王国軍が壊滅することでは社会情勢への影響が違うでしょうから。アキラくんの善人ぶりがあるからこその感想なんでしょうけれど。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    イルヴィは力こそ正義、を地で行く様な人ですからね。
    とはいえ、力に伴う責任や誇りというものも理解しているので、無闇に振るう事もないのですが。
    そうですね、反応としてはスメラータが最も常識的で、そして正しい反応です。台風や地震を体一つで鎮めるなんて、誰も考えないですからね。強さに対するストイックさがあるから、イルヴィはあんな反応ですけど、常識的反応はスメラータです(笑)

    はい、ここでは正確な事よりカバーストーリーで誤魔化す事にしました。
    あらゆる事を暴露すると、それこそ冒険者を巻き込む……というか、自ら巻き込まれに来そうなので、こういう対応になりました。
    冒険者は無法者集団みたいに見えますけど、でもギルドの掟は鉄の掟、みたいなところがあって、その掟に従って下された沙汰なので、穏便な形に収まった、という感じになってます。

    戦争被害については……、やっぱりアキラは現代人の現代っ子で、単純な善意でしかものが見れてないって部分がありますよね。
    まだ高校生という若い年齢で、政治についても理解が浅い頃合いなので、そういう感想になるのも已む無しかな、と……。

  • ギルド変容 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ななななななんと!! アキラくん、久々に登場して元気でしたかと問おうとしたら、イルヴィさんにせせせせせ迫られているですってぇ!?
    イルヴィさん、「私の隣に立つ男は、私以上の強さが必要だ!」ってタイプだったんですね、そりゃアキラくんに目をつける筈ですよね。
    そしてスメラータさん、可愛い軍団期待の新人、本当にいい娘さんですよね、ちゃんとアキラくんをフォローし支えつつ、彼の想いを汲み取ってイルヴィさんの甘い罠から守ろうとしてくれてるんだ、可愛い軍団は恋愛禁止ではありませんが、案外スメラータさんも胸に温かい光が灯っているのかも?
    アキラくん、本当に真面目ですよね、ひたすらに、真っ直ぐに、ミレイユさんに捨てられまいと、いや、役に立ちたいと日々修練を積み重ねているんですね。
    結構強くなったんじゃないかしら?

    って1ヶ月経過してるんですね。ということはミレイユさん達は森に入って1ヶ月、未だにルヴァイル神とは会えていないということかしら?
    デルン王国、大混乱の様子ですね、今度こそ乾坤一擲、森を殲滅するぞと仕立てた二万の軍勢が全滅ですものね、覆い隠しようもない敗戦、っていうことはミレイユさん達は既定路線通り、王国には下手に手を出していないということですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    強い戦士を求めて外の世界に出て来たイルヴィですが、彼女が求める戦士という存在はいませんでした。世にいう刻印至上主義のようなものが蔓延っていて、彼女の落胆は強いものだったのです。
    そこに来てアキラの存在ですから、絶対自分の物にするつもりでいます。婿として連れ帰る気がマンマンで、どうにか口説き落とそうとしている最中です(笑)

    でもアキラは、ミレイユの役に立つ以上の目的はありませんので、当然応えるつもりはありません。鍛練の時間を疎かにしてしまう要素は、自分の時間に入れないでしょうね。その辺はしっかりとストイックです。
    この一ヶ月で、更に実力を上げたのは間違いないですよ!

    そう、そして一ヶ月です。
    王国も混乱中、部隊の再編制中とかしているんですが、ミレイユ達は結局攻め込むことはしませんでした。
    ルヴァイルともまだ対面が叶わず、彼女なりに仕事に追われる毎日のようですね。

  • ごきげんよう、ナトリアさん、と言うかルヴァイル神、結構雑ですが、己の保身には相当力を入れているように見えますが、結構他の神々からの疑惑の視線が厳しいのかしら?
    これだけ当たりのミレイユさん相手に直接姿を見せるのなら、当たり、と言うよりルヴァイル神にとってはバレても仕方ない最後の切り札ですよね。それともバレたとしても誤魔化すカバーストーリーを用意しているのかしら? あったとしても相当無理がありそうな。
    でもやっぱりループ推進派と反推進派、それぞれの目的が何か? が重要ですよね。
    それとミレイユさんの想いが相反することはないのか?
    ミレイユさん、例えループを脱出できるとしても、自分が納得しなかったら脱出しなさそうなんですよね。
    それにアヴェリンさん達も、このデイアートに残って神になれば? なんて勧めていましたし、そこもまたどうなるのか、ですよね。ループ停止、イコール、ミレイユさん日本帰還とは違うわけですから。
    まずは、ルチアさんの花開く笑顔のイラスト、プリーズ!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ルヴァイルは確かに、己の保身に忠実ですね。ただ安全の為の保身ではなく、目的を完遂する為に必要な保身なのですが……、そんなの外から見ているだけじゃ分かりませんしね。
    そして今回の件がバレた時、上手くカバーストーリーを用意すれば大丈夫、と思っているのですが、仰るとおり、相当無理がありますよ!(笑)

    ループさせたい目的、これもつまり保身から来る事なのですが、上手く説明するには、今のところ開示されている情報が少なくて……。
    確かに、仮に出来るとなってもその内容次第では、蹴っちゃいそうです。ループ阻止が、つまり日本帰還じゃない、というのも仰るとおり……!
    神様になるユミルのおねだりもありますしねぇ……。

    ルチアの花開くイラスト……!? 見たい!(笑)

  • 虎穴に入らずんば その9への応援コメント

    ごきげんよう、神々も有能ではないと言うか、細かいことは考えない、考える必要がないだけなのかもしれませんね。
    大筋で思っているように進んでいたら、ああうまくいってるようだな、くらい。
    連続ドラマで展開がベタで読めるドラマをながら族で視聴してるみたいな。
    でも時間が必要、と言うのは、遺物の動力源が貯まるのを待ってるんではないんですか?
    それとはまた別の理由かしら?
    それに神々はミレイユさん達が森に追い込まれたことを知っていることになりますから、その状況で何も仕掛けないのはやっぱり仕掛けるだけの用意が時間足らずでできないからかも?
    孔と言えば、日本に残してきたミレイユさん別荘の天頂の孔、あれが関係しているのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    色々と考えを巡らし、考察して頂くのを見るのは、本当に本当に作者冥利に尽きます!
    そうですね……ミレイユの想像が正しいのか、細かい事が考えない主義者がいるだけなのか、それは今後を楽しみにしてもらうとして(笑)
    時間稼ぎがいる、というなら森にいるミレイユへ、仕掛けるだけの時間を欲しがっている、と見るのが自然ですよね。
    では一体、何の準備時間が欲しくて、何の準備を待っているのでしょう、という話にもなるのですが……。
    そう、孔といえば、それがまだ残っていましたよね。
    これはその件とも関わってきますが、時間稼ぎと関係するものではありません。
    ルヴァイルと対面したとき、判明する事になるでしょう。お楽しみに!

  • 虎穴に入らずんば その8への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、なるほどです。
    何千回ものループでは発生しなかった事態を前にして、覚悟以外の状況に恐怖しているのか。
    このセンシティブな心理描写は本当に素敵です、物語に深みがいっそう出て、人物の輪郭が際立ちますよね、さすが海雀さまです。
    ルヴァイル神も艤装工作に汲々としているようですね、疑われているならそれもそうか、まるで犯罪隠蔽工作のようです。
    その目眩しで場合によっては捨て駒になりかねない、確かに狂信者でなければ引き受けたくない任務ですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    彼女は神の使いとして認められる程には、ルヴァイルから信頼を得られている人物なので、当然その逆……ナトリア自身もルヴァイルを狂信的な信頼を向けています。
    事前に何が起こるか、その時の対応はどうするか、それを説明されていた訳で、神の想定外など起こる筈がないという認識でいましたからね。
    そして、そう認識できる程度には、様々な想定と解答が用意されていた事でしょう。
    でも実際は、想定外の事態が起こってしまった訳で、ナトリアとしては混乱と恐怖の極みだったでしょうね。

    確かに、やってる事が犯罪の隠蔽工作そのものかもしれません(笑)
    そして上手く誤魔化せなかった場合でも、何かしらフォローを考えていそうなものですが……。想定内を多く知っているからこそ、想定外にこそ弱い神です。彼女の反応としても、どうなることでしょう……。

  • 虎穴に入らずんば その7への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、ユミルお姉様のなんと広くて深い、大きな優しさに涙が溢れそうです。
    そこまでか、そこまで、ミレイユさんだけでなく、オミカゲさまにまで、心を寄せることができるのか。
    それは彼女自身が何千年もの長きに渡って、艱難辛苦の生を過ごしてきたからこそ理解できる、その長さを、孤独をわかってあげられるのが自分だけだと、そんな思いもあったのでしょうね。
    ミレイユさんも冷静に見えてかなり感情に引っ張られる思考回路の持ち主ですが、ユミルお姉様は感情的と言うよりは、情緒的に過ぎて、けれど冷徹で論理的な思考が土台にあるから、いっそうその板挟みになって苦しく悲しいのかもしれませんね。

    虎穴に入って、大神との直接対話のチャンス。
    ミレイユさんはオミカゲさまとの対面時もかなり感情的になっていたので、今回もちょっと心配です。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ユミルはむしろ、千年を生きたミレイユ、と知ったからこその感情の発露だったのです。仰るとおり、ユミルも何千年と長く生き、人間になれたら、と思わず呟くほど孤独を知る人です。
    それと重ね合わさる部分があるからこそ、オミカゲ様にも強い感情を向けていました。
    アヴェリン達は、同一人物と認めつつ別人という認識なので、そこまで深くオミカゲ様に寄り添う事を考えていませんでした。
    でも、今回の吐露を聞いて、ルチアも思うところがあったようです。

    さて、大神に対面できるチャンスですが、まさしく感情的になりそうで怖いですよね。そしてやっぱり、感情的になるんだと思います。
    オミカゲ様と対話した時と同じくらい、衝撃発言を食らう予定ですので……。

  • 虎穴に入らずんば その6への応援コメント

    ごきげんよう、うん、ユミルお姉様、さすがです。
    お姉様の怒り、悲しみ、その大きさ、深さは、これまで遂に見せたことのなかった情動に突き動かされた行動や叫び、慟哭で充分に理解していますが、それでも最善を模索して、最後の一手の一つ手前の策を探して、考えることをやめない、諦めない、ユミルお姉様の真骨頂が、このエピソードで輝いたように思えます。
    ミレイユさんも冷静に、怒りを抑えて思考しているように見えて、でも結構望む方向に思考が引き摺られている様子ですよね、でも真贋の確認のしようがないこの状況、前回のオミカゲさまの次に繋ぐと言う保険を最優先に考えた手段こそがループを促進してしまった、それを基準に置くと、ここで一気に前回までのループの道を踏み外す博打が必要なんでしょう。
    この場面こそ、虎穴、と言うことなんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ユミルは普段上手く隠していますが、その実、激情家なので、今回それがついに爆発してしまった、という感じです。
    それでも、常に最善を模索し、思考する事も出来る人です。
    その真骨頂と言って頂けて、身震いするほど嬉しいです! でも、その真骨頂といえるエピソードの残弾は、まだ残っているのでお楽しみに!(笑)

    実際、ミレイユは少し楽観的というか、自分の都合よく考えている部分ありますよね。でもそれは反対意見が来ると分かっているから、考えを整理する為に行っている部分もあるんです。都合の良い意見は、まずユミルが反対意見を述べてくるし、ルチアが二人と別意見を述べてくれたりするので。

    そして、そうなのです。
    ループを促進していたのは、繋ぐ事を優先したオミカゲ様と、代々のミレイユが原因とも言えます。ここに来て、それを捨て去るという助言に伸るか反るか、という場面がやって来ました。
    そうなのです、これがその虎穴の場面、ダブルミーニングとなっています!

  • 虎穴に入らずんば その5への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、ループ推進派が目論むループに至る経路、そこに推進派に疑われないように偽装した反推進派の思惑が入っていたのが、余計に神々の思惑や目的をカムフラージュしていたんですね。
    反推進派はループを止めたいけれど、それは自分の力だけでは出来ず、ミレイユさんの素質が必要で、その素質が足りないミレイユさんだったら次のミレイユさんに交代させるためにループをさせる。同じループに見えてもその思惑は違うから、外から見たら目的がブレているように思えたり、違和感があるように思えたのでしょうね。
    ミレイユさんの反神々の思想が反推進派の支援を難しくしていた、と言うのも納得です。
    元より信頼関係ができていませんものね、信頼せよと言うのが無理な話、だからできるだけ冷静で話が通じやすい、それもループ脱出の可能性が高いミレイユさんの素質のひとつなんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    中々ややこしく、面倒くさい話だなぁ、と感じたのではないでしょうか(笑)
    相変わらずの深い洞察に、思わず拝みたくなってしまいます!

    そうなんです、反推進派にしても、最初は反対というほど強い感情があった訳ではないのですが、繰り返す程に知る情報が増えていく訳で、そうすると知らずにいた真実ってものが見えて来るようになります。
    そこが反推進派の原動力になっていて、そして独力ではどうにもならない、と理解したが故に、今度はミレイユを使しかない、という結論に至った、という事なのです。この辺りは、もっと後に詳しく説明があります。

    信頼関係を築けるか、築ける土台があるか、というのが問題で、そもそもとして、悪感情しかないので難しいんですよね。
    でも、今回はのミレイユは一味違う……!?

  • 虎穴に入らずんば その4への応援コメント

    ごきげんよう、ループを繰り返させる事で得る神々の利益。
    遺物の起動のためのエネルギーを得るためには、膨大な魂が必要で、それを得るためにはミレイユさんが神に可能な限り近しい戦闘力を持たせる必要があった、そしてそれに気付いて復讐される前に日本に送り返し、そこで神になってもらう必要があった、と言うことかしら?
    でもループの必要がないわけではないですよね、どの次元のループ世界のミルフィーユを神々は俯瞰できるわけですから、ループを繰り返す都度、遺物起動に必要なエネルギーが得られるわけですものね。
    ミレイユさんも異物を使って世界を渡った、とあるからには、神々は遺物を使って世界を渡りたい? 大魔力を持つものはそれなりに大きい孔が必要という事でしたから、神が通るとなればその遺物が必要なのかも。
    そして反ループの神がループを止めたいと言うことは、自分達が日本へ追い出される恐れがあるから?

    ううん、妄想が先走ってしまいました。
    落ち着いてユミルお姉様にヨシヨシしてもらおう。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ここの所は、非常にややこしく、また分かり難いところだと思います。
    伝える事、伝えちゃいけない事、その辺のさじ加減が難しく、どうにも曖昧な表現になってしまう部分なんですよね。
    何かゴチャゴチャ言ってるなぁ、程度にお付き合い頂ければ……!

    ただ、既に八割の正解を導き出しているのは、流石としか言いようがないです!
    真相については、現段階で知り得ない情報がなければ出せないので、言う訳にはいかないのですが……。
    ただ、ミレイユの使用用途については少し違って、本来は明確な役割を与える為に欲したものでした。炉としての役割、と予測して後にその考えを破棄しますが、しかし似た役割は求められています。
    でも、結果としてミレイユはループさせられるのですが、その切っ掛けは神々としても苦肉の策だったのです。

    その辺りの詳しい事情は、また後のお話で!
    ほらユミル! おだ様をナデナデして差し上げて!

  • 虎穴に入らずんば その3への応援コメント

    ごきげんよう、十二神のうち、二柱が反ループですか、心細いとはいえ、物は考えようですよね、しかも接触さえ方法がわからなかった大神との繋ぎが向こうからやってきてくれた訳ですから。これもカリューシーの気紛れのお陰、なのかしら? いや、遅かれ早かれ、なんでしょうね、ループの準備は整ってきつつあるようですし。
    知っている、そして土下座。
    地球の、日本の文化を知っていて、ループを俯瞰できていて、その上でループを終わらせたい。
    ううん、反ループを考えるよりも何故ループをさせたいのからが知りたいですね。
    ミレイユさんを神にさせたくないのは、ループをさせる為だから?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ミレイユ側に付く可能性がある神は二柱ですが、そう、考えようによっては頼りがいがある、と言えるかも?(笑)
    本来なら引きこもって出会えない神、そして自ら出向くにも容易じゃないうえ、それも定かではない、という状態でしたからね。
    あちら側からの接触は、願ったり……なのですが、どこまで信用できるものやら?

    これはカリューシーの気紛れ、というより単にタイミングを計っていただけの話ですね。彼もまた死ぬ事を前提とされているので、余計な事を言いそうなら、その瞬間に処されていたでしょう。

    中々、説明の難しいところですが、前提としてルヴァイルは日本を知りません。ミレイユと仲良くなった周回から、そういう日本文化の断片を知り得ただけです。あくまで自分の眼で見て耳で聞いたものを知っている、という話で宇宙全てを平面的に見ている、という話ではありません。

    そして流石! ミレイユを神にさせたくないのは、まさにループの為だからです。ただこれも、神々の誤算から生まれたものではあるのですが……。

  • 虎穴に入らずんば その2への応援コメント

    ごきげんよう、なんと、カリューシーの証言をはるかに超える衝撃!
    となると、ルヴァイル大神はミレイユさん捕獲の神々とは相反する想いがあると言うことですか。
    ナトリアはそれを伝えるために、命の危険を冒して挑発するかのように相対したのか。カリューシーがミレイユさんに接触しようとするのを好機と捉えたということでしょうか。
    十二大神は一枚岩とはいえないと言う発言は以前にもありましたが、ミレイユさんを使って数知れない程のループを繰り返させている所業がルヴァイル神には気に食わなかったのか、それともルヴァイル神にとって都合が悪かったのか。この世界の神々の性質を考えれば、後者の可能性が高そうですけれど。
    虎穴に入らずんば虎子を得ず、衝撃発言を得ましたね!
    ドキドキしてきました!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    神々が一枚岩でないからこそ、それに反する考えを持つ神もいるのですね。というより、他が知り得ない多くを知ってしまったから、離反したとも言えるのですが。とはいえ、完全な味方かというと、それも怪しいところなのです……。

    神々はそれぞれの都合で動きますが、それでも大前提としてどの神にも共通している目的があります。多くはその為に勝手をするのですが、ルヴァイルもまた、その勝手の為にミレイユとの接触を選んだ、という事なのでした。

    虎穴に入って、えらいものを得てしまいましたが、ミレイユ達はどうするでしょう。ドキドキ楽しんで頂けたら幸いです!

  • 虎穴に入らずんば その1への応援コメント

    ごきげんよう、いや、素晴らしい迫力と緊迫感溢れる戦闘シーンでした! スピード感は殺さずそれでいて情景が目に浮かぶような緻密な描写力に感服いたしました、さすが海雀さまです、可愛い軍団プロデューサーなだけのことはあります。
    ナトリアさん、だけどスルーズの遺体を奪って何をしたいのか、そして虎穴に入らずんば虎子を得ず、ではなくて、突然のエクストリーム土下座とは!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    過分な程にお褒め頂き、嬉しい限りです!
    可愛い軍団プロデューサーとして、これからも彼女たちを悪目立ちさせてやりますぜ!(笑)

    さて、ナトリアは遺体を奪って逃げた様に見えますが、はたしてその真意とは……。初手、土下座はギャグなのか、本気なのか……乞うご期待!

  • 衝撃的な一言 その8への応援コメント

    ごきげんよう、小神といえども軽々とカリューシーを殺せる、大神の使徒が可愛い軍団候補生の正体、ナトリアさん。
    カリューシーを殺害するのは口封じだったのでしょうがらずっと監視していたにしては、口封じが遅いような気もしますね。
    あれだけインパクトの大きい上限を聞かされた後ですものね。
    となると、彼女の言う通り、ミレイユさんとの対話が真の目的で、カリューシー殺害は大神を裏切ってはいないと言う意味しかないと言うことになるのでしょうが。
    ここでまたお初の神様の名前が出ましたが、この神が事態の複雑化の元凶であることは確かに思えます。
    それにしてもユミルお姉様、思い切りよくスルーズさんを殺しましたね。
    事ここに至ってはスルーズを殺すのはユミルお姉様の特権、だからミレイユさんは彼女に任せたのだと思ったのですが、それ以上に彼を取り戻されるのは困る、それなら先に殺してしまえ、と言う事だったんですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    口封じに来たナトリアですが、何一つ情報を漏らして欲しくない訳でもなく、むしろ漏らして欲しい情報を待って仕留めた、といったところです。
    ナトリアが凄い強く見えますけど、今回のアレはカリューシーに抵抗する気が無かった事と、弱体化の毒を仕込んでいたのが原因です。
    実際に倒せる事を知って攻撃したのは事実なんですけど、それは彼女が強いからが理由じゃないんです(分かり難くてスミマセン!)

    ここからずっと隠れていた神々が表に出る、あるいは名前だけ出る、というパターンが増えますので、非常に混乱するところだと思います。
    そしてまさしく、複雑化させた元凶という推測、合っております!

    ユミルは非常にあっさりとスルーズを仕留めましたが、そうなのです。取り戻される愚だけは犯したくなかったので、復讐心は抑え込んで殺してしまう事にしたのでした。

  • 衝撃的な一言 その7への応援コメント

    ごきげんよう、うん、なるほどです。
    これまでで一番、すとんと納得が胸に納まる推測に思えますね。
    昇神させる為の試練を与える、それが叶う神の器を与えてまでそうさせて、そして神になったらヤバいと思わせて脱出させるらそれを追いかけて連れ戻そうとする行為自体がますます昇神させる気だと勘違いさせてまた逃げ出す、この繰り返しが果てしなきスパイラルで、そのスパイラルこそが神々の狙い。
    スパイラルを積み重ねることで神々にどんな利益があるか、ですよね。
    前回頂いたコメント返信にもあった、企んだ神、以外の神が違う思惑を持って動いたからますます違和感が膨らみ、整合性が取り難くなったとも言えるのかしら?
    それが上手い具合にミレイユさんを引っ掻き回していたのが、カリューシーの気紛れで一気に整理できそうになったことで、謎の女が口封じした?

    これは新たな可愛い軍団候補生登場なのか!?
    (違う)
    あ、これは神々の望む新時代アイドルのオーディションなんですね!(絶対違う)

  • 衝撃的な一言 その6への応援コメント

    ごきげんよう、昇神させない? 本当に衝撃的な一言! これまでの前提、仮定が一挙に崩れ去る一言ですね。
    これまで、1回目のミレイユさんが日本から転移して辿ってきた数々の冒険の道程が、神へ至る長い道のり、スキルアップの為の戦いと言われてさもありなんと納得できていたのに、それが違う?
    それじゃあ何のためにミレイユさんをこの世界に転移させたのか、それこそ神と見紛うようなスキルと能力を与えて、そこから更に磨き上げるようなことをさせてきたのか?
    神という概念自体がミレイユさん達とは違う概念なのか?
    確かにこの世界の神々の在り様と、ミレイユさんのいた日本での神の概念の違うのは確かです、じゃあ神々はそんな異質な神がデイアートに生まれることを恐れていたのかしら? 民を守り自然を守り、享楽に落ちることもなく自然に生まれる信仰心を糧にして更に高みに上るような神は不要と考えたのか、それが自分達神々の立場を、寄せられる信仰心を遮るから?
    それなら何故、ミレイユさんをこの世界に転移させて神へと至るかもしれない冒険をさせたのか、日本に戻ったらそのままそっとしておけばよいものを、何故再び連れ戻そうとしたのか?
    これまでの膨大なスパイラルを全て俯瞰していたとしたら、日本に戻って神々の座に連なることすら自分たちにとっては不都合と考えたのか?

    カリューシーがどこまで知っているのか、その知っていることが真実かどうか、という根本的な問題はありますが。
    やはりここまで聞いてもちぐはぐな違和感は拭えませんね、やっぱりスパイラルの積み重ねがキーなのか?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!

    はい、全ての前提が覆った瞬間でした。
    ミレイユが逃げ出す事がなければ、その行動全てが昇神させる為のプロセスであった筈。だから昇神以外、神に狙いは無いと思っていたのでした。

    色々と考えを巡らせ、考察して下さってありがとうございます!
    自分の存在――そして信仰の取り合いにおいて、強力なライバル出現、それは困るから阻止する、というのは非常にあり得そうな話ですよね。
    デイアート世界にはない、人に寄り添う信仰は、下手するとミレイユ一強になりそうな危機感がありますよね。
    でも、それなら呼び戻す必要はない、という指摘はご尤もです。
    勝手にドロップアウトしてくれたのだから、放っておけば良かったのです。

    でも、もうおだ様は答えを導き出してしまっている!
    それが恐ろしい!(笑) そして嬉しい!(悦)
    より詳しい内容は、これから明らかになるので楽しみに待って頂きましょう!
    そしてまた、スパイラルの積み重ね、それがまさにキーでした!
    ただし、それをキーとして認知し握っているのは、とある神なのです……。

  • 衝撃的な一言 その5への応援コメント

    ごきげんよう、カリューシーは自分が贄にされるだろうとは夢にも思っていないわけですか。まあ、昇神させるときにそれを伝えるなんて馬鹿なことはしないでしょうけれど、それでも好き勝手出来る、芸術を好きなだけ楽しめると言われて飛びついた感じがしますね。
    芸術家なんてそんなものなのかも知れませんが。
    ってデルン王国は自分が作ったようなものだという言葉、ひょっとして彼が初代さんなのかしら? いや、ひとりで王国に立ち向かって体制を引っ繰り返した初代さんと芸術の神様っていうイメージのギャップが山盛りですけれど、神様に「体制引っ繰り返したら芸術の神様にしてやるから好き勝手していいよ、ヤル気があるなら神器の武器もあげる」みたいな? 子供か!

    でも確かにここまで自分の欲望に忠実で、しかも思考停止に近い考えなしさん、ちょっと味方にするには不安しかないですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ミレイユ達は一つの側面から色んな事に思慮を巡らせるタイプですが、その広い視野故に、見過ごす事、勘違いしてしまう事も多いです。
    そこに整合性が取れると、それが正解だと思ってしまうんですね。それは実に自然な事なのですが、それ故に策略を読み切れない所があります。
    今回もそんな事の一つで、思い違いをしています。

    因みにご明察のとおり、彼が初代デルンで間違いありません。
    彼自身は戦闘を好む性格をしていませんが、結果として成功した素体なので、神としてはご満悦です。

    小神は味方に出来る可能性があるし、可能なら声を掛けたいと思っていたミレイユ達ですが、こういう性格をした輩なら……ちょっと嫌ですよね。
    不安しかない(笑)

  • 衝撃的な一言 その4への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん、気を付けてください! ここまでフルボッコでそれでも鉄板のお約束が通じると考えていながらも回避ばかりで反撃しない、カリューシーはデイアート一番のドMに違いありません(違う)!!

    って本当に狙いは、目的は何でしょう? スルーズが捕らえられて自白しだしたことで姿を見せたのには違いないのでしょうが、自白を止めようとしているわけでもなく、ということはスルーズが言った「ミレイユを森に追い込んだ」から話をするためにやってきた、と考えるのが自然ですよね。
    話をするために森に追い込んだ? 話だけなら小神だったらどこにでも出現して話しできそうな気もしますし。

    あ! 可愛い顔して、とか言ってますから、可愛い軍団のサインが欲しかったんだ!
    ちゃんとCD買ってからにしてくださいね!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そう! 彼は躱せてないのも事実ですが、頑丈なので耐えれてるだけですからね! そして耐えれるからって攻撃受けてる変態ですからね!(笑)

    さて、気になる彼の目的ですが……それは大して問題ではない、というか……彼自身大して考えて行動していません。
    「森に追い込む」事を必要としているのは、彼とは別の神であり、背後にいるラウアイクスとも違う神です。
    ……ややこしいですね。でも、数が居れば割れる。それは神々においても同じ事なのです……。

    彼は自分の容姿に気を遣っているタイプなので、他人の容姿もまた気に掛けちゃうタイプですね。
    CDはとりあえず、握手券もあるので百枚をノルマにして貰いましょう(笑)

  • 衝撃的な一言 その3への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、チームミレイユの圧倒的なすごさと優雅さを纏った無駄のない攻撃パターンが美しい戦いでした。
    これまで、相当の実力者に対して4人が連携して攻撃、というパターンは案外少なかったように思えるので(大抵アヴェリンさんが主攻でルチアさんやユミルお姉さまが補助とか、他の雑魚を相手にしているとか分担が多かったような記憶があります)、とても新鮮で素敵でした。美しい戦いだけれど「横綱相撲」という言葉が思い浮かびましたが他意はありませんとも、ええ。
    たいそう美しい声、とうことは彼がカリューシー?
    ユミルお姉さま、やっちゃってください!!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    彼女らは一人一人が歴戦の戦士に匹敵するような実力を持っていますが、それに奢る事なく、互いの癖を熟知して、連携して戦う事が出来ます。
    というより、そうするようにミレイユが仕込みました。

    だから今では目線一つで何をしたいか察せられるし、戦闘となると、互いに何をしたいか、何をするつもりかを察して、四人がまるで一つの有機体のように動く事が出来るのです。
    その戦闘力は、神を相手にしても決して引けを取らないレベルです。

    とはいえ、相手は明らかに格上に感じさせる受け方。
    攻撃を受けつつも、躱せないというより、受けてやっている、という風に見えてますよね。反撃がないのが、その証拠とも言えます。
    明らかな余裕が透けて見えるような……。横綱相撲という感想、間違いじゃないですよ!(笑)

    そして、ここに来て美しい声を出す強敵とくれば……。
    もう答えを言ったようなものですよね。カリューシーで正解です、そして恨みをここぞとぶつけるチャンスですよ、ユミル!(笑)

  • 衝撃的な一言 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ここで大神ラウアイクスという一柱がまずはミレイユさん捕獲の黒幕と判明したのですね。その手先が新たに小神となったカリューシー。
    ゲルミル一族の持つスキル、眷属化を用いて二代目以降の王様と王族、そして今回は冒険者ギルド長を眷属にして、この森軍制圧作戦を実行させたわけか。しかも勝利殲滅が目的ではなくて、言ってみれば冷戦が少し温まった程度の「紛争」で状況の固定化を図りたかった。エルフが森を捨てて逃亡、もしくは正面からぶち当たって殲滅される、それではミレイユさんが森に興味を示さないから、エルフ軍不利の状況で呼び込もうとしたのですね。
    では次の疑問としては、これが二百年前から行われてきた、つまり二百年前、ミレイユさんが姿をくらまし日本へ帰った時点で、再び戻ってくるだろう日を想定してこのシチュエーションを続けさせてきたことになる訳ですが、単純にミレイユさんを捕獲して連れ戻すつもりだったら、この準備は不要に思えますよね。追手と激しく戦い止む無く元の世界に戻った(オミカゲさまに戻された)からこその今の状況。
    神々は、これまで幾人ものミレイユさんが陥ってきたスパイラルさえも俯瞰していた、ということになりそうな気もしますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そしてそして……!
    おだ様の考察の深さ、そして読みの鋭さには舌を巻くばかりです!!
    今回、何一つ解説することありません!(笑)
    もう全て言いたい事、説明したい事が言われてしまっているのは、脅威としか言いようがありません!
    ……あるいは、設定の練り込みが甘いだけなのでしょうか?(笑)
    でも、読者様に全く予想が付かない展開は、突飛な展開になりがちです。それより、予想がついて正解を引き当てる方が楽しい読書になる筈です!
    だから、このように言わせて下さい。
    おみそれしました!(土下座)

  • 衝撃的な一言 その1への応援コメント

    ごきげんよう、この物語で、初めてユミルお姉さまというひとりの人間の本当の声を、想いを目の当たりにしました。
    ミレイユさんに救われ、この世に残した己の命の儚さとその重みからミレイユさんに付き従う、その思いの深さと同じくらいに、目の前の愚かにも神々に騙されいいように操られてきた同族への憎しみは深いのだろうと思います。
    ある意味、真の、生のユミルお姉さまの姿が、これまで纏ってきた彼女のカモフラージュをいっそう哀しい姿に思わせてしまいます。
    ユミルお姉さまはレイピア使いなんですね、しかも相当な腕前、純粋な武技の実力に勝る者でもその無軌道で読めない剣筋で勝てる、まさにユミルお姉さまらしい。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    そうなんです、ユミルの恨みは深く、それでも胸中に仕舞っておくしかないので、敢えて普段から飄々として見える仮面を被っています。
    本当の彼女、仮面を払った彼女は痛々しくも見えます。
    別の世界ではオミカゲ様を逃がす為、犠牲になった事といい、本懐を遂げて欲しいと思いますが……さて、どうなる事でしょう。

    はい、ユミルは普段から武器を持って戦う事は好みませんが、長く生きてるだけあって、色々と多芸です。
    なので武器の扱いもそれなりで、彼女の気質とも合う縦横無尽な剣筋を作れるレイピアは、得意と言える腕前になったようです。

  • ミレイユの邸宅 その10への応援コメント

    ごきげんよう、ゲルミルの一族と言うのは、ユミル姫の一族のことだったんですね、なるほど。
    スルーズが裏切った事で、ミレイユさんが攻め込んでユミルお姉様を残して一族壊滅。
    遥か昔、ユミルお姉様がお姫様だった時代から既に、彼は神の手先として洗脳(?)されていたのですね。
    そうだとしたら、その時点で神が何を企んでいたのか、ですね。ミレイユさん昇神の経験値稼ぎの為にゲルミル一族壊滅をさせようとして彼を騙していた?
    でもなんで彼はミレイユさんの魔の手から生き残れたのか? 神が逃したのだとしたら、その後も利用価値があったんでしょうが、それが何か? まさかミレイユさんが日本に逃げ出しまた戻ってきて反抗しようとしている、まで読んで彼を二百年も森に潜入させていた? いや、違うっぽいなぁ。
    彼がミレイユを森に押し込めた、と言う言葉はだけど今日の事態を想定していた感じですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    彼は洗脳などの外的手段で思考を操られている訳ではなく、単に神からの甘言によって転がされた哀れなヤツです。
    そして、神が約束を口にしたなら、それを達成すれば必ず望みが叶うと妄信しています。何故そこまで信じられるのか、と言えば彼がそこまで迂闊で無能だ、という話でしかないんですが、それ程までに彼にとっては魅力的な提案を受けたからでした。

    ゲルミル一族が厄介なところは、傷一つでも受けて血を舐め取られた眷属化する、というところです。そのうえ死霊術が得意で、死体さえ利用して来ます。
    滅ぼしたいけど、(オミカゲ様がそうだったように)小神にも通用するほど強力なものなので、手を出しあぐねていました。

    小神ほど強い尖兵に使える者なんて、早々おらず、そこに生まれたミレイユは、十分に条件を満たす上に、試練として活用できるという好条件が揃っていました。

    そうしてミレイユに襲わせる大義名分を入念に作っている過程で、利用できそうな馬鹿を発見します。何事にも神に対して危機感や敵愾心を持つゲルミル一族ですが、付け入る隙のある馬鹿には利用価値がありました。
    それはゲルミルが滅んだ後にも、有効活用できるだけの価値があったので、体よく甘言で転がして、これまで使い回していたという訳です。
    その辺りの詳しい説明は、これからのお話で明らかになるでしょう。

    そしてまさしく、その内の一部、二百年間も森に潜伏させていた事、森の中に押し込むという想定は、今日の事態を予期してなければ出来ない事です。
    そうなのです、おだ様、またしてもアタリを突いておりますよ!
    では何故、どうやって、というのは……今後のお話を読んで頂きたく!(笑)

  • ミレイユの邸宅 その9への応援コメント

    ごきげんよう、そうか、初代デルンさんが神々の手先だったとしても、元よりその武器は神の下賜したものだから、まあ良いか、という事ですか。でもデルンさんが旅に出て二百年、もしも神の下に戻っていなかったとしたらやっぱり不安ではありますが。
    テオくんはミレイユさん達が戻る間、携帯ゲーム機で遊んでたイメージがあったのですが、何故なんだろう?
    死霊使い、スルーズの名前で舌打ちしたユミルお姉様、可愛い。
    じゃなくて、なんだかご存知のようですね。
    過去に因縁があったのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    そうなんです。実にもどかしい話ですが、結局のところ、神が作り出した物である以上、必要なら再び作る、という手段も取れる訳です。
    だから所在が分かっているなら対処したい、という動機だったんですけど、確かに今もどこかで、誰かの手に渡っている可能性は残されています。
    けれど、ミレイユ達は既にデルンによって持ち去られ、そして神の手元に戻ったと考えるのが自然と考えているようです。

    テオが携帯ゲーム機で遊んで待ってるイメージ……!?
    もはや完全に子ども扱いされてしまっている!(笑)
    待合室とかで子供だけで待たせている間、ゲーム機を与えておけば大人しくしてるだろう、という対処そのもの……!?

    さて、ようやく死霊術士と対面する時が近付いて来ました。
    同じ一族、少ない人数で知らない顔と名前がいる筈もなく……。
    これは因縁というより、何でそんなヤツが、っていう苛立ちから来る舌打ちでした。

  • ミレイユの邸宅 その8への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、新たな事実ですね。
    私はまた、初代デルンさんが、エルフに追い落とされた人間の王国残党軍を率いてエルフ達から政権奪還したのかと思っていましたが、なんと、個人でしたか。
    初代デルンさんが王城からエルフを追い出し、昔追い出された人間が後から合流して国家組織を作ったのですね。
    エルフは種族融和を目指して戦ったように記憶していますが、そうではなくエルフが王座についた?
    種族融和を謳うからには、平和的な政権禅譲とは言わずとも、主導権を握った後での原始的民主化を図るべきだったのでしょうが、それを実現する前にデルンが出るんですね?

    私に座布団一枚!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、実は単騎突撃でエルフ達を蹂躙し追い落としました。そして、エルフに追い出された者達を呼び戻して、現在のデルン王国の礎としました。

    エルフは種族融和と共生を目指して戦っていました。最終的には民主化を目指していたと思いましたが、以前からある王制を撤廃も出来ません。
    この部分は神によって定められた、神による制度なので、その王権を持って撤廃する自由がないんです。
    だから形の上で王は置く必要があって、その上で多くの改革を行う矢先にデルンが出るんという訳ですよ!
    (ちょっと強引だったな……。仕方ない、おだ様から座布団持っていって!)

  • 幕間 その2への応援コメント

    ここまで来ました!
    章の終わり、ほっとする幕間でひとまず安心です(*´∀`*)
    海雀さんの頭の中ではきっとキャラがちゃんと動いているんでしょうね!だから戦闘描写が読者に伝わりやすい。
    長い物語を見失わずに書けるのだけでも尊敬なのに、凄いです!
    とりあえず区切りで☆入れさせて頂きました!
    だいぶ後にはなると思いますが、レビューの方もいつか書かせて頂きたいなと思っています!
    ゆっくりですみませんが、いつも楽しく読ませて頂いてます!これからも執筆頑張ってください!

    作者からの返信

    センセイ様、お越しいただき、また感想のみならず、お星様までありがとうございます!
    気付けば、随分と長い物語になってしまいました。長いだけでなく、きちんと畳めるのか、我ながら戦々恐々としながら書いております(笑)
    長大な物語は、それだけで読むのが大変でしょう、どうぞご無理なさらないでください。執筆の方も疎かに出来ないでしょうしから、時間のある時、ちょびっとでも読んで頂けると幸いです!
    作品を完結できるよう、頑張ります!

  • ミレイユの邸宅 その7への応援コメント

    ごきげんよう、独身女性の独り暮らしの部屋に侵入して、数多ある高価で良い匂いのする宝物(そこまで言ってない)には目もくれず、神器だけを持ち去ってクンクンする(だからそこまで言ってない)、うん、変質者ですね(私か!?)。
    この一事だけで、デルン初代国王を唆しこの邸まで誘導しこれを持ち去れと唆したのは、もう神々としか考えられないのですが。
    でもそうか、私は邸をエルフ達が保存してから盗まれたと思っていたのですが、エルフが聖地とした時には既に盗まれていないと、時系列的におかしいですものね。
    ごめんなさいルチアさんパパ!
    この役立たずのヘタレ中年なんて思ってました!(そこまで言ってない、素敵な優しいパパさんだと思ってます)

    さてこの話を聞いたミレイユさん、どう動くか。確か初代さんは神器と共に行方不明になっているんですよね。これをどう扱うのか、興味があります。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    あっはっは! 一直線にクローゼットに向かって、引き出しを開け閉めする姿を連想してしまい、爆笑してしまいました(笑)
    うぅむ、あの変質者め、許せん!(笑)

    さて、この初代さんを使ったのは、もう神々がそうさせたとしか言えない状況。そうです、勿論そういう事になります。
    はい、聖地にする前に盗まれ、それを使ってオズロワーナからエルフを追い出したので、父上がそれを知ったのは追い立てられた後、という事になりますね。
    ヘタレ中年とはまた、寂しいこと言われてしまっている!(笑)
    娘の物とは別に下着を洗われて、ションボリする姿を連想してしまった(失礼)

    この話を聞いたミレイユは、一つの仮説を思い付いています。
    そして、どうやらユミルもまた同じ結論に至るみたいです。
    たった一人でやってきた戦士、そしてそこには神の誘導……。そこから導き出される答えは……!

  • ミレイユの邸宅 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさんの最終目的や神々の最終目的、それぞれの事情が不明な中で、よくここまで協力を得ることに成功しましたね、最初に神々の暴虐と利己的な有り様を納得させたのは良い手だったと思います。
    ユミルお姉様の過激に思える発言も、協力者達への締め付けと脅しとしては効果的だったでしょうね。
    ただ、この森で死霊を操った、神のスパイとも疑える裏切り者がどう動くのかによって、この策がどこまで引っ張ることができるのか、そして確認したかった神器が盗まれていることも含めて、まだまだ安心できませんね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、まずは協力を得られて一安心、説得をするにも段階を踏んで神々の暴虐を説明できたので、苦悶しつつも了承を得る、という部分に説得力を持たせられたのでは、と思います。
    ミレイユの最終目的については、今後の状況次第で説明する機会もあるでしょう。彼は戦力としては心許ないですが、縁の下の力持ち的存在として頼りになる事でしょう。

    さて、例のスパイの動向はどうなるか。
    その辺りも、もうすぐ明らかになります。対面も近い……!

  • ミレイユの邸宅 その5への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、テオくんの洗脳の使い方、そうきましたか、これは素敵で上手い使い方ですね。自分が以前のように先頭に立ち戦えば戦うほど信仰心が、特にエルフからは集まってしまい、神々の思う壺にハマってしまうのを避けるのに洗脳が必要なんですね。
    テオくんに決断を迫る退路の立ち方も巧妙で効果的でしたね。
    テオくん、胸に抱える目標は崇高で立派ですが、どうにも腰の引け方が子供っぽいのが微笑ましいです。

    ミレイユさん、方針が決まればサクサクと効率的に仕事を進められる方ですが、小市民だからなのか、中長期的な戦略を考えるのが苦手なんですよね。その辺りはユミルお姉様が上手い。だから余計に厳しくなってアヴェリンさんが怒っちゃうんでしょうね、可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、テオの存在と、過去に使った手管からして、利用できると判断して味方に引き込む事にしました。エルフを助けたいと思うけど、それに感謝が返って来て、しかも単に感謝で済まないっていうなら、それはもう洗脳でもして逸らすしか方法はない、とミレイユは考えました。
    味方に引き込む、と決めてから、もはや逃がさない気マンマンの説得振りでしたね。あんな風に言われて、別に一人で何とかする! と言える人いないと思います。そして、実際真実を言っているので、テオとしても乗ると決断するしかないという……。

    テオが子供っぽいのは、やっぱり魂の矮小化が原因なんでしょうね。
    本人としては、常に尊大で立派に見える態度を心がけているつもりなんですけど、ぽろりと素が出てしまう、みたいな……(笑)

    まさしく、本当にミレイユってそういうところありますよね。
    決断力もあるし、思考力も持っているし、ある種のカリスマもあるんですけど、根が小市民なのは変えようがない。
    中長期計画を考えるのは苦手でも、そこはユミルがフォローしてくれますからね。彼女たちはチームで、一人が全てを行える必要がない。
    それは彼女ら全員の共通認識なので、問題はないんですが……。
    完璧であって欲しいアヴェリンは、横から口を出せるユミルを僭越と思いつつ、それが出来る彼女が妬ましく……、そしてその実力も認めてる、という複雑な感情を向けています。

  • ミレイユの邸宅 その4への応援コメント

    ごきげんよう、テオくんの反応こそがこの世界の一般的な反応なんでしょうが、ヴァレネオさんがテオくんより一足早く立ち直ったのは、神への反逆の是非よりもミレイユさんに任せられる安心感の方が大きい、そんな気もしますね。
    ルチアさんがパパを見る目に諦観があったのは何故なんだろう? もう森軍からはミレイユさんが神になったと感じたから? そうなら、ユミルお姉様の指摘にイコールですね。
    テオくんは、自分のやり方だと、もしもテオくんの目論見が成功して、種族宥和の平和が訪れたら、かつてのエルフと同じ目に遭う、それが理解できなかったのか、理解したくなかったのか。
    でもユミルお姉様の指摘事項への回答、ミレイユさんはしてませんね。回答できないからこのまま流すつもりか、ユミルお姉様も仕方ないと考えているのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ですね、テオの反応がごく普通の反応です。神は理不尽なもの、都合よく助けたり救いの手を差し伸べたりしてくれないもの、という認識で、それに反逆する事の無意味さも理解しています。
    ヴァレネオは既にミレイユに全てを任せる、預けると腹の内が決まっているのに加え、やはり長年の恨みつらみが大きいので、叛逆自体に文句はありません。

    ルチアが父に向けた諦観の意味は、ユミルが指摘した様に、ミレイユを神と感じてしまっているからです。その心には抑えきれない信奉心が宿っていると、理解したからこその視線でした。
    ヴァレネオがこんな調子だと、二百年前から存命のエルフも、似た様な反応を示す事も予想できるわけで……ユミルの指摘についても、現実味が更に増した感じですね。
    その解答もまだですが……、それについてはこれから口にする予定です。

    テオも今は混乱が大きく、複雑な心境でしょうね。
    何らかの手段が上手くハマって、それで仮にオズロワーナを奪えたとしても、エルフがされた事と同じような末路を辿ると、そうならない保障はないと考えてしまったでしょうから。
    そして実際、神々は玉座から引きずり落とすでしょう。

  • ミレイユの邸宅 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、やっぱりアヴェリンさん、思考停止だなぁ。
    ミレイユさんは気高い精神をお持ちで、それを有り難く思い皆はその気高い志を達成するためには彼女についていけば良いのだ。
    この時点でミレイユさん、もう神様ですよね。麻薬のような価値観とでも言うのか。
    この思考ルートが常時発動していると始点と終点が分からなくなって、そのうちミレイユさんのやる事は全て気高い、それに反論する者は異端者であり滅せねばならない、地球で繰り返されてきた宗教戦争の始まり、血は闘争で満ちる。

    とはさすがにならないでしょうが、それでもミレイユさんの最終目標、日本に戻りオミカゲさまを助けて大団円となった後の異世界は、どうなっているのか。
    難しい問題ですよね。
    パパの手を握って涙目のルチアさんの挿絵を早く!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ですねぇ、アヴェリンは元より戦士としての実力を期待されていて、それに応え続ける事が義務、それ以外の全ては任せれば良い、って考えてたタイプなので……。そして事実、ミレイユは見事多くの問題を解決して来ました。
    その信頼を背景に、期待と尊敬が積み重なり、そして成功が更なる肥大化を生んで、今のアヴェリンが形成されたのです。


    その内ミレイユ原理主義者として、逆らう者、異論を吐く者を裏で殺して回りそうで怖いですが、ミレイユがリードを握っている限り、その心配はないでしょう。
    もしもを考えると、やりかねないと思わせるのが怖いですが(笑)
    ともあれ、最終目標が叶った後……うぅん、どうなっちゃうんでしょう。実は未だに最終章の結末で迷ってます。選択次第でどうにでも転びそうなので、自分の中でまだ決着がついてないんですよね……。

    父の傍で見せるルチアの涙……!?
    見たい、実際に見たいけど、絵を描く才能皆無です!(笑)

  • ミレイユの邸宅 その2への応援コメント

    ごきげんよう、利害の一致を見ましたね。
    なるほど、魔王とはファンタジー小説に出てくる魔王ではなく、そう言う意味でしたか。
    迫害と闘争の歴史、誰もが絶望に地に蹲るしかない状況で、悲壮な決意で立ち上がらざるを得なかった、そしてそれが成し得なかったけれど、再起を誓って己に呪いまでかけたテオくんの覚悟は尊敬されるべきでしょう。
    神々を倒す、その一点で握手できる勢力はやはり過去の経緯はひとまず置いて、手を握るべきでしょうね。
    って、ヴァレネオさんがユミルお姉様の言葉に愕然となっていますが、わかってなかったのがちょっとびっくりです。

    私としては、可愛い軍団一推しとかは関係なく(ほんとですよ?)感覚的にはユミルお姉様と一緒で、こんな状態のアヴェリンさんを見ると顔を顰めちゃうと思うんです。
    アヴェリンさんはミレイユさんにも諫言できる人ですが、その芯にあるのがミレイユさんへの想い、それだけでそれが価値の中心であり世界の中心で、その意味で思考停止とニアリーに思えてしまうのですよね。
    それが怖い。そして可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、いつか登場させた時に説明したくて、敢えて誤解する呼び名をさせていました。かつて魔力もマナも誰もが当然持っていなかった時代では、一種の特権として機能していました。テオの一族は、唯一巧みに扱える一族という訳ではなかったものの、希少な存在には違いありませんでした。
    それ故に魔力を扱える一族、略して魔族と呼ばれていたのです。

    いずれにしても、その志を成し遂げる意志力は凄まじいものがあり、そして利害の一致が見込める者同士です。禍根は忘れて協力したいところですよね。
    そして、むむっ! そうか、ここはヴァレネオも知っておいた方が自然でしたかね。その辺のさじ加減は間違ったかも……。

    アヴェリンに対するおだ様の思い、それが普通でご尤もでございます。
    彼女はミレイユ至上主義者の狂信者みたいなものですので、特にミレイユ本人と、ミレイユが大事に思うものに害成すものを許しません。
    そこに事情や背景があろうと、一度でも牙を向けたなら、アヴェリンにとって敵であり、容赦する理由がありません。
    危害が及ばないなら、ミレイユの英雄譚を語りたいだけの、気の良い武人に見えるんですけどね……。

  • ミレイユの邸宅 その1への応援コメント

    ごきげんよう、アヴェリンさんが殺しますか教の教祖さまになってますね、可愛い。
    そしてユミルお姉様が楽しそうだ、イキイキしてらっしゃる! テオくん、私と替わって! 早く! 羨ましすぎる!
    って、魔王さまにしてはなかなか情け無いテオくん、このままだとただの厨二病患者さんですが、ユミルお姉様とミレイユさんは彼でも役に立つと判断しましたか。
    確かに、森、王国(ギルド)、神々(ゲルミル一族は暫定神々の手先と仮定、神々への信仰心を捨ててなかったんですよね?)とはまた違う、第四の勢力となり得るとは思いますが。
    それでも、使い方次第ですよね。
    テオくん、逃げの一手とか言ってますが、実は私の可愛い軍団の追っかけじゃないのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    うっふっふ……アヴェリンと来たら、敵対する者はとりあえず殺してから考えよう、ぐらいの気持ちでいるので、やたらと殺したがるサイコキラーみたくなっちゃってますね(笑)

    そうですね、ユミルもまたイキイキしてらっしゃる! 圧倒的優位から弱者をいたぶるのは、ユミルが大好きな事の一つですからね! ……こうして書き出してみると、普通に最低な事言ってるな……(真顔)

    今の魔王は相当な弱体化してる上に、トラウマとなった人物との再会ですからね。腰が引けまくって、情けないどろこではない(笑)
    でも、彼が持つ洗脳手段は使える、と思ったようです。
    どのように使うつもりかについては……、割と保守的な使い方を狙っているようです。

    テオが可愛い軍団の追っかけ……!?
    センターにいるのがユミルな時点で、恐怖で逃げ出すのではあるまいか……! 今回の件で、更に心に傷を負ってますぞ!(笑)

  • 森への帰還 その8への応援コメント

    ごきげんよう、テオくん、過激派だったのか。
    ミレイユさんが言うように、子供はスパイやテロ要員として使い勝手が良いのはわかりますが、その思想的背景がどこから得たのかは別にしても、何故森軍に席を置き、二重スパイのような真似をしたのかは気になりますね。
    王国、森、神々とはまた違う勢力がある?

    って魔王?
    あのミレイユさんがかつて瞬殺した!?
    それが融和主義の思想的背景?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    森生まれでない上に、外から来たうえ、過激な発言を繰り返す少年。そしてそれを隠そうとしている様には見えず、むしろ迂闊者にすら見えてしまう……。
    スパイとして使うには危う過ぎるし、これが演技だとしたら大したものですが……。彼はこれが素で、自らを偽ろうとしている訳ではありません。

    融和を唱える思想的背景がどこにあるのか、どうしてそれを思う様になったのか、それは非常に疑問となるところですが……。
    これは別勢力、というほど大きなものではありません。彼個人の信念であり、そして受け継いだ思いでもあります。
    そうです。彼はかつて、出合い頭に瞬殺された、あの魔王だったのです。

  • 森への帰還 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ヴァレネオさん、守るとは、いったい? もう既に神器を盗まれて支配者の座か、追い落とされてしまっていますが、それは?
    まあ、邸宅を守ったことにはなるのでしょうが、それはミレイユさん眠り姫嘘伝説があるからですよね。
    ってしかもまた侵入されてるし!
    魔力錠がへなちょこなのか、ピッキング技術が高いのか。ALSOKを頼んだ方が良いのでは?
    って、ギルド前で不審な動きをしていた子供ですか。神々の手先にしては稚拙過ぎますね、となると王国側なのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    彼の言う守るという部分については、ちょっとツッコミどころありますが、形あるものを維持していた、という事で一つ、寛大な心でお許し頂ければ……!
    ですね、眠り姫伝説を残す為に、邸宅を残す必要があったというのは、一側面として正しいです。でも実際、敬意を持って維持していた部分もあるんですよ!

    さて、ここでもまた侵入を許してしまっているんですが、これについては相手が一枚上手だった、というところですね。
    初見であれば時間の掛かる事でも、普段から里で暮らしていると、そういう所を見る機会もあったりで……。それでしてやられた、という訳ですね。
    そして出て来たのは、いつか見たあの子供……。
    果たしてその正体とは……!

  • 森への帰還 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ルチアさんの身を切るような健気な発言、どれほどの思いで口にしたのか、しかも実の父との再会の直後に、リーダーとして責任を持つ父の前で。
    ルチアさんもつらいでしょうが、それを聞いているルチアさんパパもどんな気持ちで娘の言葉を聞いているのか。
    この世界に戻ってミレイユさんやアヴェリンさんは魔王になったり賞の名前になったり散々揶揄われましたけど、ルチアさんの場合は、未だに利害関係が継続していて親族友人も存命となるともうその柵は洒落にならないでしょう。
    ユミルお姉様もその昔、ミレイユさんに一族滅ぼされている訳で、その一族が生き残って余計な真似をした疑いがあると聞かされたら、もう冷静ではいられないでしょう。
    世界を捨てるとはそう言うことなのでしょうね。
    でも、私、ユミルお姉様に胸ぐら掴まれて迫られたい、かも?(末期)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ルチアがどういう思いで言ったのか、そしてそれを、ヴァレネオがどういう気持ちで聞いていたのか、それを思うと我ながら重い溜息を漏らしてしまいます。

    そうですね、アヴェリンについては終わった事で名誉とも言える事だったかもしれませんが、ルチアの場合は今なお続く問題なんですよね。
    エルフ族や森を一方的に蔑ろにするものでないにしろ、それでもミレイユ個人の利益を優先させた、というのは辛い決断だったろうと思います。

    そしてユミルの方にも、過去の因縁が牙を剝いてきました。
    ミレイユに恨みを持つに十分な動機がある相手で、それが襲って来るなら、ある種ミレイユも納得するでしょう。結局打ち負かす事は変わらないでしょうが、命までは取らない。
    でもどうやら、このゲルミルの生き残り、それよりもっと厄介みたいですよ……。

    いやいや、おだ様の胸倉掴むだなんてそんな!
    ユミルにそんな事させたら、近付くで引き寄せて、ついでにチュッてなもんですよ! ダメダメ! いけません!(末期)

  • 森への帰還 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ルチアさんパパとの会話、笑ってしまいました。パパからすれば瓢箪から駒ですよね。滅びに王手をかけられて切迫した状況、そこにミレイユさんが現れたらもう、膝も地面につくでしょう。
    ってゲルミルさん、ですか。ユミルお姉様の美しい瞳が細められるほどの大罪人は。
    と言うことは、ゲルミルさんはミレイユさん帰還を知っていた、もしくは信じていたと言うことになりますよね。信じていたといえ程度で自分の命も危うくて、味方を襲うかもしれない死霊を呼び出す危険を冒すとは考え難い、となれば、裏切り者、神々の手先?
    ユミルお姉様の同族のようですが。

    誤字だと思うのですが。
      ヴァレネオの表情は非常に申し訳なさそうな鎮痛なもので、
      → 沈痛、ではないかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    人間の寿命を鑑みても、もう二度と会えないと理解してたところでの再会ですからね。彼からすると、まさしく救いの神の様に感じられたでしょう。

    はい、いつかの幕間で姿を見せて「どんな手を使っても森に連れ戻す」と息巻いていた、スルーズという怪しい男が、その一族です。ゲルミルは一族の名ですね。
    彼は情報収集を担っていて、二百年前から里に多くの情報を持ち帰り貢献していました。いつ頃デルン軍がやって来そうだ、とか、そういう有益な情報を渡し、そしてそこに一度も間違いがなかったことから、信頼を得ていたのです。
    ミレイユの帰還を知るにしろ、それをどこから知ったのか、という問題になりますし、憶測で動くには自分の命も危うい死霊術を使えるか、というご指摘は非常に正しいです。
    怪しいですよね。彼はユミルの同族で、ユミルが最後の生き残りと思っていたのに、まだ生きてる者がいたのか、って感じですけど……。
    非常に怪しいヤツです。

    誤字報告ありがとうございます!
    早速直させて頂きます!

  • 森への帰還 その4への応援コメント

    ごきげんよう、めでたくミレイユさんの存在がバレましたね、しかも華々しく、劇的に、そして神話のような完璧なタイミングで。
    ヴァレネオさん、ルチアさんパパまで森から出てきていましたか、獣人とか若い兵士だったらともかく、もう誤魔化しようもない。
    ユミルお姉様の壮大な嘘叙事詩、聞きたかった! 彼女が語るミレイユさんの感動的で伝説にも昇華する死に様、それを美しく妖艶な美女が語るんですよ、これはプラチナチケット買ってでも聞くべきですね!
    そしてユミルお姉様はスターの座へ!(趣旨が変わってるような気がする、でもまぁいいか)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ミレイユは最後まで姿を隠し切るつもりでいましたが、とうとう姿を見せる事になってしまいました。
    彼らからすると、もう駄目だ、逃げきれない、というタイミングでの救出劇で、さぞ印象にも残った事でしょう。
    この状況で姿を眩ませても、ミレイユの隠蔽はもう無理でしょうね。

    ユミルの嘘叙事詩、確かに凄い興味あります!
    嘘も上手ければ話も上手い彼女ですから、きっとヴァレネオが涙するような内容を語ってくれたことでしょう。
    きっと誰もが聞きたがり、そしてチケットも即日完売の筈!
    そして可愛い軍団から、初のメジャーデビュー者が……!?

  • 森への帰還 その3への応援コメント

    ごきげんよう、死霊は王国軍を狙いましたか。
    最初の死霊の跳梁跋扈と同じ方針でいくということですか。
    ううん、死霊使いはルチアさん、ユミルお姉さまが見つかったことは知っているのか知らないのか、それによってもここで死霊を登場させた意味合いが変わってきますよね、ただの稚拙者なのか。
    ただの稚拙じゃないのなら、ここでは逆に森軍を襲わせるような気もするし、でもそうしたらミレイユさんと偽装する意味もなくなる? いやミレイユさんは森軍に加担しないとなってエルフとの仲を裂くことができるか。
    でもそうなると何故最初に王国軍を襲ったのか、というカバーストーリーが作りにくくなる気もしますね。
    ううん、難しい。
    ユミルお姉さま、私を癒してください!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    何故、どうして、を考えると混乱する流れですよね。
    死霊術士は稚拙者だと、先に明言しておきますが、こやつ呪霊を制御できていません。なので凡その方向だけ指定するのが限界で、詳しく何を襲うかまで狙えませんでした。

    でも、元より狙いはミレイユが姿を見せ、森の民に認知させる事にあるので、引き摺り出せたなら、それで目的を完了しています。
    死霊術士は最初からミレイユを表舞台に引き摺り出し、エルフの目に映させる事、そして森の帰還を狙っている訳なんです。

    隠し通せないと分かれば、森に帰るかもしれない、と考えているんですが……。何故そんな風に考えてるかといえば、稚拙だからとしか言いようがないです。
    非常に穴の多い作戦で、ほぼほぼ失敗するのにも関わらず、現状は上手く行ってしまっています。
    時として、綿密に組み合わせた作戦より、考えの足りない行き当たりばったりの作戦の方が、上手く事を成せた、という事なのかもしれません。

    うぅ、改めて見直すと、この辺結構筋書き荒いし酷いなぁ……!(泣)

  • 森への帰還 その2への応援コメント

    ごきげんよう、死霊使いはここにミレイユさん達がいて陰ながら森軍を支援しているからこその「いたずら」なんですよね。
    ということは、ここで王国軍に逆襲を仕掛けている森軍へ死霊をけしかける、それにどんな意味があるのか、ですよね。森軍とミレイユさんたちとの関係を分断する?
    王国軍に攻撃を仕掛けたミレイユさんはじゃあ、どんな意図で王国軍と闘ったのか、が謎になりそうな気もするのです。
    どちらにせよ、今の段階ではユミルお姉さまとルチアさんの可愛いコンビだけ分離してミレイユさんの存在をカムフラージュするのは現状では良い手段に思えますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    いやはや全く、面倒な話になってきましたね!(他人事)
    森軍に攻撃を仕掛けるつもりの死霊術士、何がしたいのか、は非常に分かり辛いですよね。というか、現段階で分かる様になっていないのが原因です。
    この辺り、推理物っぽい雰囲気を出しているのに、読み解く為に必要な材料が不足しているという体たらく……。
    読んでいて疲れてしまうんじゃないでしょうか、後で「なるほど、そうだったのか!」というカタルシスを用意できるなら、それもアリなんでしょうけど……。
    先に謝っておきます、そう言って頂く自信はありません!(泣)

    ただ、死霊術士の狙いは陰に徹しようとするミレイユを、エルフの前にさらけ出す事です。更に言うと、森へ帰還させる事ですね。
    ミレイユが森を助ける動きを見せたけど、隠匿するつもりだと分かったから、白日の下に晒せないかと一計を案じたようです。
    とはいえ、これはすぐ後で分かる情報ですが、この呪霊を制御できてないんですよね……。

    でもとりあえず、見つかりそうというなら、ユミルとルチアを囮にして欺瞞工作をさせたのは、悪くない手だったかもしれません。
    とはいえ……、それも徒労に終わりそうです……。

  • 森への帰還 その1への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、森のエルフと王国、この二大勢力の間に確執があるのは確かな事実でそれが衝突しようとしているのは納得できますが、そこに冒険者を混ぜる、それが違和感の正体で、そこには誰かの意図が感じられる。それが神々ではないかと考えていたけれど、今度はミレイユさんに偽装した勢力が登場したことで、ますます違和感と不整合が出てきたのですね。
    だからこそ、ひとつの意思と企図だけでこれを考えるよりも、それぞれがバラバラに動いた結果が今だ、という考え方のほうがすっきりする、ということですか。

    ちょっとアヴェリンさん、怒るのは仕方ないですけれど最初からユミルお姉さまを疑って見過ぎですよ! これはちょっとアヴェリンさんにペナルティが必要かもしれませんね。私に膝枕1時間とか!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、深く物語を読み込んで頂き、感謝に堪えません!
    まさしくその通りで、ミレイユに対してアプローチしているのは、一つの意志だけではない、と考えたようです。
    それが事実かどうかは……、もう少し待って貰う必要がありそうです。

    アヴェリンは今回、完全に怒り心頭でしたね。
    状況証拠だけ見れば、ユミルが使ったとしか思えないし、ミレイユの意志に反するだけでなく明らかな不利益を寄越したので、あそこまで怒ったのですが……。
    でも膝枕はどうぞ、お好きにご利用下さい!
    一時間と言わず、二時間でも三時間でも!(笑)

  • 楽しい遊び場 その3への応援コメント

    コメント失礼します。
    ヤンキーたちはからかう相手を間違えましたね。
    アキラ君の必死の引き留めに耳を貸さなかったことをきっと後悔したことでしょう。
    オミカゲ様の銀行業と宗教団体ぽい活動のことも、前回触れられていたので、伏線も気になります。次回以降もアキラ君に共感しつつ、美女と一緒に冒険を楽しみにしながら読み進めることにします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! いらっしゃいませ!
    ですね、見た目綺麗なお姉さん方に、目が眩んでしまった所為でしょう。
    引き際が肝心という言葉も知らず、また自分は何をしても許される、という勘違いをしていた所為でしょうね。
    オミカゲ様という謎の存在と宗教組織、今後もう少しすると、がっつり本編に食い込んで来ますよ!
    美女軍団と一緒に、今後もお楽しみ頂けると幸いです!

  • 招待 その1への応援コメント

    アキラ君に肩入れし過ぎかなぁと感じます。
    そこまでする理由が読者としては分かりませんでした。
    以前話し合った割とドライな方針からはかけ離れていってます。
    優遇して鍛えて、後で物語の役割があるんだろうとは思ってます。

    アキラ君のキャラ自体は絶妙ですね。
    彼と絡ませれば、すれ違いギャグもできるし、設定や世界観も開示していける。
    脇役としてはとても好きなんですが、急に主人公組に食い込んできたように感じて戸惑っています。
    主人公のストーリーが好きで読んでいたのに、いつの間にかアキラ君の物語になってたみたいな。
    これからしばらくは彼の修行回が続きそうですね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    なるほど、鋭くも温かいご意見、ありがたく拝見させていただきました。
    事前に見えていたドライな部分とアキラの優遇、確かに何故と感じる部分でしょうね。読者様からすると、ポッと出の初見キャラだし、出合ったばかりのミレイユも、同様に愛着がない訳で……。

    後々、一応の理由付けが語られますが、それでも弱いと自分でも感じています。
    異世界人との常識の差異、現代人としての素直な感想、すれ違いギャグなど、その辺を見せるのに置きたいキャラだったのです。
    単に脇役、モブ役とするくらいなら、がっつり主人公サイドに食い込ませようと思って、ミレイユと対比するキャラとして傍に置いたのですが……。

    そうですね、主人公組が好きな読者様からすると、アキラの存在はノイズとして感じてしまいますか。
    うーん、難しいですね……!

  • 幕間 その2への応援コメント

    ごきげんよう、確かにそりゃ信じられないでしょうね、軍隊の堅固な野営地、野戦築城された物資集積所が1分足らずで崩れ落ちて廃墟となり、少なくないはずの冒険者が地面に転がっているなんて。
    しっかり見ていたフガマイトさんですらこうなんですから、ぼんやり気もそぞろな監視役さんは白昼夢じゃないかしら、なんて思うかも。
    フィルメさん、女性なんですね。死霊術をみたのかしら? ちょっと可愛い(メモしとかなきゃ!)。一緒に報告してってなるところも可愛い。虎さんなんですよね、大きな猫ちゃんみたいな感じかしら、可愛い。
    でも、やっぱりミレイユの森軍勢、そんな絶望的な末期戦をこれから戦おう、って気概が見られませんね、統率によってモチベーションは一定程度上がるものだと思うのですが、個々の気概に頼るだけで統率できていない?
    敵の最後の攻勢が始まることがほぼ確実されて森軍の全員がそれを周知している、そんな中の最前線監視警戒部隊とは思えない、質の低さが見え隠れしますね(でもフィルメさん、可愛い)。
    前話の警備主任さんも第一報報告があのグダグダぶりでしたものね(信じられなくともまずは事実をちゃんと伝えないと)。

    やはり森軍の中でも意見が分かれているんですね。
    森の中に誘引しての各個撃破は悪手ですよね、失敗したら後がないし、森中心部は守れても、外縁部分に取りつかれて拠点を作られたら、後はそれこそ力押しで防衛線は徐々に縮まっていくだけ。
    脱出は一つの手ですが、それ即ち再起の目すら潰す覚悟になりますものね。
    打って出る、戦略的には野営地の物資を奪取するなりひとつの野営地でいいから出城のつもりで確保、死守して機動戦に持ち込む(でも冒険者こそが真の敵だというならば、分の悪い博打なのでしょうが)。
    全ては後手後手に回ってしまって、今更何をしても、みたいな。
    だからこそのモチベーション低下なのでしょうね。

    誤字だと思うのですが
    >森長のヴァレエオは → ヴァレネオさん、ですよね?
    別人だったらごめんなさい!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    そりゃそうだ、というようなもので、規格外な事すぎて、目の前で見ていても信じられない、って状況でしょうね。
    フィルメさん、虎型の女性獣人ですよ。細い尻尾も、この時ばかりはボッと毛が逆立ち、太く見えていたんじゃないでしょうか(笑)

    仰るとおり、軍勢が到着しようものなら総力戦が始まるって状況なのに、戦意は高くないですね。もう後がない、全滅の憂き目、興亡の一戦ここにあり、って所なんでしょうけど、全体としての士気は低めです。
    それも直前にあった、ミレイユ伝説の嘘が尾を引いていて、本来なら森の奥深くの邸宅で眠りについている筈が、実は蛻の空とバレてしまったからですね。
    元より意気軒高と言えませんでしたし、誰もが信じていた訳ではありませんでしたが、それでも拠り所の一つとしていたものが消えてしまったのです。
    (このタイミングでバレる事に、非常に胡散臭さを感じますね)
    だから、現在の士気は個々に寄る所になってしまっています。

    森軍も種族が違う者達が揃っているからこそ、一枚岩になり切れず、いつも意見が割れる様な状況です。それで士気も低いのですが、むしろ瓦解させずに良くヴァレネオは持たせていたな、と褒めたくなるほどです。
    森の中も各種、魔術的罠を張り巡らせているので、実際よりずっと攻略は難しいでしょうが、やはり誘因戦術も妙手とは言えませんよね。
    ただ、それ以外にまだしも有効な手を打てないから、そうするしかなかった、というところですが……。
    ヴァレネオには戦略眼も戦術的知識も豊富でないので、おだ様の様な広い視野は持っていないのです。
    出城のつもりで確保すればあるいは? なんて考え、きっと持ってないし、誰かに提案されても危険すぎる、と却下してたかも……。
    どちらにしても後手後手で今更、というご意見、ご尤もでございます。
    勝ちたい、あるいはもっとマシな状況に持って行きたかった、というなら、おだ様を参謀に向かえないと無理だったって話ですよ!(笑)

    そしてまたまた、誤字報告ありがとうございます!
    誤字、無くなりませんね、相変わらず……。チェー。
    それじゃ今回のコレは、実は別人だったという事で一つ……なりませんかね。なりませんね、直してきまぁす!

  • 幕間 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ヴァレネオさん、前回登場時はリーダーにしては動きの鈍い方だなぁと思っていたのですが、事ここに至っていっそう鈍いと言うか、戦意喪失から来る今更感満載の後悔を愚痴っぽく言う面倒くさいおじさんになっちゃってますね。
    敗戦が確定的な状況なので仕方ないかも知れませんが、王国に降伏前提の停戦交渉を申し込むとか、種の保存を第一義に考えて脱出計画を予め立てておくとか考えていて然るべきだと思いますが、ひょっとしてミレイユさんが帰還したのか? と言う淡い思いに縋っていたのかしら?
    この調子だと、ミレイユさん復活がわかった途端、また前回のようにただ甘え縋りつくだけになってしまいそうですね。
    神々がミレイユさんと言う新しい神に変わっただけで、この世界の支配種である矜持を持って君臨しようと言う気概(神々からすれば傲慢さ)がないのが悲しいですね。
    ヴァレネオさんって、ひょっとしてルチアさんのお父様かご親族?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ヴァレネオさん、リーダーやってますけど、そもそも向いてないんですよね。他にやる人がいない、種族間を取り持つ調停役として優秀、という理由で任されているだけですから。
    本来なら参謀とか副官とかで実力を発揮するタイプです。

    そしてこのヴァレネオ、実はルチアの父親です。
    ミレイユの片腕として活躍するエルフの父、という事で、担ぎ上げられてしまった感があります。彼としても向いていないと理解しつつ、それでもこれまで必死に里を纏めて来たつもりなんですけどね……。

    敗戦濃厚な上、八方塞で完全に意気消沈してしまっています。
    それでも諦める姿勢だけは見せてませんが、停戦交渉は王国側が認めないので無理です。彼らは――というか、王様はとある理由があって、王国参謀からの停戦の提言も蹴ってしまう人ですので、最初から成立しません。

    ミレイユが姿を見せると頼り切りになるのでは、というのもご尤も!
    きっと、そうなるでしょう。救世主としか見えないのではないでしょうか。かつての支配種としての矜持を見せてくれたら、人間など全て滅んでしまえ、と扇動できたら、もっと違う未来があったのかと思いますが……。
    そうすると、神々からの接し方も変わっていたろうなぁ、と思います。

  • 一方的な闘争 その10への応援コメント

    ごきげんよう、死霊術、ユミルお姉様じゃなかったんですか!? ここはユミルお姉様を疑うんじゃなくて、エルフ達に、ここにミレイユさんの仲間がいるぞと勘違いさせたかった誰かの存在、第三者の企みがあるのではと疑うべきなんでしょうね。
    それはミレイユさん復活をエルフ達に告げ、王国軍を退治してくれた、それで信仰を集めて昇神させる手順としたかった、とも取れますが。
    でもアヴェリンさんの話にもありましたが、この世界の神々に対する住民達の信仰心の元を考えると、エルフ達がミレイユさんに助力してもらったから有難い、と言う感覚が特殊で、人智を超えた力で人々は畏怖して崇拝した、と言う方が一般的な感じもしますね。
    例えば、二万人の大軍を一瞬で壊滅させたとか、王国を数日で滅ぼした、とか。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、そうでした。知ってる人が見れば、ユミルだと思うかも、そういう企みがあっての死霊術だったのです。
    そして、ミレイユの存命か復活へ結び付かせ、王国軍撃退の功を持って信仰心を向けさせよう、と考えられますよね。そうなのです。

    その上で、確かにエルフ達の感謝から信奉、というのは特殊な部分です。それは
    次の話で垣間見る事ができますよ。これもまたエルフ側でも状況が特殊で、それ故に……という理由があるのでした。

  • 一方的な闘争 その9への応援コメント

    ごきげんよう、モデスカルさん、なかなかに見苦しく格好の悪いクズっぷりの醜態を晒していらっしゃいますが、彼が自分の命惜しさだろうと、彼の下した命令ってそれほど外していないのが、また救いがないですよね。
    最初の奇襲を受けた時点で一気に壊乱した味方を見れば、後列を見捨てるのは間違いではありません。これは奇襲を警戒していなかった参謀達の不見識であり、一気に兵卒たちが壊乱してしまって立て直せなかったのは実施部隊指揮を預かる中堅将校が部隊を掌握できていなかったからであり、また指揮命令系統のフェイルセイフを用意できていない中世以前の戦列歩兵式の軍隊組織だったからですね。アメーバ式の軍隊組織ならもう少し格好がつく敗走を演じることができたでしょう。
    そんな中で後列を見捨てて前方に逃げ、立て直すのはさほど悪手ではない、ただし、ただでさえモチベーションの低い軍がその後再戦できるくらい掌握可能かは別問題ですが。
    同情すべきはユミルお姉さまの死霊術を見たら兵卒たちはパニックになるだろう、これはもう仕方ないですよね。

    一番見苦しいのは、部隊掌握も出来ず紀州への景観もしないまま、逃げ切った後でモデスカルさんを非難する将校のように思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    モデスカルはまぁまぁ無能で、命惜しさに下した命令でしたが、おだ様から見ても間違った命令を下していた訳じゃない、と言って頂けて安心しました(笑)
    あまりそういった面に詳しくないので、とりあえず間違った事だけはしてないよね、と思われるだけの指示を出させたつもりでした。
    戦列歩兵という形でしか軍を運用できない以上、出来る事も限られていて、そしてその醜態を晒す事になった戦犯っていうのは、お飾りとして用意されたモデスカルではなく、むしろその直近将校なのは間違いないですよね。

    でもモチベーションが低かったのは、兵卒ばかりでなく、将校もきっと一緒だっただろうなぁ、とは思うんです。
    誰だって無能な将に率いられたくないでしょうし、その上今回選出されたのは、実戦経験皆無のボンボン貴族ですからね。やれと言われたからやったんだ、責任は全て将軍に被せよう、というぐらいの気持ちだったんじゃないでしょうか。

  • 一方的な闘争 その8への応援コメント

    ごきげんよう、モデスカルさんのエピソードをここで挿入する手腕に、頭が下がります。
    これが素敵なのです、例え彼がこの場で儚くなるやられ役だとしても、この語りがあるのとないのとでは、物語の深みが違います、読み進める読者の物語への傾注度が変わります、読後感が天地ほどの差になります。

    彼も被害者といえばいえるのでしょう、一番の被害者はそんな彼に率いられてモチベーションが低下していて、冒険者との力量の差が明確になっているのに数の上で主ry区扱いされている二万の兵卒さんたちでしょうが。

    数より個、という価値観が戦闘の中で確立されているのは、刻印を持った冒険者の火力と経験から信じられている価値観なのでしょうが、だからこそ戦術面での発展がこの世界ではなかったのでしょうね。
    現代戦でいえば、必ず兵器の優秀さよりも最後には数が勝ちますものね。
    だからこそ戦術、作戦、戦略が学問として発達したわけですが、この世界で冒険者のほうが戦闘に長けているという事実がありながら、常備軍数万を養い続けるということ自体、王国上層部が戦略を考えていないということになりますよね。
    それを一番気付いているのは、皮肉にもモデスカルさん、ただ一人、なのかもしれませんね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    うぅぅ……! 率直なお褒めの言葉、胸に沁みて身体が震える思いです! ここでやられ役の視点があると、物語に深みが出る筈! という感に頼って差し込んだエピソードでした。

    モデスカルもまた、本来兵役すら満足にこなせない癖に、何故か選ばれてしまったので被害者ともい言えますが……そうですね、一番の被害者は、それに付き合わされた二万人の兵たちですよ。

    この世界では数より個が重んじられますが、確かに現代というか史実においても、一騎当千が実現したのは遥か古代の話ですし……。それすらも脚色された上での話ですから、中々に想像し辛いものがあると思います。
    数を揃えた方が勝つ、というのは当然の話で、そこに戦術も加わって順当に勝利を得ていくものだと思うのですが、こちらではちょっと残念な部分が目立ちますよね。

    ハッキリ言うと王国上層部――もっと言うと王様――は無能なのですが、その無能にも実は理由があります。王国は常備軍を養っているので貧乏で、その上食料自給率も低く、貿易に頼り切っています。その税収が王国を存続させているのですが、何故まともな国政を執らないのか、という部分についても、実はちょっと裏があったり……。
    兵を千人養うより、強力な個人一人を鍛え上げて十人分の給料払えばいい、という話になりそうなものですけどね……。

  • 一方的な闘争 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ユミルお姉さま、このチームのご意見番として、そして頭脳担当として、やるべきことをやるべきときにやる、それだけでは済まないプレッシャーを感じていらっしゃることでしょうね。
    ミレイユさんがやると決めた。決めたからにはやるけれど、やった結果が次のステージにどう影響するのか、相手がどんな反応を示すのか、その反応は自分達の想定内か外か、そしてその想定のまま行動を継続してもよいのか。
    それらを考え続けなければならないのですから。それを放棄すると、それこそミレイユさんのユミルお姉さまへの真の期待を裏切ることになりかねませんものね。
    でもルチアさん、可愛いなぁ、ユミルお姉さまと一緒だと、ますます可愛さに拍車がかかりますよね。
    美しい待ち伏せ。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、まさしく仰るとおり、流石おだ様! ユミルの事を誰より理解していらっしゃる!(笑)
    力でねじ伏せて終わり、あるいは闇の中で背中を刺して終わり、そういう手合いなら良いんですけど、まず通用しない相手ですからね。色々考えてしまうし、考えずにはいられない。
    一度は読み切った、と思っても、本当に読み切ったものか自信が持てないのは当然で……そしてミレイユの信頼を裏切りたくないと思うからこそ、アレコレ悩んでいるのですね。

    ルチアもチームの中では頭脳派の筈なんですけど、ユミルと役割が被る所為であまり出番ないんですよね。もっと可愛い所見せられたら、と思うのですが……。
    さて、この美しい待ち伏せの後に巻き起こる事とは……?

  • 一方的な闘争 その6への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、引退した冒険者夫婦でしたか。
    引退したとは言え、やはり傭兵として軍の指揮下に入るのは、グレーを通り越している気もしますね。ギルドが独立独歩を主張するならば引退者でも良い顔はしないでしょうし、でもそれなら最初から輜重輸卒の任務は受けないか。
    王国とギルドで何があったか、そこに神々の意志が介在していたのか、ですね。
    ところで二万人の軍勢は王国の正規兵なのか、本腰を入れたエルフ征伐の為に徴兵したのか、傭兵を雇い入れたのか?
    軍需物資は市民の目を欺く為にギルドでカムフラージュしていましたが、二万人の兵はどこからなってきたのか? 首都から二万人が出立したら嫌でも目立つでしょうし、徴兵したらしたでやっぱり国民が不安になるだろうし、傭兵を大量に雇い入れたら首都の治安に問題も出るでしょう、そこら辺りカバーストーリーがちゃんとあるならば、王国の対エルフ征戦の本気度がわかりそうですよね。
    二万人が2週間の作戦行動をとるとしたら、現代日本なら億を超える費用が吹っ飛びますから、首都周辺の経済状態を探るべきかもしれませんね。
    でも、どちらにせよ、神々の目的地が矛盾しているようにも思えるのは、想定している目的が間違えているのか、もっと仕掛けがあるのか?
    ううん、これは頭が沸騰してしまいそうです。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    引退者の雇用は、実際グレーどころか……って感じですよね。でも本当に独立独歩なら、軍に関わる依頼は最初から受け付けないですからね。そこがネックです。王国とギルド、そこに神々の関与があったのか……。それも遠からず明らかになるでしょう。

    さて、この二万人の軍勢ですが、常備兵という設定です。
    オズロワーナという都市を支配するのが大陸の支配者、という不文律を神々が定めているので、大した名目がなくとも戦争理由が成立します。
    なので、簡単には攻め込まれない戦力というのを、常に抱えているのです。今回はそこから二万が抽出されました。

    とはいえこの辺り、都市の規模について、明確に分かり易い数字など出していなかったので、どうにもイメージし辛いところだと思います。
    総人口がどのくらいとか、経済規模はどの程度とか、常備軍は全部でどのくらいとか……。その辺り説明していれば、少しマシになったろうと思うのですが……。
    私自身、その辺りの知識が全くなくて、想像できないのでスルーしました御免なさい!(平身低頭)
    正直、戦争シーンとか書かずに終わらせるつもりだったので、念入りな設定がありません! 現代の軍隊規模を参考にしようとも一緒くたに出来ないでしょうし、貨幣価値とかも含めて考え出すと、整合性の取れた数字が出せる気がしませんでしたし……。
    いっそスルーという方向で逃げてしまいました。お許しを、お許しをぉぉ……(泣)

    さて、気を取り直して(酷)
    神々の目的に矛盾を感じるのは何故なのか。いつかユミルが言っていたように、見えるもの全てを繋げてしまった所為で本質が見えなくなったのでしょうか。
    正直、納得して貰えるだけの解答を提示できるか不安で仕方ありませんが……、その時までお楽しみに!

  • 一方的な闘争 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさんの実力以前に、彼女のこの世界での行動原理、生き抜く為の知恵を見せて頂きました。ちょっとした相手の行動だけで相手を見切ったと勘違いして舐めてかかるのは、冒険者として中途半端に強いから自信過剰になっていたのでしょうね。加えて刻印文化への過信もあったんでしょう。
    冷酷なやり方ですが、簡単に大切なものの を示して人質に取られてしまったのは、戦闘中としては自業自得とも言えますね。
    さて、何故冒険者が軍列にいたのか、どこまでギルドは軍と、王国とツーカーなのか、背景に何があるのか? こっちはこっちでドキドキします。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    数の上で有利、後衛一人で武器もなし、これで負ける筈がない、という見た目だけで判断したのが、この二人の敗因でしたね。
    自分たちより強い存在なんて、ギルドに所属していたら分かっていたでしょうに、自分たちの常識と照らし合わせて、強者ではないと見たようです。
    見せ札の刻印が無かった、それも一つの理由だったでしょう。それはつまり、見せれる札がない、と言っているようなものですから。
    ミレイユのやり方は手早かったかもしれませんが、冷酷でしたね。でも、気が動転して人質に価値があると見せたのは悪手でした。それが時間を掛けていられないミレイユに、冷酷な手段を取らせる原因になりました。
    理詰めで動ける者ばかりじゃないとはいえ、上位に上り詰められない冒険者なら、そんなものかなぁ、と思って、こういう扱いになりました。

    さて、本格的な尋問に入りますが、有益な情報は手に入るのでしょうか。

  • 一方的な闘争 その4への応援コメント

    ごきげんよう、相手は二万人ですか、揃えてきましたね、今回は輜重部隊は冒険者が先行していますから、殆どが戦闘部隊ですね、ドキドキします。
    ってフラットロくんとアヴェリンさんでもういいんじゃないかしらと思わせる戦闘ですね、兵士が空を舞うって、アヴェリンさん、何やったんだか、可愛い。
    今回は軍列中央と後方の間に突っ込んだんですね。歩兵戦列への打撃としては正道にして効果的、所謂中入れと言う奴ですね。中入れの場合は敵正面に主戦力を置いて挟み撃ちを思わせて混乱させる事が多いようですが、今回は冒険者が作った野営陣地への逃げこみを図ったのでしょうね、正面にはルチアさんとユミルさんの可愛い伏兵がいるから安心ですね。
    って、ここで冒険者ですか。軍に同道してきたのか雇われたのか、イルヴィさんと同じ強い相手に燃えるタイプなのか?
    ミレイユさんの魔術抜きの素体の強さを拝見出来そうですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    敵も中々に数を揃え、本気を窺わせてくれますが、アヴェリンですからね……。
    弱卒の群より強烈な個が優位に立つ事も多い世界ですから、草木の如く人を薙ぎ飛ばせる者が相手だと、もはや勝負どころではない……けど、可愛いから良し!?(笑) ……良しですね!

    なるほど、中入れ……。そういう専門用語がありましたか……!
    いやはや、全く、そういった知識は全くなくてですね……。私は雰囲気で文章を書いている! おめこぼしを、と言ったそばから露呈してしまった!(笑)
    逃げた軍の対処も、何とか雰囲気で頑張って貰いましょう。

    さて、ここに来て軍が用意してたと思しき切り札が参上です。
    こいつらは決してイルヴィと並び立てる実力者ではないのですが、後衛一人置いてけぼりで、良いカモと思ったようです。
    さて、魔術抜きの戦闘を……と見せたかったところですが、そこまでする相手でもなかったようで……?

  • 一方的な闘争 その3への応援コメント

    ごきげんよう、イルヴィさんは最後まで今日まで鍛えに鍛え抜いてきた己の技を信じて、そして技に対して技すら返さず力のみで捩じ伏せた事実に絶望し、そして気を失ったのでしょうね。彼女ならきっと今日の経験を糧に再び立ち上がってくれると思います。真理に気付くかどうかはわかりませんが。でも確実に可愛い軍団入りは今のままでは叶いませんね。
    フラットロくん可愛いなぁ、もう!
    ちゃんと偵察出来て偉いねぇ、可愛くて賢い、なんて素敵な。ミレイユさんにえらいえらいされてるのを見て羨ましそうなアヴェリンさんも可愛いですが。

    さて、これまではアヴェリンさんのお話でしか知らなかった、ミレイユさんの大規模兵力との伝説になるような戦いが観れるのでしょうか?
    でも派手にやると神々に見つかってしまうし、どうなるのかしら?
    ドキドキします!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    鍛えぬき、磨き抜いてきた技が、単なる力で防がれた。それはイルヴィにとっては悪夢に等しい、受け入れがたい現実でした。
    だから、あそこまで躍起になったと言えますし、そっちがその気なら、と力でぶつかるつもりだったのですが……。結果はあの通りです。
    この程度で挫折するイルヴィじゃありませんが、果たして可愛い軍団加入の目はあるのでしょうか……!?

    フラットロはもう、お使い出来て偉い子犬扱いでしかなくなってますね(笑)
    本人……本精霊も、それで満足しているから良いのでしょうが。
    アヴェリンは……、あれだ。気を強く持つんだ(他人事)

    そうですね、アヴェリンの口から語られていた伝説が、果たして大袈裟なものだったのかどうか、明らかになるのだろうか……って所ですが。
    残念ながら、神々の目と、目と鼻の先にいるエルフ達に感付かれる訳にはいかない為、大規模魔術は使えません。
    ドキドキさせ損で申し訳ありません! こそこそ戦う様をお楽しみくださいませぇぇ……!

  • 一方的な闘争 その2への応援コメント

    ごきげんよう、イルヴィさんも突き詰めて単純化したら、スッポンのスメラータさんと同じ方向性なんですね。
    この時代に限らず、冒険者、戦士と言う生き物はそう言う生き物なのかも知れません。
    強くなる事を唯一の目標として己を鍛え、虐め、修練を怠らず歩いて行く、けれどある日、唐突にその道に行き止まりがあると気づいた時の絶望感はどれほどのものなのか。
    それは戦士に限った事ではなく、例えば芸術だったり学問だったり、一般的なお仕事だったとしても大して変わらないのかも知れません。
    それに気付いた後を、どう生きるのか、そんな人生の選択のお話なのだろうな、とも思えます。
    アヴェリンさんの場合は、このデイアートにはかつて存在しなかったであろうミレイユさんと言う生き方を圧倒的な強さで押し渡って行く人間との邂逅がパラダイムシフトだったのでしょうし、もう一歩目指す自分に近付く機会だったのでしょうね。
    イルヴィさんにとってのそれは、きっと未だにこの時ではないのでしょうが、それでも、いつかそんな日が来た時のために。
    アヴェリンさんはある種の敬意も込めて、力を振るうのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    そうですね。やっぱり己の腕一つ、技術一つで成り上がる職業ですから、突き詰めると似た様な方向を向いてしまうのかもしれません。
    でも突き詰めていった先、終わりのない道と思った先にも、限界や――才能の壁がある。自分と似た相手を見て、アヴェリンも弟子を持った経験からか、お節介が顔を出したようですね。
    アヴェリンの場合は、仰るとおりミレイユという異質な存在が、まさに道を照らす光となりました。
    このままだと、自分と同じ挫折を通ると思うと、黙っていられなかったのです。
    彼女の『教育』は実に苛烈ですが、一人の戦士と認めるからこそ、遠慮せず力を振るいます。差が歴然としてるので、虐めのようにもなっちゃってますが……(汗)

  • 一方的な闘争 その1への応援コメント

    ごきげんよう、もう前哨基地、五つ全部潰したんですか、早いな! しかもユミルお姉様のゲーム感覚と人間ブルドーザー、アヴェリンさんで。
    それにしてもなるほど、輜重輸卒として冒険者に外注とは、隠密行動には確かに有効ですね。
    エルフ戦争がこのタイミングで行われるのは何か意図がありそうではありますが。
    集積した物資が全部おじゃんになったら再度の行動も早期には難しくなる事でしょうね。
    って、イルヴィさんとアヴァリンさん、新旧アヴァリン対決ですね!
    これはもう可愛い軍団の勝利間違いなし、だって可愛いから!(バカ)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    まさしく重機いらずの人間ブルドーザーに掛かれば、ざっとこんなもの、と言ったところで……(笑)
    王国側にも何やら暗躍するものが見えますが、その一つが冒険者を利用した戦争準備の偽装であると……。いつまでも有効か手立てではないと思いますが、とりあえず今のところは成功して……する直前まで行っていたようです。
    それにしても、なるほどと唸ってしまうのはこちらの方です。
    輜重輸卒という単語がサラッと出て来るのは流石としか言いようがありません! おだ様のような戦争・軍事関連に詳しい人に読んで頂いていると思うと、身が引き締まる思いがします。なんか可笑しな事やってるな、と思っても、生暖かい目で見てやってくださいませ……(笑)

    はい、ここで勃発……というか、我慢しきれず飛び出したイルヴィとの、新旧対決ですね!
    今や可愛い軍団の総戦力は凄まじい事になってますからねぇ……。その急先鋒のアヴェリンとなると……。いや、可愛い判定で勝利取れるかなぁ……?

    編集済
  • 詭計と疑心 その8への応援コメント

    ごきげんよう、フラットロくんの偵察飛行から間を置かずの隠密接敵、無力化、お見事です、ユミルお姉様。トロリオさんにはお気の毒でした、危機察知能力は高かったみたいですが、裏返せば強さとのバーターですものね。それにしても駆け出し冒険者さんも世知辛いものですね、身体ひとつが資本の昔とは違い、刻印という先行投資が必要なんですから、刻印購入で武器が、みたいな本末転倒な事態になっちゃうのでしょうが。「みんな貧乏が悪いんや!」
    でもエルフさんを魔族と呼ぶのはオズロワーナだけなんですね。
    ここら辺りにも何か意図的なものを感じてしまいます。
    考えすぎ、でしょうか?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    敵の位置も丸分かり、その上完璧な隠密接敵をさせて、ユミルに対処できない敵は早々いないですね。トロリオは慎重さも十分に持っていたんですが、駆け出しである事も含めて、相手が悪かった、としか……。
    もはや刻印なしには語れない職業ですからね。「みんな貧乏が悪いんや!」

    エルフ憎し、から派生した魔族呼びではありますが、オズロワーナだけというのは不自然ですよね。じゃあ、何故その不自然が成り立っているのかと言えば……仰るとおりで、考えすぎではありません。
    意図的に、そうするよう画策したからなのです。

  • 詭計と疑心 その7への応援コメント

    ごきげんよう、フラットロくん可愛い、ひさしぶりで嬉しいです。甘えん坊でちょっとツンデレ、ほんとに可愛い、可愛い軍団の特別メンバーにしてあげましょう! でもメンバーを火傷させないようにね!
    確かに冒険者の存在は厄介ですね、魔術師ギルド長みたいに冒険者ギルド長も懐柔できていたら状況も変わったかも知れませんね。
    要はミレイユさんを目撃しても他所で話さなければ良いのでしょうから、ユミルお姉様の魔術で口封じして撤退させるのが一番穏やかで良いけれど、数が問題ですよね。
    でもなんで冒険者ギルドは王国軍の軍事行動に逆らわないのか、そこもまた、神々の罠かも知れませんね。
    エルフの件も王国の件もそうですけれど、戻ってきたミレイユさんの味方予備軍をとにかく潰そう、そんな風にも見えますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    フラットロは最初、鍛冶だけの出番で終わりの筈だったんですが、それで終わりだと寂しいと思って、幾度か出番を増やす事になったキャラです。
    マスコットとして出すなら、もっとずっと傍にいる様にも出来たんですけど、動かすのが面倒なので普段は消えて貰ってます!(笑)
    でも可愛い軍団のマスコットになれたのなら、彼も本望でしょう。……その内、馬鹿デカく成長するんですけど、大丈夫ですか?

    そうなんですよねぇ、冒険者ギルドの方は接点が持てなかったのと、仮に持てても懐柔できなかった、という理由があるのですが……。
    そして鋭い……! 相変わらず鋭すぎます、おだ様……!
    もう半分以上、答えを自分で言ってしまっていますので、詳しい事は解答編をお待ちください……(笑)

  • 詭計と疑心 その6への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、魔王呼びは確かに昇神には逆効果ですよね。そうなると、神々の目的がブレてきますが、そもそも魔王呼びが人間、王国の宣伝? いや、エルフを追い落とした時点でミレイユさんは行方不明になっていて当面の敵はエルフ残党ですから積極的に魔王呼ばわりする意味がないですものね、プロパガンダとしては無意味。
    確かに考えるだけ混乱する、それこそが狙いかしら?
    どっちにしても動いて、それで神々の反応を見るのが最適解かも知れませんね。その途中経過でエルフを助けるのも一興。
    1回目の冒険者時代に戻ったようで、だから笑えたのかも知れませんね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    凄く真剣に考察して下さって、作者としては有難い限りでございます! 神々の狙いがブレているように見えるし、混乱させられる……。
    神々もミレイユ達を無能と思っていませんから、その思考能力で看破しようとすると考えています。なので、読まれる前提で作戦を考えているんですね。
    つまり化かし合いの上、読み合いが発生していて、神々は騙し切ろうとしている。どこまで読めるか、と試している部分もあるでしょう。
    それがミレイユ達を混乱させているのです。

    最後の笑いは、そうですね。
    単純に、目の前の事を相手すれば良かった事を思い出して、そして単純明快に答えを言い切るアヴェリンが好ましくて、つい笑ってしまったのでした。

  • 楽しい遊び場 その6への応援コメント

    やっぱり異世界すれ違い物の描写が秀逸ですね!
    デパート編もすごく笑わせてもらいました。
    もう日常編だけで一作書き上げていただきたいほどです。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    何を見たら、何をどう勘違いするだろう、と想像しながら書いていました。明らかにギャグを意識していたので、笑って頂けて嬉しいです!(笑)
    楽しく馬鹿やってるだけの日常編、それも良いかもしれませんね。

  • 詭計と疑心 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、ミレイユさん、オミカゲさまのことまで考えましたか。
    これは動機付けと言うよりも反論封じとしては有効ですね。加えてループ脱出の手でもある分、説得力があります。
    ただ、この世界での対神々戦略だけを考えたら、やっぱり時期ではないような気もしますが、日本へ帰る理由を捻じ曲げて反対派を封じるいい理由でもありますね。
    だけどユミルお姉様はそこまで気付いて歯噛みしてそうですよね。
    って言うか、ユミルお姉様、かーわーいーいー!
    可愛い軍団のセンターだった時代を思い起こさせる可愛さ。今でも可愛い軍団でイケますよ、結希乃さん、ぐずぐずしていたら蹴落とされちゃいます!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ですね、動機付けというより、反論封じの方が適切かもしれません。そして仰るとおり、それを考えるのは早すぎる、というのも当然です。
    遠くを見据え過ぎて、足元を疎かにしていたら簡単に転んでしまいますし、そして転べば穴の底まで真っ逆さま。
    まずは近くを見据えてよう、って話なんですが、エルフを失うと最終的にオミカゲ様は諦める事になるので……うーん、考えずにいられない!(笑)

    そしてユミルの株が上がってしまっている!?
    思い悩み、それはミレイユを思う故の苦悩ですからね、必死に考えてくれるのも分かりますし。ただ何故かポロリと、あんな言葉出しちゃったんでしょうねぇ。あれも甘えの一種なのかな……。
    結希乃、君の出番はずっとないぞ! 結希乃にセンター奪われる日は近いかもしれない!?(笑)

  • 詭計と疑心 その4への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、ここで罠を避けても次の罠がある、その為に周辺被害がどんどん増えるのを嫌ったのか。
    加えて逃げを続けることがどんどん選択肢を狭めて、オミカゲさまの犯した過ちを繰り返してしまうかも知れないと言う事ですね。
    ただ、最初のうちの被害は、冷たい言い方をすればコラテラルダメージのうちとも思えるのですが。
    ある程度何度か罠を掻い潜るうちに、神々は選択肢こそ減らないでしょうが、誘導したい方向性は見えてくるように思えますから、そこで決戦、と言う方が勝ち筋も見えやすい気もしますよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    そうですね、致し方ない犠牲っていうのは、起こるものです。これは個人同士の喧嘩ではなく、戦争なんですしね。最終的に勝てば、その被害も報われるって考えは理解できるんです。
    でも、逃げる事で、どんどん逃げ道を防がれて、そして取りたくない選択を迫られるのを嫌ったのが今回の理由の一つですが、もう一つ、おっきな理由があったんです。
    それこそが、ミレイユが最後に放った一言なのですが……。
    そして、彼女にとって、それは何より大事なのでした。

  • 詭計と疑心 その3への応援コメント

    ごきげんよう、うん、ミレイユさんならそう判断すると思ってはいました。ルチアさんが一族を顧みずミレイユさん中心での考えを述べたことが背中を押すことも。
    でもユミルお姉様の理路整然とした、説き去り説き来たるような(私だったらうっとりしちゃう)反論をまるまる理解し肯定した上での決断(と言うより、懇願に近い)は、もう怒りの感情が殆ど占めているのでしょうね。
    時には理屈ではなく感情赴くままに動くのは、かえって良い結果になる事もありますが、今回はさて、どうなるのか。ドキドキしてきました。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    神々もまぁ、悪辣な手を打ってくるものですが、ユミルはそれを看破して見せました。理路整然とした内容には納得するしか無いんですが、ルチアに親族の命を諦めさせる、というのはミレイユとしては頷けないところ……。
    感情のまま、ただ嫌だから、不憫だからと助けたいと言っているように見えますが、彼女なりに今の話を聞いて思い付いた事があります。
    さて、どうなるのか、ミレイユの真意は一体……?

  • 詭計と疑心 その2への応援コメント

    ごきげんよう、うん、なるほど、ユミルお姉さまに賛成票、かしら? 確かに罠として用意して引っ掛かればよし、引っ掛からなくともミレイユさんシンパの勢力減退、撒き餌としては正しい姿ですよね、ただ、その仕掛けられた時期が数年前というところが気になりますね。
    ただ、ユミルお姉さまがミレイユさん案に反対するのはもっともですね。
    というか、左程抵抗なく受け入れられるとしても、ご意見番夜の蝶としては、一度は反対しておくべきでしょう。

    スメラータさん、さっそくアキラくんに色々と教えてもらったんだ、アキラくんもこのままお別れになりたくないし、励むことでしょうね。
    スメラータさん、真面目な修行以外にも手取り足取り、色々教えられたんじゃないでしょうね!? 純朴そうだからそっち方面疎そうだし、お姉さん心配です。
    何かあったら、すぐに言うんですよ!(恋愛脳のオカンモード)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    結局、撒き餌は撒き餌でしかないので、食い付けば良し、という考えでしかないんですよね。これが駄目でも、落胆こそあれ、それが全てという訳でもないのですから。
    ユミルの役目は、ご意見番、相談役として発言するところにあるので、やっぱり一度は反対しますね。ディスカッションを活発にさせる目的で、あえての反対意見、という事もよくしてます。

    そう、スメラータさん、早速色々教えられたそうですよ!
    色々……、色々は色々ですよ! 変な意味じゃないですよ!
    でも夜の勉強会って聞くと、何だか如何わしい意味に聞こえませんか!?(思春期の恋愛脳)

  • 詭計と疑心 その1への応援コメント

    ごきげんよう、そうか、なるほど。
    エルフはミレイユさんのシンパとなり得る、ミレイユさんの拘置戦力みたいなものですものね、ミレイユさん捜索網としてのエルフ包囲、それで引っ掛からなくても予備戦力をせん滅しておくことには意味があるのか。二百年の時間差を神々がどう考えているか、ですよね。時差なく戻ってきた場合なら、このエルフ包囲網は数年前なら遅すぎる感じもしますし。エルフを権力頂点から引きずり落して人間に変えたのは、その第一段階だったのかもしれませんね。
    でもデルンの初代国王、そんな神の武器を使ってエルフを追い落としたのはいいですが、そのあとどうなったのか、想像すると恐ろしいですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    エルフの多くが、未だにミレイユのシンパであるのは、調べなくても分かるほど自明の事です。なので、名乗りを上げれば、まず味方に付くのも予想できるのですね。

    そう、そこで二百年というのがネックになりますよね。
    本当に邪魔なら、現世から移動を確認した時点で滅ぼしている筈なんです。
    そして仰るとおり、その第一段階というのが、エルフを支配層から追い落とす事でもあるのですが……。
    追い落とす事が出来たなら、そこで滅ぼす事も可能だった筈なんです。それをしなかった理由は……すぐ語られますね。

    そして、すぐに姿を隠したデルン初代国王はどうしたか……、この辺りもすぐ分かる事になるのですが、もっと説得力のある伏線とか用意できたら、と思うのですが、うーん……難しい!

  • 決闘演舞 その8への応援コメント

    ごきげんよう、うわあい、ユミルお姉さま、夜の蝶、お似合いです。昼間の太陽が苦手って実は夜の方がユミルお姉さまの魅力が一層輝く時間帯ってことですよね。
    ってアキラくん、淋しそうな風を装っていますけれど、スッポンのスメラータさんとの同棲第一夜でもう実はデレデレなんじゃないですか?

    この冒険者さんの依頼はとっても重要ですよね。神々がミレイユさんを探しているのはほぼ確定として、網を張るとしたら縁のあった冒険者ギルド関係か、もしくはエルフ関係、となるとミレイユの森に網を張るのは正しい戦略ですものね。
    依頼者はだれか、突き止める必要がありますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ふふふ、そのとおり! ユミルが輝く時間帯は夜、男や女や関係なく、その魅力で篭絡しては移っていく魅惑の蝶なのです。
    さてさて、アキラの方もまぁ朴念仁なところありますから、そうそう女性に現を抜かすかどうか……(笑)
    変にまじめなところもあるので、しめしめと手を出すような輩ではないと思いたいですけど……? どうなんでしょうね(にやにや)

    ふと耳に入った、この情報。
    はい、とっても重要です。全く無関係などこかより、関りのある場所に網を張るのは常套手段ですから。背後で動いている何者かも含めて、色々考えなくてはならないようです。

  • 別世界の住人 その6への応援コメント

    アヴェリンさんはスイーツ嬉しそうに食べてくれていいですね

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    甘党の彼女には、現代のスイーツは饒舌に尽くし難いものだったようです。
    大変なお気に入りになってしまい、他に分け与えたくないって思ってしまったようで……(笑)
    一見武骨な彼女の、ちょっと可愛い一面でした。

  • 別世界の住人 その4への応援コメント

    こんな時に強盗?!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    世の中には、間の悪い輩というのは、いるものなのですねぇ……。
    非常に運が悪く、そして相応の痛みを受ける事になりました。
    前科が付かなかったと考えたら、運が良いとも言えるのかも?

  • 街への遠征 その6への応援コメント

    コメント失礼します。
    話し合いと納得・・・お互いを尊重しあうということでしょうか。
    いい言葉だと思います。話し合いと納得があるからこそ、ついていく。
    危険があっても、信頼感がある。
    深く考えさせられるエピソードでした。
    次回以降も、アキラ君の気持ちに共感して、わくわくしながら読み進めます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    温かくも嬉しいお言葉を頂戴して、胸がぐっと熱くなりました!
    彼女たちの信頼は最初からあったものではないけれども、互いを尊重するにしたがって納得と共に育まれたものでもありました。
    深く考えさせられると言って頂けて、物を書いている身としては嬉しい限りです!
    今後も、アキラに寄り添い読み進んで頂けたら嬉しいです!

  • 街への遠征 その4への応援コメント

    コメント失礼します。
    私もミレイユ様やアヴェリン様が道を歩いていたら、振り返るかもなぁ。
    私は自分の容姿に自信がないから、ついつい他人の容姿が気になっちゃう。
    アルアルですね。
    質屋でまとまったお金を手にすることができて、読者としてホッとしました。
    次回以降も楽しみに読み進めます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    見た目が華やかな人は、やっぱり目で追っちゃいますよね。それが見た目外国人で、各種バリエーションに溢れた美人集団となると、その注目度も上がってしまうというもの。
    ミレイユ達は、当座の資金は手に入って、気持ちにも少し余裕が出たところ。
    今後も応援して頂けると幸いです!

  • 決闘演舞 その7への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、エルフを権力の頂点から突き落とした原因となる盗まれた埋蔵品はそれだったんですか。既に盗掘されて使われてしまってるのを知ったら、ミレイユさんはがっくり、アヴェリンさんは右往左往、ルチアさんは残っていたエルフを責め立ててユミルお姉さまはおくびをするのでしょうね。
    そうか、神が作ってミレイユさんに与えた武器だから、逆に考えればミレイユさんを害することができるだけの力がある、もしくはそんなギミックが隠されているかも、となるとまず確認したくはなりますよね。
    そう考えると神々、本当に厄介な存在だなぁ。
    もとより、ミレイユさん育成計画の最終目的もわかっていませんし。
    ただ、ミレイユさんが反逆したら拙い、それだけは確かのようですから、そんな事態が万が一起きた時の対策をこれまでに済ませているような気がしますよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    そうだったのです。何故覆せたのか、というより、覆せるだけの武具があればこそ、出来た事だったんですね。
    厄介な事だと顔は顰めるでしょうけど、ないならないで仕方ない、と方針を即座に見直す強かさはありますから、そこまで落胆はないかと思いますね。

    ただ、その武器を持って攻撃して誰かを想像すると、まず面倒だとは思うでしょうけど。
    そうですね、育成計画の真相はまだ闇の中。そして、強大な力を身に着けていく事を前提としているからこそ、反逆された時の事もまた考えていたような奴らです。
    仰るとおり、その対策は既にされていて、ミレイユの気付かぬ内に始まっている事でもあるのです。

  • 決闘演舞 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、日本から戻ったミレイユさん達にとってはそこからがもう疑問となるわけですか。
    確かに自分の名前を付けた森が自分が残した邸宅を守るために創造された、そこまでは考えられるものの、現在の情勢、そして留守中の二百年の経緯が分からないと、その森の存在意義が気になりますよね。
    そこに今後の行動指針となるような何かがあるかもしれない、ということなんでしょうね。そしてエルフ達から話を聞いて、いっそう頭を抱えてしまうというところまでがワンセット。

    眠そうな表情でほわんほわんとしゃべっているであろうユミルお姉様、可愛いだろうなぁ。
    妖艶美女が少女のように微笑む、なんて素敵な絵なんだろう。今夜夢に見そうです。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    そうなんです、森の誕生や形成は安易に思い付くんですが、デルンとの関係や敬意を考えると、森自体の意義について考えてしまうもので……。
    はい、きっとミレイユは頭を抱える事になると思いますよ!(笑)

    ふっふっふ、普段とのギャップが出ているユミルでした。
    おだ様の夢にユミルが出るとはけしからん! でも、出たら好きなだけ枕にしてやってください(笑)

  • 決闘演舞 その5への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、これで立派な冒険者ですね。立派なというのは慣用句でもなんでもなくて、きっと実力的にはこのギルド所属の中でも上位に位置するのでしょう、ただ経験が不足しているだけで。そこら辺りを任された可愛いスッポンのスメラータさん、責任重大ですよね。
    身体や気分がしんどい時に相手をするとキツく感じる、明るくて元気なひと、っていますよね。悪い人じゃないし、気のいいやつで普段は気にならないけれど、こちらの状況がしんどい時はウザく感じてしまう。
    それだけスメラータさんは、真っ直ぐで、素直で純粋な性格なんだろうなぁ。燥いでいても、空気は読めるし、怒られたり文句を言われたりしても、それをちゃんと吟味して非があると気付けば素直に改めることができる。
    その意味では得難い可愛らしさだと思えますね。
    ミレイユさんの感じる弱さ、逆に言えば自分一人が図抜けて強くなくてもよいよ、ということなんでしょうね。
    オキカゲさまとは違う意味での強さ。その点オミカゲさまは、ループして日本に戻るまでの間に自分の強さを分担してくれる仲間を失っていますものね。だからこそ自分一人が強くならなければならなかっただろうし、最後には自分をも踏み台にできる、ある種の歪んだ強さを身に着けたのでしょう、だからその意味でもミレイユさんの弱さは、現時点ではるべき強さなのだとも思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、アキラはもう十分立派な冒険者で、その仲間として受け入れるに申し分ない、といったところでしょう。
    アキラの努力はまだまだ必要ですが、スメラータに頑張って頂きたい。

    そうですね、明るいのは好ましいんですけど、それを相手にするとき辛い場合もあるもので……。でも、自分勝手で空気も読まず、単に陽気を振りまくだけの彼女じゃないですからね。その辺りも、ちゃんと考える頭を持ってる証拠です。

    まさに、まさに言いたい事全て汲み取って下さって、感謝の言葉が思いつきません! そうなんです、ミレイユは自分一人が強くなくて良いと気付けたし、それが強さに繋がるんですけど、オミカゲ様にはそれが出来なかった部分です。
    既に大事な仲間を失い、それを補えるだけの強さを自分に課すしかなかった。だから最終的に自己犠牲を前提にした、歪んだ強さを形成するに至りました。
    この違いは、きっとこれからの旅に大きな変化を与えてくれるでしょう!

  • 帰郷 その8への応援コメント

    帰還できたと思ったら、どうやらこれは異世界だったということでしょうか。
    何と言う事なのだろう。
    これはミレイユさんのままだったから良かったのかな。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    どうも自分の知る現代に、帰還できた訳ではなさそうです。
    では、この世界は何なのか、というところも、今後明かされていく部分ですね!
    もしも、元の男性の姿で帰還していたら、色々問題になっていたでしょうね。
    その時、アヴェリン達はどういう反応していたか、それを考えると胃が痛い気もしますが(笑)

  • 帰郷 その6への応援コメント

    もしかしてミレイユさんたちが来たからついてきた的に
    敵も来たということなのか、それとも敵?と言うか
    小鬼たちは元からこの現実世界にも時折きていたのか
    謎ですね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうですね、そこが一つのキーポイントになっています。
    近々、その辺りにもメスが入っていきますよ!

  • 帰郷 その3への応援コメント

    異世界から皆でやってくるとこうなるっていうことかー
    成程です。
    とても面白いです。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    異世界人、現代文明との遭遇……!
    現代人からすると、随分とおかしな行動が目に付きますが……。未知との出会いとは、端から見るとこんな感じかも、と思って書いてました。
    奇行が目立つのも致し方なし!?

  • 帰郷 その1への応援コメント

    帰還出来たーと思ったらミレイユさんのままは結構心臓にきますね

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    終わった、帰って来た、と思ったらコレですからね(笑)
    色々不安がるところでもあるのですが、後から続いてやって来る彼女らが、そんな事考えさせる暇を与えてくれないですねぇ……。

  • プロローグ その2への応援コメント

    自主企画から参りました。
    ご参加下さり有難う御座います(*´▽`*)

    ミレイユさんは元は男性だったのですね。
    凄まじい構成力で文章に引き込まれて行きます。
    この後どうなってしまうのでしょうか………
    続き読ませていただきますね。

    作者からの返信

    ようこそ、ゆう様、いらっしゃいませ!
    感想ありがとうございます!
    文章については未だ拙い部分も多く、お褒め頂くにはこそばゆく思ってしまいますが、良い文章と思って頂けるよう、これからも精進していきます。
    物語についても、色々山場を用意してありますので、楽しんで頂けたら幸いです!

  • 決闘演舞 その4への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん意地悪さんです。言い忘れていたんじゃなくて、アキラくんを泣かせたかったんですね、さっきユミルお姉様から電話がありましたもの。
    って良かったですね、アキラくん、七生さんと別れて孔に飛び込んだ甲斐がありましたね。今日からは可愛いスメラータさんとのイチャラブ生活の始まりです(違う)。
    ギルドの方も問題なく加入できそうですし(美人さんの圧は恐ろしいですね、しかも通訳がユミルお姉様なんて、受付さん、どんだけ精神削られるのやら)、それこそ後は、スメラータさんとの二人三脚ど頑張るしかない。
    さて、厄介者を(ひどい!)スメラータさんに押し付けたミレイユさん御一行、この後はどうするのか、エルフと会う為、ミレイユの森に行くのかしら?
    ミレイユさん、森になったり魔王になったり、忙しいですね!

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ふっふっふ、バレてしまいましたか……!
    そう、ミレイユは泣かしてやりたいという欲求を抑えられなかったのです(笑)
    何にしても、無謀を通り越して孔に飛び込んだ甲斐が、ここでようやく報われましたね。森の中での移動中、そして街に着いてからも、ずっと気が気じゃなかったでしょうけど(笑)
    そしてイチャラブ(拳と剣)のど付き合いが繰り広げられる、という訳です。

    ミレイユの圧を受けた職員さんは、大変な災難でしたね(笑)
    その後のユミルとの通訳でも、あれこれと嫌味言われてそう、というのも正にそのとおり! 終わった頃にはテーブルの上で突っ伏している事でしょう。

    うっふっふ、厄介者(アキラ)が居なくなったので、少し身軽に動ける事になりました。これから向かう先は何処なのか、もうお分かりのご様子。
    でも、ちょっとだけ意味合いや狙いが違います。
    本当に、全くですね! 森になったり魔王になったり、実に忙しい事です。この分だと、まだまだ肩書増えるんじゃないでしょうか(笑)

  • 決闘演舞 その3への応援コメント

    ごきげんよう、七生さんピーンチ!!
    早速アキラくんの野郎が現地妻を、持とうとしていますよ!!
    さあ、こんな薄情な野郎のことはきっぱり忘れて、可愛い軍団でセンターを目指すんだ!
    まぁ、結希乃さんのセンターは揺らがないでしょうかね、ククク(イヤな奴)。
    でもスメラータさん、良かったですね、これは可愛いスッポンの作戦勝ち。確かにミレイユさん達もアキラくんの世話に時間を取られなかなりますし、社会生活を営む訓練ならスメラータさんでも充分ですよね。それに彼女ならしっかり根気よく、丁寧に教えてくれそうな予感がします。
    でもスメラータさん、刻印外すと苦労しそうだなぁ。まあ、アキラくんがちゃんと守ってくれることでしょう。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    アキラも全く偉くなったものですなぁ! あっちの女子やら、こっちの女子やら、手を出してやがりますよ!
    もう七生には、可愛い軍団でセンター目指すしか道は残されていないというのに、それすら結希乃に独占されているなんて……! 可哀そうな七生!(笑)

    そうですね、スメラータも粘り勝ちでした。
    お互いにWinWinの関係を持てたからこそ、受け入れられた感じですよね。苦労も多いでしょうけど、それに見合った強さが手に入るなら、後々後悔もしないでしょうし……。
    ただ、刻印を外したばかりのスメラータは大幅弱体化! こっちは泣くほど苦労することでしょう!(笑)

  • プロローグ その1への応援コメント

    冒頭の感じが斬新でいいですね!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そう言って頂けて嬉しいです。他の部分で斬新と思って頂けるかは自信がありませんが、宜しければ読んでやって下さいませ!

  • 決闘演舞 その2への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん合格おめでとうございます! やはり何があろうと止まることなく剣を構え続ける、その意気さえあれば、何かしら役に立つだろうと言うことですね。何にしろ、ここで一人置いて行かれるよりは余程マシと言うものです。
    そうか、以前魔物と魔獣の違いの話がありましたが、社会制度的にも基本的に違うギルドが存在すると言うことですか。だから冒険者ギルドに然程執着する必要もなかったんですね。
    やっぱりイルヴィさん、酔っ払いでしたか。確かにこれだけのエンターテイメントを見せたアキラくんが加入拒否されたと知れたら、この場にいる乱暴and酔っ払い達は暴徒と化すかも知れませんね。
    可愛いスメラータさん、やっぱりいいですね、存分にスッポンぶりを発揮してくれますね。この真っ直ぐさが可愛い秘訣ですね。何だか彼女の台詞を読んでいたら、七生さんよりもよっぽどJKしてるなぁ、なんて思えて、いっそう可愛く思える私でした。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    紆余曲折ありましたが、遂にアキラが認められる事になりました。師匠の教えを実直に守って来たお陰でしょうね。

    ですね、ギルドの数も種類も様々で、細分化されていると言いたかったんですが、それに対しては全然描写が足りてないですね。
    とはいえ、その辺は蛇足的な部分になってしまって、あまり詰め込み過ぎても仕方ない、とカットしたのですが……。

    そしてイルヴィ、酒癖が普通に悪いです。乱暴者って訳じゃないですが、そういう範疇にいる人は豪快に酒を飲んで、そして豪快に酔っぱらう、というイメージがあるんですよね(笑)
    最初は全員が暴徒と化して乱闘騒ぎに発展する話を書いてたのですが、自分でも収集つけられなくなったので、没にして早々に気絶させちゃいました(笑)

    スッポンのスメラータ、流石に名前に偽りなしって感じでそう簡単に離してくれません。どこまでも真っ直ぐで、そして気持ちに嘘がないんですよね。
    その所為かどうか、確かによっぽどJKしてますね(笑)
    本当ならギルド関連の話は深堀したかったのですが……、そこまで書いていくと、お話を纏められそうになくて……(泣)

  • 決闘演舞 その1への応援コメント

    ごきげんよう、イルヴィさんの懸念はそこにあったんですね。
    魔王ミレイユへの嫌悪感よりも、一族の英雄アヴェリンさんの名誉をより重んじる。
    戦国武将か、でもカッコいい。でもちょっと面倒臭く酔ってるかしら?
    魔王の伝説はミレイユさんの桁外れの強さをベースにして、苦しめられた人間側、と言うより王国側のプロパガンダとして広められた感じですね。
    魔王伝説よりもアヴェリンさんの名前が伝説になってるのは面倒くさいですね、これじゃあ偽黄門様御一行みたいになっちゃう。
    ユミルお姉様は伝説になってないのかしら?
    伝説の妖艶な美女にして慈愛の女神さま。
    あなたが戦士にどつかれて昏倒してしまった枕頭に立ち、さあ眠りなさいと流行歌みたいな言葉を呟きながら頭を踏みつけてくれる。
    そんな伝承が密かに特殊な性癖の方々の間で流布されている、みたいな。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
    イルヴィが……そして、その一族が大事にしているのは、アヴェリンの名誉と英雄譚です。それを何より誇りとしています。
    だから魔王だと王国側が批難していても、イルヴィ達にとってはあまり関係がないんですね。

    いやはや全く、アヴェリンまでもが有名になってしまっているのは面倒ですが、これはイルヴィの一族の中で特に顕著なだけで、それ以外ではあまり……な感じですね。
    だからユミルの名前も有名じゃありません。魔王の配下は三人いて、その内の一人に誰ぞいるけど名前までは知られてない、みたいな……。
    なので、残念ながら倒れた戦士の夢枕に、意気揚々とトドメを刺しに来る女神はいないですねぇ。
    その手が趣味の人たちには、絶大な支持をうけそうですが!(笑)

  • 二つのギルド その10への応援コメント

    ごきげんよう、あはは! アヴェリンさん、賞の名前になってる! 戦士界のノーベル賞みたいな! これアキラくんが聞いたら大爆笑間違いナシ、そして師匠にどつかれ吹っ飛ばされて気絶してユミルお姉様の膝枕までがセットですね。最後にユミルお姉様がアヴェリンさんを揶揄うのもお約束です。
    この戦いは、きっとスメラータさんの脳内で物凄いパラダイムシフトを起こしたんでしょうね。ミレイユさん達の刻印のメリットデメリットを聞いていた彼女だけが持ち得る意識変革。
    イルヴィさんは、刻印の理屈は知らずとも、一族の教えから元々そんな意識を持っていたようですね。ただ、生きていく為にはやむを得なかった、みたいな。
    これでイルヴィさんもミレイユさんの知古を得ましたが、この談話ね席に、スメラータさんもさあ! ついていくのだ!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
    そう、ミレイユとは逆方向で不名誉な名前の使われ方しちゃってます(笑)
    アキラが話の内容理解してたら、間違いなく似たようなリアクションの後、どつかれて気絶する事になっていた事でしょう。
    そして目覚めたところにユミルの顔が見えて、さらに驚いて気絶したりして(笑)

    ですね、スメラータの中ではもう凄い事になってしまっています。
    まさしく天地がひっくり返るような衝撃を受けた筈です。
    イルヴィの場合は一族の教えから、不完全ながら制御を身に着けていたけれど、だから刻印の恩恵を受ける余地があった、といったところですね。
    完全な内向を身に着けない限りは、受けられる恩恵は大きいものですから……。
    イルヴィとしても忸怩たる思いがあった事でしょう。

    さぁ、ご安心あれ!
    スッポンのスメラータの異名は伊達じゃないって所を見られるでしょうとも!(笑)

  • 二つのギルド その9への応援コメント

    ごきげんよう、うわあ、アキラくん負けてなかった! ごめんなさい負けたと思ってました!
    凄い、これがアヴェリンさんの教えとお仕置きの成果か(違う? 案外それも大きいかも? なんて)。ミレイユさんに捨てられない為、って言うのもあったのでしょうね。
    これはイルヴィさんの、彼女なりの教えなのかも。本物の戦士だ、教える価値があると踏んでの刻印使用だったのかも。
    そしてミレイユさん達もまた、この経緯をわかっていたから止めなかったのでしょう。
    この引き分けは価値ある勝利ですよね、試合に負けて勝負に勝った的な。
    スッポンの可愛いスメラータさん、純粋に彼の為に涙を流せて、純粋に応援することが出来て、純粋に心配しだからこそ怖くて一歩も動けなかった、彼女はこれで真の可愛い軍団メンバーになりました。
    でもアキラくんの脳裏に浮かぶのは、ユミルお姉様の慈愛に満ちた優しい笑顔。
    あれ? そんなの見た覚えあったっけ?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら、かんそうありがとうございます!
    そう、実は負けていなかったのです! 日頃から馬鹿みたいに殴られていた成果が出た、といったところでしょう。既にお仕置きを楽しみと思える境地まで、至っているかもしれません(嘘)
    はい、ここでミレイユ落胆させたら拙い、という危機感があったから動けた、という事でしょう。

    そしてイルヴィは、アキラを一人の戦士として既に認めていて、だから刻印を敢えて使用しました。対等の相手と認めたからこそ、ですね。
    だからミレイユ達も、いっそ淡泊と思えるほど冷静に見守っていました。
    はい、この引き分けはアキラにとって間違いなく価値ある引き分けで、そして勝負に勝った内容でしたね!

    スッポン可愛いスメラータは完全にギャラリーしてましたが、でも感情を表に出し過ぎるし、隠す事も出来ないので実に良いリアクションを見せてくれます。そしてついに、軍団本メンバーに昇格!?
    画面端にチラッとから、もう少しカメラ寄りに出れる事になると!? スッポンのスメラータ、これから春の予感です……!?(謎)

    アキラの脳裏にそれが浮かんだとしたら、もはや走馬灯レベルのヤバいアレですよ!(笑)
    白目剥いてないと見ないやつだ!(笑)

  • 二つのギルド その8への応援コメント

    ごきげんよう、イルヴィさん、武士だ。イルヴィさんがと言うより彼女の一族が武士、しかも近世の形骸化した武士ではなく、平安後期から鎌倉時代にかけての、実力と誇りに満ちた武士。アヴェリンさんは狩猟民族だったかと思うのですが、戦士でもあったか。
    アキラくん、負けちゃいましたね。でもこの敗北は、アヴェリンさんのお仕置きも緩いのかも(ないとは言ってない)。
    相手は刻印を使っていないし、これは経験の差、なんでしょうね。
    でもイルヴィさんよりもアヴェリンさんの方が段違いに強いんだろうなぁ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
    そうですね、彼女は……というより、彼女たちの一族は狩猟民族であり、そして誇りある戦士でもあります。
    特に個人の武勇に対し、並々ならぬ誇りを持っていて、強さというのを何より大事にします。強い戦士でなければ強い獲物を狩れないので、必然的に身内同士で戦技を鍛える事になるんですね。それが強い戦士を生む下地と、強さに対する誇りを生む事になっています。

    はい、アキラ負けちゃいました。
    互いに刻印なしでの戦闘ですから、純然たる実力勝負での敗北ですね。でも、少々傷を負ったぐらいで、すぐ諦めるような鍛えられ方はしてない筈ですから、アキラはきっと立ち上がりますよ!
    イルヴィは間違いなく強者の一角として君臨してますが、それでもアヴェリンの方が圧倒的に強いです。
    二百年前でも、ちょっと頭おかしいぐらい強かった人なので、この時代だと更にその差が顕著になっちゃってますね。

  • 二つのギルド その7への応援コメント

    ごきげんよう、うん、アキラくん的にはスカッと爽快な展開ですね。スッポンのスメラータさん可愛いが本文中でも仰っている通り、この世界の刻印頼りの術者では、確かに評判通りの安かろう悪かろうなモノなんでしょうね。
    日本でのアヴェリン師匠のスパルタ修行でアキラくんの地力が刻印を世評以上の使える刻印に化けさせたのでしょうね。アヴェリンさんもミレイユさんの思惑を知っているから武器使用を許可したのでしょうが、これが一種の試験で、合格したら同行許可、なのかしら?
    スメラータさんの隣にいた女性、名乗りを上げましたが、なんだか強そう。冷静に分析してましたし。加えて、きっと可愛い軍団候補生なんだろうなぁ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
    アキラ的には、凄いぞ戦えてる、と有頂天になりそうな展開ですね。
    アヴェリンのスパルタ教育と、泣きながら逃げ出したいと思いつつも続けて来た事が、実を結んだ結果です。

    本来なら魔物相手にアキラの出来を見て見たかったのですが、どうやら無理そうなので刻印勝負で見定めてみよう、と考えています。
    ここの結果が悪かったら、当然同行は無しです。
    そう、スメラータの隣で訳知り顔でアレコレ言ってた彼女、強い人ですよ。このギルドの中ではトップカーストに位置する人です。
    そして多分、可愛い軍団にぐぐいっと食い込んで来る……のかも!?(笑)

  • 二つのギルド その6への応援コメント

    ごきげんよう、いや、凄いなアキラくん。
    正直ここまでとは夢にも思っていませんでした。夢に見るのはユミルお姉様、結希乃さん、時々アヴェリンさんとルチアさん、ゲストでスメラータさんだけですが(多いな!?)。
    最初の男性はアキラくんのスタイルだと躱しまくって怒らせて結果KO、ミレイユさんがよくやった愛い奴よのう、くらいで終わるかと思ってましたが、二人目三人目まで瞬殺とは。
    刻印起動までは辿り着いていないのでしょうが、起動する前に片付けてしまうのですから、完全封殺ですよね。
    これはこの時代、刻印に頼り切った事で、古代武術の達人アヴェリンさんの鍛えたアキラくんには一般的に敵わないと言う事なのか、それともここで勝負を挑んでくるお調子者冒険者が雑魚さんばかりという事なのか。
    冷静に観戦しているギャラリーならもっと梃子摺るような気もしますね。
    アキラくんの脳裏には「負けたら師匠のお仕置き」と言う呪いの言葉が渦巻いていそうです。
    スメラータさんは出番がなくなりましたが、即座に解説者に転向して出番確保、良いですねらこの食いつき方、可愛いですよ!
    これからはスッポンのスメラータと言う二つ名で呼んであげましょうね、海雀さま!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
    最早、オールスター状態で夢見ていらっしゃる!?(笑)

    アキラもここに来て、ようやくと言って良いレベルで成長を遂げましたね。
    現代の刻印魔術士では、古代武術のアヴェリンに鍛えられたアキラには、早々手が出ない、そういう演出ではあります。
    中級者レベル、冒険者の平均程度では、アキラの前では敵になりません。
    でも、まさしくアキラは、不甲斐ない所を見せたら師匠に何て言われるか、という戦々恐々とした思いで戦っています。
    勿論、ミレイユの前で腑抜けた戦いは出来ない、というのも本音ですけど。

    スメラータに何やら、不名誉っぽい二つ名が付けられてしまっている!?
    でも面白いから呼んであげましょう、へいへいスッポンのスメラータ!(笑)