応援コメント

虎穴に入らずんば その8」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほどです。
    何千回ものループでは発生しなかった事態を前にして、覚悟以外の状況に恐怖しているのか。
    このセンシティブな心理描写は本当に素敵です、物語に深みがいっそう出て、人物の輪郭が際立ちますよね、さすが海雀さまです。
    ルヴァイル神も艤装工作に汲々としているようですね、疑われているならそれもそうか、まるで犯罪隠蔽工作のようです。
    その目眩しで場合によっては捨て駒になりかねない、確かに狂信者でなければ引き受けたくない任務ですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    彼女は神の使いとして認められる程には、ルヴァイルから信頼を得られている人物なので、当然その逆……ナトリア自身もルヴァイルを狂信的な信頼を向けています。
    事前に何が起こるか、その時の対応はどうするか、それを説明されていた訳で、神の想定外など起こる筈がないという認識でいましたからね。
    そして、そう認識できる程度には、様々な想定と解答が用意されていた事でしょう。
    でも実際は、想定外の事態が起こってしまった訳で、ナトリアとしては混乱と恐怖の極みだったでしょうね。

    確かに、やってる事が犯罪の隠蔽工作そのものかもしれません(笑)
    そして上手く誤魔化せなかった場合でも、何かしらフォローを考えていそうなものですが……。想定内を多く知っているからこそ、想定外にこそ弱い神です。彼女の反応としても、どうなることでしょう……。