応援コメント

虎穴に入らずんば その7」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、ユミルお姉様のなんと広くて深い、大きな優しさに涙が溢れそうです。
    そこまでか、そこまで、ミレイユさんだけでなく、オミカゲさまにまで、心を寄せることができるのか。
    それは彼女自身が何千年もの長きに渡って、艱難辛苦の生を過ごしてきたからこそ理解できる、その長さを、孤独をわかってあげられるのが自分だけだと、そんな思いもあったのでしょうね。
    ミレイユさんも冷静に見えてかなり感情に引っ張られる思考回路の持ち主ですが、ユミルお姉様は感情的と言うよりは、情緒的に過ぎて、けれど冷徹で論理的な思考が土台にあるから、いっそうその板挟みになって苦しく悲しいのかもしれませんね。

    虎穴に入って、大神との直接対話のチャンス。
    ミレイユさんはオミカゲさまとの対面時もかなり感情的になっていたので、今回もちょっと心配です。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    ユミルはむしろ、千年を生きたミレイユ、と知ったからこその感情の発露だったのです。仰るとおり、ユミルも何千年と長く生き、人間になれたら、と思わず呟くほど孤独を知る人です。
    それと重ね合わさる部分があるからこそ、オミカゲ様にも強い感情を向けていました。
    アヴェリン達は、同一人物と認めつつ別人という認識なので、そこまで深くオミカゲ様に寄り添う事を考えていませんでした。
    でも、今回の吐露を聞いて、ルチアも思うところがあったようです。

    さて、大神に対面できるチャンスですが、まさしく感情的になりそうで怖いですよね。そしてやっぱり、感情的になるんだと思います。
    オミカゲ様と対話した時と同じくらい、衝撃発言を食らう予定ですので……。