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2023年5月20日 15:13
ごきげんよう、確かにそりゃ信じられないでしょうね、軍隊の堅固な野営地、野戦築城された物資集積所が1分足らずで崩れ落ちて廃墟となり、少なくないはずの冒険者が地面に転がっているなんて。しっかり見ていたフガマイトさんですらこうなんですから、ぼんやり気もそぞろな監視役さんは白昼夢じゃないかしら、なんて思うかも。フィルメさん、女性なんですね。死霊術をみたのかしら? ちょっと可愛い(メモしとかなきゃ!)。一緒に報告してってなるところも可愛い。虎さんなんですよね、大きな猫ちゃんみたいな感じかしら、可愛い。でも、やっぱりミレイユの森軍勢、そんな絶望的な末期戦をこれから戦おう、って気概が見られませんね、統率によってモチベーションは一定程度上がるものだと思うのですが、個々の気概に頼るだけで統率できていない?敵の最後の攻勢が始まることがほぼ確実されて森軍の全員がそれを周知している、そんな中の最前線監視警戒部隊とは思えない、質の低さが見え隠れしますね(でもフィルメさん、可愛い)。前話の警備主任さんも第一報報告があのグダグダぶりでしたものね(信じられなくともまずは事実をちゃんと伝えないと)。やはり森軍の中でも意見が分かれているんですね。森の中に誘引しての各個撃破は悪手ですよね、失敗したら後がないし、森中心部は守れても、外縁部分に取りつかれて拠点を作られたら、後はそれこそ力押しで防衛線は徐々に縮まっていくだけ。脱出は一つの手ですが、それ即ち再起の目すら潰す覚悟になりますものね。打って出る、戦略的には野営地の物資を奪取するなりひとつの野営地でいいから出城のつもりで確保、死守して機動戦に持ち込む(でも冒険者こそが真の敵だというならば、分の悪い博打なのでしょうが)。全ては後手後手に回ってしまって、今更何をしても、みたいな。だからこそのモチベーション低下なのでしょうね。誤字だと思うのですが>森長のヴァレエオは → ヴァレネオさん、ですよね?別人だったらごめんなさい!
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!そりゃそうだ、というようなもので、規格外な事すぎて、目の前で見ていても信じられない、って状況でしょうね。フィルメさん、虎型の女性獣人ですよ。細い尻尾も、この時ばかりはボッと毛が逆立ち、太く見えていたんじゃないでしょうか(笑)仰るとおり、軍勢が到着しようものなら総力戦が始まるって状況なのに、戦意は高くないですね。もう後がない、全滅の憂き目、興亡の一戦ここにあり、って所なんでしょうけど、全体としての士気は低めです。それも直前にあった、ミレイユ伝説の嘘が尾を引いていて、本来なら森の奥深くの邸宅で眠りについている筈が、実は蛻の空とバレてしまったからですね。元より意気軒高と言えませんでしたし、誰もが信じていた訳ではありませんでしたが、それでも拠り所の一つとしていたものが消えてしまったのです。(このタイミングでバレる事に、非常に胡散臭さを感じますね)だから、現在の士気は個々に寄る所になってしまっています。森軍も種族が違う者達が揃っているからこそ、一枚岩になり切れず、いつも意見が割れる様な状況です。それで士気も低いのですが、むしろ瓦解させずに良くヴァレネオは持たせていたな、と褒めたくなるほどです。森の中も各種、魔術的罠を張り巡らせているので、実際よりずっと攻略は難しいでしょうが、やはり誘因戦術も妙手とは言えませんよね。ただ、それ以外にまだしも有効な手を打てないから、そうするしかなかった、というところですが……。ヴァレネオには戦略眼も戦術的知識も豊富でないので、おだ様の様な広い視野は持っていないのです。出城のつもりで確保すればあるいは? なんて考え、きっと持ってないし、誰かに提案されても危険すぎる、と却下してたかも……。どちらにしても後手後手で今更、というご意見、ご尤もでございます。勝ちたい、あるいはもっとマシな状況に持って行きたかった、というなら、おだ様を参謀に向かえないと無理だったって話ですよ!(笑)そしてまたまた、誤字報告ありがとうございます!誤字、無くなりませんね、相変わらず……。チェー。それじゃ今回のコレは、実は別人だったという事で一つ……なりませんかね。なりませんね、直してきまぁす!
ごきげんよう、確かにそりゃ信じられないでしょうね、軍隊の堅固な野営地、野戦築城された物資集積所が1分足らずで崩れ落ちて廃墟となり、少なくないはずの冒険者が地面に転がっているなんて。
しっかり見ていたフガマイトさんですらこうなんですから、ぼんやり気もそぞろな監視役さんは白昼夢じゃないかしら、なんて思うかも。
フィルメさん、女性なんですね。死霊術をみたのかしら? ちょっと可愛い(メモしとかなきゃ!)。一緒に報告してってなるところも可愛い。虎さんなんですよね、大きな猫ちゃんみたいな感じかしら、可愛い。
でも、やっぱりミレイユの森軍勢、そんな絶望的な末期戦をこれから戦おう、って気概が見られませんね、統率によってモチベーションは一定程度上がるものだと思うのですが、個々の気概に頼るだけで統率できていない?
敵の最後の攻勢が始まることがほぼ確実されて森軍の全員がそれを周知している、そんな中の最前線監視警戒部隊とは思えない、質の低さが見え隠れしますね(でもフィルメさん、可愛い)。
前話の警備主任さんも第一報報告があのグダグダぶりでしたものね(信じられなくともまずは事実をちゃんと伝えないと)。
やはり森軍の中でも意見が分かれているんですね。
森の中に誘引しての各個撃破は悪手ですよね、失敗したら後がないし、森中心部は守れても、外縁部分に取りつかれて拠点を作られたら、後はそれこそ力押しで防衛線は徐々に縮まっていくだけ。
脱出は一つの手ですが、それ即ち再起の目すら潰す覚悟になりますものね。
打って出る、戦略的には野営地の物資を奪取するなりひとつの野営地でいいから出城のつもりで確保、死守して機動戦に持ち込む(でも冒険者こそが真の敵だというならば、分の悪い博打なのでしょうが)。
全ては後手後手に回ってしまって、今更何をしても、みたいな。
だからこそのモチベーション低下なのでしょうね。
誤字だと思うのですが
>森長のヴァレエオは → ヴァレネオさん、ですよね?
別人だったらごめんなさい!
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
そりゃそうだ、というようなもので、規格外な事すぎて、目の前で見ていても信じられない、って状況でしょうね。
フィルメさん、虎型の女性獣人ですよ。細い尻尾も、この時ばかりはボッと毛が逆立ち、太く見えていたんじゃないでしょうか(笑)
仰るとおり、軍勢が到着しようものなら総力戦が始まるって状況なのに、戦意は高くないですね。もう後がない、全滅の憂き目、興亡の一戦ここにあり、って所なんでしょうけど、全体としての士気は低めです。
それも直前にあった、ミレイユ伝説の嘘が尾を引いていて、本来なら森の奥深くの邸宅で眠りについている筈が、実は蛻の空とバレてしまったからですね。
元より意気軒高と言えませんでしたし、誰もが信じていた訳ではありませんでしたが、それでも拠り所の一つとしていたものが消えてしまったのです。
(このタイミングでバレる事に、非常に胡散臭さを感じますね)
だから、現在の士気は個々に寄る所になってしまっています。
森軍も種族が違う者達が揃っているからこそ、一枚岩になり切れず、いつも意見が割れる様な状況です。それで士気も低いのですが、むしろ瓦解させずに良くヴァレネオは持たせていたな、と褒めたくなるほどです。
森の中も各種、魔術的罠を張り巡らせているので、実際よりずっと攻略は難しいでしょうが、やはり誘因戦術も妙手とは言えませんよね。
ただ、それ以外にまだしも有効な手を打てないから、そうするしかなかった、というところですが……。
ヴァレネオには戦略眼も戦術的知識も豊富でないので、おだ様の様な広い視野は持っていないのです。
出城のつもりで確保すればあるいは? なんて考え、きっと持ってないし、誰かに提案されても危険すぎる、と却下してたかも……。
どちらにしても後手後手で今更、というご意見、ご尤もでございます。
勝ちたい、あるいはもっとマシな状況に持って行きたかった、というなら、おだ様を参謀に向かえないと無理だったって話ですよ!(笑)
そしてまたまた、誤字報告ありがとうございます!
誤字、無くなりませんね、相変わらず……。チェー。
それじゃ今回のコレは、実は別人だったという事で一つ……なりませんかね。なりませんね、直してきまぁす!