応援コメント

森への帰還 その6」への応援コメント

  • ごきげんよう、ルチアさんの身を切るような健気な発言、どれほどの思いで口にしたのか、しかも実の父との再会の直後に、リーダーとして責任を持つ父の前で。
    ルチアさんもつらいでしょうが、それを聞いているルチアさんパパもどんな気持ちで娘の言葉を聞いているのか。
    この世界に戻ってミレイユさんやアヴェリンさんは魔王になったり賞の名前になったり散々揶揄われましたけど、ルチアさんの場合は、未だに利害関係が継続していて親族友人も存命となるともうその柵は洒落にならないでしょう。
    ユミルお姉様もその昔、ミレイユさんに一族滅ぼされている訳で、その一族が生き残って余計な真似をした疑いがあると聞かされたら、もう冷静ではいられないでしょう。
    世界を捨てるとはそう言うことなのでしょうね。
    でも、私、ユミルお姉様に胸ぐら掴まれて迫られたい、かも?(末期)

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ルチアがどういう思いで言ったのか、そしてそれを、ヴァレネオがどういう気持ちで聞いていたのか、それを思うと我ながら重い溜息を漏らしてしまいます。

    そうですね、アヴェリンについては終わった事で名誉とも言える事だったかもしれませんが、ルチアの場合は今なお続く問題なんですよね。
    エルフ族や森を一方的に蔑ろにするものでないにしろ、それでもミレイユ個人の利益を優先させた、というのは辛い決断だったろうと思います。

    そしてユミルの方にも、過去の因縁が牙を剝いてきました。
    ミレイユに恨みを持つに十分な動機がある相手で、それが襲って来るなら、ある種ミレイユも納得するでしょう。結局打ち負かす事は変わらないでしょうが、命までは取らない。
    でもどうやら、このゲルミルの生き残り、それよりもっと厄介みたいですよ……。

    いやいや、おだ様の胸倉掴むだなんてそんな!
    ユミルにそんな事させたら、近付くで引き寄せて、ついでにチュッてなもんですよ! ダメダメ! いけません!(末期)