応援コメント

幕間 その1」への応援コメント

  • ごきげんよう、ヴァレネオさん、前回登場時はリーダーにしては動きの鈍い方だなぁと思っていたのですが、事ここに至っていっそう鈍いと言うか、戦意喪失から来る今更感満載の後悔を愚痴っぽく言う面倒くさいおじさんになっちゃってますね。
    敗戦が確定的な状況なので仕方ないかも知れませんが、王国に降伏前提の停戦交渉を申し込むとか、種の保存を第一義に考えて脱出計画を予め立てておくとか考えていて然るべきだと思いますが、ひょっとしてミレイユさんが帰還したのか? と言う淡い思いに縋っていたのかしら?
    この調子だと、ミレイユさん復活がわかった途端、また前回のようにただ甘え縋りつくだけになってしまいそうですね。
    神々がミレイユさんと言う新しい神に変わっただけで、この世界の支配種である矜持を持って君臨しようと言う気概(神々からすれば傲慢さ)がないのが悲しいですね。
    ヴァレネオさんって、ひょっとしてルチアさんのお父様かご親族?

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    ヴァレネオさん、リーダーやってますけど、そもそも向いてないんですよね。他にやる人がいない、種族間を取り持つ調停役として優秀、という理由で任されているだけですから。
    本来なら参謀とか副官とかで実力を発揮するタイプです。

    そしてこのヴァレネオ、実はルチアの父親です。
    ミレイユの片腕として活躍するエルフの父、という事で、担ぎ上げられてしまった感があります。彼としても向いていないと理解しつつ、それでもこれまで必死に里を纏めて来たつもりなんですけどね……。

    敗戦濃厚な上、八方塞で完全に意気消沈してしまっています。
    それでも諦める姿勢だけは見せてませんが、停戦交渉は王国側が認めないので無理です。彼らは――というか、王様はとある理由があって、王国参謀からの停戦の提言も蹴ってしまう人ですので、最初から成立しません。

    ミレイユが姿を見せると頼り切りになるのでは、というのもご尤も!
    きっと、そうなるでしょう。救世主としか見えないのではないでしょうか。かつての支配種としての矜持を見せてくれたら、人間など全て滅んでしまえ、と扇動できたら、もっと違う未来があったのかと思いますが……。
    そうすると、神々からの接し方も変わっていたろうなぁ、と思います。