応援コメント

虎穴に入らずんば その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、なるほど、ループ推進派が目論むループに至る経路、そこに推進派に疑われないように偽装した反推進派の思惑が入っていたのが、余計に神々の思惑や目的をカムフラージュしていたんですね。
    反推進派はループを止めたいけれど、それは自分の力だけでは出来ず、ミレイユさんの素質が必要で、その素質が足りないミレイユさんだったら次のミレイユさんに交代させるためにループをさせる。同じループに見えてもその思惑は違うから、外から見たら目的がブレているように思えたり、違和感があるように思えたのでしょうね。
    ミレイユさんの反神々の思想が反推進派の支援を難しくしていた、と言うのも納得です。
    元より信頼関係ができていませんものね、信頼せよと言うのが無理な話、だからできるだけ冷静で話が通じやすい、それもループ脱出の可能性が高いミレイユさんの素質のひとつなんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもな感想、そして丁寧に読み解いて下さって、本当にありがとうございます!
    中々ややこしく、面倒くさい話だなぁ、と感じたのではないでしょうか(笑)
    相変わらずの深い洞察に、思わず拝みたくなってしまいます!

    そうなんです、反推進派にしても、最初は反対というほど強い感情があった訳ではないのですが、繰り返す程に知る情報が増えていく訳で、そうすると知らずにいた真実ってものが見えて来るようになります。
    そこが反推進派の原動力になっていて、そして独力ではどうにもならない、と理解したが故に、今度はミレイユを使しかない、という結論に至った、という事なのです。この辺りは、もっと後に詳しく説明があります。

    信頼関係を築けるか、築ける土台があるか、というのが問題で、そもそもとして、悪感情しかないので難しいんですよね。
    でも、今回はのミレイユは一味違う……!?