応援コメント

ミレイユの邸宅 その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、なるほど、テオくんの洗脳の使い方、そうきましたか、これは素敵で上手い使い方ですね。自分が以前のように先頭に立ち戦えば戦うほど信仰心が、特にエルフからは集まってしまい、神々の思う壺にハマってしまうのを避けるのに洗脳が必要なんですね。
    テオくんに決断を迫る退路の立ち方も巧妙で効果的でしたね。
    テオくん、胸に抱える目標は崇高で立派ですが、どうにも腰の引け方が子供っぽいのが微笑ましいです。

    ミレイユさん、方針が決まればサクサクと効率的に仕事を進められる方ですが、小市民だからなのか、中長期的な戦略を考えるのが苦手なんですよね。その辺りはユミルお姉様が上手い。だから余計に厳しくなってアヴェリンさんが怒っちゃうんでしょうね、可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    はい、テオの存在と、過去に使った手管からして、利用できると判断して味方に引き込む事にしました。エルフを助けたいと思うけど、それに感謝が返って来て、しかも単に感謝で済まないっていうなら、それはもう洗脳でもして逸らすしか方法はない、とミレイユは考えました。
    味方に引き込む、と決めてから、もはや逃がさない気マンマンの説得振りでしたね。あんな風に言われて、別に一人で何とかする! と言える人いないと思います。そして、実際真実を言っているので、テオとしても乗ると決断するしかないという……。

    テオが子供っぽいのは、やっぱり魂の矮小化が原因なんでしょうね。
    本人としては、常に尊大で立派に見える態度を心がけているつもりなんですけど、ぽろりと素が出てしまう、みたいな……(笑)

    まさしく、本当にミレイユってそういうところありますよね。
    決断力もあるし、思考力も持っているし、ある種のカリスマもあるんですけど、根が小市民なのは変えようがない。
    中長期計画を考えるのは苦手でも、そこはユミルがフォローしてくれますからね。彼女たちはチームで、一人が全てを行える必要がない。
    それは彼女ら全員の共通認識なので、問題はないんですが……。
    完璧であって欲しいアヴェリンは、横から口を出せるユミルを僭越と思いつつ、それが出来る彼女が妬ましく……、そしてその実力も認めてる、という複雑な感情を向けています。