二つのギルド その6への応援コメント
ごきげんよう、いや、凄いなアキラくん。
正直ここまでとは夢にも思っていませんでした。夢に見るのはユミルお姉様、結希乃さん、時々アヴェリンさんとルチアさん、ゲストでスメラータさんだけですが(多いな!?)。
最初の男性はアキラくんのスタイルだと躱しまくって怒らせて結果KO、ミレイユさんがよくやった愛い奴よのう、くらいで終わるかと思ってましたが、二人目三人目まで瞬殺とは。
刻印起動までは辿り着いていないのでしょうが、起動する前に片付けてしまうのですから、完全封殺ですよね。
これはこの時代、刻印に頼り切った事で、古代武術の達人アヴェリンさんの鍛えたアキラくんには一般的に敵わないと言う事なのか、それともここで勝負を挑んでくるお調子者冒険者が雑魚さんばかりという事なのか。
冷静に観戦しているギャラリーならもっと梃子摺るような気もしますね。
アキラくんの脳裏には「負けたら師匠のお仕置き」と言う呪いの言葉が渦巻いていそうです。
スメラータさんは出番がなくなりましたが、即座に解説者に転向して出番確保、良いですねらこの食いつき方、可愛いですよ!
これからはスッポンのスメラータと言う二つ名で呼んであげましょうね、海雀さま!
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
最早、オールスター状態で夢見ていらっしゃる!?(笑)
アキラもここに来て、ようやくと言って良いレベルで成長を遂げましたね。
現代の刻印魔術士では、古代武術のアヴェリンに鍛えられたアキラには、早々手が出ない、そういう演出ではあります。
中級者レベル、冒険者の平均程度では、アキラの前では敵になりません。
でも、まさしくアキラは、不甲斐ない所を見せたら師匠に何て言われるか、という戦々恐々とした思いで戦っています。
勿論、ミレイユの前で腑抜けた戦いは出来ない、というのも本音ですけど。
スメラータに何やら、不名誉っぽい二つ名が付けられてしまっている!?
でも面白いから呼んであげましょう、へいへいスッポンのスメラータ!(笑)
二つのギルド その5への応援コメント
ごきげんよう、ああ、スメラータさん、冗談抜きで素敵な、優しい子ですね。
基本的に善意が心の芯にあって、その上で真っ直ぐ、素直な優しさを纏っている、大きな愛を秘めている。純粋で、純粋ゆえに時には周囲とトラブルや摩擦を起こすかも知れないけれど、だけどそんな事態に陥った自分をちゃんと見つめ直す事が出来て、相手の気持ちも測ってあげられる、それが彼女が、大きな夢を抱えて一所懸命に歩いて行ける原動力で、且つ、少しだけ、生き難くしている原因でもあって。
そんな彼女は、きっと根底で似ているのだろうアキラくんの背中を真っ直ぐに見つめていたから、だからこの局面で、自分の拳をアキラくんの為に握れたのではないかしら、そう、思ってしまいました。
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
もうね、おだ様は本当に得難い読者様なのだと、本当に実感しました。一人のキャラクターにそこまで寄り添って考えて下さるのは、心が震えるほど感激してしまいました!
まさしく仰るとおり、スメラータは根本的に善人で、田舎で真っ直ぐに育ちました。純粋故に都会の生き辛さなんかはまだ経験してなくて、でも夢と信念を持ってやって来ました。
その、夢を持ち、信念が心底にしっかり据えられた、似たところをアキラに感じたから、拳を握ったのでした。
異世界編は少し駆け足気味になってしまう所為で、彼女やギルド関連の話があまり出せないのが、少し心残りです。
彼女の見せ場となるようなものは用意しているのですが、自分でも予想以上にボリュームが膨らんでしまって、畳み切れるか不安になったからです。
完結だけは絶対させたいので、その為にカットできるところはカットする方針に切り替えました。
飽きずにお付き合い頂けると幸いです!
二つのギルド その4への応援コメント
ごきげんよう、ああ、なるほど、刻印で面接アウトでしたか。で、絡まれるのはお約束としてその理由が武器を手にしていないから、ですか。個人収納空間と言うスキル自体が刻印重視の風土では重要視されないんですね。
それに魔力を使うのなら刻印に使えと言う事なのでしょうね。武器もまた刻印同様見せ札になるんですね。
ユミルお姉様、アキラくんを煽ったのでしょうね、ミレイユさんは頭を抱えてますが、彼女は彼女でチンピラさんを煽っているんですけど。
スメラータさんは、受付に並んだ途端注目されるのか。それほどこの世界では実力があるように見えるんですね。可愛い。
道を歩けばスカウトされる可愛い子、アキラくんは目立たないけど磨けば光る大スターに、みたいな感じかしら?
まぁ、アキラくんは軍団には入れませんが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
この時代の審査基準で言うと、アキラは門前払いになっちゃうんですよねぇ。それほど、常識はずれな見た目をしていた事になるんです。
武器は持ってて当然で、仰るとおり、これもやっぱり見せ札として作用します。スメラータも何処かに置いてあるか、用意してくるだろうと思ってたので言及してませんでした。
現代でも試験を受けるのに、筆記用具を用意してない、なんて考えないのと同じくらい、準備してて当然の代物なので……。
ミレイユもまぁ、ナチュラルに煽ってますよね(笑)
でも自覚なしのナチュラル煽りで、本人的には忠告のつもりですから始末が悪いです。逆上されようと昏倒させて、何事もなかったかのように立ち去る気ですからね……。
スメラータも、何だかんだと言うだけの事はあるんですよ。
ミレイユ達との隔たりが大きすぎるので大したように見えませんが、確かに歩くだけでスカウト間違いなしの逸材ですよ!
アキラはね……、もしも混ざろうとしようものなら、首根っこ掴まえて追い出しますからね!
二つのギルド その3への応援コメント
ごきげんよう、スメラータさん、足掻くなぁ、うんうん、いいですね、アイドルの星を目指すんですからそう簡単に見つけたチャンスを逃していてはいけません。ミレイユさん達からすれば確かに鬱陶しいでしょうが、素直で純朴で、ちょっと気弱な小市民の彼女を、何故だか応援したくなっちゃうのですよねぇ。
現代社会、特に日本の常識からすれば気後れする行為でも、この時代、この文明度ではある意味無駄なく循環する社会制度があるものですよね。今でも海外から見たら日本の学校で生徒が放課後掃除をする習慣は、清掃人の職を奪う行為だと否定的な見方をする場合もあるそうですから。
こんなところにもがっちりと構築された世界観を見る事が出来て嬉しいです。これこそ異世界を心から楽しめる醍醐味ですよね。
アキラくんにとっての現実からファンタジーへのスリップは、ゲーム世界と割り切ってスリップしたミレイユさんとの一番のギャップかも知れませんね。
誤字だと思いますが、
この早すぎる再開も好ましいと言えば
→ 早すぎる再会も
だと思うのですが、うわあん、海雀さま、嫌いにならないでくどさいませぇ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
そうですね、ミレイユからすれば邪魔にしかならないんですけど、彼女にも彼女なりの未来への展望があって、それに一生懸命なだけなんです。
ただ、その理由を知ったところで、やっぱりミレイユに付き合う気持ちは生まれないんですけど……。
そんな脇役の一人を気に入って頂けて嬉しいです! これからも出番が沢山あるという訳にはいかないですが、見守ってやって下さい。
この時代だから、未発達の文明レベルだからこその社会制度っていうのはあるものですよね。ある種の効率化は為されているけれども、現代で生きるからこそ眉を顰めてしまうような。
そこのところを、おだ様に評価して頂いて胸が熱くなりました!
そうですね、確かにそのとおり。アキラとミレイユは似た倫理観を持ってますが、根底から見ているものが違っていて、それがギャップになってますよね。
またまたまた、誤字報告ありがとうございます!
いつもありがとうとございます、本当に助かっております!
嫌いになるなんて、まさかまさか!
おだ様こそ、誤字だらけの拙作を見捨てないでくださいませ!(笑)
二つのギルド その2への応援コメント
ごきげんよう、ギルド長、もう本当に王族をお迎えしたような丁重なおもてなし、下心と言えば言えるのでしょうが、それよりも純度の高い、夢にまで見た理想の魔王と出会えた幸運をけっして手放してなるものか、みたいな執念があるように感じられますね。ミレイユさんには重いでしょうが。
高級ホテルみたいな感じなんでしょうね。きっと明日はギルド長さん手配の迎えの馬車ご来ると思う。
そしてスメラータさんは昨日のうちに冒険者ギルドへ走って魔王が明日来るぞ!と警告して、馬鹿かお前とか笑われて狼少年扱いされていたら可愛いだろうなぁ。
それにしても!
海雀さまの奥様、ちょっと聞きました!?
ミレイユさんたら、食事までの腹ごなしに、アヴァリンさんと、お楽しみになったらしいですわよ!?
なんて評判になっているといいなぁ(バカ)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
全くですね、ミレイユには余りに重たい思いですが、ギルド長からすると望外の喜びだった訳で……、下心と知られつつ下品とならない最低限のもてなしをした、といった感じですね。
むぅ、なるほど……。明日の馬車の事は考えていませんでした、迂闊……っ!
あぁ、スメラータ狼少年説、それアリだったなぁ……!
そして魔王装束で乗り込んでくるミレイユと、場が騒然とするギルド内。一触即発の雰囲気にアキラが胃を痛くさせてたり……? 何やら妄想が捗りますなっ!
あらヤダ、おださまの奥様、聞きましたわよ!
ミレイユったら、アヴェリンと食事までの時間に……おや、こんな時間にお客様かな? ちょっと出て来よう。
二つのギルド その1への応援コメント
ごきげんよう、あはは、ユミルお姉様、スメラータさんがいなくなったら途端に、次の犠牲者としてミレイユさんに牙を剥きましたね、可愛い。
ユミルお姉様としては、これまで側から見てハラハラしてしまうミレイユさんの魔力総量と生産量を心配していたのでしょうね、でもこれまではそれを解決する術がなかったけれど、ここにきて刻印と言う技術があることを知ったから。その刻印の効果や危険性よりも、自動で魔力を消費してくれる機能が必要、と思ったのかも知れませんね。
お姉様、優しいなぁ。
それはそうとスメラータさん、どうしちゃったんだろう? 黙っていなくなるような子じゃないと思うのですが、何か企んでいるのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
隙あらば誰かを弄りたいのが、ユミルっていう人ですからね! 格好の的が見つかったなら、そこに矢を射らない彼女ではないのです。
でも、仰るとおり、ミレイユの身を案じての提案なのも間違いないんですよね。常に緊張が必要な状況を強いられている訳で、それを改善できる方法が、この時代には生まれていたので、早速どうかと持ち掛けてみたと……。
さて、スメラータ、一体どうしてしまったのでしょうか。
ユミルが森の中で懸念していた、スパイを放ってくるかもしれない、という懸念がここで当たってしまうのでしょうか。
でも、ヤキモキさせたくないのでネタバレさせて下さい!
構想段階では実はスパイで、裏切り者として登場させる予定でしたが、自分自身がっつりショック受けたので止めました!(笑)
彼女は白です、ご安心を!
編集済
ギルド訪問 その10への応援コメント
ごきげんよう、お値段や取引にきっとハラハラしてたんでしょうね、小市民のスメラータさん可愛い、さすが私!(さすがバカ)
案外ミレイユさんとも相性が良いのじゃないかしら、小市民同士で。
ギルド長、もうまるで臣下みたい、心酔してますよね。ミレイユさんが王様、アヴァリンさんが将軍、ギルド長が宰相みたい。ここまでされたらミレイユさんも今後の付き合い方、考えてしまいますよね、ユミルお姉様はもう既に考えていそう。
そうか、両面揃った金貨の意味、以前の王様のレリーフを削ったと言う意味か。なるほど、こんなところにも激動の歴史が感じられて、海雀さまの深くて緻密な世界観に唸ってしまいます。
誤字だと思うのですが
それにユミルの言われて、
→ ユミルお姉様に言われて、
だと思います。お姉様はお任せ致します。
間違えていたらごめんなさい!
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
下積みからコツコツとやって来たスメラータですから、その辺りの金銭感覚はシビアでしょうね。確かに、案外ミレイユと気が合うのかも……。
そして来ましたね、おだP節が!(笑)
ギルド長、本人も最早臣下のつもりでいそう……怖い。
ミレイユからすると、全く有難くない対応なんですが、本物を目にしたいと思っていたところに現れた訳なので、色々感情が高ぶっているようです。
金貨については、何か伏線に使えたら良かったんですけど、本当にちょっとした小ネタというか歴史背景に色を付けられたらと思って入れました。
そこで少しでも、おっと思って頂けたなら嬉しいです(笑)
そしてまた誤字です!?
見直した筈だったし、五か所ぐらい修正もした上でアップしたんですけどね……。う、うぅ、すみません、ありがとうございます! いつも助かっております!(お姉さまは外しました(笑))
ギルド訪問 その9への応援コメント
ごきげんよう、ほうほう、アキラくん、この世界でも比較して相当の練度を持っている実力者となる訳なんですね。確かに面白いですね、刻印の大きさがそのひとの練度に比例するのは、見せ札としても有効になる訳か。
スメラータさんも上級を刻印している、それが自信に繋がってこの地の冒険者ギルドにトライ、ということなのか。顔の小さな刻印って、サッカーとかでファンが国旗とかをほっぺに描いているみたいな感じなのかしら、可愛い。この異世界でもやっぱり、可愛いは正義、なんですね(違う)。
ラエルさん、このギルドのエースさんみたいですけど、ギルド長さんになんて言われたんだろう、ちょっと可哀想。ハラスメントはダメですよ、ギルド長さん。
ラエルさんを可愛い軍団に入れるかどうか、判断する前に退場しちゃいましたね、残念です!
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
はい、生意気にもこのアキラ、この世界ではそれなりにやれるヤツになるみたいですぜ! 後でちょいと分からせてやらないといけませんな!(笑)
因みにスメラータの頬にある刻印は、正におだP様が言ったような、サッカーファンが良くやるタイプの感じです。
スメラータは見せ札として使いつつ、ファッションのつもりで刻んでいます。
この年代の頃の女性となれば、やっぱりそういう面で取り入れる柔軟性があるかな、と思った次第です。
ラエルさんは、ギルド長に滅茶苦茶ハラスメント食らった所為で、滅茶苦茶緊張していた可哀そうな人です(笑)
なまじ腕があるばかりに抜擢されましたが、何か不躾な真似したら分かってるよなぁ、という脅しを食らってます。
彼女はもう出番らしい出番がない予定ですので、判断は無しでオッケーです!(笑)
ギルド訪問 その8への応援コメント
ごきげんよう、ああ、アキラくんの戦闘スタイルを考えると確かに治癒と盾は有効かもしれませんね。
何せ闇雲に剣を振り回してダメージがあろうが怪我をしようが、とにかく止まることなく動き続ける、治癒刻印があればそれで回復できるでしょうし、近接戦だから盾が薄くともないよりマシ、みたいな感じかも。
アヴェリンさんの教えで、止まると死ぬ(サメさんみたい)を忠実に実行しますものね。治癒術で治せない、動けなくなるようなダメージ、それ即ち、死なんでしょうから。アキラくん、セリフなしで前話考え続けた甲斐がありましたね。
スメラータさん、やっぱり可愛いなぁ。素直で、ちゃんとごめんなさいが出来るいいこです。ここで可愛い軍団から外すのは惜しいなぁ。ねえ、海雀さま?(チラッ)
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
そうです、そうです。
正しく死ぬまで動き続ける、キリングマシーンみたいな育て方させられてますので、相当有効な刻印となる予定です。
台詞なしで考え続けたって、何気に酷いこと言っててツボでした!(笑)
スメラータも考えなしではあっても、考えない頭を持ってる訳じゃないですからね。馬鹿可愛いヤツですよ。確かに、ここで可愛い軍団から外すのは惜しいような気も……。
おだP様も、こう言ってる事だし……!?
ギルド訪問 その7への応援コメント
ごきげんよう、ああ、確かに以前魔王を瞬殺したエピソードがありましたね。
そうか、それぞれ場所も時間も因果も違う出来事ふたつが、長い時を経て融合されてひとつの伝説として融合されてしまう、あり得ることですよね。歴史書として編纂されているような文明度でもないでしょうし、支配者側が勝者の歴史を作ったとしても、いっそう事実とはかけ離れた伝説、神話となりかねないのでしょうね。
魔王ミレイユと呼ばれるのにも、それなりの理由があるという訳ですよね。
スメラータさん、可愛いだけじゃなくてアホ可愛い。
素直に思ったことや疑問がポンポン出ちゃうのは育ちの問題もあるのでしょうけれど、それだけに時には鋭く真実を突くこともありますよね。
うん、可愛い軍団から抜けても毒舌バラドルとして売っていけるかもしれませんね(おだPと呼んでください)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
そうです、覚えていてくれましたか!
いつだか瞬殺した魔王もまた、一つの伝説と言って良いものでした。その二つを同一視、あるいは混同して、今の魔王ミレイユが形作られたのです。
歴史書の編纂はされていないだけでなく、神々が禁じているので口伝のみなので、それがまた事実と違う伝説を作ってしまう原因になっているのでしょうね。
はい、スメラータは直感型で、考えるより口から出る方が早いタイプです。だからこそ、時にこいつ出来る……!? みたいな展開が起こったりします。
そして遂に、スメラータが毒舌系バラドルとしてデビュー!?(キャー、おだPー!)
ギルド訪問 その6への応援コメント
ごきげんよう、ギルド長、本当に少年時代に夢見たような古代魔術を目の当たりにして、もう心まで子供に戻ってしまったかのような。可愛い。
可愛いけれどおじさまは軍団に入れません、ごめんなさい。
ミレイユさん、照れ臭かったんでしょうね、でも、この場では、というかこのおじさまの前では何をしても感激と称賛が待っているのに違いないですから照れちゃっても仕方ないですよね、本名(本名じゃないですけど)名乗っちゃってもこの始末。
しかも伝説まで聞かされる。
子供時代のとんでもない恥ずかしい逸話を、大人になって実家での親戚の宴会の場で酔った勢いで酒臭い叔父さんが大声で披露する黒歴史、みたいな?
でもミレイユさん、この世界で200年という時間の長さは、事実が伝説となり神山王になるには充分な時間ですよ。しかも科学技術文明、学問が停滞しているのですから猶更だと思います。
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
そうですね、髭面方眼鏡のおじさんがバックダンサーされても困りますし!(笑)
何やっても凄いと言われる、恥ずかしいやら面映ゆいやらで、ミレイユ参っちゃってます。
二百年前は凄いと思われる事はあっても、やはり目を輝かせて見られるなんて、それこそ子供くらいなものだったので、どう応対すべきか困ってしまってますね。まさか本当に、子供をあやすような真似できませんし……。
でも確かに、二百年は事実が伝説になるには十分な時間ですものね。
この刻印が、もしかしたら科学技術の目となる可能性はありますが、現在は誰もそれに気づいていない状態ですしね。
その伝説を上手く使う強かさがミレイユにあれば、もっと上手く出来る事もあるのかもしれませんけど……。ミレイユですからねぇ。
編集済
ギルド訪問 その5への応援コメント
ごきげんよう、ああ、やはり理論と学問知識が思考の基礎として充分に備わっている、もしくは純粋な自身の技術と経験がその生き方の基礎に備わっている人々には、刻印という大量消費社会(?)が持つ隠れたデメリットがしっかりと見えていて、憂いつつも流れを押しとどめられないジレンマがあるのでしょうね。
そんな風潮の中、流行なんてなにするものぞと魔王のコスプレ(?)でギルドを訪ねたミレイユさん達の姿勢がギルド長には嬉しかったのかもしれませんね。
戦術の豊富さと隠し玉の有無で生命の危機が左右される戦闘職には、理屈や理論、デメリットやリスクなんかよりも、目の前の危機をヘッジできるひとつの刻印のほうが重要となるのでしょうが、逆に魔術は魔術をしっかり勉強してきた一握りの知識階級のスキルと割り切って、その分科学技術で魔術を補填するような文明の発展方向に進まなかったのは惜しい偶然なのか神々の企みなのか。
誤字だと思うのですが
>その変は弁えているものだが
→ その辺は
だと思います。間違えていたらごめんなさい!
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
仰るとおり、古き良き時代を知るから、憧憬を惜しむような、そういう複雑な心境にいる様です。
便利と引き換えに失ったものは確かにあって、そして消えていく事も理解できるけれど、忸怩たる思いは燻り続ける。
彼はそれを時代の流れと受け入れていましたが、そう、だからミレイユ達が古い技術を、更に大成させたものを身に着けていて舞い上がってしまってます。
そして、さてさて……現在の刻印技術がどこから生まれたか、というと、デルン王国なんですが、これに神が関わっているかと見ると、微妙な感じです。
ただ、神々はデルンとがっつり関りが深いので、その上でこの発展を良しと見逃しているので、偶然と言い切るのも難しいような……そんな感じです。
そしてまたまた、誤字報告ありがとうございます!
最近、本当に多いですね! 過去更新分にも、色々眠っていそうで怖いですが、見直す勇気がございません!(笑)
ギルド訪問 その4への応援コメント
ごきげんよう、ああ、ユミルお姉さまはやっぱり頼りになりますよねぇ、確かにアキラくんにたったひとつ選べと迫っても、何があるかわからないだろうし、それならドラえもんじゃないでしけれど「できたらいいな」って思うことを引き出してそれに近い刻印を受け取るほうがすんなり行くでしょうし、アキラくんも刻印の有効利用を真剣に考えますよね。
なんのかんのと言ってもやっぱりお姉さまの優しさは世界中を頷かせる、そんな素敵さがあります(私大丈夫か?)。
スメラータさん、やっぱり可愛い。日本でアキラくんが魔獣に夢を持っていたように、彼女も彼女なりにこの世界で冒険する夢みたいなのがあるのでしょうね、それで興奮してしまう、夢見る少女って感じ。
うん、この娘はこの方向性で売り出そうか(どこに?)
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
何だかんだと、パーティの相談役として面目躍如といった感じですね。基本的に、口を出さずにいられない性格なのも、それに拍車を掛けているのかも。
でも、揶揄う目的以外で間違いを言う事は少ないので、素直に応じれるところもありますね。
あとは、実利にならないものを選ばれても困る、という気持ちもあったんじゃないでしょうか(笑)
何だか最近、おだ様のスメラータ熱が上がって来ている感じ……!
冒険者は魔物退治の専門家、という側面が強いのは事実ですが、その足で世界を見て回りたい、という夢を叶えてくれるものでもあります。
彼女はどうやら、両方手にしたいと考える、夢多き少女のようですけど。
さて、この娘はどういう方向で売り出されてしまうのか……!?(笑)
ギルド訪問 その3への応援コメント
ごきげんよう、スメラータさん、この時代のこの世界ではそこそこ実力がある冒険者さんみたいですが、その身の程を弁えている、おどおどした態度や空気が読める小市民ぶりが、ほんと、可愛い。はい、可愛い軍団入り決定! 取り敢えず一番端っこで口パクしておいてください、私が楽しいので(傲慢!)
応対がギルド長さんということで、色々ミレイユさんの疑問も解消してくれるでしょうけれど、それ以前に、ミレイユさんもやっぱり小市民だなぁ。遠慮しちゃうんですよね、え、私この部屋に入っていいの? みたいな。
その点アヴェリンさん達はホームグラウンドですから堂々として立派なものです、頼りになりますね。ミレイユさん、こんな時こそ鷹揚として「大儀」とか言ってればいいんですよ。
誤字だと思うのですが?
>それは訝しげな視線を向けていた女性職人で
→ 女性職員で
だと思うのですが。間違っていたらスメラータさんは軍団から外します!
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
なんと! まさか身の程を弁えている小市民っぷりが、おだ様の琴線に触れた、だと……!?(笑) よしスメラータ、君は興からそこで口パクしているんだ!
そうです、ミレイユは態度を大きく見せようとしてますが、実際のところ小市民でしかないんですね。なんか申し訳ない、みたいな遠慮が先に出ちゃうんでしょう。でもアヴェリンからすると、弁えた態度だなとしか取らないので、単に満足しただけで終わるという。
まったくね、ミレイユも奥宮生活長かったんだから、適当に頷いておけばいいって話なんですよ!(笑)
そしていつもいつも、誤字報告ありがとうございます!
何でしょうね、前回の職人さんに引き摺られたりしたんでしょうか……。
どうかスメラータはそのままに! 軍団の端っこに置いといてください!(笑)
ギルド訪問 その2への応援コメント
ごきげんよう、ジェランダさん、駄目ですよ! アヴェリンさんは私の軍団のメンバーなんですからね!
ギルド長さん、さすがです、お目が高い(揉み手)。
そうか、装備の質の高さでも相手の実力がわかってしまう、なるほどです。
ただジェランダさんみたいに貴族が経済力にものを言わせて、と見える場合もあるんですね。ただ、ギルド長さんの目は誤魔化せなかった。武具屋の親方さんと同じ、熟練者だけが持つ見識と直観力なんでしょうね。
それにしても魔王ミレイユのコスプレ(?)、顰蹙を買ってますねぇ、まあ本物なんですけれど。
よほど恐ろしい伝説、それこそあのヘラジカさんみたいに歩く災厄みたいな扱いされているんでしょうね、ミレイユさんのことだから結構嘘ばかり、誇大妄想だけではなさそうなのが、なんとも。
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
そうですとも、ここにいるのはおだ様可愛い軍団筆頭ですぜ、道を開けろ!(笑)
でも、分かってる人には腰が低いんだ!(笑)
見る目があるっていうのは、きっとこういう人達に使う言葉なんでしょうね。
経験の浅い職員さんでは、精々お貴族様の道楽としか目に映らなかったようです。
地方では逆に英雄視されているので、この魔王像は流布されたもの、というのもあるんですが……やってること自体に嘘はない、というのが……。
所々で暴れては、そこに爪痕残していった人ですから、それを元に声を上げられると、すっぽり信じてしまった、という裏話もあります。
本当に単なる誇大妄想なら良かったんですけどね……(そうでもない?)
ギルド訪問 その1への応援コメント
ごきげんよう、そうか、刻印を貼り付けるとそちらへ魔力が吸われてしまう、内向魔術師にとっては痛し痒しになるわけなんですね。でも内向魔術師はちょっとした魔術も使えないわけだし、その「ちょっとした」をどの程度で納得するのか、バランスが問われるわけですか。魔力が増えていけばもっと上位の刻印を、だけどそうするとせっかく増えた魔力がそっちへいっちゃう。
ミレイユさんが考えているように、アキラくんの魔力総量を考えるとやっぱりまずは一つに限定が正しいのでしょうね。刻印で戦闘力が爆上がりする訳じゃないでしょうから。
魔術師ギルドで刻印を売ってもらえるんですね。でも刻印を貼ってあげる魔術師さんは、これまで通り地道に魔術を勉強してきた人、なのかしら? それとも未使用の刻印の在庫があって、「ちょーだい」「はい、ペタリ」って感じなのかしら?
値段が安いということは量産性があって需要も多いからでしょうから、そんな簡単な感じなのかもしれませんね。
それにしてもいちいちアキラくんの背中に隠れるスメラータさん、可愛いなぁ。
出会ったばっかりの頃のアキラくんみたいにユミルお姉さまに弄られてますね、なんてうらやましい!!
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
そうなんです、あくまでオート制御してくれる、みたいなものですから。自身の魔力を吸って使うだけで、込める魔力量の調整とか融通が利くものでもないんですね。
常時強化と銘打つ刻印もありますが、ひたすら自分に支援魔術を使っているようなものなので、内向術とはそもそも別物ですしね。
その為に、内向術士はそもそも刻印を持つ事は推奨されません。
でも、仰る様に例えば治癒術があれば、それは間違いなく強みなんですよ。微々たる回復でも、力量を少し落とす事になっても、割の良い取引と言えるでしょう。
そういう事をちゃんと考えて刻んでいる人もいますが、そうでない人も多い訳でして……。
刻印は魔術師ギルドで変えますが、これには施術士という専門職の方がいます。魔術を勉強、というより、刻印魔術を勉強した方で、魔術そのものに精通してる人ではありません。
刻む為の触媒こそ必要なものの、今となっては大量に手に入るので安価であり、まさにペタリって感じで終了します。
自分に唯一味方してくれると勘違いした、刷り込み現象を見せているスメラータ……。でもアキラ、言われたら逆らえないし、即座に売り渡すような奴ですぜ!(笑)
元より加虐趣味気味なユミルですからね、新しいオモチャ発見、と思ったのかもしれませんが……うらやましいですかっ!(笑)
編集済
幕間 その3への応援コメント
ごきげんよう、ううん、こんな切羽詰まっている、先の見通しも暗い状況だというのに、ヴァレネオさんの動きが鈍いですね。
それとスルーズさん。彼の言動を見る限り、ルチアさんが言っているようなミレイユさんを信仰しているという感じががあまり感じられませんよね(これはヴァレネオさんにも言えることですね、直接ミレイユさんを知る人々は信仰対象にならないのかな? でもルチアさんは違う感じだし)。
これでミレイユさん再降臨がエルフにも伝わったわけですが、リネィアさんも、ミレイユさん達がオズロワーナを目指していることを知っているでしょうし(知ってますよね? あれ? 日本語で話してたっけ?)、すぐにスルーズさんがやってくるのかしら? なんだかスルーズさんは神々が遣わしたスパイみたいにも思えるんですよね、神を信仰しているみたいだし。
デルン王国の初代も、なんだか神様に操られていたんじゃないかしら? どんどん疑い深くなっていきますね、これも癒し(結希乃さん)成分が足りないせいかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、暗い時代に引っ張っていく、力強いリーダーというのが必要なのに、ヴァレネオはそういうタイプじゃないのが問題ですね。
幾つもの種族が暮らす森なので、その調停役として非常に有能なのですが、所謂カリスマを持って統率するタイプではない。
だから、こうして不和が生まれても沈静できなくて、徐々に森の中でも不穏な空気が燻ってしまっています。
ヴァレネオを始め、エルフはミレイユに対して信仰心を持ってますが、今回の感じじゃ、それが全く見えないのは私の力不足なところです(泣)
実際に神ではなく、縋ったところで加護がある訳じゃない、という即物的考えから、現在のひっ迫した状況に現実的な考えを巡らせている所為、と言い訳しちゃいますけど……(笑)
リネィアが森に辿り着いた事で、ミレイユの存在は知られた訳で、そしてオズロワーナへ向かう事は彼女に知られています。
スルーズにもその情報はすぐにでも伝わるでしょうが、追いつく事はしないでしょう。何故なら……。
いつもながら、おだ様するどいっ!
詳しい説明はその時を待って頂くとして、正解でございます! 初代デルンも似た様な部分がありますが、決定的に違う部分もあったりで……。
面倒な神の、面倒な策略が背後で蠢いているのです……。
何かこう、パッと明るい話は出て来ないですから、そこは隠れて癒し成分を補充して頂いて……!(笑)
編集済
幕間 その2への応援コメント
ごきげんよう、あ、なるほど。ミレイユさんは永い眠りについている、その寝所はミレイユの森の中の邸宅、だからそこが聖地。
それがエルフの嘘なんですね。
エルフのを頂点とした権力構造を維持するためにはミレイユさんが今もそこで眠っているよ、という伝説が必要だった、それが嘘だとばれて権力のタガが緩み、一枚岩ではなくなったのか、ううん、なるほど。
ミレイユさんが頂点にいなければ統率できないような社会体制しか作れなかったのか、それともミレイユさんの名前を使うことで簡単かつ短期間で統率する必要があったのか。
オミカゲさまが千年かけて構築した強固な社会体制が出来なかったのは、結局はこの惑星の知的生命の誰もが文化文明を発展させず思考停止状態に陥っていて、中世の絶対王政国家より先にある政治体制がイメージできなかったせいもあるのでしょうね。
これでミレイユさんが再降臨したと知れたら、確実に王様、いや神様に祭り上げられてしまうだろうなぁ。
このエルフから実権を奪い返したデルンって初代デルン王国の王様、なんでしょうね。
代替わりしている、みたいな説明があったから今の王様はその直系子孫なんでしょうけど、初代が奪ったミレイユさんの魔道具はお城にあるのかな? それが使用できる状態なら、ミレイユの森で戦線膠着にはなってませんものね、家宝として飾られているだけのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、単に残された家があるだけじゃなく、そこにミレイユがいる、という嘘で騙した聖地なんです。
一時の苦しみも、ミレイユが目覚めれば解決する、という欺瞞で抑えつけていた部分もあって、それが嘘と現在はバレてしまっている状況です。
そしてそれは、ミレイユの登場のタイミングと実に合っているんですが……単なる偶然ではありません。その辺りも、忘れた頃に話題に出る、かも……。
今となっては森に長く暮らす事で、森の民も故郷として愛着を持っていますが、森を生み出して住み着き始めた当初は、当然そうではありませんでした。
しかし、邸宅を守りたいというエゴの為に、この場に留めておく方便が必要とされました。その為に吐いた嘘なんです。
ミレイユとしては、やっぱり会いたくない相手なんですが……そうとも言ってられない感じになりそうですね。
そう、初代王様のデルンは、人間に実権を取り戻してから姿を消しています。このデルンが統治していた時代というのは存在せず、そして装備もその時一緒に持ち出されているのです。
その後、彼がどうなったのかは誰も知りません。
幕間 その1への応援コメント
ごきげんよう、ミレユさんの邸宅は森の中で、聖地になっていたんですね。エルフ達にとっての聖地か、そこにミレイユさんが不要と思って置いていったものが盗まれて、それを使われて人間エルフの支配構造が逆転してしまった、うわ、ミレイユさんこれは責任重大、現代日本でいえば、危険な薬品や武器弾薬をもう要らないから置いていこうって放置しちゃったようなものですね、ちゃんと廃棄しないと。
って、そうか、魔術のセキュリティがあったから大丈夫だろうってことか。
でもそれを破られて盗まれたってことは、ユミルお姉さまやルチアさん以上の魔術師が盗んだのかしら? セキュリティをかけたのはミレイユさんだったら同等の実力のある人なのか、ミレイユさんが手抜きしたのか。
でもこれはミレイユさんが知ったら痛恨だろうなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
こっちの世界でヤンチャしていた頃は、ミレイユも若かったですからね……(遠い目)
ゲーム世界と混同していた時代に残されたものなので、尚の事リスク管理なんて頭にありませんでした。とりあえず、鍵さえしとけば誰も入って来ないし、というゲーム脳で動いていた事でしょう。
でも実際問題、それが原因で下剋上が成ってしまったようなものなので、やっぱり責任重大には違いないんですけど。
そして、そのセキュリティを突破できる何者か、というのが実力者の影を匂わせますね。果たして誰が、という所も含めて、その内明らかになりますよ!
そして仰るとおり、ミレイユはこれ知ったら悔恨で表情を曇らせるでしょうね……。
別世界からの住人 その10への応援コメント
ごきげんよう、アキラくん、もうスメラータさんに足を向けて寝られませんね!
スメラータさんがユミルお姉様達の理論についていけないのも、刻印が当たり前と言う生まれながらの刷り込みと学習機会のさりげない剥奪の代償なんでしょう。確かにこれでは科学技術どころか文化文明の理論的な発展など望めないでしょうね。学習の機会や好奇心の発露さえ奪っていそう。
ユミルお姉様のシビアな意見も納得できますが、どこかにチラリとアキラくんのこれから、が頭に過ぎったのではないかな、とも思います。確かにアキラくん、体術体力に刻印のズルでもいいから外向魔術があれば、全然生き方が違ってくるでしょうね。
スメラータさんは、学がなくても、純朴で基本善意で(この世界基準での)、やっぱり可愛いですよね、ね? ね? 海雀さま?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ですね、スメラータにも下心あっての一言でしたけど、それに拾われたとなれば感謝しなきゃならないでしょう!
彼女が理論について行けないのも、本当に仰るとおりなんですよ。
世界の常識、生活の常識というところまで食い込んでいる刻印ですから、もう骨の髄までしみ込んでしまっているんですね。
理論なくても使える、どういう理屈か知らなくても使いこなせてる、という思いがより深く知る機会を奪っているとも言えますね。
ユミルもあんな事言ってますが……いや本音でもあるんですけど、でもアキラの事を思ってはいるんですよ。
ユミルは、本人がやりたい事をやらせてやれ、と主張するタイプなので、その上で役立つと判断するなら使いたいとも思ってます。
とはいえ、便利に使おうと思うと本人の才覚がモノを言うのは刻印も同じ。
アキラは便利な刻印を手に入れられるのでしょうか……?
スメラータは田舎の出身という設定なので学がないのですが、その分基本的には善良で、あまりスレていません。
感情にも正直で可愛い奴ですよ、勿論ですとも! ね、ね、おだ様!(笑)
別世界からの住人 その9への応援コメント
ごきげんよう、うん、スメラータさん可愛い。打算も下心も乙女には必要ですし、その下心だって彼女が育ってきた風土の中での常識の範囲ですものね。
刻印でズルできると言うのは、やっぱり人類にとっての思考停止なんでしょうね。
科学が発達しない理由が魔術にあるのなら、その魔術が人類の科学的好奇心や克己心の代替となっていたのでしょう、その科学者や技術者に例えられるのがルチアさんでありユミルお姉様なのだと思います。刻印はそんな存在をも不要としているのでしょうから。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そう、このスメラータ、結構普通に打算と下心を発揮しています。でもそれは、別に悪いものとは捉えていません。強かである事は、冒険者稼業ではむしろ美徳ですからね。
そうですね、刻印は一種の革命であったのは事実でしょうけど、思考停止に陥った原因、引いては弱体化した原因でもあるのでしょう。
学問というものが前提としてあった魔術が、今では道具になってしまい、より深く向き合う機会を奪ってしまったんですね。
便利なものに流れていくのは、世の常でしょうから……。
別世界からの住人 その8への応援コメント
ごきげんよう、職人気質は世界が変わっても同じですね。なるほど、アヴァリンさん達が言っているのと同じように職人さんも考えるわけだ。職人さんこそ、刻印やら何やらど努力をすっ飛ばすことが出来ない職種ですものね。お客様がお店を見定めるように、お店もまたお客様を見定めてそれなりの応対をするものです。
そうか、親方とのさりげないお話で、ミレイユさんは本当に二百年が過ぎたことを思い知らされたのでしょうね。虚しいと言うか、どうしようもないと言うか、言葉に出来ない思いを噛み締めたことでしょう。
金貨の両面揃っているのが珍しいのかな?
ひょっとして、貨幣の改鋳、改悪が始まっているのか、経済状況も悪化しつつあるみたいですよね、悪貨は良貨を駆逐する、になっているのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
頑固職人ってのは厄介者に見られがちですけど、自分の技量なんかにはプライドが強いからこその態度だったりしますからね。
仰るとおり、客が店を選ぶ前提ですが、同時に店もお客様を選ぶんですね。
そして、技術を身に着ける苦労を知っているからこそ、それを知らずに結果だけ手に入れてる魔術士は嫌いなんでしょう。最近の若いもんは、なんて言ってるんじゃないでしょうか(笑)
そして改めて、時の経過を思い知ったミレイユさん。言葉に出来ない哀愁の様な物を感じたご様子……。
貨幣の改悪が始まっている訳ではないのですが、でも経済状況は悪化しているのは事実なので、そういう事は始まっていてもおかしくないですね。
今回、両面無事なところを口にしたのは、また別の理由があるのです。ただ、別に隠す程の内容じゃないですが……すぐに判明しますよ!
別世界からの住人 その7への応援コメント
ごきげんよう、そうか、エルフさんは世代交代がないから、記憶がそのまま歴史として、そして国民感情として残るわけですね。受け継がれる、よりも厄介といえば厄介かもですね。世代交代する人間側は、第一世代の受けたあれこれが膨らんだり切り捨てられたり、まともな戦史なんかも期待できないでしょうし歴史は勝者が作るを地で行くでしょうから、相手の弱さも、そして強さも、自分たちの強さすら現実から遠ざかるのでしょうが、世代交代がないとそれがダイレクトだから、感情面では直接的な恨みが残ってしまうかもしれないでしょうね。
それが未だエルフが反抗し続ける理由であり、人間側が虐待する理由でもあるわけか。
二百年という時間の経過が、物事の変質に寄与しないのは、かえって恐ろしいことかもしれませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、歴史は勝者が作る、と言っても当時を実体験として知っている人たちの記憶までは消せない訳ですから、歪んだ戦史を正当と主張し切れない部分が出て来るんですよね。
世代交代の内に失われたりするものが、二百年程度では起こらないという事で、エルフは当時の感情を今も尚持ち続けています。
確かに、時間の経過で変質しない事もそうですが、片方が変化しないというのが恐ろしいのかもしれません。
別世界からの住人 その6への応援コメント
ごきげんよう、エルフが魔族、魔王のシンパだから、ですか。なんともこの時代のデイアートではエルフさん本当に受難の時代なんですね。
でもやっぱりスメラータさん、可愛い。もうすぐ軍団のはしっこ、テレビ画面に見切れるくらい、照明からははずれてるくらいのところで踊れますよ!(ひどい! でもセンターは、ユミルお姉さま卒業後は結希乃さんが不動です)
そうか、常時発動型だと内向魔術みたいに強化できる、見えない肌の刻印は切り札でもあるしブラフでもあるわけか。生活魔術とかだと便利そうですよね、奥様方は火をつける魔術とか水を出す魔術とか氷を出す魔術とかの刻印があったりして。
でも可愛いスメラータさんのお話で、少しづつ現状も明らかになりつつありますね、ミレイユさんにとっては頭を抱えるお話が多いようですが。
誤字だと思うのですが
>ミレイユは関心した声を上げて
→ 感心した
だと思うのですが、間違ってたらごめんなさいです!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
エルフがミレイユの味方、というのは順番が逆なんですが、それも今の時代からすると、どちらも同じという話で……。
エルフにとっては、長い長い受難ばかりが続く時代です。助けてあげたいものですが……はてさて。
むぅ! スメラータがまさかの軍団加入に……!? 一話で端に存在許されたなら、もしかしたら話数が進むともうちょっと中央寄りになれる可能性も……!?
(しかしやはり、二大巨頭は不動なのであった)
そうです、そうです。敢えて見せているものもあり、そして切り札を持つのも常識で、それを上手く戦術に結び付けるのが、今代の魔術士としての在り方です。
鍛えてなくても、ごく簡単な魔術だけなら身に着けられるので、仰るとおり、そういう使い方をしている人もいるでしょうね(笑)
そして彼女のお陰で、また別の問題も再燃してミレイユを悩ませるのですが……。受難というなら、ミレイユの受難もまだまだ続きそうですね。
そしてそして、誤字報告ありがとうございます!
ここ最近多い気がする! 毎度毎度、本当にありがとうございます!
別世界からの住人 その5への応援コメント
ごきげんよう、ああ、そうですよね、憲兵さん達も言ってましたね、刻印。
そうか、入れ墨のお姉さん、ちょっと可愛い(そこか!?)、可愛い軍団候補生ですね、メモメモ。
他のファンタジー作品では時折登場しますよね、特定の魔法が注入された魔石とか魔道具とか。それが刻印となって身体に張り付けられているわけですか。
無詠唱とか制御とか、一定以上の修行、訓練がなくても、魔力さえあれば誰もが外向魔術師になれる、みたいな感じかしら?
そう考えると確かに魔術の進化、なんでしょうね。
魔術が存在する世界は科学技術が進歩しない(必要がない)とか言う設定もありますけれど、これがデイアートの科学文明が停滞している原因なのかもしれませんね。
アキラくん、遠い地球で七生さんが睨んでますよ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
まさかの、可愛い軍団に候補生誕生!? その内予備軍とか訓練生とか生まれたりするんじゃなかろうか(笑)
そう、正にそのパターンです。
魔石みたいに嵩張ったり、奪われたり、紛失したりしないのもメリットですね。
本来は凄まじい努力と才能があって、身に付けられる魔術ですが、その辺りの事情を全てすっ飛ばして習得できます。
問題が皆無という訳でもなく、色々デメリットはありますが、やはり使える事のメリットの方が遥かに大きいと感じるようです。
言われてちょっと目から鱗!
そうですね、魔術があるなら科学が発展しないのも良く分かる話ですが、魔術が発展していくから、そもそも科学の発展を必要としない、と言う感じですか。なるほど、納得!(他人事)
そうだぞ、アキラ。振り返れば七生が物陰から覗いているかもしれないぞ!(笑)
帰郷 その4への応援コメント
おすすめレビューから来ました。
とんでもない作品を見つけた気分です。
最近のファンタジー小説は、模倣とか大喜利ばかりで飽き飽きしていました。
こちらの作品では、異世界と出会った時の驚き、新鮮さ、好奇心が丁寧に描写されていて、とても面白いです。
電柱談義はツボでした。
あと350話も残っているのでGWに楽しませていただきます。
星が10倍はあってもおかしくないですが、タイトルとあらすじから面白さが伝わりにくいと感じました。
作者からの返信
お越し頂き、ありがとうございます!
私自身、異世界転生もの、悪役令嬢ものが好きです。でも、またこれか、と思うパターンも多く感じていたので、自分が書くなら違うもの、と思ってこういった作品になりました。
異世界人と現代人とのギャップなどを、楽しんで頂ければ幸いです。
異世界人が来たら、絶対あの電柱は奇異に思うだろうな、思って入れてみました(笑)
こちら結構な長編なので、休み休みお読み頂ければと思うのと同時、序盤の気楽さがある地点を境に失われていきますので、それを受け入れて頂けるかどうか不安にも思います……。
日常ほのぼの系と思いきや、がっつりシリアス系になりますので、ほのぼのを期待していると、裏切られた気持ちになるやもしれません。
うっ……!
タイトルとあらすじについては、良い訳のしようもなく……!(泣)
この辺りのセンスが、絶望的にないんですよね……。
毎回、副題にも頭を抱えて、結果適当になっている始末です。
ただ、完結まで読んだ後に分かるタイトル、というのに憧れて、こういう形にしたんですが……うーん、今はまず読んで貰う為のタイトルの方がキャッチ―さが違いますものね。難しいものです……!
別世界からの住人 その4への応援コメント
ごきげんよう、ああ、確かに露店が石畳の広場や大通りに天幕の軒を連ねて大声で客引きをしている風景、ファンタジー作品に慣れ親しんだ現代日本人なら、それだけで興奮しちゃうのでしょうね。でもアキラくんにとってはこの街は、これから自分が一人で生きて暮らしていかなければならない街、そんな浮ついた気持ちだけでいられないのもよくわかります。仕方ないこととはいえ、ミレイユさんが後ろめたさを感じているのが、彼女らしい優しさですよね。
石造りの街並みの奥にギルド街なんですね。
キルドって考えてみたらファンタジー作品では重要な役割ですよね。そこに属している、職人ギルドだったら、親方みたいなゲゼルシャフト、ゲマインシャフトの仕組みへと話も広げられますし、冒険者ギルドだったら話の起点にもなりますものね。
って最後に声をかけてきたひと。
門のところで忠告してくれた入れ墨おねえさんかな?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ですね、ファンタジー作品に憧れてたアキラからすると、やっぱり現実を忘れて興奮しちゃう部分も出て来る訳で……。
でも同時に、やっぱり現代日本で育った感性そのままに、置いて行く事自体には後ろめたい気持ちが生まれるのは、ミレイユらしいと言えばらしい部分です。
はい、石造りの街並みが基本となっている世界です。
ファンタジーではギルド出すのが基本、っていうくらいありふれた存在ですよね。御多分に漏れず、拙作でも登場して貰いました。
利害を達成するため、作為的に形成した集団という形は、色々な話に発展できるところなのですが……そこまで枝葉を伸ばすと畳み切れなくなる、という問題も! 今でさえ随分長くなり過ぎているというのに! 今も話を畳もうとしている横で、ギルドなんて登場させて話が広がらざるを得ない感じになっているのに!(切実)
そうです、最後の女性はその人ですよ!
別世界からの住人 その3への応援コメント
ごきげんよう、ユミルお姉さまの幻惑にかかったんですね、それにしても前途多難だなぁ。ルチアさん、街中では始終人間にカモフラージしていなきゃならなさそうですよね。
でもとりあえず情報収集には期待できそうな大都会ですね、色々と状況が明確されてくるのかしら?
ユミルお姉さまの馬鹿笑い、可愛かったんでしょうね、私も一緒にミレイユさんを指さして笑いたかったです(そしてアヴェリンさんにどつかれる)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、特にルチアは厳しい環境ですが、自己主張をあまりしない性格でもありますから。武力的に分かり易いアヴェリンや、場を引っ掻き回すユミルの陰に隠れて、そうそう目立たない気がしますね。
でもやっぱり、大都会は情報収集には向いてますから、そういう意味でも立ち寄れるならそうしたい、という目的に沿うのですよね。
指差して笑えるなら、私も一緒に笑いたい! そして一緒にどつかれたい!(笑)
別世界からの住人 その2への応援コメント
ごきげんよう、それぞれの衣装が今回イメージが上手く伝わる描写で嬉しかったです、アキラくんの女顔が異世界でも通じるのはご愛敬ですね。
でも「魔王ミレイユ」って、凄いパワーワードですね。
なるほど、女性冒険者さんはそこを忠告したかったのか。
人間が支配層になって、以前のエルフ支配に助力して虐殺的な勝利を収めた原動力、ミレイユさんが、今再び支配層となった人間世界で伝説の魔王扱いされていても不思議ではないですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
序盤の序盤に着ている装備の説明はありましたが、もうずっと前の事ですものね。今更思い返して下さい、は通じないと思ったので、ここで改めて説明させて貰いました。
そう、「魔王ミレイユ」は自分で笑っちゃうような、パワーワードですよ!(笑)
エルフ側が英雄的扱いをするからこそ、人間側はそれと反対の扱いする、という関係ですが、放射能を巻き散らかさない核爆弾を撃つような奴ですからね。
そりゃあ人間側からは、蛇蝎の如く嫌われますよ!(笑)
別世界からの住人 その1への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさん、子供が好きなんでしょうね、相手するのが得意かどうかは別として。日本のカフェでも楽しそうに相手してあげていましたものね。
確かに未だ片言のアキラくんは、こちらの幼児の相手にはお誂え向きかもしれません、会話の練習にもなるでしょうし。
袖触れ合うも多生の縁、でここで別れるのも確かに理解できますが、リネィアさん親娘が無事森の中で一族に出会ったとき、絶対ミレイユさん達の話をすると思うんですよね。
そうなったら「ミレイユさま復活じゃ!」とかなって「今こそ反撃の時!」とか先走るエルフさん達がいそうな気がして、ちょっと心配です。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうです、相手するのが全く得意じゃないですけど、ミレイユは子供好きなんですよね。
そしてここでも、おだ様の鋭さが炸裂!
この母娘が森へ辿り着いた時、ミレイユの話をするというところまで既に読まれてしまっている!(笑)
どういう反応をするかまでは、お楽しみとして頂くとして、そこで色々な動きが発生しそうですよね。
心配もご尤もですが、あちらも中々に難しい状況を抱えていますので……。
異世界デイアート その8への応援コメント
ごきげんよう、そうか、並行世界へ移動したのではなくて、時間軸がスレていたんですか、それも未来に。
ううん、アキラくんの懸念(ミレイユさんの目的の方)ももっともに思えますよね。
時間軸がずれて戻ってきたのは神々も承知しているとして、それで逆に神々がミレイユさんを取り戻そうとした目的が果たされるのか、のも気になりますね。
神々を倒す、それは過去でも未来でも出来そうですが、未来でもミレイユさんの期待できるどんな目的があったのかしら、神々に。
アキラくんのもうひとつの懸念は、上手くいけばこのままパーティに同行できるかも、だったのでしょうけれど、残念!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
時間が少し、未来へズレてしまっていました。
そして時間がズレたとしても、神々が目的を果たせるのか、というのも気になるところですよね。ただこれは、神々がどうして、の部分には納得し辛い部分があるのかも……。判明するのはずっと先ですが、それまでお待ち頂ければ……!
はい、アキラが心の奥底で願っていた、パーティに同行できるかも、という願いは打ち砕かれてしまいました。
連れて行くには実力不足過ぎるので、それが解消される目途が立たない限り、ミレイユとしても連れて行くメリットがないんですよね。
異世界デイアート その7への応援コメント
ごきげんよう、最初、チラリとミレイユさん達が元居た世界、デイアートに似ていて違う次元の世界なのかしら、とも思ったりしたのですが、リネィアさんのお話だと同じ世界には違いない様子ですね。
となると急激な政変が起きて、新しい国が興って、支配体系すら変わってしまった?
支配体系の下克上、そして新興国が立ち上がる、どちらにせよ、大規模な戦乱、それ以上に相当の時間が経過しているようにも思えますね。
さすがに殺しはしませんでしたか、だけど、善悪に見えている双方の意見を聞いて、だと恐怖を植え付ける前に憲兵さんたちに話を聞いてもよかったのかもしれませんね。
それとも彼等のレベルだとこれ以上は有益な話は聞けそうにないとの判断かしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、未だハッキリとしたものが見えない現在、色々と考えてしまう部分ですが、リネィアの話からすると同じ時間軸であるのは間違いなさそうです。
そして仰るとおり、まさにドンピシャで、政変が起きて新興国が立ち上がり、現在の状況になっています。それに伴う時間の経過も、そのとおり!
いつもながら、その勘の鋭さ、考察の鋭さに舌を巻くと同時に嬉しく思います!
憲兵たちに話を聞こうとしなかったのは、話すだけに疲れそうな相手だと言う事と、学もなく私欲に走る性格から、相当な下っ端だと見做したせいでした。
実際のところは分からないので、それこそ催眠でもして聞き出せば良かったろう、と思いますが、その価値なしと判断したようですね。
外から来たモノ その4への応援コメント
アキラさんの初陣、どうなることかと思いましたが、なんとか、クリアできたようです。読者としては、安心しました。
でも、やっぱり初陣だから、緊張するアキラさんの気持ちに共感しながら、ハラハラしました。
次回以降もアキラさんと冒険を楽しみます。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
やっぱり素人に毛が生えたようなアキラですから、色々と稚拙なところはありつつ、切り抜けてくれましたね。
沙羅双樹様に、ハラハラして頂けたなら、頑張って書いたかいもあったというものです(笑)
今後もアキラとミレイユ達の物語に、お付き合い頂けると嬉しいです!
異世界デイアート その6への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんの正義感は、きっと異世界に来た当初のミレイユさんも持っていた正義感なんでしょうね。だからミレイユさんは頭から押さえつけない。
逆に言えばミレイユさんも持っていて、当初は行使したであろうその正義に惹かれてミレイユさんを信頼し信仰する人々も増えたのでしょう、痛い目にもあったでしょうけれど。
でも、アキラくん、自分の犯した失態にすぐに気付けたのは偉いです。
ただこのまま大都市に置き去りにされたら、アキラくん、悪い連中からはいいカモ扱いで苦労するのだろうなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうです、アキラが持つ正義感や倫理観は、当初ミレイユも持っていたものでした。今となっては大分スレたので、若干の違いは出てるものの、しかしミレイユの善悪の物差しで正しいと思う行動を取ります。
だからアキラに対しても、頭から否定せず、この世界で生きていく上での常道を教えてあげようとしていますね。
アキラも自分の感情には正直ですけど、同時に自分を弁えているので、遅かったけど気付けた、といったところですか。
ただ、果たして今後上手くやっていけるか、という部分については……良い仲間を得られるかどうか、でしょうね……。
異世界デイアート その5への応援コメント
ごきげんよう、早い! やられるの早過ぎ! アヴェリンさんがその気になれば確かに早いでしょうけど、そうか、1行かぁ。
アデン王国、ユミルお姉さまでも知らないということはミレイユさん達が日本にいる間にできたのでしょうあ、でもそれにしては一国が出来るのはまだよしとしても、支配体制自体が変わってしまうのは不思議ですよね。
憲兵といいながら、なんだか、ミレイユさん達を品定めする様子は人身売買の野盗みたいですし。
アキラくんの正義感は、やっぱりファンタジー創作物の中の正義感なんですね、それは現代日本でお話として語るには良いけれど、でも現代日本でも起こり得る誤謬ですよね。か弱い女性が助けてくださいと言ってきてよっしゃわかったと追跡者を叩きのめしたら女性の方が悪者だった、なんてこともあり得るでしょう。双方の話をちゃんと聞いて判断する、異世界で痛い目にあったミレイユさんでしょうけれど、現代日本でも通用するお話ですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、文字数を割く必要もない雑魚という扱いで、こんな感じになりました(笑)
アヴェリンの強さは読者の方々も良く理解されていると思いますので、苦戦のくの字も見せずに勝つ、と分かっているでしょうしね。
そう、不思議とミレイユ達も知らない国名……。でも、それだけではない不可思議な思想が、ミレイユ達に違和感を持たせています。
これがどういう事なのかも、すぐに分かる事になりますよ。
憲兵というのも嘘か真か、その人柄からも分かり難いところですし、助けを求めた女性が悪者かもしれない、というのは良くある話で……。
仰るとおり、これは現代でも通じる話ですよね。
私が聞いた話では、不審者に追われてるから匿って欲しい、と民家に助けを求めた女性が、実は近くのコンビニで強盗していて、その店長が後を追っていただけだったとか……。
ミレイユも似た様な騙され方を経験しているので、単にか弱そうな見た目の女性が助けを求めたからと、無条件で助けたりしません。
異世界デイアート その4への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、ミレイユさんが一度目の異世界で冒険をしていた時のスタイルが仄かに見えましたね。こうして引っ掛かりを覚える出来事に出会う度、ほんの少しの親切心や情けをかける行為が積み重なり、やがてアヴェリンさんやルチアさん、ユミルお姉さまの信頼を勝ち取ることになっていったのでしょうね。
ルチアさん達にしても、久々の異世界で久々のミレイユさんスタイルを見て、戻ってきた実感を味わったのでしょうね。
で、エルフさんでしたか。
どうやら馬車に子供を隠し、回収しようと戻ってきたようにも思えますが、さっそくトラブルが舞い込みましたね。アヴェリンさんの矢摑み取りで頼りになると思ったのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、仰るとおりで、こういう小さな気遣いから誰かを助ける事になったり、事件に巻き込まれつつ解決する事になったり、とアヴェリン達の信頼を勝ち取るようになっていきました。
ルチアもミレイユが何と返答するか理解しつつ、わざとじゃれつく様な感覚で聞いていました。
はい、エルフさんは上手いこと撒いたと思ったから帰って来たのですが……しかし話はそう簡単に終わらないようで。
まさしく、アヴェリンの腕前を見て、頼りにしたくて声を掛けています。
異世界デイアート その3への応援コメント
ごきげんよう、現地の人以外が原生林を歩かされて一番疲弊するのは、その足元の悪さや薄暗さ、目的地までの距離ではなく、上下動の多さだとよく言われますね。
原生林での植生は太陽の光を求めて周囲のどの樹木よりも高く頭を突き出すか、その為には張れるだけ根を張り巡らす必要があるために、縦横無尽に木の幹よりも太い根が地上地下関係なく、そこを歩く人々の行く手を遮るので、根をくぐる、根を乗り越えるで数キロ歩かないうちにへたばってしまうそうです。アキラくん、よくぞ師匠に付いて歩けたものです、これも鍛えられたお陰なんでしょうね。
森を抜けたら戦闘の後。
軍隊同士の衝突なのか、野盗に襲われたのか、それとも魔物や魔獣の襲撃か。
アキラくんが不安がっていた最大の懸念がさっそく現れましたね。
ふと思ったのですが、このアヴェリンさんが道を誤ったって、これも神様の仕業なんじゃないかしら?
考えすぎ?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
な、なるほど……! そこまで深く知見を持った上で書いておりませんでした。改めて、勉強になります!
それ知った上で、それでもアキラは拷問めいた修行だけは投げ出さずにいたから、何とかついて行けても不思議じゃないな、と思いました(笑)
さて、森を抜ければ、襲撃された後。馬の無い馬車一台のみなので、軍隊ほど大きな戦闘があったものではないようです。
野党か魔獣の襲撃程度、とアヴェリンなんかも考えているので、あぁやって呑気に物を言い合っています。
アヴェリンが道を誤ったのは、ある意味で神様の仕業と言えるんですが、狙った事ではありません。
理由もすぐに分かると思います。
異世界デイアート その2への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさんの考えた最初の命令の言葉に込められた想いに、感動してしまいました。
日本から拉致されてから、願い叶って日本へ戻れたのも束の間、抗えぬ事態にこの異世界に再び立ってから今日までの、ミレイユさんの慟哭と、それを必ずや打ち破るという決意、そして自分の先達となったオミカゲさまと何百人というミレイユさんへの手向けが詰まったその言葉の重さに。
それを即座に理解したであろうユミルお姉さまの優しい気遣い。
この言葉が、これからの、この壮大な物語の軸となりテーマとなるのだろうなと、ますますこの先が楽しみになりました。
隙あらば頭を叩かれたり蹴られたりするアキラくんは、きっとストレス発散のぷちぷちシート代わり、照れ隠しに毛を毟られるカーペットみたいなものなんでしょうね。
よかったねアキラくん、充分役に立ってるよ!(酷い)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
作者冥利に尽きるどころか、このように深く読み込んでくれる読者様に恵まれて、本当に幸せ者です!
そうなんです。異世界にまたも帰還して、そして大神の思惑に踊らされた人間の、壮絶な覚悟が込められた命令でした。
今後は、これを一貫したテーマとして物語が動きます。
ミレイユ達も油断せず、思慮深く行動しているつもりですが、敵対する相手もまた簡単な相手じゃありません。
戦闘シーンより、あれこれ考えてる時間の方が長いくらいなので、読んでて疲れてしまうやも……。
アキラの扱いは初期からずっと、こんな感じですが、これが報われる日が来るのでしょうか。ユミルたちからバカスカ殴られてるんだけでも、十分報われてるから良いのかな……(笑)
異世界デイアート その1への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんの特性というか長所がここで炸裂、やはり日本語禁止は効果が高いですね。お尻に火が点いたということもあるでしょうが、まずは会話ですね。でも発音が難しそう。巻き舌とか多そうですよね。
ミレイユさん、色々と考えてくれているのが判って嬉しいですね、そうか、余所者を嫌う風土よりも、人間一人くらい紛れても不自然ではない大都会、ですか。まるで東京みたいな感じ?
アヴェリンさんの報告の中で前方二時方向、とありましたが、やっぱりこの異世界での時間の流れ、というか惑星自転は地球と似ているのかしら? 時計はないんですよね、だとしたら日本での話し方に倣っただけなのかしら?
一日が11時間しかないとか48時間もあるよ、なんて惑星だったら身体も調子が狂っちゃうでしょうし、日本生まれのミレイユさんはともかく、ユミルお姉さま達も日本へきて特に変調をきたすなんてことはなかったですから、やっぱり24時間に近いのでしょうね。
とにかく、アキラくんに嬉々として言葉を教えるユミルお姉さまと道具を用意してくれるルチアさんが、可愛いです。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
最初なんか便利な魔術でも使わせて、スパッと解決させようとしたんですが、他言語なんてない世界で、そんな魔術あるわけないな、という訳で、こんな苦労する事になりました。
オミカゲ様から習っておけば話は早かったんですが、アキラを連れて行く意志がなかった以上、異世界で使いようのない魔術を習得する理由がなかったんですね。だから、こんな苦労をする事になっています。
そうですね、大陸随一……というか唯一の都市なので、いうなれば東京みたいな感じです。見知らぬ人がいたところで、よくいるお上りさん、という見方しかされません。
ご指摘されて、まさしくそのとおり! 迂闊でした!
時計がないのに二時方向、なんて言い方する訳ないです。全くの無意識に言わせていました……。
でも、そうですね。入れたところで面白くならないと思ったので割愛してますが、この世界では十二進数が適用されています。
一日は二十四時間、一ヶ月も二十四日、当然数字の桁も十二で繰り上がるので、アキラは相当苦労するのですが、一個も面白くなかったので全部カットです(笑)
ルチアもユミルも、何だかんだと学習意欲の高い人には、ちゃんと面倒見てくれるんですよ。ユミルの場合は……、ちょっと遊びが混じりますけど。
行動方針 その8への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさんは魂だけ日本から拉致されて素体に入れられたから、言語などの基礎知識は覚える苦労はなかったのですね。
アキラくん、うふふ、可哀想だけれどこればっかりは仕方ない、頑張れ!
早く言葉を覚えてユミルお姉様に現地語で愛の告白できるようにならないと!
この浮気者!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ミレイユは転生特典みたいなもので、現地言語については免除されてましたから、その辺の苦労分からないでしょうね。
でもその分、アキラには苦労して貰わねばならぬという、異世界転移あるあるをぶっこんでおります……(笑)
しかし勝手にあらぬ想像して、理不尽な罵倒を受けるアキラが不憫すぎる!
……いや、アキラだし良いか(笑)
行動方針 その7への応援コメント
ごきげんよう、ユミルお姉様とアヴァリンさん、前話でミレイユさんも感じていたようですが、拗れが酷くなっちゃった? のかしら?
って言うか、議論の最中はこれがあの二人なの? ってくらい普通に話をしてましたから、あんまり心配もしていなかったんですが、アヴァリンさん、ミレイユさんへの思いが信仰心みたいですから確かにユミルお姉様とは合わないだろうなぁ。
ミレイユさんの事について怒っている、と言うより、自分の信仰が穢されたから怒っている、と言うのが近いかも、なんて思えますね。
ミレイユさんの体調不良、そうか、ユミルお姉様ファンクラブに入会したからなのか(言い方!)?
でもそれ以前からも不調だったし、神の調整の影響だとしても、心配ですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
拗れている様に見えて、実は拗れてなんかいなかったりします。ちょっとややこしい書き方してますし、誤解しか生まないところで、もう少し分かり易くするか工夫する必要あったな、と反省する部分ですね……。
ユミルはアヴェリンの事、そう嫌っている訳じゃないですからね。
色々と馬が合わないところがあるし、ミレイユに対する考え方や接し方が違うせいで衝突もありますが、全くブレずに信念を貫き通すところは気に入っています。
それこそ敵が神々と敵対するとなっても、眉一つ動かさずミレイユに付いて行くのを当然と思うところとか(笑)
アヴェリンからすると、まぁやっぱり気に食わない部分の方が強いので、どうにも衝突ばかりになってしまうという……。でも、アヴェリンも心の底では、きちんと仲間と認めています。
今回のミレイユの体調変化はファンクラブ入会が原因です!
多分、一桁ナンバーで卒倒しちゃったんじゃないですかね?(適当)
そもそも肉体が特別性なので、ちょっと発生までは遅かっただけで、それ以上の事はありません。
行動方針 その6への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、ユミルお姉様の説、確かに論理的な強度がますます増してきましたね。
大瀑布の向こう側に神が住んでいるかどうかは別にして、そこが本当の神の居場所と現世を繋ぐために必要な場所、と言うのはありそうです。
って言うか、神との接点を探る為には、必ず行かなければならないのでしょうね。
行く方法があれば。
ううん。
でもミレイユさんも考えている通り、確かに神にとっては、ミレイユさんがこちらに帰ってきた時点でやれやれ、でしょうから、即座に手を出してくることもなさそうですよね。
誤字だと思いますが
それから逃げるか迎え討ちつち
迎え討ちつつ
だと思うのですが、間違ってたらごめんなさい!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、ユミルが口にする事に破綻はないように思えますし、だから大瀑布の向こう側に行く事は決定事項の様な空気です。
ただ、どうしても立ちはだかるのが、手段という壁なんですけど。
神々からすれば、ミレイユを取り戻した時点で肩の荷が下りた様な気分でしょうからね。ただ、いつまでも姿を隠されても困るので、それに対する手を打つつもりでいます。
それと、誤字報告ありがとうございます!
感想だけでなく、こうして指摘して下さるおだ様は、本当に感謝してもしきれません!どうすれば、日々の感謝を送れるだろうか、と悩む毎日です(笑)
行動方針 その5への応援コメント
ごきげんよう、ううん、ユミルお姉様四千歳。
いいじゃないですか、中国だって四千年、チャイナドレス着てもらえば、それで無問題!(真のバカ)
でもこれは結構重要なファクターじゃないでしょうか。
神話や伝説とは違う、確固たる事実ですから、四千年前に大瀑布のできた時に、何やら前兆というか事件が起きていた可能性もあります。
その事件が神様関連ならそこから推論を広げられますものね。
四千歳にしてこの可愛らしさを兼ね備えた妖艶さとは、さすがミレイユさんの師匠です!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうそう、そうですよ。百歳越えたら、後はもう誤差みたいなものですよ!(暴論)
そしてユミルは、事実として大瀑布が神によって作られたと知っているんですね。何故そうする必要があったのか、その真意までは当然知りませんけど、世界に不自然なものが忽然と現れた事だけは知っているわけです。
これで疑わない方が不自然ですよね。
四千年生きて、なお枯れず好奇心の塊という、化け物みたいなメンタルしてますが、島に籠っている時間も相応に長いので、停滞している時間も多かったのです。その反動みたいな感じですかね……?
行動方針 その4への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、これは予想外でしたが、地球平面説は否定されているのか。球体であると認知されているけれど、境界は厳然としてある、それが大瀑布。大瀑布の向こう側を覗かれたくないからお空を飛べない、ユミルお姉様、さすがです、確かに説得力はありますね。
でもミレイユさんは何やら反論もある様子。
物語の中で物語世界の世界観が議論される、ワクワクしちゃいますね。
アキラくんがストレス発散のサンドバッグになっているのはちょっと可哀想ですが、まあ仕方ない、アキラくんですもの。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
大瀑布の存在が、むしろ平面説を支持しそうなものですが、何故かそれが周知されています。何故か、というより、そういうものだ、と神が過去に説いた事が原因なんですけど。
だから観測の結果ではなく、神の言う事だからと、この世界の人はそれを信じています。
異世界といったら月が二個あるとか、土星の様な輪があるとか、色々違うところ考えちゃいますよね。そういう、実は世界の形が常識と違う! みたいのやりたいなぁ、と思っていました(笑)
それだけじゃなく、暦が違うとか、十進数を採用していないとか、グラム、メートル、単位が別物、などなど。
この世界でも、やっぱりその違いは多岐に渡るんですけど、それを作中で出すのは止めました。
読んでて混乱するだけなので、別に楽しく感じないんですよね……。
アキラは不遇だからこそ輝く男……。
悲しい星の元に生まれているのです。
行動方針 その3への応援コメント
ごきげんよう、異世界に舞台を移してから、ユミルお姉様劇場がとっても心地良くて、私は幸せです(バカ)。
叶う事ならアキラくんじゃなくて結希乃さんがこっちに来ていたらもっと幸せだったでしょう(バカの極み)。
って、おお、神様、お空の上説はまだ破れ去ったわけではなさそうですね。確かにドラゴン、退化した翼の名残みたいなものがあるようでしたし。
でも納得できるような推論が出揃ったとして、その検証がまた、大変そうですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
解説役に回っているだけあって、ここ最近のユミルは良く喋りますね。それでおだ様が喜んでくれているなら、何よりでございます(笑)
確かに、どうせ動かすならアキラより結希乃を選びたいぐらいでしたが……というか、実はプロット段階でアキラの位置にいたのが結希乃だったんですよ。
最初から御由緒家とガッツリ関わっていく予定だったんですけど……、ボコボコに殴られる事は既定路線だったので、何か嫌だなって事で心が痛まないアキラ君を採用した、という裏話があります(笑)
そうなんですよね……。
まだ空にいるかもしれない可能性、捨てきれるものではありませんが、それをどう確認するのか、という問題が立ちはだかるんです。
頭悩ます問題が、一つ解決したところで一つ増えるって感じですね……。
行動方針 その2への応援コメント
ごきげんよう、ありゃりゃ、外れたか。
でもユミルお姉様と同じ間違いだったから、私は満足です。「我が人生に悔いなあああしっ!」(バカの極み)
そうか、でも箱庭は何かのギミックには間違いないのでしょうね。今の所損得どちらも存在していて価値が流動的ですけれど、でも天井の穴が監視装置だけではない、将棋の大盤解説みたいな感じ?
魔導書も謎ですよね、それを誰が置いたか分かりませんが、箱庭をくれた神とは別の神だったとしたら、その神の去就も気になりますし。
アキラくん、豊かなレジャー文化の国で暮らしてきただけあって、この手の推論や推理は創作物にたくさん触れている分だけ、得意そうですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
この時点で十分なヒントが提示されてないので、仕方ないという事で一つ……。でもユミルさんと同じ意見だし、これも一つの正解でしょう!(本当か?)
大神の思惑にも、ちょっと疑問がなされてきました。
その全てがミレイユの敵か、味方になり得る大神はいるのか。いたとして、利敵行為に見える行為が、それを証明する手助けになるのか。
全てが敵だと思っていたところに一石を投じられ、彼女らもちょっと混乱気味。
アキラはこういう事が得意という訳じゃないのですが、外野だからこそ、ポロっと言った事が真実の傍を突いたりするのかもしれません。
行動方針 その1への応援コメント
ごきげんよう、ううん、ユミルお姉様の意見に賛成、かしら?
オミカゲさまは、失敗というより、次のループへバトンを渡すことに賭けて成功した、という感じですよね。最終目標の成功を目指さず、途中経過での成功を無意識のうちに目指していた感じ。
ミレイユさんとオミカゲさまは、基本的に同じ人間ですから、基盤となる性格や行動様式、思考方法はどうしても似通ってしまいますものね、その意味で自分達をも意表が突かれるような作戦を模索する、最後の一手を考える(並行してバトンも次へ渡せるようなコンテンジェンシープランも必要ですが)のが正解の気がする。でも過去のループでやったことの引き継ぎが出来てないのは痛いですよね。
神様は空の上にいる、だって天国っていうくらいだし、みたいな幼いイメージ。
でもそらをとぶのはNGって、接近するな、ということでは?
あ、箱庭の天辺の穴!
そういうことか!?
いや、違うんだろうなぁ。
だって私、残念ですものね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、オミカゲ様はバトンを渡す事が自分の役目と割り切ってました。最終的な成功は、自分で為せないと諦めちゃってたんですね。
そして、それは事実でもあったのですが、情報が失伝してしまっていては、どうすれば良いのか現状の最適解も見えてこない。
難しいところです……。
神様は雲に乗って下界を見下ろしているイメージですけど、果たしてこちらの神々はどうなんでしょう。
しかし、鳥以外空を飛ぶことを禁じた、と言うあたりは如何にも怪しい。
箱庭の穴には、それはそれで意味ある事なのですが、自分でも適切なヒントを提示できていたと思えず……うーん、いつかの種明かしで納得してもらうのは苦しいのかも。
いえ、残念だなんてまさか!
いつもその鋭い考察に驚かされているというのに(笑)
ただ、現状でそれらしきヒントを出してないので、具体的な答えは出ないというちょっとアレな感じになってます……。
決意と表明 その10への応援コメント
ごきげんよう、あら、ミレイユさん、神様にならないのは諦めてなかったんですね。ユミルお姉様の眷属になって「神になれ」って言われたらイチコロなのに。これにはアヴァリンさんもルチアさんも反対しないでしょうし。
オミカゲさまの場合は、民を教え導き守るように見えて、実は迎撃準備でしたけど、この世界の人々からは新鮮な思いで受け入れてもらえるでしょうね。
神の支配に限らず独裁政権は愚民化が常套手段、高度な文明や教育は邪魔でしょうし。
ルチアさんも苦労されたのですね。
でもアヴァリンさんやルチアさんが信仰や忍従に傾いたのと違って、ユミルさんは尊敬と絶対的支援はするが、ある程度はミレイユさんに対してニュートラルですよね。
そこが本当に素敵なんです。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ユミルにしても、眷属にしたのはあくまで目的あっての事ですからね。ミレイユを支配したい訳ではないので、その意思を尊重しています。
実際に今の神々を追い落としても、それほど反発は生まれないと思うんですけどね。それが当たり前だから不満は出なかったけれど、抑圧なんてしないでしょうし。ただ面倒だから、多くに関わるつもりがないだけかもしれませんが。
そうですね、ユミルは最初からニュートラルな存在として決まってました。
単に人を食ったような性格をしているからっていう理由もありますが、より対等な目線から見守る人が必要だ、と思ったからでもあります。
ミレイユの持つ危うさに気付いていたんですね。
決意と表明 その9への応援コメント
ごきげんよう、アヴァリンさん、チョロッ!
あんなこと言ってますけど、アヴァリンさんたら絶対、あの時9割くらい本気だったんですわよ奥様(誰が奥様でしょう?)。
ルチアさんも結構ユミルさんに辛辣なこと言ってましたけど、でも基本この三人、仲良しですよね。
でも眷属になると言う重さ、特にミレイユさんにしてみれば確かに躊躇してしまってもおかしくはないですものね。
でも今でも大神に逆らえないって眷属みたいなものですし、そう考えるとユミルお姉様の方が何倍もマシですよね。
って言うか、私が眷属になりたい!
もしくは私がユミルお姉様を眷属にするのです!(バカ)
血の誓いなんですね、アヴァリンさんら本気で羨ましたかったんだろうなぁ。そして後々ユミルお姉様はアヴァリンさんに自慢する筈。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ねぇ、アヴェリンさんチョロいですわよ、絶対九割本気でしたわ、奥様(誰だ)
ですね、口では何と言っていても、基本的に仲良しです。
ルチアも普段は一歩引いている様に見えて、誰より信頼できる仲間だと思ってますからね。
でもやっぱり、誰かの支配を受け入れる、というのは怖いものです。
神々の場合はだまし討ちみたいなものでしたからね……。そもそも命令に逆らえないとか、反逆の意志を持てないとか、そんな調整初耳だった訳で……。
自分からイエスと言うのは、やっぱり抵抗あると思います。でもどっちがマシかと言われたら……、やっぱり気心知れたユミルの方がマシですね。
はい、もうユミルを眷属にしてしまってください!(笑)
それでアレの悪戯癖を、少し教育して下さると嬉しいのですが!
アヴェリンは羨ましいやら悔しいやらで、複雑な心境ですね。ユミルもあえて口にはしないけど、時々優越感に浸るような視線を向けたりする筈!(笑)
決意と表明 その8への応援コメント
ごきげんよう、ユミルお姉様、そうか、伝説の美女だったのか。納得です。
それにしても神々の身勝手なこと。なんでも出来る我儘な子供ですよね、これじゃあ。
神々の遊びとはよく言ったものです。
これギリシャ神話の神々の鬼畜仕様にも似た、と言うか、古代宗教の特徴みたいなものなんでしょうね。
ユミルお姉様たちのミレイユさんオミカゲさま化計画、説得力はありますが、それをやれと言われても、それは話が別ですよね、もとよりミレイユさんは日本に帰ってニートになりたいんだし。
ましてアヴァリンさんがユミルお姉様の計画を良しとするわけもないですし、前途多難?
でもこのままだと確かにミレイユさんは戦えないだろうし。
って、ミレイユさんの謎の体調不良もその神様の仕込み? だったらユミルお姉様の眷属になると完治するのかしら?
ううん、これは難問ですね。ユミルお姉様の為にはアヴァリンさんをヤるしかないのかも(ユミルお姉様原理主義過激派)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
神々は身勝手なものだと、人に忖度したりないと、そういう存在だと思っています。仰るとおり、ギリシャ神話に登場する神々をイメージしていて、だから凄く身勝手です。
地上に住まう一生命として、見える部分に限りがあるので、神が起こした本当の理由、というのもユミルには見えてないのですが……。
どちらにしても、利己的な理由からなので始末に終えません。
ミレイユが神様になってくれたら、と口にしてしまうのは分かりますが、やっぱり当の本人からすると、そこまでする理由がない、といったところで……。
自分がやるしかない、という切羽詰まった状況でもないですからね。
謎の体調不良も、ズバリそのとおり、神々の仕込みでございます。
何をどういう、という具体的なものは避けるとして、今回も頭痛を感じていますが、実はそれも兆候の一つです。
そしてまさかの、ユミル原理主義過激派とな……!?
なんて怖ろしい派閥が生まれてしまったんだ!(笑)
決意と表明 その7への応援コメント
ごきげんよう、確かにこの世界と、日本では、宗教観が決定的に違いますよね。
現実世界でも、特に古代の宗教観は、この異世界のそれに近いのかもしれません。
自然現象、天災、四季や気候、それらが神の御心とされ、何か災厄が起これば神々の怒り、無ければ、世はなべてことも無し。
それを神のみわざとアピールするのは狂信者か職業宗教家くらい。
でもこの日本はオミカゲさまと言う現世利益を確かに授けてくれる実在ですから、宗教観も自ずと違ってくるし、日本を知ったユミルさん達がミレイユさんを彼の地のオミカゲさまにと願うのは自然なことでしょうね。
ルチアさん、学者さんらしい素敵な弁舌、可愛い。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
実在する神様、となると宗教家や国家が、勝手に教義を変える事だって出来ませんものね。根底から宗教としての接し方が違うのだと思います。
だから自然崇拝の様な、恐れ敬う気持ちの方が強く出るのかな、と思います。
オミカゲ様は、そこのところ実に大らかな神様で、滅多な事では表に出ないし神罰を下す、とかいう真似もしません。利益ばかりあって嬉しい存在なんですね。
だから誰もが笑顔でいるんですが、神様の在り方としての違いすぎて、彼女らからすると、衝撃だったみたいです。
ルチアって理屈屋っぽいところがありますから(笑)
ここぞとばかり話す時は、まぁ長々と話しますこと!
決意と表明 その6への応援コメント
ごきげんよう、ううん、なるほど。
言われてみれば、ここまで世界を俯瞰し、いいようにミレイユさんの施行を誘導してきた神々ですから、ミレイユさんを自分達の脅威となりそうな勢力の殲滅に利用し、同時に魂の熟成もさせよう、そう考えるのは当然でしょうし、その為に安全装置をつけておくのもまた当然でしょうね。
その安全装置を唯一外せる可能性があるユミルさんの一族こそが、真に殲滅すべき集団だった、とも言えるのではないかしら? とすると、ユミルさんが生き残ったこと、しかもそれがミレイユさんの情から発した結果だったとしたら、ミレイユさんよりもユミルさんの方が神々にとっての脅威となり得る?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
色々考えて動いている神々ですから、ある程度、先を見据えて安全策もしっかり講じているという……。実に面倒臭い連中です。
これからも、その面倒臭い事に振り回される事になります。
姿も名前も見えない連中なので、その考えも全く見えないので脅威度ってものが伝わらないと思うのですが、ミレイユ達の推測から少しでも伝われば……と思っております。
ユミルは脅威に思われていて、そのうえ煙たがられているので、積極的に排除したいと思ってましたが、傍には常にミレイユがいますからね。
嫌な所に潜り込まれたなぁ、といったところで手が出せません。
でも、神々にとってミレイユの存在が重要だったので、今は見逃しておいてやる、という状態でした。
決意と表明 その5への応援コメント
ごきげんよう、ああ、本当に。
ユミルさん、いいおんなです。
これほどの大きな愛情と優しさで包み、癒してくれる、まさにユミルさんこそ慈愛の女神さまではないかと思うほどに。
アヴェリンさんもルチアさんもまたそうでしょうが、ユミルさんは日本でも時折そうして見せていたように、ご意見番として、そして師匠として、そして何より、母親のような大きな愛、慈しみをもってミレイユさんを包む、そんないいおんなだとしみじみ思います(さすが私のお姉さまです!)。
異世界転移以来、日本に戻り、そしてまた異世界へ送還された長い年月。
けれどこの瞬間こそがミレイユさんにとって、ユミルさん、アヴェリンさん、ルチアさんが本当の仲間になった瞬間なのかもしれませんね。
アキラくんはアキラくんです。早々に七生さんの笑顔でも思い出す努力をしておきなさい。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
いつもニヤニヤ笑って、飄々としてて、お酒ばかり飲んでるイメージですが、実はそれだけの女じゃなかったのです。
慈愛の女神というには、ちょっと普段から悪戯が過ぎると思いますけど(笑)
ユミルはミレイユの危うさってものを、割と早い段階から察知していて、だから何かと押し付けない程度に口出ししてました。
道化を演じている部分もあるんですが、本当に必要な事は真面目モードで説教したりします。
そうですね。まさにその通りです!
今この瞬間が、本当の仲間になった瞬間です。互いに命を預け合い、頼りにする。一種の上下関係は出来上がっちゃってますけど、本当に信頼し合える間柄になれた瞬間でした。
アキラはアキラ。はい、それだけですね(無慈悲)
今の彼にとって、七生の事はすっかり抜け落ちています。はたして思い出す事はあるのでしょうか……。
決意と表明 その4への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさんはループを断ち切る術を考えつつも、その思考自体が後ろ向きのループに嵌っていたのは皮肉なことですよね。
神々の意図した基本的な作戦要領も、ゲームプレイヤーの魂を拉致するという時点で中々に巧みで、且つ悍ましい企みです。ゲーム世界での無双だからこそ、元の世界へ帰還するために無茶もできるし、遊び心を残したままで挑戦もできる、その思考と行為こそが神への道筋となるのですから、ミレイユさんがうまうまとそれに乗っかってしまたのも頷ける話ですものね。
それにしてもユミルさん、本当に話の核心を捉え、突くのが絶妙に上手い。
相手の掛かっているトラップから綺麗に、あっさりと放ってやること自体が視点の切り替えになっているという、例えは悪いかもしれませんが、バーのママさんが悩めるお客さんの話をふんふんと聴きつつ、さらりとサゼッションを与えるみたいな、小粋で優しく、そして鮮やかなヒアリング能力。
それはおそらく、ユミルさんの、そしてアヴェリンさんもルチアさんもそうでしょうが、ミレイユさんとは違う常識や文化風土で生きてきて、過酷で残酷な過去を背負ってきた経験こそがそうさせるのだろうな、と。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ですね、そもそも決定的な解決策もなく、あるかどうかを探すような段階ですから。その思考がどうしても後ろ向きになってしまうのです。
いやはや、全く……神々も小癪な事を考え付くものです(他人事)
こんなの混同するに決まってるじゃないですか、ねぇ!?(笑)
ユミルがバーのママさんですか、いいですね!
お酒好きだし、聞き上手だし、話の内容からサラリと核心つきますものね。伊達にチームの相談役やってないって感じで、人気でそうです(笑)
そして、そうやって考える事が出来るのは、過酷な人生あってこそだと思います。おだ様が仰るように、他の二人も似た様な考え持っていて、過酷な環境で生きて来たからこそ、そうさせていることでしょう。
外から来たモノ その2への応援コメント
コメント失礼します。
あきらさん、いよいよ初陣ですね。活躍できるのか、ミレイユ様の足を引っ張るだけなのか、刀の威力はどうなのかとか、興味津々です。次回以降が楽しみです。
作者からの返信
感想いつもありがとうございます!
アキラへの気遣い、その優しさが本当に嬉しいです!
まだまだ未熟者の半人前以下、果たしてアキラは何か結果を残す事が出来るのでしょうか? 少しでも訓練の成果を出せれば、といったところですが、さて……?
決意と表明 その3への応援コメント
ごきげんよう、ああ、なるほど。
本当に、ミレイユさんがそっちに考えの方向性が向くのか、とユミルお姉さま同様に思うと同時に(ユミルお姉さまと私は一心同体だったんですね、キャッ!)、ストンとミレイユさんの想いが胸に、奇麗に収まりました。
この世界の人々、特にアヴェリンさん、ルチアさん、ユミルさんと過酷な人生を辿ってきた人々には、やはり意外なミレイユさんの決断だったのでしょうね。
現世で暮らして、現世での常識や風土に馴染んでしまうと、確かに命の価値は違ってくるでしょうし、その命の行く末も無感動無感情ではいられなくなりますよね。
いつもの通勤時に駅で見かけるサラリーマンさんが電車に飛び込もうとしていたら、やめなさいって必死で止めるでしょうし、止めきれなかったとき、後々まで引きずりはしないだろうけれど、それでももう少し早く気づいていたら、とか後悔の念も湧いてくる、それは現代日本人の持つ当たり前の感情ですものね。
ましてや、アキラくんですもの。
アキラくん、まさかミレイユさんがそこまで尊重してくれていたのだと知った上での感激が、同行を許可されなかったショックを和らげているのだろうけれど、それでも本音で感激したのでしょうね。
でも、ここで成り行きや勢いで動向を許可しなかった、これは素敵なストリー展開だと思います(この後、なんやかんやあって同行することになりました、ってなったとしても、このエピソードの存在が光ると思います)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ミレイユは基本的に人命を尊重しますから、ユミル達と価値観は決定的に違うんですよね。やはり日本人として育ってきた倫理観は、異世界で数年暮らした位じゃ覆らない、といったところで……。
ただ、必要となれば何処までも非情になれる、と知っているからこそ、ミレイユの考えは意外に思ったでしょう。
アキラはどこまでもミレイユの役に立ちたいと思っているし、自分が培った力はその為にあるんだと思っていて、断られたら諦めると言いつつ、割り切れてません。
ミレイユに尊重されていた事は素直に感動してますが、アピールする機会を虎視眈々と狙っています(笑)
なし崩しで行く案もあったんですが、まぁいいよ、とミレイユは言わないだろうなぁ、と思うとこの様な形に……。
ミレイユが拒否する理由の根底は、アキラが弱い、十中八九死ぬってところにあるので、そこが解決する目途が立つなら、同行も有り得るんですけど。
面倒な回り道をしている様に見えるでしょうに、それを光るエピソードと言って頂き感激です! 少しでも楽しいと思えるお話でお返しできたらと思います!
決意と表明 その2への応援コメント
ごきげんよう、うわぁ、ドキドキしました、ミレイユさん、ショックで記憶喪失になっちゃったんじゃないだろうか、なんて。
美味しそうな香りが読者にまで届きましたよ、鹿さんの鍋料理。
そうか、ミレイユさんの体調にまで配慮した、栄養があって食欲もそそり、腹持ちもよくだけど消化に良い。うんルチアさん、さすが私の可愛い軍団、考課表にちゃんとつけておかなければ(何様!?)
薄切りのパン、って、なるほど、日本のパンだったんですね! こちらの世界での旅での携帯食をだれか持っていたのかと思ってました。
凄いですね、イヤな予感がしたからって、戦いに赴く前に食料を持ち出すなんて、そうそう出来ることじゃありませんよね。
さっきからちょこちょこ、箱庭の話題が出てきていますよね。
孔に飛び込む前にもオミカゲさまが、箱庭は助けになるかも、とか仰っていましたし、この世界でも箱庭を呼び出せるような気もしますが、どうなんでしょう?
ただ暮らすに助けになるだけじゃなくて、切り札になる、みたいな感じをオミカゲさまから感じられたのですが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
妙に察しが悪いし、本当に何か悪いところあるのでは!? と思わせつつ、これですからね……。
それを見せておく事で、体調の不良なんて大した事なかったんだ、と印象付けたかったのですが、既におだ様には看破されておりますし……(笑)
ルチアは普段から食事を担当する事が多いですからね。気遣い屋さんという訳ではないんですが、やっぱり誰かが不調になっていたら、ちゃんと配慮はしてくれるという訳で……。
(ルチアがおだ様可愛い軍団に入る日も近い!?)
ルチアは最初から元の世界に帰る事になる、とある程度覚悟決めていたタイプなのと、最悪を考えた上で、それを元に動くタイプなので、時間が少ない中で最低限の食料を持ち出していたのでした。
箱庭については、オミカゲ様が言っていたように、切り札になり得るんですが、それを意味するところをミレイユは理解していません。
そして残念ながら、箱庭を呼び出す事が出来ないんですよ。
決意と表明 その1への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさん、寝起きということを差し置いても、結構普通に感じられますね。周囲が気を遣ってくれていることにも気付いていらっしゃるようですし、だけどあれだけのインパクトを精神が受けた後ですから、やはりモチベーションは下がり気味ではあるんでしょうね。
アキラくんがさらりと流されたのは少し笑ってしまいました。
そしてユミルお姉さまのきっと見ているだけで心がとろけてしまうであろう美しい寝顔が描写されていないことも。
なんだかアヴェリンさんのミレイユさんへの態度が、ますます忠臣というか信者めていきていますよね。
さて、メンタルが右肩下がりと予想されるミレイユさん、これからどうするのか。
なんだか日本での最終決戦の時から、魔力行使の際にちょこちょこ違和感を感じている様子に思えたのですが、何か不具合でもあるのかしら? この時点での不調は転移直後の大発散のせい、それだけなのかな? 少し心配しています。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、眠りこけた事で、幾らかメンタルの回復もされたようです。今は問題に直視してないからこそ、そういう風に見えてるだけですけど。
アキラについては、居る筈ない、という思い込みからのスルーでしたね。
危険な者ならアヴェリンが近付ける筈ないし、という信頼から説明は後で聞けばいい、という楽観もあります。
アヴェリンの忠臣っぷりは、まさしく忠義から信仰に変わりつつありますね。最後に見せたオミカゲ様の姿からも、それに拍車を掛けてます。
そしてまた、おだ様ったら……!
す、するどい……鋭すぎる! ミレイユの不調、身体の違和感は、これから少しずつ回数を増して行きます。それが何を意味するか、明らかになるのはずっと後の事ですけど。
実はずっと前から兆しはあったんだ、と言いたいところを既に看破されてしまうとは……嬉しいやら悔しいやら。いえ……、やっぱり作者冥利に尽きます! 気付いてくれてありがとうございます!
孔を抜けた先は その12への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、今回の考察回は興味深いですね。そうか、確かにミレイユさんと言う神にも等しい実力者を確保する為には同等以上の実力者が必要で、だけどその行為は同士討ちになる可能性が高く、そうなると本末転倒、か。
となるとますます神々の真の目的がブレてしまいますよね。他に目的があると考えた方が自然かも。十二神の一人が引退したがっているから、その代わり、とか?
神様が民を守り、安寧を授けてくれる、と言うのはそれこそ信仰心を集める為の宗教組織の宣伝みたいなところはありますものね。
基本その世界の管理者ですから、世界内が破滅しない限り、つまり信仰心が集まる状況が維持できれば、それで問題ないでしょうから。
でもそれに気付いた賢者は、やりきれない気持ちになるでしょうが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
何をしたいのか、何をするつもりなのか、というのは物語の重要な部分です。ただ、どういう理由があろうとも、ミレイユからすると完全な被害者で、だから許そうという話にはならないんですが……。
神は世界の管理者というのは間違いないんですが、維持する事もまた簡単ではない、というのがネックな部分です。
その為に信仰を集めていると言えるんですが……、未だに開示されてない情報が多いので、その辺はまだ、ユミル達では憶測の範疇を出ない感じです。
この世界の神々は、地上に住まう命に愛着を持ってないですし、慈愛を持って導こうとか考えないので、住人たちは悲惨なものですね。
ユミルがそうである様に、気付いてる人もいるだろうなぁ……。
孔を抜けた先は その11への応援コメント
ごきげんよう、ユミルお姉様から言われて初めて気付かされる、彼女との関係性と彼女の温かさ、優しさ。
高校生男子と大人の綺麗なお姉様ですから、フィクションの世界のようにスムーズな意思疎通や感情の交換などは、実際には起こらないでしょうが、アキラくん特有の性格やこれまでの人生経験も影響しているのでしょうね。
一方ユミルお姉様にしても、こちらへ渡ってきた当初は、こんなにべったりとアキラくんと関わるつもりもなかったでしょうから、オモチャにしてしまったのは退屈しのぎみたいなもので、今となってはちょっと失敗だったかしら、なんて思っているかもしれませんね、ああ、可愛い大人のお姉様だわ。
こうして焚き火の前で二人、静かに話している風景は、置かれた状況を忘れてしまいそうになる穏やかな優しさを感じさせてくれて、本当に素敵なエピソードだと思います。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
普段から、中々本音を見せないユミルですからね。その所為もあって、アキラは苦手意識を植え付けられてましたが、ユミルの方からはそれなりに買っていると……。ただ、やっぱり他人よりは優先度が上がる、というだけで、この四人に並ぶ程ではないです。特にミレイユの為と思えば、幾らでも非情になれます。
アキラに対しては、やっぱり当初、即座に別れると思っていて、それで扱いも悪かった部分がありますね。
今回の件で、少しは互いの気持ちが通じたでしょうが、アキラに刻み込まれた苦手意識は、そう簡単に消えてくれません(笑)
素敵なエピソードといって頂いて、非常に嬉しいです!
夜に焚火を囲んで小話を挟む、というシーンが個人的に好きで、いつかやってやろうと思ってました(笑)
孔を抜けた先は その10への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、アキラくんの存在が前回までのループとは違うパラメーターになるかも、と言うのはわかりやすいし、あり得る話ですよね。バタフライ効果みたいな無意識の行動よりも、意図して使い易い。叶うならアキラくんが特異点であって欲しい、そんな希望をユミルさんは持った訳ですね。さすが素敵な私のお姉様です!
アキラくんもそんなユミルお姉様のお話を聞かされたら、少しは自分の存在意義を持って進む事が出来そうですよね。
ミレイユさん、ねぼすけさんみたいで可愛い!
でもこの程度では私の可愛い軍団にははいれませんよ、何せユミルお姉様が卒業したとは言え、結希乃さんが頑張ってますものね!
頑張ってます、よね?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、そのとおり! 前回と違う事をしたいと思っても、じゃあ具体的には何をすればいいのか、それは分からないですからね。
でもアキラがいなかったのは確定的なので、そこから手を付けてみた、といった感じです。特異点というほど大きな期待ではありませんが、でも少しは役立ってほしいと思ってます。
結局はミレイユ次第ですけど、そこで認められたなら、アキラにも自信ってものが付くかもしれませんね。
なんと、おだ様の可愛い軍団の入団基準、予想以上に高い!?(笑)
まぁ、普段から可愛げのないミレイユですから、ちょっと隙を見せただけではお眼鏡に叶いませんか!
結希乃の壁はあまりに高く、そして厚いのだった……(笑)
孔を抜けた先は その9への応援コメント
ごきげんよう、そうか、繰り返される行き来の中で、前周ミレイユさんとオミカゲさまの間で交換すべき情報が途絶えているのは確かに痛いですね。
けれど、どうやら今言えることは、現世日本に戻って、防衛策を整える、それ自体は結局遅滞戦術でしかなく、次のミレイユさんへバトンを繋ぐことしか出来ない、と言う事ですか。
ループを断つには、この異世界で直接因果の元である神々と対決し、勝利を得るしかない、そうとも取れますよね。
それがいかに大変な事なのか。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです。繰り返す上での試行錯誤の果て、どこかで大きな失敗を犯し、そして蓄積した情報が失伝してしまう。その繰り返しが起きているのでは、という懸念があります。
オミカゲ様は何もかも情報が失われた上で、相当上手くやった方ですが、仰るとおり、遅滞戦術にしかなりません。バトンを保持する、次に託す、それに固執したのが敗因とも言えます。
そして数多のミレイユが、この世界で神々を打倒し決着を付けようとしましたが、いずれも失敗し、敗退して現世へ逃げる事になってます。
勝利以外にループを断つ手段はない、という結論は、どのミレイユも下すのですが、今回は果たしてどうなるのでしょう。
孔を抜けた先は その8への応援コメント
ごきげんよう、ユミルさんの抱える翳の一端が見えましたね。いいおんなと言う存在は、翳があるからこそその艶やかな美しさが光るものですものね、ああ、ユミルお姉様、素敵。
神になり得る魂はやはり燃料として効率的なのかしら? ハイオクガソリンみたいに。
神々は善悪を超越して存在することが正義、みたいな感覚はありますから、その行為を責めても意味はないでしょうが、それでも利用される側からすればやっていられないでしょう。ミレイユさんはともかく、その過程で滅亡を期待されたユミルお姉様の一族は、死んでも死にきれないでしょうね。
そろそろポンコツミレイユさんがお目覚めでしょうか?
ここからメンタル回復を促さなければならないのはキツそうですねぇ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
飄々としている姿を見せる事が多いユミルですが、実は誰より重い過去を持っています。ルチアのエルフ族も十分辛い思いしてるんですが、それはともかく……。
だからユミルにはどこか翳があるし、それを見せまいと挑発めいた態度をを取るんですね。
単純な魂より、激戦を潜り抜け磨かれた魂はエネルギー値が高い。そういうものだと思って下さい。それが神に至るほど磨かれたとなれば、凄い事になるのですね。ユミルの一族は、その思惑に巻き込まれて滅亡してるので、彼女は神々が嫌いなのです。
ミレイユの目覚め自体はそろそろですが、会話が可能になるのはもう少し先になります。可能になったところでウジウジしだしますよ。
温かい目で見てやってください……(笑)
孔を抜けた先は その7への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんへの説明、読者にとってもありがたい整理する時間となりました。
ミレイユさんとオミカゲさまが同一人物、と言う時点でアキラくん大ショックでしょうね。
オミカゲさまが神様ではなかったと聞いてがっかりしたり、神へと到達したと聞いて喜んだり、らと言うのはこの世界の日本人らしくて納得できますよね。
こうして改めて聞くと、タイムリープと言うよりスパイラルっぽくも思える、この同じ時間軸を繰り返すのではなく、戻ったところが別の宇宙になるのが、気になるところですね、突破口にならないかしら?
現代日本人のアキラくんは、ここらの理解度はさすがに高い。
結局、ここにいるメンバー、誰もがわからないのが、何故神々は、異世界から拉致してまで神へと育て上げたのか? ですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
今回一連の説明回で、少しは上手く解説できたら、と思ったのですが……中々難しかったです。分かり易い内容とは言えないと思いますが、今後のストーリーの流れを知って貰う為にも、整理は必要かなと思いました。
アキラとしては、オミカゲ様の真実について、聞いてる最中は気が気じゃなかったろうと思います。彼からすれば、高天ヶ原から降りて来た神様、という事になっているので、それを覆されて混乱も大きかったでしょう。
でもミレイユが正体と知って、嬉しい気持ちもあって複雑なかんじです。
これはリープというにはズレが大きいので、だからやっぱりスパイラルって呼ぶべきなんでしょうね。やり直しを図るのに千年も前に戻るのが、大きな差異を生む原因ともなってる気がしますが……。
それより神の目的です。
現在は推察するしかない部分なので、彼女らも自分なりの考えを開陳しますが、神々からしても考えが複数あって複雑なのです……。
孔を抜けた先は その6への応援コメント
ごきげんよう、自分に不利な発言があっても、正論だと落胆しつつも首肯してしまう、自分が同行することのメリットデメリットを理解している、この辺りがアキラくんの人間性の良さなんでしょうね。自分が測れて周囲を最初に気遣いその上で自分に何が出来るかを考える。彼の生い立ちを考えるとなるほどとも思えますが、今時の高校生とは少し違う、でも貴重な長所だと思います。
ミレイユさんがポンコツになっちゃってる現在、方針方策をリードし、リーダー代理としてチームをリードするのは、やっぱりユミルさんなんですね。それが出来るだけの大人の思慮深さと常識がありましたものね。
さすが私のお姉様です(また出た)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラがやった行動は、向こう見ずで衝動的、後先考えない子供のような真似だったんですが、己の分は弁えています。その辺りは、アヴェリンにしごかれて嫌でも自認させられた部分でしょう。
彼の生い立ち、という部分に着目しての考察、いつもながら本当に鋭く深く読み込んでいただけて……! 本当に、作者冥利に尽きるって感動しています!
自力で生きるしかない(ないと思っていた)アキラからすると、その辺りの機微は自然と磨かれたのかな、と思います。
ミレイユ不在なら、方針を提示するのはユミルの役になりますね。
そこはやっぱり年の功がありますので、知識量の豊富さや思慮深さから、それに異を挟む事はありません。ただこれは、後でミレイユが決定するという前提だからで、もし彼女がいない状況なら、互いの意見のぶつかり合いで纏まらないと思います(笑)
おだ様に認められるユミルでも、そこはやっぱり如何ともしがたく……!
孔を抜けた先は その5への応援コメント
ごきげんよう、アヴァリンさんも頭ごなしに怒るのではなく、まずはアキラくんの覚悟だけは認めてくれたようで、何よりです。アキラくんにとってはガックリかも知れませんが、ある意味彼女達も日本に来た当初を考えると世話にはなっている訳ですし、放置はできないでしょうね。でも、戦いの足手纏いになるのも確かと言うのがアヴァリンさんのご指摘。
ユミルさんは以前のコメント返信で教えて頂いたように、アキラくんには利用価値あり、と考えているようですね。
って言うか。
事ここに至って、ユミルさんが可愛いを通り越して、とても素敵なお姉様に。
歳の離れた弟を世話するような、子育て経験のある母親のような、大きな愛と大人の優しさが溢れるようなお言葉、可愛い軍団を卒業して、綺麗なお姉様軍団のナンバーワンですよね、ああ、本当に素敵!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
何だかんだと手間を掛けて育てた弟子ですからね。アヴェリンとしても、思うところがない訳ではないんですが……、やっぱり足手纏いという部分が大きいです。ここでは酷く冷たく、突き放す言い方をしてますが、実際のところ、その心意気だけは認めているんです。
でも、ミレイユが連れて行くと認めないだろうから、あえて冷たく接して、この段階でアキラにも諦めさせようと思っています。
ユミルの擁護は、やっぱり損得勘定からですね。捨てる事はいつでも出来る、という酷くクレバーな考えも持っています。
そしてここに来て、ユミルの株が大上昇!? ユミルのアキラに対する接し方は、確かに年の離れた弟に向けるものに似てますよね。
最初は意識してた訳じゃないんですが、気付けばそうなってました(笑)
一歩引いてチームを見るご意見番だからこそ、持てる視点から出た言葉かもしれませんね。
孔を抜けた先は その4への応援コメント
ごきげんよう、ユミルさんが語るミレイユさんのお話。
確かに騙されようが利用されようが、分かった時点でリベンジが出来る、そんな自信と実力に裏打ちされた行為なのでしょうけれど、一番の理由はユミルさんも語ったように、それがミレイユさんにとって当然だったから、なんでしょうね。
何故ならミレイユさんは、今のアキラくんと同じ、日本の文化風習風俗に頭の先まで浸かりながら育ったから。
だから転移直後は戸惑ったのじゃないかしらと思えますね。
アキラくん、師匠に似てきたかぁ、そうかぁ。
この世界の日本人は、元々神格にひざまづきやすい性格というのもあるのかも。それがオミカゲさまからミレイユさんに変わっただけで。
狂信的、と言う部分だけ、似ているのかもしれませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、まさしくその通りで、ミレイユには日本で生まれ育った倫理観が根本にあります。当然と思う行為は、ユミルからすれば大きな差異で、そしてそれを押し通す強さがあったから尊敬されてる一因となってますね。
ミレイユは肉体スペックこそ高いものの、最初からレベルMAXでいた訳じゃないので、相当な苦労があって今があります。
文化や慣習の違いにも、大いに戸惑っていました。
良いのか悪いのか、アキラも師匠に似てきたようです。
神格に跪きやすい、というのは確かにそうですね。それがオミカゲ様と関わりが深い、という理由からも来ているんでしょう。
ミレイユに関わる人は、大抵狂信的になってしまうのか……!?(笑)
孔を抜けた先は その3への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんにとって、彼のあの時点での生の感情は、ミレイユさん>オミカゲ様だった、と言うことなのでしょうね。
あの日本での典型的な一般市民である彼の固定概念だと、確かにオミカゲさまは酷くやられていたけれど、神なのだから死にはしないだろうし日本からいなくなる訳ではないだろう、だけれどミレイユさん達は、、、みたいな感情もあったかもしれませんが。
でもこうなると後悔が普通湧き上がるでしょうに(恐ろしいとかここでは生きていけない、みたいな絶望ではなく、自分は唯々足手纏いでしかないと言う絶望感)、そうではなく、遠慮しつつも会話を交わせる、そんな最低限の精神状態でいられるのは、おそらくはユミルさんのお陰なのだろうな、と。
そんなアキラくんは未だに彼女が苦手な様ですが。
そんな彼が、いつの間にか密かに胸の奥で育っていたユミルさんへの恋心に気付くのは、いつの日か。
七生さんの笑顔を思い出せなくなって、ユミルさんで心がいっぱいになるのはいつの日なのか。
若者の恋も良いものですね(ち、が、う!)。
ミレイユさんが心配です(まるでついでみたいな追記)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、生の感情、心の奥底から湧き出た思いは、オミカゲ様の心配よりも、ミレイユへの心配でした。
日本人として尊崇しているし、どの偉人より大切な存在とも思ってますが、直接その手を取って助けてくれた、という恩を強く感じていたからこその行動でした。
でも、まさしくそのとおりで、アキラは付いて来たは良いものの、己の無力感に打ちひしがれてます。何一つ貢献できる事がない、という事実が、彼の肩身を狭くしてるんですね。
それを敏感に察知しているユミルは、何かと気にかけている、という訳ですね。
でもこれは完全な善意ではなく、ミレイユの得となるかも、という打算で動いています。
アキラはアキラで、そういうところを心のどこかで感じているから、なかなか懐こうとしないのかもしれません。だから、残念ながらユミルとのラブ♡ロマンスは生まれないんじゃないでしょうか(笑)
あ、そうそうミレイユ心配っ、ですよね!(目そらし)
孔を抜けた先は その2への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんはユミルさん達にとって、明らかにこの異世界で生き抜く力と心構えが足りない、それに加えて、この世界の知識が圧倒的に不足している、まるで日本にやってきた当初の自分たちのように。
スマホを渡された自分達はスマホの代わりに少しづつ、ゆっくりと染み透るように、知恵を授けていってあげよう。
ユミルさん、そんな気持ちがあるのではないかしら? 可愛いユミルさんの可愛い心遣いに思える私は、甘いでしょうか?
ミレイユさん、マナ使い過ぎなんでしょうが、メンタルがボロボロそうで心配ですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、今度は異世界組とは全く逆の立場になりました。
アキラは赤子同然の知識しかなく、常識のじょの字も知りません。だからユミルは、少し手助けしてやろう、という気持ちでいます。
流石ユミルを、可愛いチャンピオンに認定した事もあるおだ様! 彼女の心情を理解していらっしゃる! その心遣いを察して頂けて嬉しいです。
事ここに至って、ユミルはアキラ擁護派です。
完全な味方という意味でもないですが、ついて来てしまった以上、捨てるよりは有効活用しよう、という方向へ既に舵切りしています。
ミレイユの方は、使い果たしたマナ以上に、メンタル部分でやられてしまっています。アキラが持ってる強いミレイユ像、というのが崩れるくらいにはボロボロになっちゃってます。
孔を抜けた先は その1への応援コメント
ごきげんよう、後を追いかけて孔に飛び込んだ女顔は、アキラくんだったんだーこれは予想外ですねー(棒)
ってあれだけ遊園地で言われていたのに、彼のモノローグ通り、衝動的な行動だったんでしょうね。
時間がもう少しあって、さあいよいよ明日には異世界に戻るぞアキラ今日まで世話になったな息災に暮らせよ七生と幸せにな、くらいの愁嘆場でもあればアキラくんもミレイユさまもお元気でご武運を七生はわたしが幸せにして見せますくらいで終わったでしょうに、こんなに突然の、なんの説明もない冗談みたいな別れでは、アキラくんがしょうどうてに動いてしまうのもわかる気がします。
ユミルさん、ひょっとしてこの子、なんてある程度予想していたように思えます。
アヴァリンさんはきっと、顔がニヤけているに違いない。嬉しいんだ、やーい。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
いやー、まさかの人物で誰もが驚きを隠せなかっただろうなー(すっとぼけ)
仰るとおり、もっと綺麗な別れ方なら、アキラも心の踏ん切りを付けれたでしょうね。でも、あまりに唐突過ぎました。
アキラも観覧車で言われていた事は理解していましたし、言われた内容に納得もしていた筈なんです。でも、それでも置いて行かれたくない、という気持ちだけはずっと燻っていました。それが咄嗟に表に出てしまったんですね。
それにしても、随所に光る七生推し! アキラが異世界で現地妻作ったらどうなっちゃうんだろう……!?(笑)
ユミルは勝手に着いて来るだろうことを予想してましたね。高い確率じゃないけれど、でも来るかもねぇ、とは思ってました。
アヴェリンは……複雑なところです。
嬉しいでも照れるでもないんですけど、蔑ろとも違うような……。
幕間 その2への応援コメント
ごきげんよう、これはひょっとして、アキラくん、ミレイユさん達を追いかけたか!?
ミレイユさんがあちらの世界に渡っても、魔物の侵攻ご続くのですね。
あちらの神は、もうミレイユさんのいないこの世界なんて、もうどうなっても良いと言う事なのでしょう。
それにしても、この仕打ち。
ここまでして、ひとつの世界を滅亡させてまでミレイユさんを取り戻したかった、その目的こそが、やはり気になります。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
果たして追いかけた女顔の隊士とは何者だったのか、全く予想が付きませんね!(すっとぼけ)
ゴーレムが出て来た孔は閉じようとしているのに、そこへ再び孔の発生。奥からは何かが列をなしてやって来る。
ミレイユがいなくとも、鬼がやって来るかもしれない、という予想が的中した形になりそうです。
どうしてそこまでミレイユを取り戻したいのか、何故彼女にそこまで価値がある、と思わせたのか、それは今後明らかになりますが……。
あれこれ考えるのが好きな彼女たちなので、真実を知ったつもりになったり、確度の高い予想を立てたつもりになったり、と割と二転三転する予定です。
特に敵は一人ではなく、十二というのがネックですね……。
我の強い神々が、統一した一つの意志の元で動く訳ない、という事から彼女たちは振り回される事になります。
幕間 その1への応援コメント
ごきげんよう、咲桜さん、おひさしぶりです。
これはミレイユさん、最後の一日のひとこまですね。
まさに、「まさかあんな事件が起きるとは、この時思いもしなかったのです」なんてナレーションが聞こえてきそうです。
やっぱり、奥宮での女官さんと本庁の間では認識が違うんですね、職務が違うから仕方ないところもあるでしょうが、危機感の共有は大切ですよね。
まるで極東某国の経験した末期戦の国内のような。
でもこれだってやっぱり、時間が足りなかったからこその体制の硬直なのかもしれません。
誤字だと思うのですが、
オミカゲ様の信じて、その指示に従って動く。
→ オミカゲ様を信じて
だと思うのですが、私が間違っていたらごめんなさいです!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、戦場からは一歩引いた立場から見た、女官の視点になります。
まさしく、この時思いもしなかったのです、の典型みたいな流れが起きてますよね(笑)
平和ボケとは違いますが、前線と銃後の意識の違いといいますか、そういう所が出ています。オミカゲ様の世話をするのがお仕事なので、そういう荒事を知らないでいるのも、ある意味で仕方ないのですが……。
そして、誤字報告ありがとうございます!
ハッキリと誤字でございました、ご指摘助かりました!
決戦の舞台 その11への応援コメント
ごきげんよう、うう、これはもう、仕方がない。仕方がないなんてことはないと叫びたいけれど、仕方がないとしか言いようがない。
全ては、遅かった、時間が足りなかった、それだけなのでしょう。
オミカゲさまの身を挺しての送還術、ゴーレムさんのあの攻撃を受けて、あの時点で結界を守るしか対策がなかった時点での最善策はこれしかなかったのでしょうし、ミレイユさんもまた、オミカゲさまのあの姿を見せられては、他の手段が、最後の手段、その一つ前に打つべき手があるはずと足掻こうにも足掻かなかった、それが異世界帰還の第一声として悲痛な叫びとなってしまったのは悲しいけれど、仕方がないのでしょう。
神はほくそ笑んでいる事でしょうが、叶うならば、せめて一矢報いたい。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、何もかも一歩足りず、無念の敗北、という事になってしまいました。
打ち負けた訳ではないけれど、実質的な敗北を悟り、見切りをつけるしかなかったとなればオミカゲ様の敗北、という事で決着が付いてしまいました。
果たして、ミレイユは一矢報いれるのでしょうか。
ここからは目的の転換、そして目標を定めるところに焦点が置かれます。
相当面倒な話が続くし、ミレイユはメンタルやられてるしで、暗い話が続きますが、お付き合い頂けれると幸いです!
決戦の舞台 その10への応援コメント
ごきげんよう、ううん、御由緒家の現当主や引退した方々がここで参陣してこられたのは、感激してしまいますね。
けれどオミカゲさまにとってはそれがミレイユさんを異世界側に渡らせようとする方策を口に出す後押しになってしまったような気がしてしまいます。
そうか、前回のミレイユさんが圧倒的な暴力でオミカゲさまを異世界に放り込んだのはゴーレムさんには勝てない、勝てないのならば亡命させて次のループの可能性を確保するしかない、という悲痛な決意だったともとれますね。
ただ、それさえも、異世界の神の掌の上のような気がしてしまいます。
オミカゲさまはゴーレムさんを見て、一度は優先順位を下げたミレイユさん達を異世界に送り込む案を再び最優先にしてしまった、これまで苦労を共にしてきた御由緒家のご老人達を見てしまったことで。
これが千年の長い時を迎撃準備に費やしてきたオミカゲさまの、ウィークポイントだと知った上での異世界の神の作戦だったような気がしてなりません。
ミレイユさんが向こうに行ったとしてもゴーレムさんは仕事しそうですし。
ここはミレイユさん、感情論はともかく、屍の山からも目を背けて、まずはここで、この日本で踏みとどまってみるべきでは?
私の可愛い軍団も可愛いですが(日本語おかしい)、実は私、大人の女性にも魅力を感じるので、御由緒家の奥様方で妖艶な奥様軍団を作りたくなりました(シリアスに耐えきれませんでした)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
既に一戦を退いたとはいえ、オミカゲ様が出陣しているのに座視しておられん、とおっとり刀で駆け付けてくれました。彼らの忠義は些かも衰えていませんが、戦力として見た場合、頼りになるとは言えません。
そして、そうですね……。そういう彼らだからこそ、死なせたくないと強く気持ちが湧いて来たのと同時に、賭けに出るしかないと思ったのです。
絶望的な状況だからこそ、オミカゲ様は賭けに出るしかありませんでした。
でもミレイユは諦めるつもりがなく、足掻くつもりでいます。何か出来る事がある筈だ、と諦め悪く食らい付くつもりでいるのですが……?
可愛い軍団だけでなく、可愛い美魔女軍団まで作りたいですと!
なんとけしからん事でしょう! いいぞ、もっとやれ!(笑)
(そして、ここからもっとシリアスに……)
決戦の舞台 その9への応援コメント
ごきげんよう、ううん、タチが悪いなぁ、ゴーレムさん。
伝説なんかだったら、ゴーレムの額に書かれたヘブライ文字を壊せば止まる、みたいな弱点があるものなんですが、これってなさそう。向こうの神様にすれば、送り込んだ先がどうなろうが、魔力が尽きたら勝手に止まるからいいや、みたいな感じなんでしょうが。
大きいから物理で殴るよりもまず魔術攻撃、その魔力を吸収してエネルギーとしてまだまだ地均しするよ! みたいな、SDGsを体現したような兵器ですね。
その意味では、まず前提条件としてこのゴーレムさんを結界から出さないのが重要ということなんでしょうね、それは正しい、正しいのですが、その後どうするか。
結界、物凄く広いんでしょうね。
ヘラジさんやドラゴンさんが何匹も暴れまわれるくらい、東京ドーム何個分なんだろう、なんて。
そんな結界の維持にも魔力が必要だし、これ、ゴーレムさんの周囲だけの狭さにして、高さだけある(300mでしたっけ?)結界で包囲してガス欠まで放置、しかないような気もしますよね。
それこそ神話みたいに、可愛いチャンピオンの私の結希乃さんの奇麗な涙が零れて足にかかったら消えちゃう、みたいな素敵なエンディングになりませんか?(なりません)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
タチの悪い神々の、タチの悪い最後の一手ですから、相手としても攻略されるつもりで送り込んでいません。
ヘラジカあたりで止まれば御の字、と考えてもいたようですが、どうせ無理だろうとも思っていたので、最後のこれも用意されていた、という事なんです。
誤算だったのは、オミカゲ様が願力を己のものにせず、マナという形で備蓄していた事ですね。だからこうして踏ん張れているんですが、実は現状においても封じておくことが難しい状況です。
おっしゃる通り、このままガス欠起こすまで放置が最善なのでしょうけど、黙ってまっていてくれませんから、倒す必要に迫られます。放置すれば結界が破壊されてしまうので、待つ事すら出来ないんですね。
自分たちへ攻撃を向けさせ、結界を維持できるよう立ち回らなければならないんですが……。
残念ながら、可愛いチャンピオンのみならず、歴代チャンピオンを並べてもゴーレムは静まってくれません(笑)
だって文字とか刻んでないし! では、どうするか、というのは次回、オミカゲ様がある決断を下す事に……。
決戦の舞台 その8への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、巨大なひとつの孔に育ったけれど、閉じる方策はあった訳なんですね、一千華さんや巫女さんだけでなく、オミカゲさまやミレイユさんチームの助力は必要だけど。
でも、ここでもやっぱり時間が足りなかったのですね、ううん。
神造兵器、ゴーレムの大きいやつ、でしょうか。地均しって、結局ヘラジカさんみたいに前進するだけで進路が更地になる、って意味ですものね、厄介そうです。ミレイユさんの歯噛み、というだけでその厄介さが想像できそう。
ユミルさんも呆れた口調で言ってそうですよね、可愛い。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
閉じる事だけなら、苦労はあっても不可能ではないんですが、孔は幾つでも開いてきますからね……。しかも前回までの拡大率を引き継ぐというオマケ付きです。
相当分の悪いもぐら叩きにしかならないので、目の前の穴を閉じる事に意味はあっても、解決には至りません。
そして神造兵器、とても大きなゴーレム、と考えて貰って構いません。巨体というのは、それだけで武器となりますから、攻撃するミレイユたちにもその手段が限られてくるわけで……。
ユミルの呆れる口調の中にも、それだけじゃない諦観めいたものが含まれています。
決戦の舞台 その7への応援コメント
ごきげんよう、御由緒家の面々に本庁の皆さん、お疲れ様でした、と言いたいところですが、そうですよね、これで終わり、なんてことはないのでしょう。
だけどオミカゲさまとミレイユさん達以外は、未だに今回の事件の真相、敵の真の目的を知らず、ただ百鬼夜行の豪華版、程度にしか思ってはいないでしょうから(エルゲルンと会話した私の可愛い軍団の皆さんは、オミカゲさま拉致を知っているでしょうが、敵の正体は知りませんものね、ところで私の可愛い軍団に、今回の防衛線の勲功を持って侑茉さんも入団が許されました、おめでとう! って私、エラそうにし過ぎ?)。
案の定、穴からは雑魚魔物、ではなく、もっと巨大な魔物が登場?
本当にこれが最終決戦なんでしょうか?
オミカゲさまとミレイユさん、ダブルミレイユで対抗可能な敵なのか?
ひょっとしてまた別のミレイユさんがやってきた、なんてことはないですよね?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
勝利の余韻に浸りたいところでしょうが、これで終わるほど単純じゃなかったのです。百鬼夜行の豪華版、凌ぎ切れば勝てる、収束する、と思っていた人たちからすると絶望でしょうね。
直接エルゲルンと対峙した人たちも誤解している事ですが、目的はミレイユの拉致ですから、最初からオミカゲ様は眼中にないですし、そしてミレイユ拉致計画は、これを送り出す事が目的と言っても良かったのです。
(そして侑茉まで、おだ様可愛い軍団に入団許可が!? ヒャッホウ!)
さて、幾つもの孔が連なり巨大な孔から出て来た何か。
ダブルミレイユで何とかなる相手なのでしょうか、果たして……!?
それにしても、別のミレイユという発想はなかったんですが、それ凄い面白そうだなぁ、と思ってしまいました(笑)
そうなると根本から設定を練り直さないといけないので、採用する事はないですけれど、もしも私にその発想があったら、もっと面白いお話になったかも……!?
決戦の舞台 その6への応援コメント
ごきげんよう、うんうん、なるほど、そうですかそうですか。アキラくんと七生さん、これが世にいう「目と目で通じ合う(イヤァン!)」というものなのですね。
いつの間にそんな仲に、なんてヤボなことは問いません、ただ、そんなシーンをちゃんと私たちの目に触れさせてくれたふたりと海雀さまに、心よりの感謝を。
加えて、私の可愛い結希乃さんの凛々しい雄姿も拝ませてくれたことも感謝に加えたいと思っております、はい。
オミカゲさまが自ら戦場へ降臨された、本庁の皆さん、特に御由緒家の面々は、複雑な思いもあるのでしょうね。守るべきオミカゲさまがお出ましにならなければいけない事態、それ自体があってはいけないことなのでしょうから。
これが軍隊だと、戦後粛清の嵐が吹き荒れるところなんでしょうが、それは避けて頂きたいところですね、っていうかオミカゲさまがそれをさせないだろうけれど。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そう、これが噂の「目と目で通じ合う(はぁと)」ってやつですよ、多分!
何か良い雰囲気出してますが、甘酸っぱい事にはさせませんからねっ。学生にはまだ早い!(笑)
結希乃は基本、格好良い女性として描きたいと思っていたので、こういう場面ではもう面目躍如と申しますか、とにかく活躍させております。
現場の人間としては実に複雑な事でしょうが、オミカゲ様からしたら、任せて解決する問題じゃないと分かり切っての出陣ですからね。
巫女や女官連中が煩い事言ってきそうですが、そこは流石にオミカゲ様も一喝して黙らせるでしょう。
決戦の舞台 その5への応援コメント
ごきげんよう、ははあ、なるほど、成形炸薬弾みたいなものなのかしら?
装甲を貫通して内部で魔術が炸裂するんですね。そこまで頭が固いのか、ヘラジカさん。おおきな角を頭に乗せているから、それを支える頭蓋骨も分厚いんでしょうね。
それにしても武器の召喚のロジック、面白いですね。
物理的な武器本体の召喚ではなく、ミレイユさんがやったのは概念だけを召喚して、それに魔力をまとわせ魔術を封入するような感じ? 誰でもできるけれど手間と効果が見合わない、みたいな感じなんでしょうが、ユミルさんが呆れて頭をはたくくらいですから、凶悪な武器に成り代われる、ということなんでしょうね。
オミカゲさまが雷雲を呼んだ様子ですが、これでヘラジカさん以外の魔物を一掃する、ということなんでしょうか?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、そうなんです。でも成形炸薬弾というものを知らなくって、調べてみたらまさしくそのとおり! こういう単語がポンと出て来るあたり、流石の知識量だと舌を巻いてしまいました(すごい!)
召喚についても、趣味の設定ノートみたいな所まで詳しく読み込んでいただいて、感謝に堪えません(泣)
やれるからって普通やらないよね、という事を平気でやってくるのが、ミレイユっていう魔術士なので、ユミルとしても思わず……という感じでした(笑)
さて、オミカゲ様は上手い事やってくれるのでしょうか?
現世を守るのはオミカゲ様の仕事! ひと活躍してもらいましょう!
決戦の舞台 その4への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさん渾身の最上級魔術も、ヘラジカさんの角に魔力を吸い取られて、ああ万事休す! と思ったところでオミカゲさまの登場ですか、なんと素敵なタイミング、これぞヒロイン登場の鉄板ですよね。絶対、オミカゲさま、狙っていたに違いない!
ヘラジカさん、角がなくなってちょっと可哀想ですが(災害よりヘラジカさんのイメージが強くて)あれさえなければアヴァリンさんだけでもなんとかなりそうですよね、ああ、結希乃さんが無事で安心しました(私、お馬鹿)。
アキラくんが見たのは、ミレイユさんプラスオミカゲさまの魔力の飽和爆発の閃光だったんですね。本庁の皆さん、「目が、目があっ!」とか某宮崎アニメみたいに叫んでるかも。
これで一山超えたように見えますが、まだまだ魔物の大軍は続々と送り込まれていますものね。
やっぱりここらで、幕引きの為のブレイクスルーが欲しいですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そう、ナイスタイミングでオミカゲ様の登場、色々言い訳言ってましたが、本当のところは狙っていたんでしょう? ねぇ、そうなんでしょう?(笑)
避雷針代わりであり、魔力の吸収器官でもある角がなくなったとなれば、脅威度はぐんと下がります。結希乃さんもきっと無事ですとも!(笑)
そうです、アキラが見た光というのは、飽和爆発の閃光でした。
間近で見ていたミレイユは、まさに某宮崎アニメみたいに網膜焼かれかけてましたが、治癒術使って癒しながら目を開けてましたね。
エルクセスの討伐も目前、オミカゲ様の参入で雑魚の掃討戦も楽になりそうなところ。さて、ここからどうなるものでしょうか……!?
決戦の舞台 その3への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、突撃破砕線を設定しての理術攻撃、それでも突破した魔物は近接戦闘、可愛い結希乃さん、さすが可愛いです!
その向こうでヘラジカさん相手のミレイユさんですが、敵の切り札を止めようとしていたミレイユさんの攻撃、間に合ったのか、間に合わなかったのか?
ドキドキしながら次回をお待ちしていますね!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
まさしく総力戦の様相を呈していて、アキラも結希乃も死力を尽くして頑張っています。
アキラの視点からでは、何か眩い閃光が視界を奪った事しか分かりませんでしたが、果たしてミレイユはどうしたのでしょうか……!?
お待ち頂けたら幸いです!
決戦の舞台 その2への応援コメント
ごきげんよう、ここで視点を切り替えましたか、なんと心憎い素敵な演出なんでしょう。
ヘラジカさんとの戦闘で入っていた力を凄いタイミングで逃してくれますね。
可愛いユミルさんとルチアさんが雑魚を誘導、そっちがどうなっていたのかと気になり始めたところでした。
しかも結希乃さんの凛々しいお言葉付き。
誘導された魔物を陣地で迎撃するのですね。
ユミルさんの悪霊、そうか、魔物も恐れる悍ましさなのか。
御子神さまへの信仰心がマックスですが、ミレイユさん、この後頭を抱えそうですよね。
現世で「〇〇さま、バンザイ!」とか叫びながら突貫する、空恐ろしさを感じてしまいました。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラ達のような隊士も戦っている所を見せないと、と思って視点をちょっと切り替えてしまいました。お預けの様に感じられてないと良いのですが……。
ユミルが作り出した悪霊は、相当厄介な存在な上に、生物として忌避する気配を発しているので、戦う以前に逃げ出そうとするのです。
それを利用して負担少なく、隊士たちに迎撃してもらおう、というつもりなのですね。
ミレイユとしては、まさに信仰を向けられたくなくて頭抱えてしまっていそう(笑)
このままオミカゲ様と同列まで上がる事はないでしょうが、万歳アタックはしそうな怖さがあります。
そしてオミカゲ様の為なら、きっとやる人いるだろうなっていうのがナチュラルにいるのが隊士って存在です。
決戦の舞台 その1への応援コメント
ごきげんよう、エルクセス、なかなかお利口さんですね、さすが歩く災害(?)です。なんでそんなに怒ってるの? なんて思っていましたけれど、片目を潰された今、怒り心頭に発する状態。体内に入って、と言うのは私も考えましたが、口からがダメならお尻から、なんて思った私を誰か殴って下さいませ(できたら結希乃さん)。
最後の凶暴な術を使われる前に対処できるのか、ドキドキしてきました。
ミレイユさん、なかなか本庁の兵隊さんに対してはクールなと言うかドラスティックなと言うか。
でも私の可愛い軍団だけは守ってやって下さいな(誰がおまえのだ!)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
明確に自分を害せる存在がいて、それが実際片目を奪って行った、となれば怒り心頭も致し方なし……。
正直お尻は全く頭になかったですが、有効な方法ではありますよね。
ミレイユならその事が頭の端にでも、ちらりとよぎっても良さそうなものですが、何というか絵的に採用し辛いと申しますか……!(笑)
(お望みとあらば、結希乃にお尻ぺんぺんさせに派遣しよう)
兵隊さんに対してドライと言いますか、普段から鬼退治なんてやってるんだから、当然自分の死も既に覚悟してるんだろう、と考えてました。
若者はなるべく死なせたくないと思ってますが、冒険者と似たようなもの、と思っている所為で、尚の事怪我や死に大してドライです。
大丈夫、おだ様お気に入り軍団は、きっと守ってくれますから!(笑)
退魔鎮守 その10への応援コメント
ごきげんよう、ううん、これは強敵、一筋縄では行きそうにないですね、手に汗握るとはこのことか。
でもこれを送り込んだ神は、異世界でのミレイユさんのレベルアップ的に克服可能と判断したんですよね、なんて子憎たらしい。
ミレイユさんもまた、反撃を受けながらも冷静さを保ちつつ、次の一手を常に考え、手を休めないところはさすがのクールさですよね。
ヘラジカさんに似てるんですよね、そんなに怒らなくってもいいのに。
まだドラゴンも残っているし、ちょっと心配ですけれど、ここはミレイユさんを信じて、ドキドキハラハラしながら、次回をお待ちしていますね!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
このヘラジカめいた強敵は、戦士であれば倒すのは無理、魔術士にとっても天敵と呼ばれる様な存在です。そもそも戦える相手ではないし、本来は温厚な性格なので、移動方向をずらす為に攻撃を加えるような相手なんです。
神々も、ミレイユをこれで仕留められたらラッキー程度に送り込んでいます。必要なのは、むしろ孔を物理的に拡大させる方だったり……。
でもミレイユは、クレバーに戦おうとしてますし、それが彼女の強みでもあります。瀕死の状態、チームが壊滅に近い状態から勝利したケースもあるので、まだまだ心理的余裕もある状態ですよ!
まだまだ頑張ってくれるでしょう!
退魔鎮守 その9への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさんとしても今の状況はけっして楽観できない、けれどパーティ内の会話ではそれを感じさせないところが、本当に格好良くて、素敵です。
ユミルさん、なんだかんだ言いながら、そんなにたくさんいつの間に仕込んだのやら、さすが可愛い。
ユミルさんって、愚痴っぽくて口うるさいところがなんだか老練な魔術師って感じですけど、実は常にミレイユさんを意識していて、大人として言うべき事はどう思われようが言う、その上で、冗談や愚痴でオブラートに包みながら、分かりにくいけれど甘える、そんなところがとっても可愛らしくて愛しいです。
その点アヴァリンさんは本当に素直な可愛さ。
ユミルさんはそんな二人を横目で見ながら、きっと羨ましくも思っているのだろうなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
現状、かなりピンチなんですけど、そこに気楽な会話を挟めるくらいには余裕がある。修羅場を潜った回数が違うからこその余裕で、それを感じとって貰えたら、と思ってあんな感じに……(笑)
うぅ~ん、流石おだ様……! まさしくユミルのキャラクター像を的確に捉えておられる! 本当にそのとおりで、ミレイユとアヴェリンが互いに実直なやりとりを見せながら、自分には同じ事が出来ないと羨ましく思っています。
アヴェリンに当たりが強いのは、つまり嫉妬めいた感情が主なんです。
退魔鎮守 その8への応援コメント
ごきげんよう、ふわぁ、ユミルさん、死霊まで扱う術まで習得されているんですか、さすが可愛いチャンピオンです。話を聞くに弱いけどタチが悪くてコントロールし難いと三拍子揃った厄介さですけれど、それでも使い所によっては、ユミルさんなら効果的に活用できると言うミレイユさんの信頼感が素敵ですね。
そしておそらくそれを理解しつつも、甘えるように抗議するユミルさんの可愛らしさときたら、もう国宝ものです!
異世界にはこんな素敵に可愛いお姫様がおわすのか。
ミレイユさんがアップを始めたようですね、どんな大技を見せてくれるのかしら、ドキドキしますね!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、いつも幻術使ってますが、むしろメインとなるのはそっちの方です。
最初に公園でゴブリンと遭遇した際にも、実は死体を処理するのに使っていました。仰るとおり、三拍子揃った使い難さなので、ミレイユが冒険していた時代では骨董品扱いです。そんな古臭くて危なっかしい魔術、誰が使うか、という有様で、普通に人気のない魔術ジャンルでした。
ユミルは古い……相当古いタイプの姫様なので、そんな魔術も平気で使います。
普段はあんなですが、実は互いに信頼していて、やる時はやると信じているからこその態度ですね。彼女も彼女で素直じゃないから……(笑)
さて、普段は他人任せが多かったミレイユが、いよいよ自分でも動き始めます。
とはいえ、相手は魔物よりも余程強大な存在。どうするつもりなんでしょうか……!?
退魔鎮守 その7への応援コメント
ごきげんよう、ううん、魔物の大量投入が力でミレイユさんを異世界に拉致する、それを大前提として考えてきましたが、孔の大きさの問題ですか。ドラゴンの、しかも成熟個体を一箇所に放り込めば覇権争いが起きると言う事なんですよね、だったらミレイユ拉致に向いていない戦力投入で、しかも孔が大きすぎないかしら、と言う問題が浮上したのか。
でもいせかいでの冒険すらミレイユさんを神へと近づけるためのロードマップだったなんて、どこまでも人を馬鹿にしていると言うか。
だからこそ魔物大量投入もドラゴン投入も、敵わないと知っていての捨て駒という推理が真実味を帯びてきますよね。
ドラゴンを寝返らせることが出来たら、こちらは楽になりますけど、ファンタジー世界のドラゴンは、賢者か頑固者かどちらかですよね。
結希乃さんが可愛くお願いしたら、デレデレと味方になってくれるかも!(バカ)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
単に連れ出したいだけなら、そんなに大きな孔はいらないんです。ただ、強力な魔物は巨大な身体を持っている事が多いので、そういう意味で穴を拡げる意味はあります。ただやっぱり、それを理由に考えても、ユミルはしっくり来てないみたいです。
ミレイユが打ち立てた偉業は、どれも真実だけれど、敷かれたレールでもありました。ミレイユからすると、ゲームで経験していた一部分なので、そう不思議にも思っていなかったのですが、多くの偉業にはまた別の意味があります。
あれこれ考えるのが好きな神がいるので、単一的な目的で何かをする事は滅多にないのです。
ドラゴンが味方になると、実際心強いですが、あまりに前途多難ですね。
仰るとおり、拙作のドラゴンも漏れなくそういうタイプですし(笑)
話し合い出来る状況でもなく、今は火の粉を振り払う為に排除するしかなさそうです。
流石の結希乃でも、色仕掛けは難しいのでは!?
頭からパクっといかれそう(笑)
退魔鎮守 その6への応援コメント
ごきげんよう、フラグを立ててしまってルチアさんにツッコマれて慌てるユミルさん、大!優! 勝!
可愛いフラットロくんに加えて千年後の八房さんも加勢に駆けつけましたね。今はモフモフ出来なさそうなのが残念です。
そして頭の弱そうな、でも戦闘力の高い巨人まで味方につけちゃうとは、さすが。
このトリオがいてくれることの頼もしさ。まるで大地の如し。安心して私も結希乃さんとイチャコラ出来ます(夢と現実がわかってない)。
負ける気がしません。
でも勝てる気もしないですよね、このままだと。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
八房も戦力に加わり、迎え撃つ準備も着々と整いつつあります。ミレイユ達三人のいる前線が崩壊する兆しもなく、安定感すらあって実に頼もしい。
負ける気がしない、そして勝てる気もしない、というご指摘はご尤も!
どうするつもり、そしてどうなるのかは、その腕に結希乃を抱いて見守っていて下さい(笑)
退魔鎮守 その5への応援コメント
ごきげんよう、わーい、フラットロくん、お久しぶりです! 可愛いだけで言えばフラットロくんなんですよね、ただ彼が千年経つと八房さんになると言うのが、なんとも。あ、八房さんもモフモフで可愛いのですが、やっぱり結希乃さんが優勝かなぁ。またはユミルさん。
次から次への波状攻撃、それぞれは簡単ですけど、これって消耗戦ですものね、先行きが不安ですよね。
かと言って本庁の皆さんでは心配でもあるのか。後どれほどこの侵略戦が続くのかですね。
唯々防衛戦だけではキリがなさそう、これだ!って言うブレイクスルーが欲しいですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
自律行動で勝手に攻撃してくれる、という意味で召喚は魔力の費用対効果が高いんですよね。特に今回の様な大多数、消耗戦となると貴重です。
今はまだ子供っぽさがまだまだ残るフラットロですが、千年経つとアレですからね……。巨大八つモフに包まれるのは、それはそれで楽しそうですが(笑)
敵側の意図が消耗を狙っているのは明らかでも、対処しなければならないところが悪辣なところです。本庁の隊士を頼らない訳ではないのですが、頼り過ぎると戦力的にすぐへばってしまいますからね。使いどころは考えないといけません。
食らいついて行ける事は間違いないですが、ただ消耗させられるだけでも勝ちはない訳で……。さて、ブレイクスルーは見つかるのでしょうか。
退魔鎮守 その4への応援コメント
ごきげんよう、小物と言えど大軍、今度はルチアさんとユミルさんのコンビで対応ですね。
ふたり笑い合う姿のなんと美しいことよ。
そしてユミルさん。「大変な美少女」と言う天から降ってきた福音のようなお言葉。
目が嬉しすぎて痙攣しています。
やっぱりユミルさん優勝。
ルチアさん、これまでの努力が虚しくなってどうかしらと心配していましたが、完全に吹っ切ったと言うか、これまでの鬱憤を晴らすかのような活躍で安心しました。
アキラくん達は完全に信仰ですよね。御子神さま信仰。本来なら恐ろしいと感じる状況なのでしょうが、この状況では幸いと思う他ないのでしょうね。
さあ、小物の大群は片付けましたが、次の敵は?
これで終わるわけないのが悲しいですよね。
頑張れ、結希乃さん! 可愛い優勝を目指せ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ルチアとユミルは何かと組む事が多いので、息もピッタリです。ふざけ合う事はあっても、アヴェリンの時の様な険悪さは出ないので、見ている方も気が楽です。全くそんな様子は感じられませんが、ユミルは姫様でもあるので、一族が自慢するような美貌の持ち主です。(ここでまたもチャンピオンが変動!?)
ルチアも今は完全に、目の前の敵に注力する事を選んだようです。
ここで俯いても仕方ないし、何よりルチアも戦闘は得意な方ですから。鬱憤を晴らす意味でもヤル気になっております。
アキラ達は大活躍する御子神さまに大興奮ですね。
そりゃあオミカゲ様の御子ともなれば、元より高い評価がうなぎ登りになろうってもので、彼らからしても励まされる光景でしょうね。
このぐらいの数を蹴散らしたぐらいでは、まだまだ終わってくれません。
小物ばかりじゃなく、大物も出て来ますよ!
結希乃もきっと頑張ってくれるけど、レギュラーメンバーの首位独占は免れないやも!?(笑)
退魔鎮守 その3への応援コメント
ごきげんよう、これまた予想外でした。
もっと強い魔導士とか出てきて「あ、アイツ知ってる」とかなるかと思っていましたが、まさかドラゴンとは。大怪獣地上最大の決戦じゃないですか! しかもアヴァリンさん一人で、そしてたった1エピソードで沈黙させた!
ウルトラマンより凄いかも! さすが可愛いチャンピオン(節操が無い)、結希乃さんはどうぞ私の胸の中でゆっくり休んでいてくださいね。
西洋のドラゴンじゃなくて、まんが日本昔話に出てきた中華風の竜みたいかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
より強い相手が出て来るのは間違いないですが、物量を押し付けたいのでこういった形になりました。
ドラゴンは若い個体とはいえ、やはりイメージ通り強い存在なのですが、幾度となく戦ってきただけでに、アヴェリンの敵じゃありませんでしたね。
相変わらずチャンピオンの変動が激しいですが、どうぞ結希乃はその胸の中でゆっくりさせてやってください。近いうちに嫌でも出番きますからね(笑)
そうですね、見た目としては昔話の龍に近いですが、もっと不格好な感じです。
龍というより蛇に近く、そして頭だけは竜になっている……。元ある形を無理やり歪められているので、雄々しい姿ではないですね。
退魔鎮守 その2への応援コメント
ごきげんよう、そうか、以前仰っていた箱庭の罠ですか。ミレイユさんが愛着を持つ事でそれを逆手に取られたのか。ユミルさんはやっぱり、ご意見番としての慧眼、さすがですよね。
アキラくんが戦士としてのマインドセットが出来たのは直前の戦いがあったから。そしてミレイユさん達のパーティが前面に立つことが友軍のマイナスとならずに士気向上に繋がっているのは幸いです。ミレイユさんの言う通り、信仰心に支配されて死をも畏れないかも、と言うのは怖いですけれど。
これが最終決戦なのか、ミレイユさん達に何か切り札があるのか。
ドキドキします!
結希乃さん、どうかご無事で!(心配するところはそこか!)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、箱庭の罠があったからこそ、ミレイユ達は結界強化、孔へのアプローチ、どちらを選択しても結局成功しませんでした。
予想以上に上手くやると分かったら、あちらもそれだけ事を急ぐ、という寸法です。ユミルも苦言を呈していたけれど、ミレイユの意志を曲げる事までは出来なかったですね。分かり易いデメリットがあれば、ミレイユも考えを改めていたんでしょうけど。
アキラの心が折れないのは、やっぱり直前の戦いと、せめて盾になれば良いっていう決意あっての事ですね。それに御子神が前線にいるのに、自分たちが先に逃げ出せるか、という意地もあります。
さて、ミレイユ達に切り札はあるのでしょうか。
前例を見ない百鬼夜行、それを凌ぎ切るだけで良いのでしょうか。
結希乃さんも、傷が癒えれば戦線復帰しない筈がないですからね。きっと活躍してくれる事でしょう!(笑)
退魔鎮守 その1への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、ユミルさんらしい冷静かつ論理的な推測ですね。今まで十二神全てがミレイユさんを欲しているのかと思っていましたが、神にも色々と性格があるのだから、全部が全部敵とは限らないのか。
取り敢えずエルゲルンの言葉によると、一柱からの依頼でその依頼神も他の神から頼まれた(発案ではないが、その案には賛同してそう?)と言う事ですね。
そして伝言の内容は、エルゲルンが現世へ侵入出来たこと、それ自体がメッセージ。
この緊張感と緊迫感の盛り上げ方が素敵です!
そしていきなりのクライマックス突入!?
ミレイユさん、どうするのか、ドキドキします!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
今まではその辺の話は後回しにされてましたが、いよいよ神の手勢が送られて来た事で、改めてハッキリさせよう、と色々聞いてますね。
そしておだ様の仰るとおり、一柱の発案、そして一柱賛同があって、こうやってやって来ました。
エルゲルン程の魔力持ちが通過できた、つまりそれだけ大きな孔が開いた事を意味していて、ここまで広がれば指数関数的に拡大していきます。
世界の危機の始まりです。
ミレイユも色々覚悟決めるところですよ!
反撃開始 その8への応援コメント
ごきげんよう、ああ、ユミルさん、クールで格好良くて、そして最強に可愛いです。
エルゲルンを弄んで、それこそ心を折って折って折りまくった挙句の嘲笑、爽快感しかありません。
そしてその爽快感を下支えしたのが、ここまでのエルゲルンの鉄板の悪役ぶりだったかと思うと、海雀さまのストーリーテリングの巧みさとキャラクター造型の緻密さに感激です。
アキラくん、逞しくなりましたね、カッコいい。だけど未だにユミルさんが苦手なのは仕方ないのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
エルゲルンは最初から、ユミルを主軸に倒させようと決めていました。そして見栄え良く倒させるにはどうしたら、を逆算していったら、アキラを含めた前哨戦を入れよう、と色々ゴテゴテと膨れ上がっていった感じです。
アキラたちに苦労して貰うのと同時に、その成長や気概を表に出したくて、徹頭徹尾嫌なキャラになって貰いましたし、悪役っていうのはこれくらい嫌なヤツでいい、って感じでキャラ付けしました(笑)
アキラは良く成長してくれましたね。
元よりミレイユの様な超人と、対比するキャラとして生まれた弱い人間ですので、ならば成長して貰わねばなりますまい、と徐々に逞しくなっていきました。
ユミルが苦手なのは……やっぱり最初にサプライズ攻撃食らったのが尾を引いてるせい?(笑)
二つのギルド その7への応援コメント
ごきげんよう、うん、アキラくん的にはスカッと爽快な展開ですね。スッポンのスメラータさん可愛いが本文中でも仰っている通り、この世界の刻印頼りの術者では、確かに評判通りの安かろう悪かろうなモノなんでしょうね。
日本でのアヴェリン師匠のスパルタ修行でアキラくんの地力が刻印を世評以上の使える刻印に化けさせたのでしょうね。アヴェリンさんもミレイユさんの思惑を知っているから武器使用を許可したのでしょうが、これが一種の試験で、合格したら同行許可、なのかしら?
スメラータさんの隣にいた女性、名乗りを上げましたが、なんだか強そう。冷静に分析してましたし。加えて、きっと可愛い軍団候補生なんだろうなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつもながら、感想ありがとうございます!
アキラ的には、凄いぞ戦えてる、と有頂天になりそうな展開ですね。
アヴェリンのスパルタ教育と、泣きながら逃げ出したいと思いつつも続けて来た事が、実を結んだ結果です。
本来なら魔物相手にアキラの出来を見て見たかったのですが、どうやら無理そうなので刻印勝負で見定めてみよう、と考えています。
ここの結果が悪かったら、当然同行は無しです。
そう、スメラータの隣で訳知り顔でアレコレ言ってた彼女、強い人ですよ。このギルドの中ではトップカーストに位置する人です。
そして多分、可愛い軍団にぐぐいっと食い込んで来る……のかも!?(笑)