反撃開始 その6への応援コメント
ごきげんよう、真打登場、まさに時間稼ぎの応酬でしたね、紫都さんの幼さの残る、けれど凛々しく可愛らしい号令を生で聞けなかったのは残念です(血の涙)が、考えてみれば戦力的に不利な日本側の時間稼ぎは当然としても、戦力に勝るエルゲルンも時間稼ぎをせざるを得なかった、その状態にまで持ち込めたことは総合戦力的に拮抗に近い状態へと持ち込めたとも言えるわけで、時間稼ぎの末、後詰めを用意できていた日本側が最後の勝利をつかんだということになるのでしょうね。
結希乃さん、七生さん、紫都さんと私の可愛い軍団集結(侑茉さんはもうちょっと頑張れ!)に加えて真打ちのアヴェリンさん、ルチアさん、も美しいタイミングで登場、私大歓喜(誰がお前のだ!)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ようやく、真打登場です。たった一人の敵に最精鋭全てぶつけて何とか拮抗、というのは御由緒家としても忸怩たる思いはあった事でしょう。何度もバトンを繋いで、攻守交替は何度もありつつ、最後に安心して任せられる人に繋げた。
アキラとしては、自分は仕事をやり切った、と思った事でしょう。
そしてついに、可愛い集団に紫都まで加わった!? 侑茉はうーん……今後の頑張り次第で……? アヴェリン大活躍もこのあと待ってますしね! おだ様大歓喜させられるなら、もう本望というものっ!
反撃開始 その5への応援コメント
ごきげんよう、止めを刺したアキラくんの心情が、修羅場の実戦を経験した兵士のそれになっていますね、他者の命を奪うという行為が、英雄的でもなんでもない虚しい行為であることを瞬間的に悟った瞬間。そしてアヴェリンさんの教えを咄嗟に思い出したが数瞬遅きを失した後、ひょっとしてアキラくんは、まだ自分は人を殺めていないのだと、心のどこかでほっとしたのかもしれませんね。
(七生さんにさせたくはないと思ったところは、素敵でした)
それにしてもエルゲルン、しぶといなぁ。そして性格悪い! そんなんじゃ可愛い結希乃さんを上げるわけにはいきませんね!(誰もくれとは言ってない)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
あぁ、確かにそのとおり! 新兵が初めて実戦で命を奪った時のような心境だったと思います。敵だと分かっていても、割り切れない思いっていうのがあって、特にまだ若いアキラは顕著でしょう。
確実にトドメを刺した、という確信があったにも関わらず、油断するのは早い、と思い直したアキラでしたが、ほんの少し遅かった。
人を殺めていなかった、と分かった事より、仕留めていなかった事の方が悔しいかもしれませんね。
(泥をかぶるならまず自分から、という武士道精神発揮されました)
はい、エルゲルンはしぶとすぎる、と自分でも思いましたが……幻術士を仕留めるのは非常に難しい、というのを演出したかったのです。
それだけの難敵だと印象付けたかったのもあります。
そして結希乃は、こいつだけには絶対あげたくない!(笑)
希求 その3への応援コメント
コメント失礼します。
精霊の力によって、刀をつくるんですね。どんな契約になるのか興味深いです。
少しづつ、この作品の世界観が明かされていって、読み進めるのが楽しいです。
きっと、アキラさんのために良い刀ができることを願っています。そして、神様との関わりがどうなるのか、興味は尽きないです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
温かいお言葉を頂けて、とても嬉しいです!
ミレイユがやっている事はかなり特殊ですが、彼女らは世のスタンダードを時々無視するので、刀鍛冶でもそんな事が起きています。
アキラも感動する自慢の一品が出来上がりますよ!
これから神様との間に何が起きるのか、その先に待つものは何なのか、楽しんで頂けたら幸いです!
編集済
反撃開始 その4への応援コメント
ごきげんよう、アキラくん、アヴェリンさんとの激烈な訓練の日々で自然と備わった、動かなければ死ぬ、加えてアキラくんの元々の性格であり長所でもあった、亀でもけっして諦めない、ふたつが合わさっての勝利(勝利ですよね?)を掴めましたね(これにはアヴェリンさんもにっこり? にっこりしてあげてください!)。
可愛い結希乃さん、可愛い七生さんを可愛らしくリフトオフしたのか、さすが可愛い姉妹、凱人さんも頑張ってくれました。
ひとりで隙間を見せずに戦い続けたことこそが、本当の時間稼ぎになったんですね。
さあ、これで本当に終わったんですよね!?
終わってほしい!
カタパルトで可愛いミサイルを発射して崩れ落ちた結希乃さんは今、私の腕の中です!(錯覚)
ごめんなさい、私、エルゲルンをずっと「アルゲルン」って書いてましたよね、申し訳ありません! 横文字に弱いのです!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アヴェリンとの鍛練、腐らず続けてきた努力が、ここでようやく結実しました。ついに掴んだ勝利(?)、今の姿を見れば、アヴェリンも黙ってはいないでしょう。
可愛い姉妹、最後の連携技がトドメとなって決着がついたように見えますが……さて? カタパルトで可愛い結希乃は完全に気絶中……、今の内に攫って逃げて!(笑)
お名前に関してはお気になさらず!
私も他作品で耳慣れない名前は、よく目が滑っております。間違って覚えている事もしばしば……良くあることです!(開き直り)
編集済
反撃開始 その3への応援コメント
ごきげんよう、エルゲルンの言葉だと、ルチアさんの必死の努力は実を結びつつあった、ということのようですね。このままだと近いうちに孔が塞がれてしまう、その前に魔物ではなくて魔術師、現地で様子を伺い判断のできる兵力を送り込んで一気に決着をつける、そんな思考の結果がエルゲルン派遣だったのかしら?
時間稼ぎは相手にとっても良い時間稼ぎになってしまったようですね。
可愛い姉妹がピンチ、アキラくん、今こそ! ひとりになってからが貴方の真骨頂です!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、ルチアは無理だ無謀だと言われていたものを、あと少しのところまで漕ぎ着けていました。そして、それを良しとしない神々が、塞がれる前に孔を開き切ってしまおう、と本腰を入れました。
この場合、エルゲルンを派遣という事よりも、エルゲルン程の魔力が孔を通ったというのが問題でして……。つまり、次はそれ以上大きい魔力持ちを送り込めるようになりました。
さぁ、アキラのど根性の本領発揮。
一人だろうと傷だらけになろうと、立ち向かえるのがアキラです。彼は一体、どういう姿を見せてくれるのか……!?
編集済
反撃開始 その2への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、可愛い姉妹が大暴れして鏡像を集中して引き付けておき、肉体派の男二人が探りつつ、という作戦ですか。可愛い結希乃さん可愛い頭脳派、優秀な指揮官さんです。
でもアキラくよりも先に凱人くんが本体を捕まえましたね、フルボッコでエルゲルンは地に倒れ伏した、これで勝利? ほんとに!? 次回のサブタイトルが「もうちょとだけ続くんじゃ」って言いてるみたいで怖いんですけど!?
誤字だと思うのですが。
>また一体がま砕かれた → また一体が砕かれた
>自爆覚悟でいるから裂傷は耐えないが → 自爆覚悟でいるから裂傷は絶えないが
>七生質の斬撃は外を向いているが → 七生達の斬撃は外を向いているが
もしも私が間違っていたらごめんなさいなのです!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、姉妹二人で引き付けている間に、何とか状況を打破しよう、という苦肉の策でしたが上手くいったようですね。……しかし彼らは、魔術士の何たるかをまだ知らないのでした。
誤字報告ありがとうございます!
ここ数話は自分でも文体乱れてるなぁ、とか思っていたのですが、誤字がこんなにも見つかるとは! 感想ばかりでなく報告までしていただいて、おだ様には頭が上がりません!
反撃開始 その1への応援コメント
ごきげんよう、ううん、完全にアルゲルンの術中に嵌ってしまっているような気がします。ただ可愛い結希乃さんのいうことにも一理あって、ただそれを実現可能なスキルを持っているか否か、それが一番の問題であるわけですが、内向術師で鍛えに鍛えた剣の腕を持っている、今立っている4人だけが可能性を秘めている、ということなんでしょうね。
アルゲルンハ、ヤラレ役の悪役としては完ぺきに仕事をこなしてくれていますよね、喋る喋る、余裕の表れでもあるのでしょうが、元来の性格なのかしら?
七生さんが傷を負ってしまいましたが、それに怒りが沸騰せず、オミカゲさまが狙われていることに怒っているアキラくんは、恋愛脳的にはギルティです。
けど、日本国民としては正解なのか。
私は怒っています。
可愛い結希乃さんに一撃食らわせたことで。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
この場で泣き言なんか意味ないし、いいから踏ん張れ対応しろ、という根性論になるのは、ある意味仕方ないのかも。
敵は容赦してくれませんし、そこへ付け込むような相手だと理解してるでしょうしね。強者には強者しか相手ができない、という前提なので、この四人しかもう残されていませんね。勿論、他の隊士が全くの役立たずという意味ではなく、嫌がらせ程度の攻撃、隙を作る役目は出来るでしょうが、トドメは無理ですから。
エルゲルンは、ヤラレ役として真っ当に働いて貰う為、こういうキャラ付けになっています。是非ともぶちのめされて欲しい、と思われる行動を取らせています。喋り倒しているのは、元来の性格からですね。勿論、余裕の表れが多分に含まれてもいますが。
アキラの頭の中は、オミカゲ様に仇成す者、という意識が強すぎて、恋愛脳は完全に機能停止しております。
そして結希乃に攻撃食らわせたことで、おだ様の怒りを買ってしまった!?(笑)
今すぐ謝るんだ、素直に頭を下げれば許されるかもしれないぞ!?
静けさ、その後 その10への応援コメント
ごきげんよう、鏡像、直前の遊園地、ミラーハウスの経験が活かされ……、ませんでしたか、ガッデム! アヴェリンさんから今後増やされる筈だった訓練メニュー、間に合いませんでしたね。
本文中にもありましたが、アルゲルン、確かにその戦闘方法って、魔術師同士の戦いに特化されているというか、それ前提で鍛えられたスキル、という感じがしますね。
それでも最終戦闘があることを睨んで、その余力を残しつつここまで可愛い結希乃さんを翻弄する魔力を持っているって、凄い魔力量ですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アヴェリンから助言めいたものは受けていたとはいえ、流石に時間がなさ過ぎました。訓練に組み込んだ後ならあるいは、というところでしたが、難しいですね。
彼は基本、神の敵となり得る相手と戦うので、魔物や魔獣は想定しいていないんですよね。それで魔術士相手に特化した、翻弄する戦術を取ってきます。
ミレイユと戦う事も考えているから温存していましたが、流石に本場の魔術士は現世のそれより遥かに強いものを持っています。
静けさ、その後 その9への応援コメント
ごきげんよう、エルゲルンが徐々に余裕を失っていく様の描写が本当に素敵ですね、飽和攻撃はその戦いの種類が何であれ防衛側が完全に無傷では済むことはなく、消耗を強いられていくのが常道ですが、エルゲルンもそれを理解しつつも破る手を打つ暇もなさそうです。
この戦いの緊迫感を余すことなく描写できる海雀さまの文章力がすごいです。
可愛い結希乃さんの指揮も本当に王道を行く正攻法で、さすが可愛いチャンピオン(アヴェリンさん抜かれちゃった!)。
ですが、最後の1行!
何が起きた!? エルゲルンの反撃!?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
私の拙い文章力を褒めて頂けて、恐縮してしまいます。あわあわ。
ここからずっと戦闘パートが続くので、胸やけしてしまうかもしれませんが、どうかお付き合いくださいませ。
基本的に御由緒家は有能として描くようにしているんですが、その中でも結希乃は特に有能ですね。実際、贔屓して書くようにしている部分があります。
他は大体横並びなのですが、この子だけ戦闘面だけでなく、他の部分も頭一つ抜けている感じです。(流石チャンピオンの名に偽りなし!?)
さて、最後の爆発はいかに……!
静けさ、その後 その8への応援コメント
ごきげんよう、エルゲルン、何者なのか?
可愛い結希乃さんはオミカゲさまと判断したようですが、これまでの経緯だとミレイユさんなんでしょうね。
シンジン、とは神人、かしら?
孔を開けて、エルゲルンを通す事だけが目的、魔物は送り込んでいたと言うより、マナに惹かれて勝手に穴を広げながらこちらに溢れてきた、そんな感じでしょうか、オミカゲさまのもしかしたら、がある程度当たっていたと言う事なんでしょうね。
エルゲルンは十二神の手先なんでしょうが、ターゲットが誰かは知らされてないみたいですね。行けばわかる、とでも言われたのかな?
でも結局のところ、日本側からすれば、唐突に最終局面が出現したと言うことになるのでしょう。
まるでミレイユさんが学園で全員相手に戦った時の様に、全く歯が立たない感じが恐ろしいです。
ひょっとしてエルゲルン、ミレイユさんと顔馴染みかしら? 向こうの世界ではミレイユさん、有名人みたいでしたし。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、これは裏事情を知らない結希乃からすれば、オミカゲ様と誤認するのも当然です。彼の目的は、神人であるミレイユを見つける事でした。
孔が開いていた理由も、オミカゲ様がほぼ言い当ててましたね。
彼女も確信あって言っていた訳じゃないですが、長い間いろいろ考える時間だけはあったので、その内の一つが当たった、という感じです。
エルゲルンはご推察通り、十二神の内の、とあるひと柱の手先です。
全員に仕えているとかじゃなく、あくまでその内の一つなんですよ。因みに、エルゲルンとミレイユの間に面識はありません。
あちらと現世では、持てる魔力のキャパに違いがありますからね。初めから相当なハンデ戦を強いられている様なものですが、舐めている間に仕留める事が出来れば、あるいは……?
静けさ、その後 その7への応援コメント
ごきげんよう、ああ、侑茉さん! 可愛い侑茉さんになんて事を、青髪のニヤケ野郎!
って相当な実力者の様ですね、丸腰で理術だけでこれだけの攻撃を凌ぎ、それどころか圧倒するとは。御由緒家勢揃いで対抗できるのかどうか。
アキラくんだけでなく、部隊全員が相手が会話の通じる人間らしいと聞かされて動揺を見せたのが、やはりこれまでの戦いが害獣駆除と言う認識だったことを表していますね。
それでもオミカゲさまの庭を荒らした、神聖な領域を穢したと言う事実で殺害も厭わぬ、そんな空気になったのは、頼もしいと思うと同時に宗教の恐ろしさも感じさせます。
ただ、敵と面と向かって対した時に、躊躇わず剣を振り下ろせるのかは、その時にならなければわかりませんが。
とにかくアキラくん。
結希乃さんだけは、守ってあげて下さい!(違う)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、ニヤケ面の青髪野郎は、相当できるヤツです。色々と隠し種も持っていて、実力以上に厄介な相手として立ち塞がります。
そしてご推察のとおり、鬼退治を害獣退治の様に見ていた事が露呈しましたね。
とはいえ、これまで会話が成立するレベルの知恵ある敵は出て来なかったのが原因なので、意識の問題と責めるのも酷なのですが……。
神聖な神の庭を荒らしたからには万死に値する、というのは過激ですよね。
もう少し、やりようはないのかと思うのは当然で、それだけ彼らの常識はオミカゲ様という存在を大事に見ているという事でもあります。
果たしてアキラは、無事やり切れるのでしょうか。
結希乃は守ってもらうほど弱い方じゃないですが、頑張って身体張って貰いましょう!(笑)
静けさ、その後 その6への応援コメント
ごきげんよう、侑茉さんの怒号、可愛い!
やはり侵入者は異世界の人間、魔術師でしょうか。向こうの魔術師はやはりこちらの理術師の腕を遥かに上回るように見受けられますね。
狙いはミレイユさん、もしくはオミカゲさまなんでしょうが。
それにしても警備体制すら伝統と格式重視とは、なんと救い難い。
まさかセコムと契約を、とまでは言いませんが、不届者は魔物とは限らないし、魔物相手でも電子技術を活用した警戒網、加えてリアルな自衛隊でも持っている通信技術、ネットワークを活用した部隊状況監視システムなら分散警戒と即時部隊集結指示によるもっと効率的な警備防衛体制も取れるでしょうに。
でも敵は真っ直ぐに神宮を目指した様子、どうぞ侑茉さん、ご無事で。
だけど未だに御由緒家同士の格式、個人の名誉に拘ってしまうのは危険ですよね、真に事態の逼迫度が理解できていないのか。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
異世界からの侵入者については、もうすぐ判明します。その狙いもまた、その口から語られる事でしょう。
警備体制については仰るとおりでございます。
神の庭には、それに相応しいだけの格式が必要という前提が尊守される所為で、そんな事になっていますね。理術は長いこと科学より優れた御業として認識されていましたから、未だに下に見る風潮があります。
御由緒家同士に確執というほど強い感情はないですが、やはり何も思わないでいるのは難しく、ライバル意識は常に持ってる様な状況です。
長らく挽回の機会を伺っていた侑茉ですから、そんな感情も噴出してしまったようです。
でも、事態の深刻さは理解しているので、彼女は彼女なりに身を粉にして臨む所存ですよ!
静けさ、その後 その5への応援コメント
ごきげんよう、事態は静かに、けれどまるでどしゃくを起こしたように、急激に、そして激烈な悪化を辿っているようです。
ひょっとして魔物ではなくて、人間的思考が出来る、向こうの魔術師とか?
可愛い結希乃さんの指示はこの際正解と言えるでしょう。
敵の正体も気になりますし、脅威度も気になりますが、何よりその目的が何か? それが重要ですね。
異世界に戻るつもりのミレイユさん達。
そしてアキラくん達はこの日本での役割がありますものね。
ここは気持ちを切り替えて、頑張ってほしいですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
遂に事態が大きく動き出しました。それも相当、悪い方向へ動いてしまったようです。単に強力な鬼ではなく、術士の感知から逃れ続けているなら、それはきっと同じ術士でなければ不可能な事。
最低でも、術を扱う能力は持っていると想定されました。
何が目的でやって来たのか、それももうすぐ判明します。
そしてアキラも割り切って頑張ってくれるでしょうが……、まだ若い彼ですから、衝動的に動いてしまう部分も多いんですよね。
静けさ、その後 その4への応援コメント
ごきげんよう、これがミレイユさんなりのアキラくんへの温情、優しさなのでしょう。
ミレイユさんとて元々は現代日本、現代世界の常識にドップリ浸かって生きてきた、だからこそ異世界へ転移した当時は苦悩したでしょうし、アキラくんが出来ないと答えたこと自体、それが当たり前で正しいのだと言ってあげられる。アヴァリンさん達はその点未だに異世界の価値観でしょうから、アキラくんの答えには落胆や侮蔑も含まれてしまうのは仕方がありませんね。
王国と戦った、エルフを迫害する勢力と戦った、その中には当然人間もいたでしょうから。
アキラくんのこれまでの人生とこれからの人生を考えても、彼は踏みとどまって正解だったと思います。
悔しく哀しいでしょうが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
この中で、アキラの気持ちを理解してやれるのはミレイユ以外いないでしょう。根底としている感性が全く違うので、必要ならやる、というスイッチを持ってないんです。躊躇いがない、というのは咄嗟の時には非常に重要で、そしてそれが出来ない者から死んでいく。
あちらの世界でも誰もが躊躇いなく力を振るえるものではないですが、振るえない者たちとその末路を、幾度も見ています。
だから冷たいようでも突き放し、ついて来るなと言ったんですね。
アキラとしては悔しいし、何より自分自身落胆もありますが、覚悟もなく飛び込むものじゃありませんからね……。
静けさ、その後 その3への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさんの最後の質問こそが、文明の開花度や文化風土気候の違いなんて些細な問題だと言えるほど、現代日本と異世界での一番大きな違いなんでしょうね。
すなわち、命が軽い。
法の支配と人権の尊重、アキラくんがまるで空気がそこにあるような当たり前な感覚で享受してきたそれらが、受けられない、イコール命の重さが空気みたいに軽い世界で生きていく為に、他者の命を奪わなければならない事態に直面した時、それが出来なくて当たり前なんですものね。簡単にできる人の方が怖い。
アキラくん、魔物と戦う事だけ考えていたのでしょうが、さて、彼はどう返答するのか?
ドキドキします。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、ご指摘のとおり、命の価値こそ現代日本との大きな差異です。
勿論、あらゆる部分で違いは感じられるのでしょうが、法も人権も軽く、一たび町の壁を越えれば、そこは無法の世界です。
殺人が出来て当然、偉い、などという訳ではありませんが、覚悟がなくては生きていけません。
ミレイユは侮る訳でなく、それがないから無理だと言いたいんですね。
さて、アキラの返答はというと……?
静けさ、その後 その2への応援コメント
ごきげんよう、遂にアキラくんが、真実の一端を聞かされてしまいましたね。
ルチアさんの淡々とした言葉が、どれほどの悔しさと後悔、哀しみを宿しているのかが、かえって胸に沁みてきますし、それを聞くミレイユさん達も結果に繋がらない苦労をさせてしまった後悔と悲しみ、謝罪が滲んでいますよね。
アキラくんとしたら、学園入学で意識変革が起きたこともあって、いっそうついていきたい、役に立ちたいと熱望するのも理解できますが、彼は本当の異世界を知りませんものね。知っているミレイユさんたからすれば、連れて行ける道理もないでしょう。
アキラくんには七生さんと言う伴侶がいることですし。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
知らせずにいる事も出来ましたが、ミレイユとしては知らせる判断をしたようです。ルチアも悔しくて堪らないでしょうね。追い付ける、間に合うと思っていたからこそ、努力にも身が入っていた所がありますし。
そして仰るとおり、悔しいだけでなく申し訳ない気持ちも強くあります。
アキラとしては、やっぱりここまで引き上げてくれた恩がありますし、学園入学を期に、陰ながら世界を救っていたオミカゲ様や隊士の存在を知り、自分も役に立ちたいと強く思うようになりました。
でも、それはそれとして、過酷な世界を知る者としては、そう易々と連れて行く気にもなれないんですよね。
何やらアキラ、いつの間にやら伴侶がいる事にされている!?
さっきまで遊園地デートのプランとか言ってたはずなのに!(笑)
静けさ、その後 その1への応援コメント
ごきげんよう、ああ、アヴァリンさんらしくてユミルさんらしい、そしてアキラくんくんらしいエピソードでしたね。
アキラくんにすれば、僅か一年にも満たない期間で、これほど生活環境が、そして自分のレベルが、意識が変わるとは思っていなかったでしょうし、たから戸惑いの方が大きかったのでしょうね。
だからこそアヴァリンさんとユミルさんの言葉は、この後ゆっくりと胸に染みていくことでしょう。
そして観覧車で喜んでいるルチアさんが超絶可愛い!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラからすれば激動と言って良いほど、二転三転とした環境でしたよね。自分はいつだって下位にいるものだ、と頭から信じ込んでましたし、それはアヴェリンから指摘されていた事で尚そう感じられたでしょう。
でも、曲りなりにもアヴェリンが真面目に教え込んで、凡愚でいられる筈ないんですよ。アキラは確かに才能に溢れた人物じゃないですが、食らいついていく精神性だけは一級品だと認めてますからね。
そしてルチアがはしゃいでいる様に見えるのは、これからミレイユから言われる内容を、それとなく感じているからでもあります。カラ元気みたいなものでしょうか。
嵐の前の その10への応援コメント
ごきげんよう、アヴァリンさんとユミルさん、互いが己の誇り、矜持を賭けて、己の持つ全ての能力を解放し、全身全霊を持って正々堂々とぶつかり合う、そこは、遊園地の巨大迷路!
迷路かぁ。
その気になれば世界を破壊することさえ出来る二人が、迷路踏破を競うのかぁ。
本当に二人は、仲良しさんで、可愛いですよね。
そして二人とも実は決着がつかなかったことに、内心ホッとしてるのでしょう。
真剣になれる二人を、実はルチアさんは微笑ましく、生暖かく見守っていたのだろうなぁ。
あぁ、この人たちと一緒のパーティを組めて幸せだな、なんて考えながら。
そしてアキラくんは期待に違わずドンジリでゴール、きっと七生さんと二人で再訪したいとか呑気に考えていたんでしょうね。
結局、一番貧乏くじを引いたのは、ミレイユさん、と言うのが素敵ですよね、さすがリーダー。伊達にユミルさんの頭をかち割ってませんよね!
とっても素敵なエピソードでした、こんな綺麗なお話を書ける海雀さま、大好きです。
可愛いコンテスト優勝は海雀さまで決定!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうです、本人たちは決して認めようとしないでしょうが、絶対仲良しですよ、この二人!(笑)
白黒ハッキリつかなかったのも、実際は安堵していると思いますよ。こういう関係が変わらず続けば良い、と思ってたりするんでしょう。
そして、それを一歩離れて見ているルチアも、同じ様に思っています。
アキラについてはもう、順当としか言いようがなくて、他を差し置いて先着するというビジョンが全く見えませんでした(笑)
貧乏くじ引いてるのがミレイユというのも、そのとおり!
リーダーっていうのは大体そういうものだって決まってますしね(笑)
本筋となる物語がどうしても重くなってしまうので、少し気楽なエピソードを差し込みたい、と思ってこういう内容になりました。
それを褒めて頂いて、本当に嬉しいです。そしてまさかの優勝者!?
これは是非、ミレイユたちに見せびらかせに行かねば!(笑)
別世界の住人 その5への応援コメント
監視カメラにばっちり映ってても、何も無かったら監視カメラのデータなんて確認しないですしね🤔
作者からの返信
感想ありがとうございます!
ですね。事件があったと自覚してない訳ですから、通報なんかもしないですし。
他に目撃者がいなかったのは運が良かっただけですが、いたとしても同じように口封じされてたでしょう。
嵐の前の その9への応援コメント
ごきげんよう、このパーティの遊園地の締めに相応しいゲームになりそうですね。
対アヴェリンさんには煽り耐性ゼロのユミルさんがもう、可愛すぎる!
まあミレイユさんが審判、アキラくんが最下位なのはいいとして(アキラくんごめんなさい!)、ユミルさんがヤケに嫌がっていたのが気になりますね。ただ単に勝負がイヤ、と言う訳ではなさそうな。
方向音痴なのかしら? だったら可愛いんですが、それは違う感じ。アヴァリンさんはアキラくんに言ってたように得意そう、だから負けそうな予感がしてイヤとか?
さあ、世界一可愛いコンテストの栄えある優勝者は誰だ!?(違う)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ユミルは勝負事が好きで、良く賭け事なんかもしていたぐらいなんですが、アヴェリンにだけは負けたくないと思っています。
強烈なライバル心を抱いていて、隙あらば煽ったり挑発したりするのはその為です。
だから、相手の得意分野で勝負するのを嫌がってたんです。ミラーハウスの時、迷路で迷わないのは良く分かったので、互いに本気を出せば勝ち目がないと思ったようです。
とはいえ、選ぶ入口によって距離的有利があったりと、全くの同条件での開始ではないので、それ次第では勝ちの目はあるのですが……。
そして世界一可愛いコンテスト!? これは勝ちを得るのは誰か、俄然分からなくなってきました!(笑)
嵐の前の その8への応援コメント
ごきげんよう、ユミルさん、頭かち割られちゃいましたか、可愛い。ユミルさんは熱くなると熱暴走するタイプなんですね、メモメモっと。
確かにリーダーは強くなければならないと言うことはないと思いますが、この三人のリーダーとなると違いますよね。しかも世界は弱肉強食の異世界ですから、まずはリーダーとしての信頼を得ようとすれば、強くなければならないのでしょうね。
そうか、ミレイユさん、境目のない遠近両用だったんですね。しかも引き出しが多いとくれば、確かに無敵ですよね。初見殺しは一撃必殺が絶対条件ですから。でもユミルさんらしくてやっぱり可愛い。
アキラくんは相変わらず口が滑ってますが、七生さんから10発くらいどつかれたら治るんじゃないかな?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
当時はまだ、パーティ内の上下関係というか、力関係が明確でなく、ユミルは常に優位に立とうとしていました。その結果、簡単なじゃれ合いから、無視できないレベルに発展してしまった、という背景があります。
チームを組む上でリーダーに求められるのは統率力でしょうが、このパーティにおいては、それだけでは到底足りません。力がなければ舐められてしまいますものね。特にこのチームは、その傾向が強いです。
そうですね、いつだかオミカゲ様も評してましたが、基本的に何でもできます。
知らない事でも教えたら出来るようになるので、その辺は神の素体である事の恩恵ですね。
アキラには口滑りという二つ名を与えても良いぐらい、よく滑らせます。
七生さんにどつかれるべきですが、十発ぐらいじゃピンピンしてそう……(笑)
嵐の前の その7への応援コメント
ごきげんよう、ユミルさん、可愛いジャイアンだ、可愛い。でもこれもユミルさんなりの日常の演出の一環だと思うと、やっぱり大人だなと思います。
アキラくん、こんな時は「シェアしようか?」って言うんですよ、七生さんとのデートの時は。
でもミレイユさんが怖いと思うのも仕方ないですよね。
周囲からは狂信的とも見えてしまうほどの厚い信仰心。
けれどそこに至るまでの全てが自分がやった事だと言うのですから、余計に頭が痛い事でしょう。
千年を経た自分は、果たして自分と同一人物と言えるのか? なんて哲学的な苦悩もありそうですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ユミルはちょっと前の日常を繰り返そうと、余計に傍若無人さが前に出てますね。過剰なくらいで丁度良いって思いながらやってるので、女版ジャイアンみたいになってます(笑)
アキラはそこで恨めしそうな顔しか出来ないから、駄目なヤツなんですよ。でも。女慣れしたアキラっていうのも嫌なので、それぐらいが丁度良さそうですが。
ミレイユはあくまで、一般人の枠に収まっていたい、埋没するくらいで丁度良い、って思っているので信仰を向けられて煙たがっています。
アキラが時折見せる狂信的部分っていうのは、日本人としては珍しくない事なんですが、かつての日本しか知らないミレイユには異常として映ります。
やめて欲しいと思いつつ、オミカゲ様がして来た事を思えば納得する部分もあり……。
そして仰るとおり、千年後の自分をどう見て良いのか、困惑している部分が未だに多いです。
嵐の前の その6への応援コメント
ごきげんよう、はは、なるほど、迷路ひとつでも内向術士と外向術士で対応が違うんですか、目で見たものだけで判断するから惑わされるんだ、と。
心の目で見ろ! みたいな感覚なんでしょうね。
外向術士は感応とか気配を感知する、みたいな感じなのかしら?
アキラくん、おちおち遊びに興じてもいられませんね、でもアヴェリンさんが結構彼に入れ込んでいるって証拠ですもの、腕を上げましたね!
ルチアさんがミレイユさんの手を引っ張って、あっちへ行きたい、こっちが面白そう、なんて連れまわしているシーンが目に浮かびます。
妖精さんみたいな可憐な少女が、絶世の美女とキャッキャウフフ!
おお! ここが天国か! なんてメロメロになるひとも多いでしょうね、私もそのひとりです!
ルチアさん、可愛い!! アヴェリンさんを抜き去りました!
でも、サブタイトルが、彼女達を待ち受ける嵐を予感させるんですよね。
ううん、なんとかならないものか!?
ルチアさんの笑顔を、守りたい!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうそう、正にそんな感じです。自分のごく近くの範囲は内向術士の領域ですから、狭い通路を歩く程度なら、むしろどういう通路になっているか分かって当然、という感覚です。
アキラは全く芽がない、と思われていただけに、予想以上の成長を果たしてアヴェリンもより気に掛けたくなった、といった感じです。
ルチアも百歳を超えていますから、普段は外見以上に大人びて見えますが、本日ばかりは見た目相応になってしまうようです。
拙作ではまず見られない、貴重なキャッキャウフフになりましたね(笑)
そしてここで一位に躍り出るルチア!? このレース、最終局面まで分からなくなりましたよ!(笑)
そういえば、サブタイトル考えるの苦手なんですよ。
こんな所で時間を浪費したくないので、いつも結構適当になってしまうのですが、これもそのパターンです。
そして実際、これから嵐が巻き起こります。
どうか守ってやってください、その笑顔!
嵐の前の その5への応援コメント
ごきげんよう、忘れかけていた四人の日常を、ルチアさんに思い出せてあげたい、か。なんだかちょっと、涙が出そうになってしまいました。
ルチアさんの慰労が目的ですから、彼女に笑顔を、心に安らぎを、けれどそれ以上に、今まではルチアさんだって普通に、自然にミレイユさんの傍にいたのに、孔の件からこちら、常に一人で頑張ってきたんですものね。
それに気付いて身体を張って(?)数か月前の「当たり前」を再現しようとするユミルさんが、もう、大人のやさしさ、とでも言うのでしょうか、本当に素敵な人です。
そして驚いて床を踏み抜いたアヴェリンさん!
これまでユミルさんや結希乃さん七生さんとライバルが増えて影が薄かったアヴェリンさん!
一発逆転で、可愛いトップに躍り出ましたよ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
お優しいお言葉、ありがたい限りでございます!
ルチアは少し頑張りすぎ、無茶しすぎなところがありましたからね。そしてオミカゲ様が危惧したとおり、それにのめり込んでしまっている。
いつでも四人一緒でいたのに、その当たり前が崩れてしまって、だけどそこで気を回せるのがユミルなんですよ。
彼女自身、緩衝材として動くつもりもあって、それに助けられているところもあります。でも同時に、とんでもないトラブルメーカーでもあるので、痛し痒しなんですが(笑)
そしてなんと、ここでおだ様の琴線をくすぐってしまうとは!
アヴェリン人気は未だ衰えないようで……!?
嵐の前の その4への応援コメント
ごきげんよう、あはは、楽しそうです! 物語の最初のほうで、町へ繰り出しあれやこれやと推論を戦わせたり論評したりしているシーンが思い出されますね。
ルチアさんのドヤ顔、それこそ孔の件で悩んだり苦しんだり自己嫌悪に陥ったりと疲弊していたのを忘れさせるような素敵な、可愛い表情だったんだろうなぁ。
そしてルチアさん、ホラーハウスを選びましたか! うう、なんか微妙な選択っぽいですけれど、何が彼女の心の琴線をくすぐったのかしら? アキラくん、ちゃんと説明してあげました? これは近い将来やってくるかもしれない七生さんとのデートでも参考になることなんですから真剣に取り組まないと!
そうか、クリスマスは神宮周辺では自粛ですか。
確かに神宮の参道のお店でツリーを飾ったりサンタさんがチラシを配ったり、ってのは似合わない感じがしますが、オミカゲさまも「メリークリスマス!」とか言ってシャンパンで乾杯したいなー、なんて内心思ってたりしなかったのかな。
こんなところ、日本人ってオトクな感覚持ってるなって思ってしまいますね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
最近は実にシリアスな状況が続いていましたが、本来はこれぐらい緩い雰囲気でいた筈なんですよ。もはや懐かしい、と思えてしまうほど、そんな余裕はなくなってしまいましたね。
ルチアのドヤ顔は、その外見年齢からも、実に微笑ましく映った筈です。これにはミレイユもにっこり。
何でホラーハウスなのかと言えば、……何でなんでしょうね?(笑)
見た事も聞いた事もないものだから、とにかく好奇心が先行した形なのかな。
そうだそうだ、アキラも将来来る事になるんだから、ちゃんとリサーチしておくべきだ!
神宮周辺ではクリスマスは自粛傾向にありますね。
オミカゲ様的には好きにすれば良いって思ってるんですけど、神様の御膝下で他宗教のお祝いは不味かろう、と巫女連中が禁止しました。
日本は実際、その辺り緩く考えますよね。仏像様、お地蔵様にサンタ帽子被せたりする人もいますものね。
嵐の前の その3への応援コメント
ごきげんよう、おお、遊園地ですか! ルチアさんに楽しんでもらう、最優先事項、軍資金もたんまり、異世界にはない娯楽だけのために作られた施設ですものね、ミレイユさん自身もきっと楽しみたかったに違いない。
アキラくん、暫く見ないうちに堅苦しくなった? いやまあ以前から心配性ではありましたけれど、学園に転向してからそこら当たりの意識も変わったのかしら?
以前は自分が振り回されて迷惑を被るのがイヤで文句を言ってましたが、今回は御子神さまとして不味いんじゃないのって方向に心配の質がシフトしたようですよね。
自分は女子に囲まれてデレデレしているのに!(そんなことはないのかしら?)
あ、ひょっとして七生さんと今日はデートだったとか?(デートと言う名のふたりっきりの特訓?)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
絶対に異世界では堪能できない場所、と考えた時、やっぱりこういうレジャー施設かと思ってこうなりました。
ミレイユもどうせなら普段行きそうもない所、と思って採用した模様です。
そうですね、アキラは態度を少し改めています。
学園で暮らす内に、オミカゲ様同様、御子神たるミレイユへの対応も改めるつもりになった様です。
アキラにそんなつもりは無いでしょうが、剣術の稽古という形だと、学園には七生と対等に相手出来るのはアキラしかいませんから、独占状態にできます。
彼女はその特権を嬉々として活用しています(笑)
嵐の前の その2への応援コメント
ごきげんよう、ルチアさんの健気さが胸に突き刺さります。想定以上の成果を上げつつもそれが未だ期待値に届かない、その虚しさや悲しみ、苦しみ、それでも抗う気概はルチアさんの持つ資質、それ以上にミレイユさんの期待に応え役に立ちたいという切実な、祈りにも似た願いがあるからこそなんでしょうが、それだけに彼女にかける言葉がみつからないのも、やっぱり苦しいですよね。
そこに切り込んでいける、全てを背負って言葉をかけるユミルさんは、ある意味ルチアさん以上に苦しく悲しかったことでしょうが、それでも言えるユミルさんが、本当に立派だと思います。
可愛い。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ルチアは普段から、一歩引いているように見えますが、その実いつだって役に立ちたいという欲求を持っています。一番はアヴェリンに譲るとしても、同じくらい頼りにされたいとも思っていますが、魔術士としての格がミレイユに劣るので、あまり自己主張しないでおこう、と思っている節があります。
でもここに来て、自分が一番役立てる場所を得られて、俄然やる気になっています。どうにか成果を上げたい、見直して貰いたい、という欲求が本人も自覚せず持っているんです。
それ故のやる気や切実さとなっています。
それをユミルも見抜いている訳ではないですが、不都合だろうと必要と思えば口に出来るのは、間違いなくユミルの長所ですね。
だからこそ、誤解を与えてしまう事もあるのですが……。
嵐の前の その1への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、学生さん達、やっぱりあの時のアキラくんの鬼気迫る戦いを見て、意識改革が進んだということなんでしょうね。アキラくんもまた、アヴェリンさんという可愛らしくも高すぎる壁にぶち当たるだけではなく、初めて自分の実力がどのあたりにあるのかを知ることができ、初めて自分の欠点や長所を知り、対策を打ちつつレベルを上げていくことができるようになったのでしょうね。
アヴェリンさんのぶちのめされる一方では、短所ばかりが意識されて長所を伸ばすどころじゃなかったでしょうし、折檻から逃れることばかりに意識が向いたでしょうから、学園転校はアキラくんにとっても学生たちにとってもパラダイムシフトとなったことでしょう。
御影本庁の本職さんたちも同じなんだろうなぁ。
ユミルさん、ミレイユさんが遅滞戦術にばかり手を取られているのを見て、そろそろ出番かしらとやってきたように見えます。
彼女の大人たる所以、師匠たる、そしてご意見番としての意識が為せるタイミングだったのでしょうね。可愛い。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラのところはスパルタ過ぎて参考にするものじゃないですが、でもやっぱり同い年のライバルっていうのは特別で、切磋琢磨できる環境だと伸びるんじゃないかと! というか、伸びて貰わないと困る、という切実な思いもあります(笑)
アキラの場合、特に勝てるか、もしくは勝てそうな相手、という組手が重要で、だから伸び盛りに更に伸びている状況です。
遅滞戦術は有効そうに見えますが、やっぱり解決策にはならない訳で……。
ご意見番として、そんな役割を引き受ける彼女としては、一言モノ申さずにはいられなかったんですね。
幕間 その4への応援コメント
ごきげんよう、ああ、海雀さま! もう私の恋愛脳は、七生さんの可愛らしさにぶんぶん振り回されて、パンチドランカー状態です! ラブパンチドランカーだ!(ネーミングセンス、ゼロ)
やっぱりアキラくん、株は右肩上がりの、天井知らず。
女子学生さん達大興奮の争奪戦が試合直後から勃発してたんですね。
でも七生さん、慌てず騒がず、冷静な危機管理能力を発揮してくれました。
群がるライバルをクールに観察、脅威度判定も正確。争いに加わらなかった女子を指名し、その上で顔色を見てまた脅威度を格付け。
ああ、なんて可愛いティラノザウルス!
御由緒家の権威を存分に活用してライバルを排除していく姿は、もう当主の風格さえ感じさせます。
あ、だったらお姉様は私が囲っちゃって問題ないですね、これはラッキー。
漣くんをサンドバッグにしつつ、アキラくんの笑顔を堪能して幸せを噛み締めている彼女に(ついでにアキラくんも)幸せが訪れますように。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ラブパンチドランカーというパワーワードに、涙が出るまで笑い転げました!
そんな単語を新たに生み出してしまうとは……おだ様、恐ろしいひと!(笑)
やっぱりあの奮戦っぷりを見れば、意見を翻す者が出て来ても仕方ない、というもので……そして、明確にランク付けして排除しようと、腹の内では画策しております。
表向きの理由を用意しつつ、御由緒家の権威を利用する強かさは、さすが良家の手管と言わんばりでした(笑)
漣のサンドバックは普通に可愛そうなので、アキラともども報われて欲しいと思うところですが、そんな予定はないです!(キッパリ)
あ、お姉さまはどうぞ、頂いてやってください(笑)
幕間 その3への応援コメント
ごきげんよう、なるほどです、海雀さま、全然幕間じゃないじゃないですかぁ、前回まで恋愛脳で浮かれていた私が気持ち悪い!
こうして可愛い七生さんと凱人くんチームからの視点で見ると、アキラくんの実力(それとアヴァリンさんの教えと感想)が俯瞰できる回でしたね、素晴らしい構成です。
もちろん七生さんサイドからは見えていなかったり、勘違いしているところもあるとは言え、自分達がこれまで学校でやってきた事は何だったのか、なんて考えてしまう事でしょう。
魔物と対戦している時よりも明確に死を感じさるアキラくんの戦いぶりは、彼等の意識改革になったのでしょうね。
そしてますます燃え上がる七生さんの可愛い恋心! ひょっとしたら、七生さん、アキラくんに攻め立てられて、新しい世界の扉を開いたか!?(私もまた、恋愛脳が燃え上がる! 懲りてない!)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、なんか全然幕間じゃないかもしれません!(笑)
ただやっぱり、アキラに対する評価というのは随分難しくて、見ている方向によってまるで違う評価になる。そういうところを見せたかったんです。
いつも弱い弱い、才能なし、と言われるアキラですが、当学園の生徒からすると、全くそんな風には見えない、という……。
アキラの存在は、間違いなく彼らの意識変革の起爆剤となってくれます。
そして、それに充てられたアキラもやる気を漲らせ、より高い場所へと押し上げてくれるでしょう。
そして七生の恋心は燃え上がります。どうか懲りずにいて下さい!
ただ、その恋話は描かれる事ない気がしますけど……(笑)
編集済
幕間 その2への応援コメント
ごきげんよう、やっぱりアキラくんのデビュー戦は学生さん達からはそう見えていたんですね、御由緒家の出身でしかも御子神様の直弟子と言うフィルターがかかっていたから余計に。アキラくんも緊張してただろうけど、ちょっと可哀想です。
スロースターターの欠点も、七生さんの視点で見るとそう言う評価ですか、恋する肉食恐竜ちゃん、可愛い。
ドサクサ紛れに手をにぎにぎした時に剣の修練に関しては確認済みでしたものね、アキラくんへの恋心も冷めるどころかますます燃え上がったかしら? うふふ!(この物語でここまで私の恋愛脳が活性化するとは思いませんでした、私、今ちょっと気持ち悪いかも?)
でもこの試合内容で、ますますアキラくんファン急増、ライバルが増えちゃいそうですよ、可愛い七生さん?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、やっぱり期待の新人現る、と見ていたところに、あの結果ですから。でも見る人が見れば、あんなものの筈がない、と見抜けたようですね。
手をにぎにぎしていたのも、確信の一助になっていたのかも。
学園を舞台にしたエピソードなら、ちょいと恋愛ものも噛ませねばなるまい、とこんな感じにしてみましたが、惚れた腫れたで盛り上がるシーンは、今後そんなにないかもしれません(笑)
幕間 その1への応援コメント
ごきげんよう、ああ、七生さん、肉食系女子だったか、可愛い。
これだけ女子率が高ければ、それも仕方ないですけれど、御由緒家で御影源流の使い手であるエリート女子の彼女まで肉食系だとは何という可愛いワールド!
そうか、アキラくんジャニーズ系なんですね。しかも庶子とは言え御由緒家のご落胤ですもの、他の女子が放って置くわけないですよね。
まるで飢えたライオンの檻に放り込まれたうさぎさんの運命は風前の灯、そこへ颯爽と現われたのはライオンも蹴散らすティラノザウルス七生!
みたいな?
アキラくんはほんと、お薦め男子ですよ七生さん、パクっていっちゃって下さい。
お姉様のことは心配無用、私がちゃんとお世話させて頂きますので!
あ。
ヨダレが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうです、実は顔には出さないムッツリ系の狩人タイプです。
女子高じゃないですけど、比率を見たら似たようなものですし、獲物が来たら黙ってはいられない、という事でしょう。
アキラはジャニーズというか、女顔した中性的な顔立ち、といったところです。最近逞しくなったので、女に見られるよりむしろ中性的顔立ちが目立ち、結果王子様タイプへと変貌しました。
なので、そうです! 肉食獣すら軽々と蹴とばす、ティラノタイプ七生が誕生した瞬間でもあります。
あぁ、でも結希乃は、おだ様が捕食してしまう!?
……でも、よくよく考えたら問題ないな!(笑)
神と人の差 その12への応援コメント
ごきげんよう、漣くんへのアドバイスはなるほどですね。戦場の女神と言われる砲兵も、壁役である歩兵がいないと脆弱であり、だからと言って自分が強くなる必要はない、壁が崩れたら即座に逃げろ、ですものね。この辺りは戦術ではなく戦略ですけれど。
学生さん達は神と人の差を残酷なまでに見せつけて鼻っ柱を折りつつモチベーションを上げ、御由緒家はやはり鼻っ柱を折られたものの、明日に向かって再び歩き出せる希望を与える、ミレイユさん、さすがです。
そしてそれ以上に、戦術から戦略までを緊迫感を緩める事なく見事に書き切った海雀さまの筆力に感服しました。
可愛い七生さんも。
私の可愛いハーレムが拡大していく!
(誰のだって?)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ですね、砲兵と役割は良く似ているので、運用もそれに似通った形になるのかな、と思いました。とにかく遠方の敵を攻撃して数を減らしたり、ぶつかり合うより前に数を削いでおくのが役割になるので、近接戦闘はそんなに重要じゃないんですよね。
はい、ミレイユ頑張りました。
面倒と言いつつ、しっかり目的は達した模様です。
この辺りは考え過ぎて頭痛がしましたし、ふと鏡を見たら顔が真っ赤だったりと、大変な思いをして書き上げました。おだ様にお褒め頂くと、くねくねと気持ち悪く身体をくねらせてしまいますが、楽しいと思って頂けたなら幸いでございます!
あぁ……! おだ様ハーレムが拡大してしまう!?
もっと増えるようにしなきゃ!(使命感)
神と人の差 その11への応援コメント
ごきげんよう、本当に最後まで勝ち残ったご褒美みたいな個人授業になりましたね。
面倒くさがりのミレイユさんですけれど、これまで退屈させられていた反動なのか、今後の戦いでの鉄砲玉に使いたいのか。
アキラくん、承認欲求は満たされなかった様でドーパミンの行き場がない、欲求はアヴァリンさんの折檻で満たすしかなさそう?
ここまでだとやっぱり、七生さんが一番素直で筋が良さそうですね。
可愛い。
アキラくんも妬んでないで、ほらご一緒に。
七生さん、かーわーいーいー!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、最終的には御褒美みたいな感じになりましたね(笑)
使えるものなら使おう、見込みがあるなら更に使い物にしよう、みたいな打算がありますね。手向けというのも嘘じゃないんですが。
アキラは承認欲求満たされなかったけれど、ボロボロになるまで稽古をつけて貰えたので、それはそれで満足みたいです。
現段階で一番見込みがあるのは七生ちゃんですね。
そーの、はい! かーわーいーいー!(笑)
神と人の差 その10への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんが最後まで残っているのは、まさにアヴァリン師匠の教えがあるからこそ、なんでしょうね。
その点ではアキラくんはやっぱりアヴァリンさんの薫陶を受けた一番弟子さんですよね。
そうか、三年生は二年より一年長いアドバンテージが連携と言う点で長じてくるんですねぇ。
海雀さま、凄いな、そこまで考えて戦いを俯瞰した描写するとは、脱帽してしまいます、アヴァリンさんよりカッコいい!
でもなんだか趣旨変わってませんか、ミレイユさん?
学生さん達の鼻っ柱を折って神と人の差を見せつける筈が、使えるものを見極めて更に実力を底上げする訓練になってますけど。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
エリート中のエリートの中にアキラが残れたのは、間違いなくアヴェリンの教えがあったからですね。
例え骨が折れようと、動けるなら動けなくなるまで戦え、という酷い論法を展開するような教えだったからこそ、この中で立っていられたんだと思いますけど。
そして三年生だから確実に強い、というのも違うかな、と思い直しまして。
特に理力をベースとしている以上、御由緒家より強い三年というのは出ないんですよね。だからといって二年同様鎧袖一触というのも味気ない、と思って、連携という形で格上感を出してみました。
そしてミレイユは、確実に趣旨を変えてきましたね。
鼻っ柱折るつもりでいたら、意外と使い物になるヤツいるぞ、少しの教えで上達してくるヤツいるぞ、となると底上げに舵切りしたくなったみたいです。
神と人の差 その9への応援コメント
ごきげんよう、爆発を利用して人間ロケットみたいに飛び出したと想像した七生さん、可愛い! アキラくん、抱き締めてあげて! そしてビンタもらって!
ミレイユさん無傷は想定通りでしたが、アキラくんの想像、爆発前に八面体から逃れたのは確かだろうけど、爆発に巻き込まれたら無事で済まないから逃げた説は、違う様な気がする。
だって手榴弾型の核爆弾をひょいと投げて目の前で何万もの敵を全滅させる方ですもの。
バリアでもなんでも持ってる筈。
じゃあなんで空から現れたかと言うと、びっくりさせたかったから!
ごめんなさい、違いますよね、わかりません。
アキラくんとの直接対決、素敵ですね、これは盛り上がる!
いやきっと瞬殺なんでしょうし、そうでないと神と人の差を見せつけられないから瞬殺すべきなんですが、本音ではいい勝負して欲しいですね!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
おだ様の可愛い病が始まった! 今度の相手は七生ちゃんだ!(笑)
アキラが抱き着こうとすると、むしろ喜ぶと思うので駄目です!(笑)
そうですね、爆発が怖くて逃げた、というのは完全にアキラの想像で、しかも間違いです。そうだったらいいのに、という期待を、そのまま事実と誤認しちゃってますね。
ご指摘のとおり、ミレイユは核爆発でも耐えれる防御術を展開できるので、別に攻撃を怖がったりしません。
でも直撃食らうのも面白くない、と弾着の直前に上へ逃げて、爆風で押し上げられただけです。
アキラと戦うシチュは、いつかやるのは決まってましたし、何か師匠めいた助言も上げたいと思っていました。
でもアヴェリンに任せた以上、あまり出しゃばる事も出来なかったので、ここまで後になりました。
ご想像どおり、アキラでは相手になりませんが、どう相手にならないかをお楽しみ頂けたら幸いです。
神と人の差 その8への応援コメント
ごきげんよう、漣くん、凄いですね。
冷静に指示を出しつつ、次の一手、次の一手と絶え間なく攻撃と時間稼ぎを繰り出しながら、けっして諦めない。
だけど頭の隅ではこれでもダメだろうと言う絶望感をまざまざ感じながら、それでも細い糸の様な希望にすがりつき、それを部下には見せない。指揮官として斯くあるべき、そんな感慨を与えてくれますね。
ただ、それでも不気味なほどに静かに、ゆっくりと、だけど確実に迫り来るミレイユさん。
読んでいて、以前見た映画、シンゴジラに立ち向かう自衛隊の多摩川河川敷の攻防を思い出しました。
怖い、こわいよ、ミレイユさん!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
各人の努力と、それぞれの持ち味を活かしてあがこうとする漣ですが、相手が相手ですからね。でも結界内で戦う隊士は、まず鬼が外へ出ないよう奮闘する事が求められるので、駄目そうだからと諦める姿を見せる訳にはいかないんですね。
彼は若く短期で無鉄砲なところがありますが、しかし御由緒家として受けて来た教育は、しっかりと身に着けています。
そして、決して止まらないミレイユ。
攻撃する方としては恐怖でしかないですよね(笑)
そういえば見ようとしてたのに、シンゴジラ見てませんでした!
見よう、いつか見よう、と思っていたのに……映画見る時間がないです!(笑)
別世界の住人 その8への応援コメント
ミレイユさま、お風呂での動きが完全にオジサマで笑っちゃいました……!笑
仕事もできないし、前途多難ですね。どうなるのでしょうか(><)
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!
やっぱり誰の目もないお風呂というのは、素が出る場所だろうという事で、あんな感じになりました(笑)
帰って来れたは良いものの、問題だけなら色々と噴出するみたいで……。
しばらくは生活苦に喘ぐことになりそうです。
神と人の差 その7への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんも答えられませんよね、ただミレイユさんはその場から一歩も動かず鎧袖一触、アヴァリンさんから聞かされた川を挟んでの放射能のない核兵器みたいな攻撃を知っているだけで。まさかそれを使うとは思ってないでしょうけれど。
ただ、御由緒家以外の一般生徒は、腰が引けてしまいそう。もとよりミレイユさんは鼻っ柱を折るつもりでしょうから。
でもアキラくんは折檻怖さにきっと最後まで粘りそうに思えます。
頑張って、アキラくん!
ユミルさんが応援してくれてますよ!
(あんまりしてくれなさそう)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、アキラは殆ど何も知らないに等しいです。回復や支援といった補助的な術は見た事もあるけれど、戦闘シーンは一度も目にしてないんですよね。
校舎どころか周辺一帯を更地にするような攻撃、する筈ないと理解しているので、だから敢えて言ってませんでしたけど。
一般生徒はそりゃあもう、及び腰な上に、気持ち的にも前に出られない感じです。アキラは当然、手を抜いたら個人的な折檻が待っていると信じてやまないので、粘りに粘るつもりでいますよ(笑)
うぅーん、ユミルは確かに応援しませんね。むしろ、ボロ雑巾の様になったアキラをつんつんと突いて遊ぶくらいはしてくれそうですが(笑)
神と人の差 その6への応援コメント
ごきげんよう、ああ、学生さん達、どうなることかと心配していましたが、なるほど、普通の学校と違って年次よりも実力優先はいいですね。
端から戦闘行動前提で全員が動けるのは利点ですね。御由緒家の実働部隊がその中にいるのも説得力の補強の材料でしょうし。
アキラ様!
大いに株を上げましたね、アキラくん。
アキラ様のお側に侍りたい、なんて不純な動機の女子学生さんも結構いそう。
アキラくんはそんな余裕なさそうですが。
アヴァリンさんとの訓練経験者とは言え、ミレイユさんの戦闘力はお話だけですものね。
ミレイユさん、必要性は理解していても、内心、面倒くさいと辟易してそう。
それをユミルさんが察してニヤニヤするまでがワンセット。
学生さんからはアヴァリンさんやユミルさんってどう見えているのかしら?
ミレイユさんみたいな信仰だけじゃなさそうですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、年次が無碍にされるとまで言いませんが、実力の方こそ優先される気風があります。二年にもなれば演習科目も増えて来るので、模擬戦の経験もそれなりにあるのです。
アキラのやつ、調子乗ってますね!(笑)
でも実力自体は本物ですし、良家の出(だと思われてる)し、顔も良いしで、普通に良物件なんですよね。
勿論、アキラに恋愛関係で浮つく余裕なんて無い訳ですが。
ミレイユについては、アキラからすると戦っているところすら見ていないので、全くの未知数なんですよね。弱い筈がない、と聞いた話からは理解できても、剣を一振りする姿しか見ていない訳で……。
実際、ミレイユは非常に面倒くさいと思っておりますよ(笑)
ただ、中庭を見つめて時間を潰すよりは有益だと思っているので、なぁなぁで済ませていますが。そしてユミルがニヤニヤするまでワンセット、勿論です(笑)
アヴェリン達については、学生たちに碌な説明はしてないでしょうね。
当然の様に侍ているので、それが許される人たち、というだけで。不思議に思っても、質問を許されない雰囲気だから黙って受け入れてる、という感じでしょうか。
神と人の差 その5への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、やはりと言うかなんと言うか、勘違いする人が現れましたか。
しかもミレイユさんによって急激に理力が上がった、それが若者だったら当然かも。
昔の反乱御由緒家の権力簒奪とは違うでしょう、若者らしいお調子に乗っただけかもしれませんが、今のうちに押さえ込むことが必要なんでしょうね。
その意味でミレイユさんvs全校生徒は効果的でしょうね。
それにしても教師陣、ミレイユさんが去った後は大変だろうなぁ。教師陣に御由緒家出身はいたんでしたっけ?
教師陣も理力制御は教えたのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ほんの少しの冗談、身に着けた力の過信、それがポロリと出てしまっただけなんですよね。それに、簒奪を目論むものとは根底からして違いますが、看過できない問題というものもあるもので……。
仰るとおり、頭を出したと思ったら、それを抑えつけてやる必要があるので、こういう計画も予め立てていました。
そういえば、教師陣について詳しく考えていませんでした。
全ての理術士の礎となる場所ですし、その重要性は言わずもがな。なので教師陣の中にいても不思議じゃないですが……。
結希乃は請われて教導しに行く事がある、と作中でも言ってましたから、専門職としてではないにしろ、教育しに行くことはあるんでしょう。
そして勿論、普通の教師も制御を教えていましたよ。
神と人の差 その4への応援コメント
ごきげんよう、結局のところ、学生さん達のレベル底上げは、時間稼ぎ、遅滞戦術にしか過ぎませんものね。
根本的な対策は結局ルチアさんの結界と孔の対策にかかっている訳で、リソースの集中が必要なんじゃないかしら? なんて思ってしまいますね。
伝統と格式に縛られて、一番大切な課題に集中出来ない現状が腹立たしくもなってしまいそうです。
オミカゲさまへの権力集中と権威付けでオミカゲさまにしか出来ないことが蔑ろになってしまう、そこから改善するのが遠回りの様で近道なんでしょうが、それでも結局、時間の問題に突き当たるのでしょうね。
ううん、難しいなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、学生達の次は本業の隊士たちにも手は伸ばす予定ですが、どちらにしても時間稼ぎの領域を出ません。
そしてルチアに全てが掛かっている状態も、やはり問題ではあるんですよね。
全てを解決するというほど、都合の良い解もないのでしょうが、実行と結果を出すまでにも時間が掛かります。
明確なタイムリミットは予想していますが、それも早まる可能性がありますからね。遠回りが本当に時間を失うだけの結果になるかもしれないのです。
そのジレンマが、どうしようもない焦燥感の原因になっています。
神と人の差 その3への応援コメント
ごきげんよう、最後のミレイユさんのアキラくん分析が、上手く言葉に出来ないけれど、とても温かく、優しく、微笑ましく感じられて素敵でした。アキラくんの為にも喜んじゃいます。
御子神さまの取説が出来ていないのは、権力構造としてはこの先不安材料ですよね。
ピラミッド型のヒエラルキーの頂点を二人にする訳には行かず、かといって第二位とするのも違う、多神教に慣れた日本人なら案外フィーリングでなあなあのうちに組織化してしまうかも、ですけど、実際は政治体制の改革になってしまいますものね。宗教国家の宿命であることは歴史が証明していますが。
案外、鬼対策本部長、みたいな範囲限定の特別職にしてしまった方が上手くいくかも?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
案外ミレイユも、アキラを悪く思ってないのが分かる一幕でした(笑)
御子神については仰るとおり、権力構造を揺るがしかねない問題ですから、慎重になっていますね。今の所は保留でお茶を濁してますが、いつまでもそうしている訳にもいかず、かといってピラミッドの頂点はオミカゲ様のみ、という感情は退けられないでしょうし。
政治体制にも大きな変化が見られるでしょうね。面倒臭がり屋のオミカゲ、ミレイユ両人が、それを飲み込むとも思えず……。
秘匿したままの方が良いんじゃないか、と思ってそうです(笑)
神と人の差 その2への応援コメント
ごきげんよう、アキラくん、覚醒、でしょうか。試合と言うスポーツの枠組みから一歩踏み出したことが迫力に繋がったのかしら?
この剣術や格闘技の枠に留まらない、まるで喧嘩みたいな戦いこそが、魔物との戦いの本質なんでしょうが、実際異世界で何千何万の敵や魔物と戦ってきたミレイユさん達には響かなかった様ですね。
ここでもやっぱり時間かぁ。
基本的な戦略方針が違ったのが致命的なのか、こうなったら戦術なんてどうであろうと殆ど関係ないですよね。
でもアキラくんはこのあと待っているアヴァリンさんの折檻の軽重がかかっていますよ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラ覚醒の回、でしたね。実際にはスロースターターが祟って、本気を見せられていないだけでしたが。
そうですね、やっぱり相手はお上品にルールを守ってくれませんから。自然と荒っぽくなってしまいますね。その実践的な内容も、ミレイユにとっては不満なものだったようです。
仰るとおり、戦略方針をもっと根本的に違ったものでなければなりませんでした。もはや小手先でどうにか挽回できる機会は過ぎてしまっています。
そして折檻については……、そこそこ認められる事になりそうですヨ。
神と人の差 その1への応援コメント
ごきげんよう、ああ、そうでしたね、アキラくん、スロースターターだって。実際理力を練る、制御する、どのタイミングでするものなんでしょうね。
もちろん、奇襲を受けたらそこから、なんでしょうけれど、これから戦うぞ、という時って予め理力を練って制御を完全にしてしまってからなのかしら?
理力の制御って、相手のスキルによって変わるものなかしら?
このふたりvsアキラくん、見る限り二対一でもほぼ戦力は拮抗している、という感じですね。御由緒家のほうが実戦慣れしていてしかも役割分担も明確でその分有利、みたいにも見えますね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、彼は元からスロースターターでしたからね。それを今後の課題として修正する意思もあったんですが、そう簡単に直せるものでもないようで……。
試合としてでは、やっぱり開始の合図と共に制御を始めるもの、と決まってますね。制御速度も一つの判断基準なので、そこが遅いというなら、改善できてない方が悪い、という形です。
練度や速度はスキルによって変動しますね。でも速さに重きを置き過ぎると、今度は練度が疎かになってしまい、結果弱い、という事にもなるので難しいところです。
この二人相手には、ほぼ拮抗するのは間違いないんですが、やはり多対一というのは単純な数値以上に不利ですからね……。
特に二人は良く戦場でも戦ってて、コンビネーションも抜群ですから。
そこで翻弄されて、勝利は難しい、といった感じになっております。
学園の転入生 その10への応援コメント
ごきげんよう、ああ、アキラくん、負けちゃいましたか、アヴェリンさんの折檻! よりも厳しすぎるほどのミレイユさんのお言葉でしたね。
ううん、私は運動音痴で格闘技や武術という類の体技は全然詳しくなくて、的外れかもしれないのですが、結局アキラくんは、アヴェリンさんもしくは殺されかねないくらい強い魔物としか戦ったことがないのが、敗因?
相手のスキルが噂程度の情報しかなくて、明らかに相手が本気で「殺される!(もしくは折檻される!)」みたいな感覚がなくて、加えて自分のレベルがわからなくてどうしたらよいのか判らない、みたいな戸惑いを感じてしまったのかしら、なんてちょっと、思いました。
ミレイユさんの御由緒家ふたりを相手にして再戦しろ、という指示は、逆に言えばこのふたりだとお前よりも強いかもしれない相手だから、魔物と戦うつもりでもう一度見せてみろ、という思惑がありそうな気もしますね。
それはともかく、アヴェリンさんの怒りも御尤もながら、ユミルさんの冷静分析がさすがと思わせる観察力と分析力ですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
凄い! まさしくご指摘のとおり、死の気配が見えない所為で、本気になれなかっのが敗因でした。生身の女性を怪我させずに攻撃する方法を、実感として理解していなかったのも、理由の一つですね。
アヴェリンに打ち込むレベルで同じ事したら、怪我させてしまう、と思ってしまったのが、手抜きの大部分な理由です。
だから、二人を相手にするなら死ぬ気になれるだろう、という思惑からの指示でした。
ユミルは本来、こういう相手の癖や隙を見つけるのが得意な人です。こういう事をやられたら嫌がりそう、というのを探し出すのが得意なんですね。
そしてそれを嬉々として実行したいから、磨いた戦術眼とも言えます。
単に性格悪いからじゃないんですよ!(笑)
帰郷 その2への応援コメント
読み合い企画からきました。
描写が丁寧に描かれており、言葉選びも凄く良くて、とても読みやすいです。
異世界物語や神などが登場するお話は、説明が長かったり、難しい言葉で読み辛かったりするのですが、それが全然ないので、スラスラと読めてしまいます。
3人のかけ合い、かわいいですね。今のところはルチアが1番気になります!100歳超えのロリキャラとみていいのでしょうか?
今後の展開も楽しみにしています。
作者からの返信
ようこそいらっしゃいませ、感想ありがとうございます!
過分なお褒め頂いて、何やら恐縮してしまいますが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
拙作は特に序盤、掛け合い部分を楽しいものにしたい、と気を付けて書いておりました。そこを褒めて頂いて、本当に嬉しいです。
ルチアは百歳越えの見た目中学生って感じですね。
どうか今後も、よろしくお願い致します!
紫蘇ゆう太の作品にも、近々お邪魔させて頂きますね!
学園の転入生 その9への応援コメント
ごきげんよう、漣くん、真面目ですね、武器なしでちょっと舐めてかかっているのかしら、なんて思っていましたけど、なるほど、ミレイユさんに制御術を教授してもらったそれを実戦の中で自分なりに使って試し、そして更なる技術向上を目指し、同時に課題の洗い出しと改善方策を探っていたから、逆に武器を持って試合に臨むよりも素手で立ち向かったんですね。
アキラくんも、アヴェリンさんから転がされまくっている日々の中で、やっぱり見る目が鍛えられていたんですね。
彼が日々見ている高い壁が彼にとっての標準で、だから余計に学園生徒たちのレベルを図りかねる、ということなんでしょうね。
平均値で表すのじゃなくて偏差値で表さないといけないんだろうなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
漣は見た目や態度から誤解されがちですが、御由緒家に恥じないだけの努力家でもあります。自分を高める努力を怠らないからこそ、武器を持たずに行った訳なんですね。
そしてアキラも、やっぱり何だかんだで目が肥えている。今回の話で、そこそこ出来るヤツなんだ、という認識が新たになったのではないでしょうか。
そうですね、仰るとおり、平均値で見ると痛い目に見る感じですね。
学園の転入生 その8への応援コメント
ごきげんよう、ううん? おやおやぁ? 七生さん、なるほど、ひょっとしたらひょっとするのかしら? ニヤニヤ。うん、私今、気持ち悪い恋愛脳曝け出してますね、ごめんなさい。
そうか七生さんは御影源流の使い手さんですか。
ミレイユさんやアヴェリンさんから見て、それが「源流」としてどれほどの変質を来しているのか、ちょっと興味がありますね。
アヴェリンさんは以前の暴力団事務所からの脱走時は、相手に怪我をさせないように、みたいな縛りもあったでしょうけど、彼等にはもう恐怖しか与えなかったんでしょうね。ルチアさんが暴力団事務所内を瞬間冷凍させた時もそうだったでしょうし。
アキラくんはその意味で、クラスメイトさんたちよりはやっぱり達観した感じでミレユさんたちを捉えているのが、なんだか少し、安心しちゃいました。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ふふふ、七生さん、そうなんです。ニヤニヤしちゃってて下さい(笑)
源流の使い手であるのは間違いないですが、ミレイユが使うものより洗練されてもいます。神宮内の道場で研鑽され、磨かれていった刀法ですので、変に歪められる事なく正当に進化していった感じですね。
アヴェリン達と一度手合わせした人からすると、間違いなく恐怖しかなかったでしょうね。暴力的ではあるものの、死ぬほどの怪我はさせない、と分かっていたからこそ差し向けられたんですし。
そこでもやっぱり、生徒たちと視点の違いが出ますね。彼女らの実力の底を知っている訳ではないですが、それでも達観できる程度には把握できてます(笑)
学園の転入生 その7への応援コメント
ごきげんよう、あ、試合を見るんだ。手を握って、って前のようにするんじゃないんですね、なるほど。
ひとりひとりアイドルの握手会みたいにするのかしらって勝手に思ってました、ごめんなさい。
そうか、理力を使っての試合だから、その流れはミレイユさんたちは見れば解るんでしょうね。
アキラくん、やっぱり自信ないんですね。
井の中の蛙とは逆パターン、きっと学園内でアキラくんみたいに毎日骨を折られたりしているなんてことはないと思うから、案外アキラくんは上位レベルのような気もするのですが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
勿論、御子神握手会はやりますよ(笑)
でも全体の力量と、正しい戦力を把握しておきたい、という事であぁなりました。
アキラは対人戦ではアヴェリンとしか戦ってませんから、全く自信ないですね。
実際のところ、そう悪いものではないのですが、やはり他との比較が出来ない環境でしたから。
さて、実際はどうかというと……。
学園の転入生 その6への応援コメント
ごきげんよう、漣くん、七生さんと、ふうん。ニヤニヤ。恋愛もの大好きな私の眼はごまかせませんよ?(節穴ですが)
アキラくん、以前の学校でもこんな感じで友達たちとせっしていたのだろうな、と思わせる穏やかさですね。やっぱりいい子だ。
学校は教師陣含めて全員が全員とも、御子神さま来臨の感動に打ち震えているのでしょうが、アキラくんは少しだけ、一歩横にずれたスタンスでこのイベントを見ることができるんですね。ミレイユさん、確かに面倒くさいなあ、なんて思ってそうですが。
さあ、どんなお話が聞けるのかしら、楽しみです。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
うっふっふ、何とも甘酸っぱいものが漂っているように見えますが、今まさに、強力なライバル出現しちゃってるんですよね。
漣から七生に矢印が向いているんですが、彼女からは向いてません。とはいえ、この恋愛イベントは作中で起こりませんので、あまり意味のない情報ですが(笑)
そしてミレイユを御子神として見ている学園生と、アキラとではやっぱり見方が違いますね。とにかく不敬があってはならない、と緊張を高めているんでしょうけど、ミレイユは全く気にしませんしね。
学園の転入生 その5への応援コメント
ごきげんよう、あはは、女子校だこれ! 凄いな、王子様扱い! 「我が一生に一片の悔いなしぃっ!」とかアキラくん叫ぶんじゃないかとハラハラしましたが(冗談です、アキラくんはそんな子じゃないですよね)、ある意味、御由緒家の一門がどう見られているかが上手くインサートされましたね、さすがです。
でもアキラくん、ミレイユさん達以外の理力持ちさんたちと共闘したことがないんですものね、事前情報としては歓迎会での男子陣の女尊男卑のお話くらいだから悲観が先に立っている様子。
そしてそれ以前に、ミレイユさんがやってきているということに気持ちが引っ張られている感じですよね。
アキラくんが大好きなユミルお姉さまもいるよ! って耳元で囁いてあげたら、どんな顔するかしら?(いけず)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
完全にクラスのオモチャとして決定した瞬間ですね(笑)
ミレイユ達と一緒にいた時も、あれを共闘らしいものは実力差的に考えて出来てませんでしたからね。これからは、良い訓練が出来ると期待しましょう。
ユミルがいると知ったら、まぁ間違いなく顔を顰めるか、青くするかでしょうね(笑)
学園の転入生 その4への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんのクラスメイトさん達、今時の若者(私も今時の若者の筈なんですけどっ!)からすれば、本当に一昔前の青春学園ドラマに出てくるような、真っ直ぐで、素直で明るくて、大人の視線から見れば「とっても優等生」ですよね。
実際、現場に出て命懸けの任務に当たっている皆さんは、格好つけたりひねくれりすることの無意味さを身をもって知っているから、なんでしょうけれど、それでも、本当に真っ直ぐ。
その背景にある精神的支柱が、オミカゲさまへの信仰心、というのだけが、リアルな今時の優等生と違うのでしょうけれど。
アキラくんにしてみれば、弟子という関係性を今まで改めて考えてみたことがないでしょうからこの質問には答えにくかったでしょうね。
アヴェリンさんは紛れもなく師匠でしょうけれど、ミレイユさんは? ルチアさん、ユミルさんは? と聞かれたら頭を捻っちゃう。
実際は彼女たちからの薫陶も受けて影響もしっかり身に染みているのでしょうが、クラスメイト達が御子神さまとしてみるミレイユさんたちと、ミレイユさんたちとみているアキラくんとの視点の高さの違いもあるのかしら、なんて思ってしまいました。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、彼らは凄く優秀で、そのうえ「優等生」で間違いありません。特に御由緒家は、常にオミカゲ様に恥ずべきところを見られない様に、という思いがありますので。
現実レベルでお天道様が見てる、が起きている状態なので、己を律する事を当然と思っていたりします。
弟子関係については、私自身も思わず首を捻ってしまいました(笑)
アキラとミレイユの関係性って、実は結構希薄だなぁ、と。
クラスメイトとアキラとでは、確かに視点の高さも方向も違ってるでしょうね。
学園の転入生 その3への応援コメント
ごきげんよう、御由緒家同士の格付けと当て擦りが学園内に持ち込まれているのに加えて、男女の確執があるのか、それはマイノリティには厳しい環境ですよね。
私の高校も進路でクラス分けして女子が圧倒的に多数のクラスになった男子達は大変そうでしたもの。
その上実力がものを言うのですから、男子同士で団結して傷の舐め合い(そこまでではないか)するのも仕方ないですよね。
現場に出てる若者達はとても気持ちの良いチームワークを見せてくれていましたが、あれは現場で通用する実力のある者同士だから、と言う事もあるのでしょうね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
特に女子が強い世界で男子がのし上がる、というのは大変なものだと思います。下手に上がって来ても、生意気だという感情が出て来る場合もあるでしょうし。
また理術を学ぶ者にとって、女子である事はオミカゲ様と同じ性別だし、男子より優れていると考える者もいます。
そういう部分で女尊男卑が表に出たりするんですね。
でも何より才能がモノを言う世界ですから、男子チームは結託して乗り越えようと、そして授かった力でオミカゲ様に貢献しようと努力するわけです。
そして実際に現場に出ていたチームは、やはり実力を認め合っている仲だから、という部分が確かにありますね。年が近いのも、それに拍車を掛けているのかも。小さな頃から、何かと一緒だった幼馴染でもありますからね。
学園の転入生 その2への応援コメント
ごきげんよう、うわーん!!!
海雀さまにコロリと騙された! アキラくんと一緒だ! 私、チョロい!
って男子だけで七名ですか。少ない!
過疎地域の小中学合わせた学校でももっといますよ。理力は女性の方が発現しやすいとのことですから、きっと女子生徒はもう少しいるのでしょうけど。
そりゃ歓迎もしちゃいますよね。
海雀さまの学園物、なんだか新鮮で楽しいですね。
作者からの返信
ごきげんよーーう! いつも感想ありがとうございます!
うっふっふ、騙されましたね!(笑)
男子生徒は数が少ないだけあって、反目よりも協調に重きを置く事になっているようです。何しろ入学基準に至る者が少なすぎるせいで、こんな事になっております。反して女子の方は、やはりそれなりに多いですよ。
今までアキラの学園風景を見せようと思った時は幾度もあったんですけど、完全な横道になるうえ蛇足なんですよね。
本筋に絡める事が絶望的に不可能なので、こういった形で軌道修正しました。
学園でモテモテハーレムもの、とか出来る下地ではあるんですが、結局それも蛇足にしかならないので多くはカットされております(笑)
学園の転入生 その1への応援コメント
ごきげんよう、アキラくん、いよいよ新しい生活の始まりですね!
って、何やら不穏な感じがしますね。
鷲森先生の零した言葉から推測すると、由喜門家のご落胤として、お部屋も特別良いお部屋、みたいな?
先輩もなんだか手荒い歓迎会を計画してそうですね。
やっぱり市井から見出された人々にとって、御由緒家のエリートは羨ましくも妬ましい、そんな感じなのかしら。
ヒエラルキー下層でもこの様な軋轢。やっぱりオミカゲさま、頭痛そうです。
何よりアキラくん、虐められるかもしれないけれど、頑張って!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ふふふ、何やら不穏……やっぱり新参者、由喜門家のご落胤として、生徒は色々と思うところがあるのかと思いきや……?
この辺りのお話で学風を感じ取って貰えたらと思い、ちょっと差し込んだエピソードです。でもアキラは、虐められても肉体的な面ならケロっとしてそう。
もっと本気で来い、とか異常なタフネスを発揮しそうな(笑)
御子神の一日 その10への応援コメント
ごきげんよう、志満さんの心配も彼女の性質から出たものだから、と言うのは理解できますが、やはり絵現代においては長い歴史の中で伝統として固定化された盾役としての役割が、今や家同士の格付けに影響してしまっている、そんな感じがしてしまうのは、ほろ苦く感じてしまいますね。
権力は腐敗する、絶対的権力ら絶対腐敗すると言いますけれど、組織構造のヒエラルキー上位に位置する御由緒家はその意識から離れられない様ですね。
今はそんな事に拘っている場合ではないだろうに、オミカゲさまはきっとそう思っているでしょうが、そこを咎めると組織としての構造が一気に崩壊してしまう危険も孕んでいるのでしょうから、頭が痛いでしょうね。
その意味で御子神であるミレイユさんが、横紙破りする方が上手くいくかも、とか思っているかもです。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
建て前上は御由緒家も横並びで上下無し、となっていますが、やっぱり建て前は建て前なんですよね……。より多く鬼を滅したとか、そもそも実力が頭一つ抜けているとか、そういう部分で格付けは出来てしまうものですし……。
彼らは間違いなくヒエラルキーの上位ですが、その頭をオミカゲ様が抑えているからこそ、本当の腐敗には至っていない、といったところだと思います。
安易に咎めるのも修正するのも難しい、といったところで、ミレイユが御子神という立場で動いてくれるのを、オミカゲ様も歓迎しています。
編集済
御子神の一日 その9への応援コメント
ごきげんよう、ううん、なるほど。
長い歴史が伝統となり、徐々にに形骸化していって、家それぞれの役割が固定するとそこに生まれた者たちは適正に関わらず、役どころが与えられ、誰もがそれを疑わない、ですか。
ここにも組織の動脈硬化が見られますね。
ただでさえ人手不足ですから、面倒でも一度、組織内のスキルマップを整理し直し、ロードマップの最適化を図るのが、遠回りの様で近道かも知れませんね。
ここでも戦術面より戦略面での対策の道筋を示すとは、さすが海雀さまです、素敵です!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
過分なお褒めの言葉を頂きまして、身体が震えてしまいます! 震えるというか、変にくねくね動いて気持ち悪い動きをしていたとも言いますが(笑)
ともあれ、理術を与えるのはオミカゲ様ですから、与える時期にはきちんと判別してるんですよ。でも、成長したり制御力を磨いている内に、より適したものに変化しても、それに気付けてなかったと言いますか……。
制御技術は誰でも教えられるものですが、与える事が出来るのはオミカゲ様だけなのが問題だったんです。
そこにミレイユがやって来たので、ようやく改善できる見通しが立ったのですね。動脈硬化は間違いなく自覚しつつも、忸怩たる思いで見過ごすしかなかった部分でした……。
御子神の一日 その8への応援コメント
ごきげんよう、結希乃さん、名前だけの登場ですが私大歓喜! 仕事中にこっそりやってきた甲斐がありました。
が、阿由葉、由喜門と由井園はかなり他家を意識している様子、いや由井園だけでなく御由緒家の親世代は互いに意識しているのでしょうね、ここにもどんな組織でも成立した瞬間から始まる組織構造の腐敗が見えている、このやりきれなさをきちんと描写出来る海雀さまに最敬礼です。
侑茉さんの場合は家同士がどうこうと言うよりも、ライバル心かしら、まるで人気のある大好きな先輩を巡るライバルに一歩出遅れた焦り、みたいな可愛い感情すら見えますが、残念!
私の結希乃さん(いつお前のものになった!?)の可愛さには勝てませんよ?
さて、面倒くさがりのミレイユさんとしてもこの状況は放置できませんよね、彼女がどんな言葉をつむくのか、ドキドキします。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
結希乃さんの名前が出ただけで歓喜!? そして仕事中にこっそりでビックリ!?(笑)
そうですね……、やっぱりお家同士の権力闘争みたいなものは、長く続く家だと切っては切り離せないものだと思いますから……。
そういう部分はあまりガッツリ描写しませんが、あるものだ、という描写は必要かと思いました。
でも、侑茉さんの場合は家同士、というよりもっと狭く小さいライバル心からですね。そうですとも、おだ様の結希乃さんには叶いませんとも!(笑)
はい、面倒くさがりのミレイユとしては、座して放置は難しいです。
更に言うなら、ここで御由緒家の一つが謹慎でもされたら困ってしまうのですね。実利的に戦力ダウンは看過できない問題です。
なので、少し強引に話を纏める事にするようですよ!
編集済
別世界の住人 その6への応援コメント
同じ地球人でも外国の食べ慣れない料理は口に合わないですからね!
人工添加物の無い世界から来た方々がコンビニ食を食べると、うーんってなる人もいるのかもしれません!?
でもスイーツは人類共通の幸福です(@ ̄ρ ̄@)笑
作者からの返信
返事が遅れて申し訳ありません!
感想ありがとうございます!
異世界暮らしで食文化の低いところでも、やっぱり口の合わないものはあると思ったので、少しくらいそういう意見があっても良いかな、と思ってあぁなりました。
でもスイーツは正義!
それは間違いないですね(笑)
御子神の一日 その7への応援コメント
ごきげんよう、うん、ミレイユさん、異世界に戻ったような気持ちになって、馬と一体化したように草原を心地よく駆け巡る、それがまるで異世界の神々も魔物も孔もこの世界の信仰も全てを放り出してこのまま逃げ出したい、そう思ってしまうのはきっと止められないでしょうね。
ミレイユさんの「なんでこうなった!?」的な嘆きと哀しみが伝わってくるような、エピソードでした。
お馬さんもミレイユさんのマナを受け取ってきっと気持ちよかったんでしょうね。
異世界のお馬さんって魔物の一種なのかしら?
さて、楽しかった乗馬の時間も終わると、再び神として傅かれる、ミレイユさんにとっての窮屈な時間の始まりでしょうか。
この会食の席で、侑茉さんと楽しいエピソードがあればいいのですけれど。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
かつて異世界で馬を走らせていた頃は、多くの障害があったとはいえ自由でした。危機も多かったので、果たして自由と引き換えに割が合っていたとも言えないですが、現状を踏まえると不満に思ってしまうようです。
帰ってくればそれで終わり、世界の危機など夢の彼方、と思っていての現状ですからね。逃げ出せたら、と頭の隅に思い浮かぶのも已む無しかもしれません。
異世界の馬は、分類上は魔獣ですね。
魔力を持つのはどの動物でも共通した部分ですが、それを何かしらの形で利用できるものが魔獣とされます。ただ、こちらは現世と同じで穏やかな気質で、人を襲う事はしません。
魔獣とは本来、現世でいう害獣と良く似て、人に仇成す動物を指しています。
そして乗馬が終われば、社交の時間です。
残念ながら、楽しい時間とはなりませんが、機転を利かせて味方に引き込む事に成功します。残念ながら、あまり愉快なエピソードにならないかも……。
御子神の一日 その6への応援コメント
ごきげんよう、異世界なら馬による機動は一般的だったんでしょうね、特に戦う際には馬でなければという理由もあったんでしょうが、おふたりともさすがですよね。
きっと馬に乗ったまま剣や槍で戦ったり弓を射たりとかもできるんだろうなぁ。
アヴェリンさんが心の底から喜んでいる、そんな笑顔が目に浮かぶようでした、ああ可愛い。お馬さんも可愛いだろうけれど、その首を優しく撫でるアヴェリンさんを絵にしたら、まさに名画のようだったでしょうああ可愛い可愛い(←バカ)。
最近ユミルさんに惹かれっぱなしでしたからね、決してアヴェリンさんを忘れたわけではないのです、ええ、忘れていませんよ? あ、結希乃さんはどうしたのかしら?
でも志満さん、ちょっと失敗しましたね。
ここは侑茉さんも一緒に馬を走らせて、ミレイユさんとの親交を深めておくべきでしたね。そしたらミレイユさんは侑茉さんにとっての白馬の王子様になったかも?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
異世界では、やっぱり移動に馬は欠かせない存在で、特にアヴェリンは馬の扱いが巧みでした。馬上戦闘も当然できます。武芸において、出来ない事は殆どないんじゃないですかね。
ミレイユも普段からアヴェリンに我慢させていると分かってますから、これが十分な褒美になるだろうと、思って誘いました。
そしてやはり、十分喜んでくれたようですね。
勿論、画になる一枚になっていた事でしょう(笑)
そして結希乃さん……? はて……?
そうですね、志満さんの作戦ミス(というと大げさ)ですが、心評を良くするには馬に乗せていた方が良かったでしょうね。
でも共にと言って、気分を害させてしまう可能性もあったので、下手なリスクを負わない事にしたようです。
御子神の一日 その5への応援コメント
ごきげんよう、御由緒家、馬場も持っていてきっと神馬の管理も任されているのでしょうね、特にオミカゲさま直衛を任されている由井園家は。
ミレイユさんにしてみればお門違いの信仰を捧げられるのは迷惑だろうし、それ以前にオミカゲさまではない自分に何の疑問もなく(ないように見える)信仰を捧げる周囲の人々に「お前大丈夫か?」と言いたいのかも。
でも信仰って一種の思考停止ですものね。
生まれた時からそれが正しくて、周囲も環境も文化も生活もそれを是としているのだから、考える必要もない。
その思考停止が、正しい歴史の日本で生まれ育ち、正しい日本人としての小市民性を持っていて、尚且つ宗教に関しては無節操無関心な標準的日本人であるミレイユさんには、言葉は悪いですが気持ち悪く思われるのかも、と考えてしまいました。
よくよく考えれば、権威と権力を手中に収めた現代的宗教ではなく、限りなく民心に支えられた原始宗教が千年を経て未だに濃厚に残っているのがこの日本なのかもしれませんね。神が、そこに在り続けるという意味で。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
オミカゲ様も本当に時々、乗馬を嗜むので、それもあって信頼ある者に任せている感じですね。
ですね、ミレイユからすると気持ち悪く思えてしまう、というのもそのとおりで、かつて無宗教的というか無節操的信仰を持っている状態ですからね。
利権や集金を考える宗教とは全くの別物で、真実神として顕現していて、奇跡としか言いようのない庇護を惜しみなく与えてくれる存在ですからね。
やっぱり、それが千年前から続いている日本では、それを蔑ろにする考えが根底からないのでしょう。
御子神の一日 その4への応援コメント
ごきげんよう、馬に乗りたい、それだけでこの始末ですか。
オミカゲさまを慕う人々の気持ちはとてもよくわかりますし、それはオミカゲさまが千年かけてやってきたことの証、それを純粋に受け取って敬意を捧げる人々の心に嘘はなく、もちろん混じり気のない純粋な感情の昂ぶりなのでしょうが、さて。
それを受け取るのがオミカゲさまならともかく、ミレイユさんですから。
アヴェリンさんに楽しんでほしい、けれどこれはこの先、軽々と「馬に乗りに行こう」とは言い難くなることでしょう。
ミレイユさんから溢れるマナが、周囲の人々にも感じられるのがいっそう信仰心を集めるもとになっているんだろうな、だからこそミレイユさんに面と向かう人々はみな、膝を自然と折ってしまう。
それにしてもユミルさん、どこ行っちゃったんだろう?
可愛いのに。
お姫様だから自由気儘に振る舞う、神様とお姫様の違いなんでしょうね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
馬に乗りたい、だけでなく、ちょっとあっちに行ってみたい、と言っただけでこの始末となります。
それこそ、仰るとおりオミカゲ様が重ねて来た信頼や敬意が形になったものなのですが、ミレイユからすると冷や汗ものですね(笑)
こうなる事を知っていたから、ミレイユは外に出ようとしなかったんですよね。
変装して外出、みたいな事が出来たら良かったんですけど、姿を変えて隠すなんて神様がする事じゃない、と反対されるでしょうし。
ミレイユの前で膝を折るのも、その漏れ出るマナの所為ですね。
オミカゲ様を良く知る人ほど、同じ感覚だからと御子神だと認めざるを得なくなる。誤解してたり疑う人はまずいないですけど、より強く確信を得てしまうんですね。
ユミルについては、特に何かの伏線というわけでもなく、本当に普段から放浪癖あるよ、という情報提示です。
どこかで散歩してたりするんでしょう、自由なお姫様は(笑)
御子神の一日 その3への応援コメント
ごきげんよう、お神輿ですか、ほんと、わっしょいわっしょいって言わないんだ。
私の住まう地域のお祭りは大抵が山車なのでテレビでしか見たことはないのですが、なんだか上下に振り回されて中に乗っている神様、乗り物酔いにならないのかしらと心配した覚えがあります。
大河ドラマとかでみかける、高貴な方(主に女性とか?)が御輿に担がれて道中を静々と進む、あんな感じなんでしょうね。
でもオミカゲさまはこんな生活を千年も続けてきたのかと思うと、なんだか胸が締め付けられそうになりますね。
神じゃない! と叫べればよいのでしょうが、神であることを否定すると箍が緩むし、神だと認めればスマホも持てない。
あ、私スマホ持っていない!
神だ!(違う)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
神輿に乗せたらわっしょいわっしょいとなるのが普通だと思うのですが、やっぱり本当に乗っているなら悪意ありとしか思えないし、と思ってあぁなりました(笑)
なので、仰るとおり大河ドラマで見るような、御輿に近い形となりました。
床に這いつくばって、必死に到着まで耐える神様とかあり得ないでしょう?(笑)
オミカゲ様も望んでない生活とはいえ、その立場を利用して築き上げた防衛体制でもあって、飲み込むしかないと諦観している事でしょうね。
強弁すればスマホも持てそうなものですが、威厳を道具に使っている感じですから、それも憚られるという感じでしょうか……。
なんですって、スマホを持ってない?
神様だ、囲え囲え!
神輿に乗せろ!
わっしょいわっしょい!(笑)
御子神の一日 その2への応援コメント
ごきげんよう、ううん、ここで箱庭がミレイユさん位置特定の根拠となって効いてくるのか、凄いギミックですよね。しかもその箱庭が全ての対策の制約ともなっていた時間の問題へのブレイクスルーともなり得るという痛し痒しのツール。
いや、でも事ここに至っては破壊しても今更ですし、有効活用するしかないようですよね。ルチアさんと一千華さん、どちらも徹底的に足掻く覚悟を決めたことですし、それに水を差す理由もないし、また水を差すほどにミレイユさんも皆の気持ちを汲めない人でもないのですから。
ああ、アカネさん、いいですねぇ。
春は近いけれど未だ寒風が吹き荒び、身体も心も縮こまってしまいそうになる、そんなとき、不意に射し込む、春の到来を感じさせるような温かく柔らかい、懐かしくなるような陽光を思わせるような、そんなご婦人。
茶の湯の心、客人の気持ちを慮って心からのおもてなしを行い、その身の緊張を和らげて差し上げて、心を借るしてあげたい、そんな混じり気のない優しい思いをそのまま体現しているような、茶人ですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなのです。痛し痒しのツールというより、便利だから手放さないだろう、という前提の元で握らせたんですね。そういう裏事情があるのでGPSの役割を果たせている、という感じです。
ただ仰るとおり、毒を食らわば皿までとも言いますし、利用できるなら利用するつもりでいます。
ただそれが、更なる悪意の呼び水となるのですが……。
それにしても、ポッと出の茶人に対し、過分にも思えるお褒めを頂きまして、ありがとうございます。そして言葉並びの美しい事といったら……!
茶人を読んだら詩人が来た、と言ったところで、素敵なお言葉に魅了されてしまいます! ありがとうございます!
御子神の一日 その1への応援コメント
ごきげんよう、この荘厳にして華麗なる牢獄。
オミカゲさま、ひょっとしてミレイユさんをいじめてる? イジメ、だめ! 絶対!
まあいじめているのは冗談ですけれど、自分の窮屈さを二人で(ひとりか?)分担しよう、みたいな魂胆はあるかも?
あかねさん、きっとミレイユさんが使った茶碗、家宝にするんだろうなぁ。
次の野点の時には、結希乃さんを招いてあげてくださいませ!
結希乃分がそろそろ不足して手が震えてきました!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
オミカゲ様は確かに全くの善意で呼んだ訳でもないですが、時には窮屈さを紛らわせる為に、ちょっかい掛けようとしてますね(笑)
あと、もしかしたらまたループするかもしれないミレイユに、それとなく教養を授けようという親心を持っていたりします。
言われてみると、そう。ミレイユが使った茶碗は、おいそれと他人に触らせようとしないでしょうね。これは初めての茶会で初めて手に取った茶碗、とか保管するかも(笑)
結希乃はぁ……、どうでしょうね? 呼ばれたら卒倒するんじゃなかろうか(笑)
出番はもっと多くて良いんでしょうが、なかなか機会がありません。
名前がちらりと出るのが精々かも……。
提案と決断 その10への応援コメント
ごきげんよう、ルチアさん、まるでアヴァリンさんに折檻されるアキラくんじゃないですか!
それよりもやらせないのは折檻するのが自分だなんて!
ルチアさんも辛いでしょうが、見守るミレイユさんはもっと辛そう。けれどそれがリーダーの役目なのでしょう。耐えるしか無い。
だけどそうか、箱庭の特異性がここで効いてくるのか! 凄いですね、海雀さま、この決定的ではないけれど効果の高い伏線の配置!
アヴァリンさん、お手柄、そして、可愛い!
ミレイユさん、もっと強く抱きしめてあげて!
ハグし返すのを放置するなんて貴女は鬼か?
いや神でしたか。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ルチアの頑張りが、アヴェリンに折檻されるアキラ扱いなんて酷すぎる!(笑)
でも向こう見ずに頑張る姿に感化されたのは事実ですし、甘んじて汚名を被って貰いましょう。
箱庭の特異性に閃いたアヴェリンはお手柄、それは確かなんですけど、同時に罠でもあるんです……。
神々が何を思ってこれをミレイユに下賜していたのか、単なる便利道具を善意で渡すだけ? そうとは思えないのに、何故……という部分があります。
起死回生の妙案が、実は決定的な終焉を知らせる合図になっているのです。
ハグをしといてハグさせてあげない、という一種おいしいシーンは、絶対必要だと思ったのです!(笑)
何故って、それが似合うのがアヴェリンだから!
提案と決断 その9への応援コメント
ごきげんよう、ううん、難しい問題ですよね、選択肢が狭すぎます。
遅滞戦術は本来、後詰めなり別の角度からの反撃が期待できる場合のみモチベーションが保たれるものですものね。
この場合は期待は出来たとしても、物理的な残り時間の問題ですものね。
ただ、ルチアさんが諦めたくないと思うその背景は、やはりミレイユさんへの想いの他、一千華さんへの意地があるようにも思えます。
加えて、本文中にもあったように、医学で言えば臨床より病理に軸足を置きたいエルフとしての性があるのかも。
ルチアさんの他人行儀、ミレイユさんも淋しいでしょうが、もっと淋しいのはルチアさんじゃないかしら、とふと、思いました。
そしてそれを横で見守る一千華さんも。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんですよね。この問題は、先送りにしたところで解決が見えない、という部分にあるんです。そして、残り時間の問題も。
八方全て収まる解決法が見えず、だから現世で解決できない、という結論にもなってしまっています。
ルチアが諦めたくない背景……むぅ、そのものズバリ読み取られてしまって、おだ様が恐ろしいくらいです!(笑)
その意地については、やはりミレイユ同様、未来の自分を見ているからこそ、変えてやりたい抗いたい気持ちがあります。
そして他人行儀せざるを得ない寂しさを覚えるのも、やっぱりルチアの方でしょうね。いつもの気軽な距離感を切望してそうです。
提案と決断 その8への応援コメント
ごきげんよう、ああ、これは辛いですね、ミレイユさん。
ルチアさんまで巫女さん女官さんと同じ行動をとられては。ルチアさんも仕方なし、という感じですが、今まで通りに振舞うと、周囲の目も痛いのでしょうね。一千華さんはもう仕方がないと割り切っているのか。
神への接し方としてはもう仕方ないのでしょうけれど、この周囲からの権威付け行動って、祀り上げられるミレイユさんから見たら、どんどん悪循環に嵌まり込んでいく様が見えて、溜息をこぼしてしまうでしょうね。
このような思考停止状態にも似た祀り上げ方は、オミカゲさまはもう諦めたのでしょうが、ルチアさんも、そして学校で出会ったときのアキラくんも、となると気持ちが鬱屈してしまいそう。その意味ではやっぱりユミルさんは貴重な存在となるのでしょうね。
うわああ、今日中に全部追いつく予定だったのにぃ!
時間切れのようです、悔しい、私のバカァ!!
ごめんなさい、海雀さま、明日からも出来るだけ上司の目を盗んで(まるで外出しようと企むミレイユさんみたいに!)お邪魔させていただきたいと、心に固く誓いました(叶うとは限らない)。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
やっぱり立場というのは、自分の意志一つで自由に出来ないところがあるようで……。特にミレイユの正体を周囲に欺いている状況なので、尚のこと今は仕方なく、といった感じですね。
祀り上げられているミレイユは、心底げんなりしていますし、その多くを無視したいと思っています。アキラはともかく、ルチアにはどうにか今まで通りにさせられないか、と考えてますね。実際は無理なんですけど。
でもオミカゲ様もその辺は理解しているからこそ、神認定を遅らせて宙ぶらりんな状態を維持しているのです。
その、未だどこにも定まっていないからこそ、周囲も粗雑でないにしろ簡易的表現で抑えている、みたいな。
それにしてもおだ様、凄い頑張って読んでくれて本当にありがたいやら申し訳ないやらです!
どうぞご無理せず、ちまちまと読んで頂けたら幸いです!
でも応援コメントは本当に、私の生活を彩り励ましてくれる起爆剤となっています。これまでろくなご挨拶できておらず、申し訳ありません!
いつもいつも、本当にありがとうございます!
提案と決断 その7への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんには日本の、というか世界の危機的状況の全体像が見えていませんものね。見えているのは魔物が加速度的に強大になってきたという現象面だけでそれが将来何を齎すのかが見えていない。
ただ今回の会話で、ミレイユさん達がひょっとしたらどこかへ旅立つかもしれない、そしてルチアさんはそれを阻止するために多忙である、という状況がうっすら見えただけですね。
でもミレイユさん達にこれほど心を寄せている(もしくは信仰心に近い?)アキラくんからすれば、結構な不安を抱いたかもしれませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、アキラとミレイユ達との間には、多くの情報格差があります。
だから何か薄っすらと気付くものがあっても、あまりハッキリと頭の中で構築できていません。ただ、漠然とした不安だけがあります。
そして、その不安を振り払う為にも、ミレイユの力になれる日が来るかも、という思いで自己研鑽に努めようと決意している感じです。
提案と決断 その6への応援コメント
ごきげんよう、凄いな、ミレイユさん……。
話を聞くに、もう核ですよね。
後に汚染物質が残らない、核。
しかも遠距離から高精度で撃ち込んだんではなくて、手榴弾みたいに敵に近寄ってポイ、と投げたら核爆弾だった、みたいな。
アヴェリンさんは言葉は悪いですけれどミレイユさんを盲信しているから誇らしげですけれど、師匠であるユミルさんから見たら「あーあ、この子何やってんの」みたいなほろ苦さを感じたんじゃないかしら? ユミルさんには、何かしら、そんな大人の持っている常識的な価値観があるような気がします。
ところで皆さんミレイさん、って呼んでますけれど、本名由来なのかしら?
それとも綽名的な感じなのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、この人……結構ヤバい感じのアレです。
いつだったか、御由緒家の人達は与えられた魔術を大砲に例えたりしましたが、それとは比較にならないレベルです。しかも十分に目視できる距離で、爆発させても生き残る様な人ですからね。
そしてまさしく、仰るとおりでアヴェリンはその戦果や武勇を誇らしく思うあまり妄信するに至った、という部分があります。でもユミルはそこから一歩離れて見ているので、「やらかし」として認識していますね。
あぁ、このミレイ呼びについては、どこかで紹介したいと思っていましたが、全くその機会が無かったのでここでします!(笑)
これは本名由来ですね。ミエイでいい、と言ったけれど、ミレイと聞き間違われてしまったんです。綽名の様な気さくな呼び方を好むと勘違いして、それから今の呼び方に変わりました。
提案と決断 その5への応援コメント
ごきげんっよう、あはは、アキラくんもミレイユさんに負けず劣らず小市民ですよね。でもアキラくんの小市民感覚はこれはもう仕方ない、逆にそうでないとミレイユさんに出会うまで、ちゃんと生活できなかったでしょうから。
そうか、アパート、引き払っちゃったら、箱庭もなくなっちゃいますものね、それは困るわけですよね。
でも逆に考えたらアキラくんが寮に移ることで、ミレイユさん、監視が薄くなって脱出しやすくなるかも?
またあのオープンテラスのあるカフェに行って、手品を見せてあげられるようになればいいですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラの方こそ、まさしく小市民って感じですよね。剣道やってても、あくまでスポーツとしての武術でしたから、命のやり取りをする世界なんて、全く想定してませんでしたしね。
そうなんです。アパートを引き払わなくて良い、っていう配慮であると同時に、いつか抜け出すのに使えるかも、という悪だくみの為に残そうとしています。
そうですね、気軽にカフェでコーヒー飲みつつ、時々手品を見せてやる、そういう事が出来たらいいですよね。
提案と決断 その4への応援コメント
ごきげんよう、アキラくんの思考方法というか、考え方の基本って、やはり天涯孤独で生きていかなければならない環境でもあるせいでしょうか、いつだって現実を無視せず、現実的に採り得る方法なのかどうか、その検証から入るところがいいですよね。ラノベの若者みたいに、これはチャンスだやってやるぜ! みたいな勢いだけじゃないところがとてもリアルで、そしてきっちり人生を送ろうとしているひとりの人間としてとても素敵だと思います。
ミレイユさんは口にしていなかったけれど、人で不足だとか実力を鑑みて妥当だとか、それ以前にここでアキラくんを放り出すのはちょっとどうだろう? みたいな常識的な考えもありそうな気もしますね。
そんなミレイユさんを見てユミルさんが「またこの子ったら」みたいな生暖かい目でみつめるところまでがワンセット。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
確かにアキラは、どこか現実的というか、勢い任せで走る事はしないタイプかもですね。いえ、勿論感情を優先する事なんて幾らでもあるんですが、やっぱり自分の生活は自分で見て来た、という部分から、どこか現実を見る癖がついているといいますか……。
アキラの事を、ひとりの人間として素敵、と仰ってくれてありがとうございます! やっぱり好きな事やるのは良いけど、現実も見ろよ、という気持ちが出ているのかも(笑)
そして実際、ミレイユの心情ズバリですね!
このまま捨て置くとか、放り出すとか、そういうの良くないよな、という気持ち間違いなくあります。
そしてユミルがニヨニヨするのもワンセット!(笑)
提案と決断 その3への応援コメント
ごきげんよう、なるほど、アキラくんとて御由緒家のご落胤ですものね、しかも鍛えてくれている師匠がアヴェリンさんですから(ひょっとしたら御由緒家の若手は、アキラくんを羨ましがっているかもしれないですね)、ただアキラくんは外に出ていない、アヴェリンさん達しか見ていないから、自分の成長度合いが図れなかったということでしょうね。
ここで転校のお勧め、ということは例の学校へのお誘い?
ミレイユさんから見れば、ゆくゆく御影本庁に就職してもやっていけるだけの実力があるという判断なんでしょうが。
アキラくん、ミレイユさんに会える機会だからって、なんだか二つ返事で転校しちゃいそうですね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
実際、アキラの師匠がアヴェリンである事は、非常に羨ましがられるところだと思います。食らいつく事すら出来ない、隔絶した力の差がある相手と手合わせできるなら、身になるものも多いと思うでしょうし。
ただ仰るとおり、アキラは他と比較する物差しがないので、自分の評価は著しく低いです。
転校を勧めるのも、単にその力量を持っているだけでなく、今までの様に接する機会が激減するからですね。
それで、色々考えた結果、そんな感じに……。
提案と決断 その2への応援コメント
ごきげんよう、そうか、アヴェリンさんの指導方法に変化があったのか。
指導という純粋な意味での指導や指摘がなくなったというのは、足りない部分を伸ばす方向に切り替えた、ということなのかしら? 出来ていない部分は怒鳴るなり指摘するなり、との従前の方法での指導だったのかもしれませんね。
今は欠点は治って未経験や不足する部分をみつけて、実戦で覚えさせればアキラくん自身が自然と補えるだけの経験が積み重なっている、ということなのかしら。
でも、アキラくん、ミレイユさんへの態度とユミルさんへの態度、あからさますぎですよ? ユミルさんも素敵な優しいお姉さまなんですから。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
実はアキラも成長しているんだ、というところをそろそろ見せておかなければならない、と思ってこんな感じになってます。
ただ、どうしても経験不足なので、それを補える機会があれば、もう少し化けるという段階の様です。
ユミルは勿論、良いところも素敵なところもある女性なのですが、それを見せようとしない厄介なところも持ち合わせています。
というか、自分が認めた相手でなければ、揶揄うか突き放すかのどちらかなので、その素敵な部分が今一見えていないせいで、単に苦手意識のみが蓄積されているのだと思います。
提案と決断 その1への応援コメント
ごきげんよう、おお、アキラくん、お久し振りですぅ。
相変わらずアヴェリンさんの可愛いシゴキ教室でボコボコにされているようですが、そろそろ快感を感じるようになりましたか?
って、シゴかれている間の彼の感情、その大部分が「折檻」から逃れたい一心、というところがアキラくんらしくて可愛いですね。
でも、アキラくんもすっかりミレイユさんの虜、というかこれはミレイユさんを崇めているように感じられます。
オミカゲさまの子供とはっきりわかったから、というよりはミレイユさん自身の持つ神性(真の神性かどうかは別として)を感じて(以前、他の人が自然と膝をついてしまったのと同様に)いるのか、どうか。
でもユミルさんが苦手なのは変わらずですか。
揶揄われるのがイヤ、というのは若い男性にはよくあることかもしれませんが、なんでだろう、綺麗なお姉さんが冗談交じりに接してくるって、ドキドキしないのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
アキラも久々登場、一応主役級の扱いの筈なのに、最近はちょっと脚本的に差し込む暇がありませんでした。
相変わらずボコボコにされる毎日ですが、流石に快感に変える境地までは至っていないようです(笑)
ただ、いつしか彼女の虐待めいた特訓に、慣れ始めてもいるようです。その兆候がもう見え隠れしています。
アキラは元より、ミレイユに入れ込んでましたからね。
オミカゲ様と重ね合わせて見ていて、実際にそれと近い存在と分かってからは、特に強く思うようになった様です。
でもユミルはやっぱり苦手で、綺麗であっても、ドキドキし損な感じが嫌なんだと思います。一途なんでしょう、きっと(笑)
一難去って その6への応援コメント
ごきげんよう、ミレイユさんが追い詰められてる!
それにオミカゲさまのキャラが、ただのトラブルメーカーの困ったちゃんみたいで、これがもう可愛いの!!
ミレイユさんがキレたらキレるほどにユミルさんニヨニヨしているシーンも目に浮かびますね。
それにしてもオミカゲさまと周囲に仕えている人々の「言葉は通じるが会話にならない」って、現実でもありそうですよね。
妙に間違っている忖度が、擦れ違いを繰り返して、気付いた時には引き返し不能点を過ぎていた、みたいな。
これが組織の動脈硬化の始まりであり、壊死のスタート地点なんでしょうね。
救いであるのは、頂点であるオミカゲさまが代替わりしないこと。
普通の権力構造だったら、頂点がどんどん代替わりして、余計に擦れ違いの勘違いが歴史伝統として固着してしまいますものね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
オミカゲ様も自分に遠慮なんかするつもりないので、それで困ったちゃんみたくなってますよね(笑)
そして、そんな二人を見て、ユミルがニヨニヨするところまでがセットです。
オミカゲ様と臣の間のすれ違いは、敬われる気持ちが強すぎるのが原因なんでしょうね。確かに、幾度となく続いていたすれ違いが、いつからか修正不可能なところまで来ていた、といったところです。
これが単なる教祖というなら、確かに組織の腐敗や壊死のスタートなんでしょうね。でも神から直接見て管理している、という事実が本当に変な方向へ向かって行くのを阻止もしている。
事実として私腹を肥やしたり、隠れて罪を犯す神職というのはおりません。
そんな中でも、それだけは救いであるかもしれません。
一難去って その5への応援コメント
ごきげんよう、なるほどオミカゲさまからすれば教官としての任務もさることながら、どちらかというと過去の反乱を教訓として、与えた力を勘違いで過信させないためにもミレイユさんが必要ということでしょうね。
確かにミレイユさん、教えるの下手そう。
アヴェリンさんも下手そうだな、可愛い。
ユミルさんは上手そうですよね、なんとなく、頭の回転も速そうだし他人の想いを慮るのも得意そうです。
ルチアさんは結界、これはも彼女の性なんでしょうね。興味対象を見つけたから徹底的に解明したい。
でもアヴェリンさんが教官として出向いたら、学校が地獄になりそうな予感。
もしくはハートマン軍曹が現れたみたいになるとか。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、仰るとおり、教官として導いて欲しいというのも本音ですが、過信を与えない事の方を強く思っています。
何でも大抵、そつなく熟すのがミレイユなので、やろうと思えば教えるのもやってくれるでしょう。ユミルも同じく、他人の癖を見抜いたりするのが得意なので、やっぱり上手く教えられるでしょう。
ルチアは最初から研究家、学者気質なところがありますからね
アヴェリンはもう、まさしくハートマン軍曹の様に動いて貰おうと思っていました。思っていたんですが、それはアキラだけでいいか、という事で他へのアタリは柔らかくしております(笑)
一難去って その4への応援コメント
ごきげんよう、教官役ですか、この間の七生さんたちだけじゃなく、隊士全員(もちろん中級へ進める下地のある人だけでしょうが)へとなると面倒くさがり屋のミレイユさんがいやがるのも当然ですよね。もちろんアヴェリンさんもユミルさんも巻き込まれるという。オミカゲさま、なんだかんだと内心ニヤニヤしながら成り行きを見ているんだろうなぁ。
それにしても「言わないわよね?」とミレイユさんを覗き込んだであろうユミルさん、可愛い。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
教官役なんて絶対やりたくない、とミレイユは思ってますが、同時に現状打てる手は何でも全て打たなければならない、と理解もしています。
なので、嫌々ながらも首を縦に振らざるを得ないのです……。
そしてオミカゲ様、内心ではニヨニヨと笑ってみていますよ(笑)
あらま! すっかりユミルに絆されてしまって! アヴェリンが恨めし気な眼で見つめちゃいますよ!(笑)
一難去って その3への応援コメント
ごきげんよう、以前、箱庭の天辺にある孔の話があったと思うのですが、あれは使えないのかしら? 結局ミレイユさんが存在することで敵の索敵精度が上がっているという話もありましたから、日本全国の神社の結界巫女さんを首都に集中させてもよいような気もしますし、箱庭に大きな孔を開けさせて、というのもアリかな、とか残念な頭で色々考えてしまいますね、ああ残念!!
オミカゲさまとミレイユさん、この日本を何とか守りたい、目的と思いは一緒なのにアプローチが決定的に違うのは、敗戦を知っているか否か、なのでしょうね。この違いは大きく、そして相容れることはなそうですから、作戦練り直しも難しそうだなぁ。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そして鋭いご意見、むむむ、と思わず唸ってしまいました。
箱庭天辺の穴、あれが使えるか、という部分については可能です。ミレイユ達はまだその事実を知りませんが、孔が開き切る前に移動してしまおう、とオミカゲ様がゴーサインを出せば、まずそれを利用してみる事も考え付くでしょう。
でも、まずは現世で対応できないか、孔を封じる事が出来ないかを模索している最中なので、それについて深く意識を向けていない状態です。
それと作中では、ミレイユ周りばかり孔が出現して分かり辛いですが、時々はそこから逸れて全く別方向に孔が出現する事もあります。
九州地方に出現する事もあるので、やはり全国を睨んだまま、巫女たちは分散させておくしかないんです。
互いの目的は一緒ですが、やっぱり敗戦を経験しているかどうか、というのは大きいですね。どこか積極的になり切れないのも、致し方なしといいますか……。作戦を練り直すにも、現実的可能かどうか、の模索もしなければなりませんからね。難しいところです……。
一難去って その2への応援コメント
ごきげんよう、ううん、難しい問題ですよね。以前にも話が出ていたように、オミカゲさまの基本的な作戦方針は「今回がだめでも次のループがある」ですから(それが物理的、時間的な制約故に「今回で必ず決着させる」とならないことも承知の上で)どうしても切り札の作戦ではなく「次善の策」の採用になってしまいかねない。
謂わば、自家中毒の様相を呈している、とも言える訳ですよね。
対してミレイユさんからすれば、やはりその作戦方針は中途半端委に思える、それは彼女が失敗を経験していないからでもあるでしょうし、それを堂々と提示しオミカゲさまの間違いを指摘できないだけの優しさと常識はありながらも、やはり何とかならないかと考えてしまうのは、当然というか。
でも、ミレイユさんには是非、足掻いていただきたいですね、読者としては。
一発逆転のブレイクスルーがあればよいのですが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、オミカゲ様は常に「次」を考えて作戦を練っていましたから、自分の代で終わらせられるとは考えていなかったんですね。
ループを脱するというのは勿論ですが、自分はその時までバトンを保持できる環境を維持する、という事に腐心していました。
だから何とか出来ないか、それを現時点から模索し成功まで持っていくのは大変難しい事です。
けれど仰るとおり、ここはミレイユに踏ん張って貰って、是非とも敵を思惑を挫いて欲しいですよね。
でも、考えに考えているのはオミカゲ様だけじゃなく、相手の方も同じなんですよね……。
一難去って その1への応援コメント
ごきげんよう、過去にあった御由緒家の反乱はオミカゲさまには頭の痛い黒歴史だったようですね。
力を与えたは良いけれど、それで己の力量と存在価値を勘違いしてしまう、一般人ならともかく、それが御由緒家というのが如何にも救い難く、この先現れるであろう地獄の状況を鑑みても、おいそれと戦闘力増強に踏み切れなかったのは仕方がないということでしょうか。
今回は敵の戦闘力が急激に増強された、加えてミレイユさんの戦闘力と実力が事前に到底かなわぬものとして公開されていることもあって、中級の力を与えてもそれを過信することはまあないだろう、ということなんでしょうね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、過ぎたる力は人間を容易に狂わせる、という辛い教訓としてオミカゲ様に刻まれています。
更に仰るとおり、それが御由緒家から出たというのが、それを更に強いものにさせました。だから、今回戦力増強へ踏み切る事になっても、ミレイユの存在が一つの歯止めになる事を期待しています。
そして実際、今代の御由緒家はしっかりと、その辺り理解しているようです。
幕間 その2への応援コメント
ごきげんよう、ああ、若い御由緒家のレベル底上げ策は、ルチアさんの出した策だったんですか。なるほど。
ご自分も結界の術を後進に引継ぎしたからこそ、提案できる策だったのかもしれませんね。
名前を授ける、エルフにとって大切な名を上書きするみたいな行為をルチアさんが素直に受け取ったのは、異世界でパーティを組んできた、そしてこの千年の間にミレユさんとの間に育んできた絆があればこそ、でしょうけれど、このループの途上で失ったユミルさんやアヴェリンさんとの事も踏まえて、彼女達の想いも背負うつもりで、一千華の名を背負うことを良しとしたのかも、とちらりと思ってしまいました。
次回から第五章ですね。
楽しみだなぁ!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、実はルチアの策でした。そして、会談の中で謝罪を口にしつつ、何か隠していそうだ、とミレイユが感じたものの正体が、これだったのです。
勝てない戦力を当てる事に意味はあったか、とミレイユは疑念を感じていましたが、そもそも倒すでも拘束するでもなく、その実力を経験させてやるのが裏の目的だったのですね。
ただ、それを馬鹿正直に伝えると、あの段階ではどうあっても心評ガタ落ちにしかならないので、浅慮でしたと謝罪する事しかしなかったんです。
それにしても、そこまでルチアの心に寄り添った思いをしてくださって、本当にありがとうございます。そうなんです、一人残された最後の仲間。だからこそ、他の分までミレイユを傍で助ける、今までの自分を捨てる、そういう気持ちで新たな名前を名乗る事にしたのでした。
次章からはちょっと路線が変わりますが、またすぐに戻るのでご安心を。
何より楽しんで頂ければ幸いでございます!
幕間 その1への応援コメント
ごきげんよう、うん、オミカゲさまの右往左往する様、ミレイユさんらしい小市民っぷりで、ああ、同一人物なんだなぁ、と微笑ましくも思えますね。
唯一点、面倒くさがり屋さんのミレイユさんが、ここまで綿密に策を練って尚、心配が尽きないというのが千年の時間がミレイユさんを変質させたのかもしれないですね。とにかく面倒くさがっていては、失敗してしまう、その一念だったのかも。
鶴子さん、いいですね、ふわんふわんしていて、お話しするだけで癒されてしまうような、上品なご婦人そうです。
そして妙に畏まらずに(もちろん鶴子さん自身はちゃんと一線を引いているのでしょうが)ちゃんとオミカゲさまを思いやってくれているような接し方。
だからこそオミカゲさまにとっても鶴子さんは特別な方、なんでしょうね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
結局、神様になっても根が小市民なのは変わらない、といったところで(笑)
さしものミレイユでも、面倒などと言ってられないってところでしょうね。世界の破滅とループの終わりが掛かっているし、眷属化の命令で初志貫徹が強制されてますしね。
そして鶴子さん。
仰るとおり、単に神様へ接するというだけでなく、人としての思いやりで接してくれる部分があるので、オミカゲ様にとって特別なのです。
そういう人物だからこそ、深い情が結べたとも言えますね。
脅威拡大 その8への応援コメント
ごきげんよう、ああ、凄く気持ちの良い素敵なチームワーク、チームプレイでしたね。
力をミレイユさんから与えられたからと言って、ぶっつけ本番ですものね。
与えられた力がどれほどのものなのか、どれほどのレベルを出せばどんな威力があるのか。
なにもわからない状態で、それでも力の底上げが尋常以上だと理解できるから、それだけにかえって戦いは慎重にならざるを得ないのに、それを敵は許さない。
不安と自信が綯交ぜになった中、碌な打ち合わせもしない状況だというのに、阿吽の呼吸で見事な連携を見せてくれた若者たちに拍手したい気持ちです(自分が年寄りになったような言い方ですね、これ)。
この戦いが彼らの自信となって、次の戦いではもっと素敵な戦いを行えるようになるのでしょうね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
深く広く読み取って頂いて、嬉しいやら恥ずかしいやらです!
元からチームプレイが多い彼らなので、ぶっつけ本番でもそこそこやれる、という自信はあったんです。でもやっぱり、どれ程の力を発揮するのか、までは分からないし、慎重にやらなきゃいけないんだけれど、強大な敵にそんな事言ってる暇はない、と……。
強い力を持っていると、独断専行しちゃいそうなものですけど、常にそれを戒めて協力して戦うよう、言いつけられているから出来る事なんです。
オミカゲ様は、いずれ来る強敵を予期しているので、そういう手合いが真っ先に落とされると確信しています。
そして、この勝利が新たな力を得た事と、その振るい方を思い直させてくれると信じてもいます。
実際、彼らは良く弁えているので、そうなってくれるでしょう!
脅威拡大 その7への応援コメント
ごきげんよう、海雀さま!!
私は、帰ってきた!! 帰ってきましたよおおおっ!!(鬱陶しい奴ですね、ごめんなさい)
ミレイユさん、遣り難いだろうなぁ、いちいち尊ばれていてはこの局面、焦りもでちゃいますよね。
けれど、若い皆さん、気持ちの良い若者ばかりですね。
なるほど、基礎から先を知らず、基礎だけを営々と積み重ねてきた。
だから一歩、もう一歩前へ踏み出す。それをミレイユさんに託したわけですね、オミカゲさまは。
オミカゲさまが今日までにやっていればいいなじゃない、という言葉は、現実を鑑みて無理だったんでしょうね。
お父上から授かった技術、指導も、千年の長きに渡ってオミカゲさまの盾と矛として鍛錬を積み重ねてきた御由緒家の面々、けっして手を抜いたわけでも初心を忘れたわけでもないのでしょうが、どうしても動脈硬化を起こし、歴史と伝統に雁字搦めにされてしまって、それを気付きもしない。千年の時間はそれだけ長い、ということなのでしょう。
作者からの返信
ごきげんよう! そしておだ様、お帰りなさいませぇぇぇ!!
お勤めのご苦労や疲れを、拙作が少しでも癒す一助になってくれれば幸いです。
御由緒家の若者は、やっぱり気の良い者達ばかりで、そして上に立つ者と育てられてきたから上昇志向も非常に強いです。
だからこそ、愚直に基礎だけを鍛える事も苦と思わずやって来たのですが、一つ上の段階を与えるのには、躊躇する理由もあったので……。
長く続く家は、やっぱり動脈硬化を完全に防ぐのも難しい、というのあると思うんです。ただ長いだけでなく、伝統も不随してくる訳で……仰るとおり、気付く以前の問題だったんですね。
脅威拡大 その6への応援コメント
ごきげんよう、出動前にオミカゲさまがミレイユさん達に言ったことは、これだったんですね。
ミレイユさんの持っている魔術の反則的なスキルをコピーして与えることで、御由緒家の実働部隊の戦力の底上げをする。
これまでより強い魔物が現れたとして、そしてそれが驚異の拡大を前提とするとこれからもそうなっていくと仮定して、現戦力の実働部隊がその都度オミカゲさまに救援要請をしているようでは破滅が加速度的に近づいてくることにもなりかねない、そう言うことだと困るから時間稼ぎにしかならずとも、実働部隊が強くなってもらわなければ困るということなんでしょうね。
それにしても人類の破滅を防ぐために千年かけて構築してきたオミカゲ様の政治経済軍事システムが、それに付随して必要とされ付け足された官僚システムに足を取られてオミカゲ様が自由に動けない、それもまた困ったものですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、ミレイユが帰還してから一度も使っていない能力の筈なので、その確認も兼ねてやって貰った、という感じです。
仰るとおり、これからの拡大に伴い、実働戦力が全く役に立たない、となるのは避けたい事態でした。
ミレイユを送り出すには魔物を引き入れるしかなく、でも、その魔物に好き放題暴れさせる訳にもいかない。
官僚システムについても同様で、どうにも良い部分と悪い部分は表裏一体といいますか、あちらが立てばこちらが立たず、といったところで……。
オミカゲ様もその辺はとうに諦めてますしね。全てが自分の思うとおりにはいかない、その中で最善を選び続けるしかないと達観しています。
脅威拡大 その5への応援コメント
ごきげんよう、ひょおっ!!
これぞヒーローのお出ましタイミングというものです、さすが海雀さま、よく判っていらっしゃいます!! いや、ヒロインと言い直すべきか?
ここへきて未知の敵ですか、それにしても御由緒家の実働メンバーの皆さんは本当によく訓練されていますよね、冷静で戦闘経験も充分でまた戦闘勘も鋭い、そして神宮内で見せたような御家同士の確執もなく現場では手の届く範囲で一致団結協力し合って、未知なら未知なりに知恵を出し合い凌ぐ姿は感動ものです。
が、そこにちらりと末期戦の悲惨な香りが漂っているところも悲哀が感じられて素敵ですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ヒュウ~、主役は遅れてやって来る。そのお約束は、守らなければならないと思うのです(笑)
そうですね、やっぱり御由緒家はその名を飾りとする事を良しとしませんから、十分以上に訓練を積んでいます。そうあるべし、と教えられ、同時に自分たちもそうありたい、と思うからこそ、若輩ながらも戦えている、という感じですね。
ただ実際、未知の敵に対し、もはや努力すればどうにかなる、という状況を越えてしまっています。
でも、それをどうにかする為に、やって来たのがミレイユ達なのです。
脅威拡大 その4への応援コメント
ごきげんよう、うん、これは矜持や誇り、己の存在意義など、譲れないものは多々あれども、それでも敵の残存戦闘能力の推定と我の累積疲弊度、戦闘遂行能力状態の冷静な推定を行った上でコンテンジェンシープランの発動を決断した彼ら指揮官の能力を褒めるべきなのでしょうね。
この世界で、日清日露の戦役を経て肥大した大和魂や武士道といったものを背骨にした軍人勅諭的な精神論が御影本庁を侵食していないことを喜ぶべきかもしれませんが。
オミカゲさまへの救援要請を出すに至る状況説明回のように見えて物語を一層盛り上げる役割が与えられているエピソードを、ここまで緻密に描写してくれる海雀さまはさすがですよね、素晴らしいと思います、この展開。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
深く深くお話を読み込んで頂き、感謝に堪えません!
そうですね、大和魂を見せてやる、と玉砕覚悟で突っ込む精神性を持っていないのは、確かに喜ぶべきですね。
言われてみると、それを是正できている現状は異常なのかも……(笑)
やっぱり御由緒家となれば、所謂エリート教育を受けさせられているので、若くとも有能、という事にしたかったのです。同年代の仲間から後押しもあったとはいえ、それに踏み切るのは勇気がいる事だったと思います。
そしてまたもお褒めの言葉、ありがとうございます!
最初はサラッと流すだけ、一話の半分くらいを説明に当てて、すぐに救援にやって来る、というのを考えていたのです。
でも、それだと寂しい上に、今後登場回数増える人物を紹介するのなら、もう少し詳しく描写した方がいいな、と思ってこの様な形になりました。
お陰で全然話が進まないのですが、盛り上がる展開なっていると褒めて頂けたので、それが何より嬉しいです! ありがごうございます!
脅威拡大 その3への応援コメント
ごきげんよう、おお、震えが来るほど素敵なシチュエーションですね! いや、隊士の皆さんにはごめんなさい、命懸けの危険な状況でしょうけれど。
この手の組織としての戦闘シーン描写こそ、重要なんですよね。
そして興奮を盛り上げるためには必須の描写。
これによると過去にも大きな孔が開いて、手古摺る経験は何度もあったようですね。
初めての経験で混乱しているのではない、ただ、たくさん魔物が出てくるのか、強大な魔物が出てくるのか、違いはあれども経験が蓄積されていてそのための対処方法も確立されている、そんな経験十分な戦闘組織の戦闘に至る状況描写がこれほど緻密に精細に表現されているのは、本当に素晴らしいと思います。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうですね、やはり組織として戦うからには、引き立て役というのが必要で、これから登場する人たちを際立たせるには、こういうシーンが必要かな、と……!
彼らは兵士として一般的な実力しか持ちませんが、しかし実戦経験は豊富で長年戦い続けて来た猛者でもあります。
その経験や意義が少しでも伝わったなら、モブ目線のシーンを入れた甲斐がありました。
本当に、おだ様にはいつも素敵な応援を頂いて、感謝するだけでは到底足りません! これからも、楽しいと思って貰えるものを書けるよう頑張ります!
反撃開始 その7への応援コメント
ごきげんよう、あ、ユミルさんもいたんですね(ひどい言い草)、がんばれー私の可愛い軍団(棒読み、そして誰の軍団だ)。
ってミレイユさんがクールで格好良い! そしてエルゲルンを完全に見下したユミルさんがもう、最高に格好良い! カッコ可愛い!
エルゲルンは自分が幻術士としてユミルさんの格下だとは感じ取っている様子ですね、それでも戦いようによっては勝機はある、と考えている様子。
それこそがユミルさんとは隔絶した実力差がある傍証なのかもしれません。
海雀さまのここまでの人物描写が、この真打トリオの戦いをいっそう際立たせていますよね、凄いです!
でも、ここで続きですか!(やっぱり血涙)
次回が待ち遠しくて夢に見そうです!
以前、書き忘れれていたのですが、自爆覚悟の突撃を敢行した漣くん。
学園でミレイユさんに、外向術師なら盾役を用意しろ、自分の隊の構成を考えろと言われてちょっと納得いきかねる様子を見せていましたが、このエルゲルン戦ではそのアドバイスには従っていなかった様子ですね。
エルゲルンにも周囲に盾役を置いてないのが間抜け、とか言われてましたし。
これを機会にミレイユさんの言葉を納得するのかもしれませんね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
ミレイユは絶対強者、みたいな風格ありますから、余裕の態度が非常に板についてます。同じ外向魔術士、そのうえ同系統となれば、彼我の実力差は分かってしまうものみたいです。でも幻術という搦め手に特化した魔術だからこそ、手札次第で勝てるとも思っています。相手の札は分かりませんが、自分の札にも絶対の自信を持っている。さて、どうなるでしょう。
この真打トリオを見せたくて、ここまでの苦戦を描いて来たようなもので、この戦いを際立たせるにはアッサリとした敗北させるだけじゃ足りない、と思ってこんな感じになりました(笑)
お褒め頂きありがとうございます!
漣は覚悟も気概も見せましたが、ミレイユの助言には従っていませんでしたね。これまでそれでやってこれたんだから、という自負もあった事とは思いますが、これからは見直すかもしれませんね!