ごきげんよう、志満さんの心配も彼女の性質から出たものだから、と言うのは理解できますが、やはり絵現代においては長い歴史の中で伝統として固定化された盾役としての役割が、今や家同士の格付けに影響してしまっている、そんな感じがしてしまうのは、ほろ苦く感じてしまいますね。
権力は腐敗する、絶対的権力ら絶対腐敗すると言いますけれど、組織構造のヒエラルキー上位に位置する御由緒家はその意識から離れられない様ですね。
今はそんな事に拘っている場合ではないだろうに、オミカゲさまはきっとそう思っているでしょうが、そこを咎めると組織としての構造が一気に崩壊してしまう危険も孕んでいるのでしょうから、頭が痛いでしょうね。
その意味で御子神であるミレイユさんが、横紙破りする方が上手くいくかも、とか思っているかもです。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
建て前上は御由緒家も横並びで上下無し、となっていますが、やっぱり建て前は建て前なんですよね……。より多く鬼を滅したとか、そもそも実力が頭一つ抜けているとか、そういう部分で格付けは出来てしまうものですし……。
彼らは間違いなくヒエラルキーの上位ですが、その頭をオミカゲ様が抑えているからこそ、本当の腐敗には至っていない、といったところだと思います。
安易に咎めるのも修正するのも難しい、といったところで、ミレイユが御子神という立場で動いてくれるのを、オミカゲ様も歓迎しています。
コメント失礼します。
ミレイユ様は魔術を分け与えることもできるんですね。
魔術貴族といえる侑茉、そして平民アキラ君の存在、二人の関係はライバルになるのか、協力関係を築くのか、興味津々です。次回はアキラ君登場のようで、アキラ君に共感しつつ読み進めることにします。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
そうなのです、隙あらばチラチラと匂わせていたのですが、ここで明確にミレイユにはそうした能力があると明かしました。
これは今後、何度か便利使いされる伏線でもあります。
そして、今まで規格外のミレイユ達ではなく、この世界では一般的と言える魔力レベルの皆と接触する事になります。
アキラメインのお話に移りますので、楽しみにして頂けると幸いです!