応援コメント

提案と決断 その9」への応援コメント

  • ごきげんよう、ううん、難しい問題ですよね、選択肢が狭すぎます。
    遅滞戦術は本来、後詰めなり別の角度からの反撃が期待できる場合のみモチベーションが保たれるものですものね。
    この場合は期待は出来たとしても、物理的な残り時間の問題ですものね。
    ただ、ルチアさんが諦めたくないと思うその背景は、やはりミレイユさんへの想いの他、一千華さんへの意地があるようにも思えます。
    加えて、本文中にもあったように、医学で言えば臨床より病理に軸足を置きたいエルフとしての性があるのかも。

    ルチアさんの他人行儀、ミレイユさんも淋しいでしょうが、もっと淋しいのはルチアさんじゃないかしら、とふと、思いました。
    そしてそれを横で見守る一千華さんも。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなんですよね。この問題は、先送りにしたところで解決が見えない、という部分にあるんです。そして、残り時間の問題も。
    八方全て収まる解決法が見えず、だから現世で解決できない、という結論にもなってしまっています。

    ルチアが諦めたくない背景……むぅ、そのものズバリ読み取られてしまって、おだ様が恐ろしいくらいです!(笑)
    その意地については、やはりミレイユ同様、未来の自分を見ているからこそ、変えてやりたい抗いたい気持ちがあります。

    そして他人行儀せざるを得ない寂しさを覚えるのも、やっぱりルチアの方でしょうね。いつもの気軽な距離感を切望してそうです。