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  • 脅威拡大 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、ユミルさん、凄いな。やっぱりユミルさんの眷属になってよかった!(なってない)

    そうか、オミカゲさま、失敗体験のインパクトが大きすぎて、失敗しても後がなくなるようなバクチ的手法を取らないで済む方法に固執するあまり、決定的な勝ちパターンも採用することができなかった、それを突いたということですか。
    なるほど、コンテンジェンシープランの策定はどんなプロジェクトでも外してはいけない最重要事項ではありますが、そのコンテンジェンシープランを確立させるために本命の作戦が慎重になりすぎて攻撃力が手ぬるくなっては本末転倒、ということですよね。オミカゲさまは過去の手痛い失敗経験で、そこが無意識のうちに慎重になりすぎて、石橋を叩いて渡るどころか石橋を叩きすぎて叩き割る、みたになってしまっているのじゃないか、と。
    ただ、時間的な問題も確かにありますよね。
    コペルニクス的転回は必要だけれども、その意味ではユミルさんの登場がいささか遅きに失したのかも、それを心配するオミカゲさまの苦渋も理解できますよね。

    御由緒家から救援要請、滅多にないちうことは近年最大のピンチということでしょうけれど、これがオミカゲさまの説を補強することになるのか、ユミルさんの考えを再考するきっかけとなり得るのか?
    ドキドキしてきました!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、仰るとおり、失敗を恐れる余り、慎重策を取った事、そしてそれに固執した事が現在の状況を招いているのではないか、という指摘でした。
    でもやはり、そこでも問題になるのが時間なんですね。既に孔は拡大の一途を辿り、もはや堰き止める事は出来ない。
    新たな方向へ舵を切るには遅すぎる、とオミカゲ様は感じてしまったんですね。
    かといって、ユミルが指摘する通りなら、やはりまたループするだけとも思えますし……。
    悩ましいところです。

  • 脅威拡大 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ルチアさんにしてみれば、千年後の自分があのようなぶった切るような言葉を使って遠ざけようとしたことは、疑念を深めるには充分だったでしょうね。
    一千華さんも若い自分の性分をよく知っているでしょうし、沼にはまってしまう未来が見えれば、意地悪を言って遠ざけようともするでしょうが、それでも悪手だったのには違いないかもです。
    でもふざけてルチアさんを抱っこしようとするオミカゲさまも可愛い。
    そこへ何やら爆弾を投入しようとしたユミルさんですが。
    前回までのエピソードで、私はユミルさんの眷属になりましたので、さほど心配していません(私チョロい?)。

    ところで、私、この休日を最大限利用して、ミレイユさん分の不足を解消し、溜まりに溜まったコメント欲を満たそうとしておりますが、海雀さま?
    私が思ったことを垂れ流しているだけ、地球環境の改善にこれっぽっちも役に立たない言葉の不法投棄ですから、本当にすべて返信ご不要ですから、私なんかにお気遣いは無用ですから。
    途中でこんなこと言う私、馬鹿。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    言葉の不法投棄とはまた、面白い言い回しで(笑)
    いや、笑っちゃいけないのだと分かってますが、そのお気遣いに嬉しくなってしまったと申しますか……!
    勿論、返信は義務ではないですけど、もうその気遣いやコメントが本当に嬉しくてですね。読むだけじゃ物足りず、返信したい欲が抑えられないと申しますか……!
    とにかく無理してはいないのでご安心を。日を見てポチポチと返信していきたいと思います。

    ルチアからすると、不当に遠ざけられた様にしか感じなかったんですね。
    実際はもっと単純な理由だったんですけど、悪手には違いなかった。強く言えば従う環境に、慣れ過ぎた弊害なのやも……。
    そしてタガが外れたオミカゲ様は、少し自分を持て余し気味ですね。普段なら絶対言わないのに、こんな事(笑)
    そしてまさか、ユミルの眷属に!?
    あ、アヴェリンの事は遊びだったと!?(笑)

  • ごきげんよう、ああ、ユミルさんが、本当に大きい愛情を、深くて広い懐を持った、素敵な素敵な女性だなぁ、と。
    オミカゲさまに許しを与える、もう泣いてしまいました。
    本当に素敵な、そしてオミカゲさまもまた、ミレイユさんなんだなぁと。
    子供のように、母の胸に顔を埋めて泣きながら許しを請う娘のようなオミカゲさまの姿が、そしてその背を撫でる母の慈愛に満ちたユミルさんの姿、まるで聖母子像のような美しい映像が脳裏に映るようで。
    アヴェリンさんもまたオミカゲさまからの言葉を、ミレイユさんの言葉と同じと信じて。
    だけどアヴェリンさんは、今のミレイユさんに「これは私のだ」と言われたほうが嬉しそうだったなぁ、可愛い。
    でもユミルさん、本当に素敵な。
    ユミルさんには可愛いとは言えませんね。
    本当に憧れの女性です。
    こんな素敵な大人になりたい。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    これまでの千年は、ミレイユにとっても簡単な千年じゃありませんでした。
    一つは執念があったからやって来れた事ですが、もう一つはまたアヴェリンやユミル達と会えると思っていたから続けられた事です。
    会談の前にアヴェリン達が言っていた、謝罪の視線を感じた、というのもその想いの発露からでした。

    その許しを得られたのですから、オミカゲ様としても一つ大きな荷が肩から降りたと感じた事でしょう。
    仰るとおり、アヴェリンはこれは私の宣言の方が嬉しそうでした(笑)

    ユミルはいつも飄々としてのらりくらりしているけれど、本当にオイシイところは持っていく女性なのです。
    素敵なのは間違いないですけどね(笑)

  • ごきげんよう、千年を当初の目的達成への執念を失わずに生きてゆくため、いや、その目的達成のためのありとあらゆる手段を念入りに準備するモチベーションを保つために。
    ユミルさんに眷属としてもらったとは、もう、どれほどの思いだったのか。
    というか、ユミルさんはひょっとしたらその時すでに? とか思ってしまいました。

    ううん、オミカゲさま、本当に次代へバトンを繋ぐために、持てる全てを賭けて、加えて千年の永き時間と執念を賭けて、次のミレイユさんには自分と同じ無力感と絶望感を与えることがないようにと。
    これは凄い愛だな、と圧倒されてしまいます。
    だからこそ脅しも準備していたのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなんです、何よりモチベーションの低下、諦観が心を殺してしまうとオミカゲ様は理解していました。上手くいかない事も多いでしょうし、成功より失敗の方がきっと多いでしょう。その度に膝をつくようでは、決して蹂躙を回避する事は出来ないと思って、眷属になる事の絶対服従で克服する事を思い付きました。
    そしてお察しのとおりで、詳しい事は次話にあります。

    蹂躙から守る事、同じ過ちを繰り返さない事、そしてループを終わらせる事を考え、その為の対策を何重にも用意してきました。
    それを考えるだけの時間も十分にあったので、手抜かりらしいものはありません。ただ、この脅しに関しては本当に言葉だけで、実力行使するつもりはないんですよ。

  • ごきげんよう、許すまじ、前周ミレイユ、可愛いアヴェリンさんを弑するとは!!
    って、とにかくこの時点ではユミルさんは殺されることなく、オミカゲミレイユさんとともに異世界に戻ったんですね、そこで何かがあったんでしょうが、アヴェリンさんよりも救いようのない事態に陥った末のことだった気がしてしまいます。
    それはさておき、このアヴェリンさん殺しの前周ミレイユは、ここまで魔物対策をしてきてそれでも地球文明を蹂躙させてしまったミレイユさんとはべつもの、なんですよね? 蹂躙されてしまった失敗ミレイユさんはどこに行ったのかしら?
    ってここまで書いて、あれ? そうかこのアヴェリンさん殺しのミレイユさんが蹂躙を防げなかったミレイユさんだったんですね?(自信満々に間違いを答える子供のように)

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    うむ、許すまじ、前周ミレイユ! と言っても、そのミレイユだってアヴェリンの事は大切に思っていた筈で、それを手に掛けてまで送還しなければならなかった、となればその決意の程も察して貰えるかな、と……。

    はい、この回想で語られているアヴェリン殺しは、オミカゲ様とは別物です。そして、そのアヴェリン殺しは蹂躙を防げなかったミレイユでもあります。
    ループの破綻を防ぐ為、このアヴェリン殺しのミレイユは、強引な手段でバトンを渡したのです。

  • ごきげんよう、なるほど、ゲームデザイナーに天啓として異世界の風土文化環境すべてを与えて、異世界に攫ってきた後に無事に渡っていけるマニュアルとすべくゲームが存在したのですね。
    十二大神の元にいる六小神はミレイユさんのように攫われてきた人々の中から生き残った人、ということか。
    ミレイユさんはゲームをクリアしたことで合格を貰って拉致されたのか。
    でも、結果的にミレイユさんは十二大神の期待を裏切るようなことをして逃げ出し、だから元に戻そうとしているんですよね。
    ミレイユさんが何度も世界を救うような英雄になったのが神様の計画とは違ったのか?
    それとも日本へ帰還したこと自体が想定外だったのか?
    十二大神は小さな神様を作って何をしたかったのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、上手く行かないのに、ひたすら同じことを繰り返しても意味がないだろう、という苦肉の策に近い案として、マニュアルを作成させる事を思い付いた。そしてそれを与えられた人間がゲームを作り、クリア出来た者を拉致していった。今となっては知りようもないですが、御影豊として生きた世界では、きっとゲームプレイ中の不審死なんかがニュースになっていたんじゃないでしょうか。

    そして、思惑からするりと抜け出したミレイユを取り戻そうとして生まれたのが、現在の状況……なのですが、もう少し複雑なんです……。
    複雑にしなければ良かったのに、と自分でも思うのですが、ミレイユという素体には色々と誤算がありました。
    世界を三度も救った(ように見える)事は、神々の計画の内です。そして、最後の最後で帰還してしまったのが誤算でした。
    取り戻してからも幾つかの誤算があり、その為に現在の様な複雑なコトになってしまいました……。
    小神を作った理由、それも複数ある理由についてはその内分かりますが、既にユミルが九割がた正解を口にしています。

  • ごきげんよう、もう! もうもうもう!
    凄い!
    頭悪いコメントばかりでごめんなさいでも凄い!
    なんで私カタギのOLぶって仕事仕事とヒイヒイいいながらクタクタになってこの美味な物語を読みに来なかったんだ私のばかちん!!

    異世界へ転移した、その現象自体、十二大神の意志だったのか!
    そこは異世界転生異世界転移もののお約束的展開だと思考停止していた自分の馬鹿さ加減にあきれてしまいます!
    そうか、確かにここまで予想の斜め上を行く素敵なストーリー展開と巧緻なギミックを数々用意されてきた海雀さまのことですもの、転移自体の背景を考えていないわけがなかったというのに!

    本当に凄い物語です。
    何度でも言います、こんな素敵な物語に出逢えた奇跡に、感謝を。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    過分なお褒めの言葉を頂いて、もうこちらこそ何とお言葉を返したらいいのやら……!? 語彙力の無さを痛感します!
    いえいえ、何より疲れを取ることが大事、普段からヘトヘトになっている私が言うのだから間違いありません(笑)
    どうかこれからも、気が向いた時にお読み頂ければ幸いですとも!

    最初異世界転移ものを書こうと思った時、ご都合主義で終わらせたくないなぁ、と思って色々考えた結果、こんなお話になりました。
    転移させる事が話の根幹なので、それをベースにあれこれと膨らませていったら、こういう面倒臭いお話が出来上がった次第でして……(笑)

    こちらこそ、何度でもお礼を言わせて下さい。
    少しでも面白いと思って頂けたら、作者冥利に尽きるというものです!

  • ごきげんよう、ああ、なるほど。
    ユミルさん、こう言う大人の一面を時折見せるから、油断できない(良い意味で)のですよね。さすが師匠というか。
    確かにオミカゲさまの説明は整合性もとれていて疑うべき点もさして見当たらない、けれどそれは語られた範囲で辻褄が合っているだけで、語られていない点があるのもまた事実なのだから、それが明らかになるまでは容易に決断するなと。
    ミレイユさんの師匠だっただけのことはあります。
    そして師匠として、ミレイユさんの本来持っていた希望も捨てる必要はない、選択肢としては残しておきなさいと言いたかったのかも、と思えますよね。
    本当に素敵なお師匠様。いたずら好き、面白いもの大好き、そんな困った一面を持っているのもまた、大人として、師匠としての責任感があるからなのかも、と。

    千年は長いですよね。
    千年前のミレイユさんと千年後のミレイユさん、基本的な考えが近似していても、同一ではない。
    そんなオミカゲさま再登場ですが、今度は何を語るのか?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    無理して返信しなくても大丈夫、とコメント頂きましたが、やっぱり我慢できない! 無理してないから大丈夫、の理論でやらせて頂きます!(笑)

    そうなんです、流石師匠の貫禄を見せつけた格好で、良きアドバイザーとしてミレイユを後押ししてくれます。本人としても、基本的にその立ち位置にいようと考えてますが、こう見えて結構激情家で、普段は様々な仮面を被ってのらりくらりと躱す事を基本としています。
    けれど、本当に大事な時にはこうして、仮面を脱いで助言したり、あるいは激高したりするんです。

    千年は長いですよね……。
    実際にその長さを経験したら、きっと色々変わるんだろうと思います。別人になっていても不思議ではないですが、これから語られる事は、その一端でしかありません。いつか、もっと深く語る場面を用意したいですね。

  • ごきげんよう、あのですね? へんな話なんですけれど、ミレイユさんとアヴェリンさんの関係性が、とっても素敵で。両片思いの擦れ違いというのか、どちらもきっと、人として相手を想い尊重し愛している(恋ではないかもしれませんが)のに、もどかしくも素直に接することができないジレンマをミレイユさんはもちろん、アヴェリンさんもどこかで感じているように思えてならないのです。

    それにしてもユミルさん、オミカゲさまとの会談の時は何やら察して飲み込んでしまっている感じでしたが、ここへきて(二日後ですよね?)最後のセリフ。
    ああ謎の大半が解けたと思っていたら、再び謎が放り込まれた! というドキドキ感がもう、快感です! 凄いですね、この物語!

    先日は、私の残念な理解力のせいで、長文の解説を海雀さまに書かせてしまうことになって、本当に申し訳ありませんでした、あの解説コメントで、残念な私も一瞬だけ残念じゃなくなりました!(すぐに残念に戻っちゃいましたが!)
    これkらも残念な質問とか疑問とかコメントに書いてしまうかも知れませんが、海雀さまのお手を煩わそうなんてつもりはこれっぽっちもないのです、ですから面倒くさいなぁと思ったら放置していただいて全然構いませんので!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうですね、この二人の間には間違いなく、互いを想い合う愛があります。それは恋人関係の愛とは違う、親愛や友愛、あるいは主従愛というものかもしれませんが、素直に応じれないというのは、まさしくその通りでございます。
    もう少し、踏み込むようなキッカケがあれば、きっと変わるんでしょうけどね。

    パーティのご意見番としての役目を全うすべく、しっかりと冷静に会話の見極めを行っていました。そして、彼女としては見逃せない部分を、幾つか見つけたようです。基本的に普段から鋭い思考を研ぎ澄ませているミレイユだから、きっと気付いているだろう、という発破を掛けるつもりで言った台詞ですが……。
    ミレイユはすっかり話に飲まれて冷静でなかったので、当然気付いていません。とはいえ、別にオミカゲ様も嘘を言っていたり、騙す様な意図はないのですが。

    いえ、おだ様、どうかその様に仰らないでください!
    もっとシンプルにタイムリープのお話作りをすれば良かっただけなのです。それこそ使い古された手法であれば、理解度も納得も早かったろうと思うのに、あれやこれや考えをこねくり回していたら、あんな事に……。
    おだ様こそ、決してお嫌でなければ、是非これからもコメント下さいませ。こういうとアレですが、交換日記をしているようで、私は楽しく返信させて頂いているのです。
    むしろ毎回コメント頂いて、こちらが恐縮しきりで御座います。それなりにご負担になる筈ですし、こちらとしても、気になった話だけで十分ですので!

  • ごきげんよう、ミレイユさんは事前にオミカゲさまが自分だと気づいたとき、その周囲にいるはずのアヴェリンさん、ユミルさん、ルチアさんを探したんだ。
    そこにいるのが当然だと思ってしまうほどに、愛情や友誼、そんな言葉が軽く感じられるほどに長い時間を共に過ごし、命を懸けて戦ってきた仲間を、自然と探してしまう。
    そして今、ルチアさん以外の姿が見えなくなることの恐ろしさを、ミレイユさんはまざまざと感じているのでしょうね。
    切なく、悲しく、淋しいなぁ。
    オミカゲさまもまたミレイユさんに託すしかない状況だけれど、託さねばならぬ残酷さに悲しみを覚えているのかもしれません。
    ルチアさんはどもかく、ユミルさんとアヴェリンさんはこの話を黙って聞いていて、どう考えているのか。
    毒にユミルさんの秘密も気になりますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、ミレイユにとって仲間の存在というはかけがえのないものです。結んだ友情、育んできた絆は、簡単に言葉に置き換える事が出来ないほど、大事に思っています。
    それほどの存在が、オミカゲ様の周りにはいない。
    何があったにしろ、それでも諦めず、託す未来へ繋げたかった気持ちも、やはり同一人物として分かってしまう。
    この時点で、ミレイユは断り切れないと理解していますが、それでも素直に応じたくない気持ちが勝っています。

    ユミルについては、結構ドライに考えていて、だからこそ冷静な提案で鋭い提案を既に考え付いています。
    アヴェリンは一抹の同情を感じつつ、ミレイユの決定に従おうと考えてますね。基本的にアヴェリンはミレイユに使われる事を望むので、こういう方針について口出しする事を控えるようにしています。

  • ごきげんよう、ううん、確かにオミカゲさまの執念ですよね。千年の間、熱量が下がることなく、モチベーションが下がることなく、淡々と、済々と、地道にこのための舞台を作り上げるための、千年のなんと重いことか。
    加えてルチアさんという結界のエキスパートの寿命の問題もあるというタイムトライアル。
    確かに神として、現人神として実力を見せつけ権力構造を確固としたものとし、信者を、そして兵力たる御由緒家を増やすためにも時間は必要でしょうし、千年、ということは平安京の時代でしょうか、あやかしと神が日常の中に常識として存在る時代でなければ、事実上の一神教たる御影の勢力を拡大させることもまた難しかったでしょう。
    いや、そこまで深く考えたうえでの、この日本。
    何度も失敗と失意を繰り返し、今度こそはという、オミカゲ様の執念。
    それが自分が同一人物だとは言え、本当に持ち得るのか、いや持ち得たとしても持ちたくないと逡巡するミレイユさんの懊悩も深く理解できます。
    っていうかこれ、海雀さまの執念でもあるような気がしてきました!

    で、ユミルさんは何を知っているのか?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、千年という時間は、ここまでの準備を整える為に必要だろうと考えての事でした。何しろ、ミレイユを送り返すには魔物を呼び込む必要もある訳で、ドラゴンクラスの魔物に蹂躙もまた、許す訳にもいかないからなんですね。
    そして執念と一言で片付けるには不安要素があり、それをまた解決するのに一工夫加えていたります。
    ミレイユとしては認められない、ではなく認めたくない、という部類の執念ですよね。そして私の執念というのも、またその通りかもしれません(笑)

    ユミルは神々について色々知っているので、その狙いについても、ある程度読めるんですね。そして何を知っているかは……、近いうち分かります!

  • ごきげんよう、なるほど、枝分かれ方式の並行世界で螺旋のスパイラルですか。
    オミカゲ様はミレイユさんに負けて異世界に戻され、そこで十二神にも負けて帰還したら日本は魔境になっていて、こりゃダメだと千年前に飛んだ? 合ってますか、残念な私、間違ってませんか?
    オミカゲ様に勝ったミレイユさんは、今のミレイユさん同様に異世界から帰還したミレイユさんですか?
    そしてオミカゲ様が異世界で負けて戻った魔境日本は並行世界に分岐した日本でオミカゲ様に勝ったミレイユさんはいない。
    で、千年前に戻ってやり直していたら、またミレイユさんが帰還した、って事でしょうか?
    そもそも因果の始点は、引きこもりの御影豊くんが異世界転移して自己紹介でトチってミレイユさんになったところだと思うのですが、誰が、何故? 豊くんを異世界に送ったのか? も謎ですよね。この時点ではオミカゲ様もミレイユさんも存在しない訳で。
    優先順位は、豊くん→ミレイユさん→オミカゲ様ですものね。
    どのループでも豊くんがいて、いつでも異世界に飛ばされていないと、分岐先へミレイユさんが帰還しない気もしますし。
    ああ、オーバーヒート。
    春ですねぇ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    自分でも、もっと上手に分かり易く説明できていたらなぁ、と思います。残念というなら、残念な私を罵って下さいまし!

    まずベースとなっている理論が、多元宇宙論なんですね。メタバースとか呼ばれるやつです。
    そしてミレイユは、異世界転移ではなく、時間転移をして戻って来る事に、この新たな宇宙を創造している訳です。(ミレイユ自身が作っている訳ではなく、結果としてそうなっている、という訳ですが)

    そして新たに作られた世界と、過去に降り立ったミレイユがイコールである以上、現代までに至る歴史に差異が生まれてしまうんですね。
    この差異が、ループの度に必ず同じ変化を生んでいる訳ではないのです。

    オミカゲ様が降り立った時には魔境になっていて、そこで千年程度生きているミレイユが、オミカゲ様を襲撃し強制送還します。(なんで襲撃してまで、という理由は後で分かります)
    そして異世界で悪戦苦闘したものの、やはりどうにもならないし、やり直しを図ろうとして、過去の日本へ帰った、という訳です。

    必ず新たに生まれたIF歴史世界にミレイユは降り立つので、オミカゲ様を強制送還したミレイユとかち合う事はありません。

    そして仰るとおり、開始点となるのは豊くんが一般人としてゲームしていたところです。この時点でオミカゲ様はいないし、魔法も魔物もいない世界でした。でも「ループの始点」が別、というのがクセモノでして……。

    始点となるミレイユも、やはり現世へ帰還します。
    しかし、その時点では単なる異世界転移でしかないので、多元宇宙は創造されていません。そして結界を始めとした、孔や魔物を防ごうとする何者かは存在しないので、現世は思うまま蹂躙されます。そして孔が最大まで拡大されたところで、ミレイユを取り戻したい神々に拉致されてしまうのです。

    再び異世界へ戻ったミレイユは、思うようにされまいと抵抗し、神々と対決する事になりますが、敗退します。
    逃げ帰る手段があるので、そのまま日本へ帰ろうとしますが、蹂躙され尽くした世界に帰るぐらいなら、やり直しを図ろうと考えました。
    この時、時間転移と共に現世へ帰還した事が「始点」です。
    何故その様な考えをしたのか、という点については、これに入れ知恵した者がいるからです。
    全てを語るとネタバレにしかなりませんので、ボカした部分も多いですが、説明の補足となったなら幸いです。

    現時点で何故、の全てを解明するには情報が足りなさすぎるんですよね。
    オミカゲ様からも語られる事は多いですが、彼女自身も理解していない事、勘違いしている事もあります。その上で語って来るので、余計ややこしい事になっております。
    その事を説明するパートが更に後にあるせいで、余計分かり難いです。長々と説明した上で、なお分かり難くて申し訳ありません!

  • ごきげんよう、ああ、千年前への跳躍は、一度失敗したその後悔を踏まえたやむを得ない手段でしたか。
    孔を開け、それを広げて魔物を送り込みミレイユさんを取り戻そうとした十二神を止める為、オミカゲ様は自ら異世界に戻り、そして失敗してしまった。その失敗があるからこそ、次はなんとしても止める、それに賭けようとしているのですね。
    オミカゲ様が異世界へ戻れたと言う事は、彼女が通れるくらい孔は大きかったと言うことでしょうから、きっとドラゴンクラスも出現していたのでしょう、もぐだぐだ言っている場合ではなかったのかもしれません。
    水際対策は所詮対処療法であり、時間稼ぎにしか過ぎない、だから今治療法にはミレイユさんを異世界に戻すしかない。
    ってあれ?
    じゃあ千年前に戻る必要ないんじゃ?
    それに今は孔が小さいから戻れないんですよね?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    千年前の跳躍は、失敗経験とそれを覆そうとした結果、選んだ方法でした。
    オミカゲ様が異世界へ飛ばされた当時、既に孔は全開まで開いた状態でした。そして今はまだ小さいから、送還する事は出来ません。
    だから現状、ミレイユに行って貰うには、敵をわざと招き入れるという、非常に業腹な手段を取らねばならないのです。
    そして、その送り出す時に破滅を招いてしまわないよう、様々な策を講じて封じ込める手段を用意しました。結界しかり、御由緒家しかり、信仰を用いてマナの循環しかり。それを集積しているのも、いざという時の対処の為です。

    オミカゲ様が千年前に戻ったのは、次あたりのお話で出てきます。
    そしてそれは、全く同じ時間が繰り返されているわけじゃない、という事を理解しているオミカゲ様だから取った手段なのでした。

  • 御影会談 その8への応援コメント

    ごきげんよう、結界構築の維持管理者が一人で、その者の寿命、か。
    まさかそれが大宮司さんであり勝手な想像ではイコール、ルチアさん?
    そう言えば、ミレイユさんの箱庭の天辺にも孔があったはずですよね?
    あれとミレイユさんの魔力(マナ)で座標特定が正確になりつつあるとか?

    ミレイユさん同士の会話、似たもの同士を通り越した同一人物同士の会話ですから、自己嫌悪も後押ししてどうしてもギスギスしちゃいますよね。くだらない冗談だけならまだしも、こんなシリアスな話題だと特に。
    反面話の理解度は高いのでしょうが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    鋭い指摘と考察に、わたくしシビれてしまっております!
    はい、一々ご尤も! 寿命を原因としているのはルチア婆様が担っているからで、箱庭の天辺にある孔とミレイユから伝わる魔力から、座標を特定していました。お見事、すっかり見抜かれてしまいました!(笑)

    そうですね、ミレイユからすると自己嫌悪やら同族嫌悪やら、複雑な気持ちが先行して、素直に仲良く話し合おうという気になれません。
    けれど、立て板に水というか、打てば響くように会話が成立するので、その辺は話が早くて助かる、という感じでしょうが(笑)

  • 御影会談 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、なるほど、確かに孔が
    徐々に大きくなるにつれて魔物も強力化して行く、裏を返せば出てくる魔物より強いミレイユさんはそこを通れない。
    でも魔物出現はミレイユさんが帰還したせいだとも言っているのですから、忸怩たる想いはしても言い返せない、それがまたミレイユさんらしいですが。
    ただ、千年前にタイムリープしなければならなかった理由にはならない気がするのですよね、残念な私の脳味噌では。
    でもそうか、パラドックスは並行世界で吸収か。
    でもパラドックス発生はタイムリープの最初の一回だけなのでは?
    後は千年のループに入る気もしますね。
    あ、これがひょっとして、n回目のループと言うことなのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    魔物を現代に呼んだのは、ミレイユの責任ではないかもしれけど、その一端はあると思えるのは、確かに彼女らしいところです。そこで何も知らない関係ない、と言えるようなら、こんな事にはならないんでしょうけど(笑)
    でもそれは主人公だから、という理由じゃなくて、そこにもそうさせるだけの理由付けをされているんです。そうして貰わないと、困る連中がいるからですね。

    そして何故、千年も前に帰還したのか、それが不透明ですよね。
    このリープに関して、ちょっと違うところが、前回と全く違う周回を繰り返している、という部分なんです。
    そこのところは詳しく説明が入りますが、仰るとおりこれn回目のループです。

  • 御影会談 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、ループ中ですから因果の始点と終点が不明確なのは仕方ないから横に置いたとして、孔がミレイユさん帰還より以前にあったのは明確、ならば十二神が連れ帰りたかったのはオミカゲ様イコールタイムリープ後のミレイユさんと言うことなのかしら?
    と仮定を置いて、だとしたら連れ帰って何をさせたいか、ですね。
    そしてオミカゲ様は連れ戻される訳にはいかなかった、それがオミカゲ様の目的でありミレイユさにタイムリープしてほしい理由、だと。
    ユミルさんは何やら気づいた様子ですが、何だろう?
    ルチアさんに続いて今度はユミルさんか。
    やっぱりアヴェリンさんは可愛いな。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうですね、特に因果の始点については分かり難い部分で、その上でどうすれば終わりに出来るのかも手探りな状態です。
    連れ戻してやらせたい事、というのも不明な部分ですが、ユミルも知っているのではなく、当たりが付いている、という感じです。
    そしてその当たりについては、オミカゲ様もかつてユミルから聞いた話だった、という感じです。
    この話について、アヴェリンが関われる部分もなく、オミカゲ様は話題に出すのを明確に避けているんですが、それにも理由があります。

  • 御影会談 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ああ苦しい! そりゃアヴェリンさんやルチアさんは騙せても、ユミルさんは無理でしょう。
    異世界でも真名は信頼できる人以外には隠すんですね。ミレイユさん、異世界での自己紹介まで面倒臭がるからこんな事になっちゃって。
    何となく、オミカゲ様のミレイユさんに託したい願いは、タイムリープして欲しいと言うことかしら、と思っているんですが、いよいよその理由、ですね。
    でもこれ、永久ループに入っちゃってませんか?
    豊さんが異世界へ
    異世界でミレイユさんに
    ミレイユさんがパーティを結成して英雄に
    英雄が宝を手に入れ歴史改変後の日本へ
    そこで御子神様に
    御子神様タイムリープして歴史改変
    改変してオミカゲ様に
    鶏と卵じゃないですが、因果の始まりがどこか、そしてループを始める原因はどこに、何があったか、ですよね。
    ううん、興味深い!
    ドキドキします!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、相当苦しい言い訳でした。全くないよりマシ、程度のものでしたし、通じる筈もないんですが、「この体」の名前という意味では、間違いではないので……。
    はい、仰るとおり、オミカゲ様の願いはタイムリープして欲しい、という事ですね。そしてまたまたそのとおり、これ永久ループしちゃってます。
    ループの起点となったもの、そしてループする原因など、オミカゲ様の推論も交えて話される事になります。

    オミカゲ様の周回と、その一つ前の周回とも、今回の流れは違うんですが、しかし繰り返す運命だけは変わっていない。
    それを打破して欲しい、というのがオミカゲ様の願いであり、託したいバトンなのです。

  • 希求 その8への応援コメント

    ポーション、不味いんですか(笑)
    なんか透明で綺麗なイメージがあるからか、なんか美味しそうだと思いがちですが、よく考えたら薬ですもんね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうなんです、普通に苦くて、飲みたいと思えるものじゃありません(笑)
    結局は草を潰したり練りこんだり、蒸留したりしたものだから、味が良い筈ないんですよね。

  • 御影会談 その4への応援コメント

    ごきげんよう、もう、海雀さま。
    凄い方だとは常々思っておりましたが、これほどだとは。
    もう、大興奮です。
    そうか、ああ、なるほど、そんな言葉しか出てこないくらいに、これっぽっちもこの種明かしの「た」の字さえ思い浮かんでいませんでした。

    近似なんてものじゃない、本人か。
    タイムリープしたのか、ミレイユさん。
    そりゃあ気味悪くも思えますよね、自分との対面、対話なんて質の悪い冗談にしか思えないでしょう。
    八房さんがフラットロというのも、それに輪をかけての驚愕。
    ひょっとしたら、ルチアさんが大宮司さんをみつめていたのも、まさか長命なるが故の本人ということ?
    ルチアさん以外、ユミルさんとアヴェリンさんへの眼差しは、遠い昔に別れたふたりを懐かしく思って見つめていたのか?
    もっと勘繰ると、この日本は間違いなくミレイユさんが異世界へ召喚された時にの日本と同じ世界線で、タイムリープして色々やったから歴史が改変された後の日本なのか? となるとタイムパラドックスが発生中?

    本当に、感服しました。
    これだけ物凄いギミック、ストーリーテリングを凝らした物語に出逢えた幸運に、感謝を。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    過分なお褒めの言葉を頂いて、身体が打ち震えています!
    そうです、ミレイユはタイムリープして、その所為で歴史改変された世界です。フラットロに関しては、もっと上手くやるべきでした。名前の類似性や、尻尾が増えて行く描写など、より分かり易くするヒントを作るべきだったと反省してます。
    そしてルチアさんが大宮司を見つめていた理由は、そのものズバリ大正解です!
    他の二人に向けていた眼差しについては、ちょっと違います。謝罪の視線なので、もうちょっと悲しい理由があるのでした。

    その辺りも含めて、何故、どうしての理由全てがこれから展開されます。
    凝ったストーリーテリングなどと言われると、恐縮するあまりエビの様に腰が引けてしまいますが、こちらこそ拙作をここまで深く読み込んで下さって、心の底から感謝しております!
    オミカゲ様の正体が分かったここからが本番なので、どうか拙作ともう少しお付き合い下さい!

  • 御影会談 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、大宮司さんの立ち位置と目的が未だ霧の中ですね。オミカゲさまと目的を一とする、そうである筈だけれど、なにか違う気もします。最終到達点は同じかもしれませんが途中経路が違うというか。
    ルチアさんが注意を払っているのは何故なんだろう?
    オミカゲさまに対して、ミレイユさんととても近似性が高い(ほぼ同一?)、実の子供だと言われたらなるほどと納得してしまいそうになる感覚は皆が持っているようですが、大宮司さんへは、何処かで縁があった人物、という感触を抱いているミレイユさんですが、ルチアさんはまた違う感触を持っているようですし。
    ミレイユさんがそうだろうと確信に近い思いを持っているオミカゲさまの胸中(それには読者としても気になる、オミカゲさまの出自やミレイユさんとの関係も含まれる)、それに加えて今度は大宮司様の思惑も。
    この会談でどこまでが暴露されるのか、もう大興奮です。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    大宮司さん、そう簡単に腹の内は見せてくれません。というか、その腹の内を知られるときっと怒ると理解しているから、敢えて言ってないんですが。
    とはいえ、それは悪意あるものではなく、一切の事情を知らないミレイユには今聞かせたところで逆上されるだけ、と理解しているからです。
    もっとオミカゲ様やその勢力の意義を理解して貰わなければ、教えても意味がないから、敢えてそれらしい返答でお茶を濁しました。

    ルチアが向ける疑念、そしてミレイユとの同一性、それもすぐに分かります。そしてそれが結構トンデモなので、受け入れて頂けるかドキドキです。
    暴露や真相はまだまだ続く予定ですので、楽しんで頂けたら幸いです!

  • 御影会談 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ユミルさんはこういう面ではやはり世慣れているというか、名家のご出身なのかしら、ひょっとしてオミカゲさまのように権威から逃げ出したいと思って、実際に逃げ出してきたのかもしれないな、と思いました。
    社会の慣習や常識、それらをちゃんと知っているからこそ、茶化せる。自分がとるべき態度を自分で決められる、そんな奥深さがあるようにも感じられました。
    でも、オミカゲさまが、ミレイユさん以外のメンバーに向けた謝罪と憐憫(?)の眼差し、気になりますね。ミレイユさんだけで良かったのに、巻き込んで申し訳ない、的な感じなのかしら? それならそれでちょっと失礼みたいに思えますが、巻き込んだ方からすると当然とも言えますし。

    以前コメント返信でお教えいただいた、オミカゲさまのお友達「ひとりと一匹」、一匹は八房さんだろうなと思っていましたが、そうか、ひとりは大宮司さんかも?
    でも様子を見ると、かなりご高齢であり、独立歩行もおぼつかない様子、ひょっとしてオミカゲさまがミレイユさんに託したいと思っている要因のひとつかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、実はユミルさん、とある一族の姫様です。そして一族最後の生き残りでもあります。本編でも触れる予定ですが、がっつり描写するとしたら、ミレイユ過去話とかになるでしょう。ただ、その予定はないので、殆ど裏設定みたいなものです。
    そのユミルやアヴェリンには謝罪の眼差しがあった、というのも、もう少し後になって分かります。巻き込んで申し訳ない、というよりは、もっと切実な謝罪で、それはオミカゲ様の正体とも直結します。

    そして、仰るとおり、友達の一人はこの大宮司で、そしてルチアには謝罪の視線を向けなかった理由でもあるのです。

  • 御影会談 その1への応援コメント

    ごきげんよう、なるほどそうか、この広大にして豪華な迷宮である神宮奥宮とは、面倒臭がりのミレイユさんの性質を利用しておとなしくさせておくための子0宇率的なシステムだったんですね!(違う)
    もう、何をするにも面倒になっちゃうミレイユさん、すっかり罠にはまってしまっているなぁ。
    それよりルチアさんとユミルさんが大人しく二週間もここに囲われているのが驚異的な事実ですよね。テレビもスマホもないというのに。
    甘いものがたくさんあるからそれで満足?
    あ、箱庭に行ってミレイユさんに見せつけるようにして楽しんでいるのかしら?

    アキラくんが御影本庁の存在を知って、どう思っているかですよね。
    魔物退治の専門機関がないと思っていたころには、自分一人で(ミレイユさんたちがいなくなる前提で)戦えるようになりたいと思ったのは当然でしょうが、前提が変わりましたものね。
    加えて、ミレイユさんはアキラくんがパーティに参加したいとは思わないだろうという推測ですけれど、パーティメンバーになるかならないかは別として、アキラくん、もうミレイユさんたちと離れたくないと思っているんじゃないかしら(アヴェリンさん達のモーレツしごき教室からは卒業したいと思っているでしょうけれど)。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなのです、面倒臭がりならまず閉じ込めておけるという、画期的システム!
    ミレイユ以外には無効というのも実に有難い。考えた人は天才ですね(違う)
    自由に行き来できないのはミレイユだけなので、その二人は自由に行き来しています。なのでスマホ使いたいと思ったら、アキラの部屋に行ってますね。そして自慢げに楽しかった事を口にして煙たがられています(笑)

    むむっ、アキラについて、その話題に触れて来るとは流石おだ様! その点についても、後々彼らの話題に登りますよ。
    仰る事が一々的確で、もはや訂正する場所すらありません!(笑)
    ただやはり、せっかく身に着けた力ですから、捨てて錆び付かせたくないと思っていますね。そして実力不足を痛感しつつも、傍を離れず戦いたいとも思ってます。いつかミレイユに認められる男になるのが目標です。

    編集済
  • 顔見せと夕食会 その8への応援コメント

    ごきげんよう、得てして、権威とはそうやって周囲から外堀を埋めるように作られていくものかもしれませんね。
    そしてその中に囲われた権威そのものであるひとは、何故斯様にも窮屈な思いをせねばならないのかと不満をかこちつつも、現状と将来を鑑みて不満を飲み下すしかない、と。
    その繰り返しが千年の孤独を一層深く降り積もらせていくのでしょうね。
    由井園志満さんと侑茉さん母娘、裁判前の控室でもあったように、やはりこれが千載一遇の機会とでも捉えたのでしょうね、前のめりです。
    結希乃さんの可愛らしさを見習いなさいませ、とちょっと言いたくなってしまいましたが、見習ったからと言ってあの可愛らしさに対抗できるのはアヴェリンさんくらいかしらとも思えますね。
    ところでアキラくん、紫都さんとは手を繋ぎましたか?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうですね、本人の意志とは無関係に、権威あるものは囲われてしまうものなのかもしれません。そしてオミカゲ様も、それを有用だと思うから受け入れるしかなかった、というところで……。
    おっしゃるとおり、それで孤独感を増していく要因となったのですが、実は決して一人という訳ではなかったのです。空虚なものを感じつつも、立場がそれを許さないとしても、女官たちが自分を気遣う様を見せる姿勢は本物だと理解しているし、そして実際無二の友と言える存在がいます。(それも一人と一匹!)

    由井園さんちの、特に侑茉さんは結希乃さんに強いライバル意識があるせいで、ここぞとばかりに売り込みを掛けていますね。親密そうに見えるやり取りを見て、更に置いて行かれていると焦ってしまったようです。
    それが逆効果である事は、分かりそうなものなんですけどね。

    ところでアキラくんは、手どころか直視すらしてないと思います。
    シャイというより、普通に良家のお嬢様な訳で、委縮してそれどころじゃないですね(笑)

  • 顔見せと夕食会 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん、違いますよ? 結希乃さんは、デキるおんな、じゃないのです。可愛いおんな、なのです。お間違いなきよう。

    ってそれは置いておいて。
    オミカゲさま、やっぱり、辞めたいんでしょうね。
    この神宮はオミカゲさまにとって、絢爛豪華で華やかにして煌びやかな、絶対零度の冷たくて凍てつく牢獄だったのでしょう。まさに、千年の孤独。
    裁判中ミレイユさまに飛ばされた紙にはひょっとして「淋しいよ、誰も友達になってくれないよ」と泣き言が書いてあったのかもしれません。
    ミレイユさまもそれが理解できて、そして何故彼女がそんな立場に追い込まれてしまったのか、不憫に思えて、だから渋々でも今の扱いを受け入れてやろう、これじゃ断わりたくても断れない、そう思ったように感じられました。
    けれど一方で、自分にその代わりをやれというのなら断固として断る、そうも思っているのでしょうけれど。

    それにしても、自分が千年をかけてやってきたこと、その成果が日本の今の繁栄と国民の安寧ではあるけれど、その跳ね返りが自分の孤独となったことへの忸怩たる思いはあるのせよ、オミカゲ様が何故、今の日本という国家の国体を作り上げようとしたのか、その理由は未だに分かっていませんよね(もちろん、オミカゲ様の出自も未だ謎ですが。なぜミレイユさんと近似しているのか、異世界との関わりはどうなのか? 等々)。

    御由緒家の男性陣って、藤十郎さんに続いて京之介さんもそうですけれど、物腰柔らかく紳士、そしてその内実も振る舞いに似て上品であり、考え方も平明で自制が効いているというか。
    理力が女性の方が良く表れる、女性上位であることも影響しているのかしら? 全員が全員十糸子さんのような感じだとは思えませんが、そんんあ攻撃的な女性上位社会で御由緒家当主を務めていく為に作り上げられた性格かしら、とちょっと思ってしまいました。
    でも、結希乃さん、可愛いなぁ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    ははぁっ、すみません! ミレイユにも良く言い聞かせておきます! 可愛いおんな、はい復唱!(笑)

    そうですね、この奥御殿は神が住まうに相応しい品格と贅を凝らした建物ですが、自らが望むものは手に入らない場所でもあります。
    時として、場所に立場に、あらゆるものに囚われていると感じている事でしょう。
    でもオミカゲ様にも責任と目的があって、投げ出す事を許さないと自身に誓いを立てているような形です。神の代わりなど冗談じゃないと断固として断る、というのはおだ様の言うとおりですが、オミカゲ様が代わって欲しいのは立場ではなく目的なのです。
    千年掛けてやって来たことの真意は、もうすぐ明らかになります。
    ミレイユも勘付いて……というか見抜いていて、だから不承不承これに付き合っていると言えますね。

    御由緒家の男性陣は人が出来てる風に見えるのは、まさに女性優位社会の荒波に揉まれている所為で間違いありません(笑)
    特に力量を多く持つ事を求められることで、女性と比較されがちで、肩身の狭い思いもさせられます。その所為だと思います。

  • 顔見せと夕食会 その6への応援コメント

    ごきげんよう、うん、藤十郎さんが、人として真っ当なお方で良かったです。
    御由緒家としての面子、体裁、伝統や矜持に縛られて、お父様もそれが理解できるからこそ自ら家を離れる決断をし、弟さんである藤十郎さんもまた、理解しつつも家族としてそれを受け入れたのでしょうね。
    やらぬ善よりやる偽善、アキラくんを手の届く範囲で支援した事も、それを素直に感謝して受け入れたアキラくんも、良かったと思います。だがアキラくん、従姉妹の紫都さんに鼻の下を伸ばしたら、アヴェリンさんの飴ちゃんが待っていますよ?
    ミレイユさんの面倒臭がり炸裂。
    目の前で繰り広げられる愁嘆場は、見ている方がやるせないですものね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    藤十郎に限った話ではありませんが、御由緒家の多くは人々の規範たれ、という気持ちの強い人が多いです。
    でも仰るように、面子や体裁、お家事情が、単純に手を差し伸べる事を許しませんでした。
    お互いに遠慮も負い目もあるものだから、謝罪合戦が始まりそうな気配を感じ、さっさと終わらせてしまう事にしたミレイユさん。
    面倒臭そうなもの見せるんじゃねぇ、ってところでしょうね(笑)

    アキラはどうだろうな、紫都に鼻の下を伸ばす余裕があるのかな。
    ただ、紫都の方からすると、気にならない筈がないだろうなぁ。御子神と非常に近しい存在として。

  • 顔見せと夕食会 その5への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、由喜門家の長子の嫡男でしたか!
    凄い、どんな事情があってその事実が秘されてきたのかはわかりませんが、その事情がなければ由喜門家の当主もあり得た、と言う事ですよね。
    確かに御由緒家同士の権力争いは、オミカゲ様に睨まれるリスクを考えると抜け駆けなんて考えはしないでしょうが、ひょっとして、アキラくんの親御さんは、アキラくんに御由緒家を継がせたかなかったのかも? お父様も継ぐ気はなかったのかな?
    でも彼のご両親、魔物に命を奪われたような傷跡があったと言う記述が確かありましたよね? となると殉職されたと言う事で、ならば御由緒家として働いていたことになるし、アキラくんにあまり才能がないから遠ざけようとしたのかな?

    ミレイユさん、今回の仕出かしで、色々迷惑をかけたと思ってるんですね、だから謝罪行脚か。ちょっと小市民的で可愛いです!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、アキラくん実は良いところの御坊ちゃまでした。ただやっぱり事情があって、本家とは距離を置かざるを得なかったんですね。
    アキラの両親は所謂、事故的に結界に閉じ込められ、そこで魔物に襲われて殺される事になってしまいました。理力持ちだと、自動展開される設計上、そういう偶然も有り得る訳ですね。
    当然、御由緒家は事情を知っているけれど、表立ってアキラを援助できない理由もあったので……。
    この辺り、作中で出す予定が、結局流れてしまいまして……。
    もう少し、アキラとお家周りは色々やりたかったんですけど、まぁつまらない話にしかならないなぁ、と思ってお蔵入りとなりました……。

    そしてやっぱり、無罪放免とはいえ、やらかした自覚はあるので、頭を下げなければ収まりが悪い、という事で……(笑)
    ミレイユはどこまでも小市民的考えが抜けないんですよね。

    編集済
  • 顔見せと夕食会 その4への応援コメント

    ごきげんよう、確かに、オミカゲ様、想像以上にフレンドリーな接し方でしたよね、ちょっと驚いてしまいました。
    当然裁判の時みたいな鉄面皮ではないだろうとは思いましたが、余程普段は神としての威厳を整えるのに苦労してそうですよね。
    思うに、オミカゲ様は、もう神様辞めたいんじゃないかしら?
    ミレイユさんとの因縁がどこかであったとは思うのですけど、その因縁の中身次第ですよね。
    でも食事もすれば笑いもする、ミレイユさんとの会話に安らぎも覚えているようですし、やっぱり疲れているんじゃないのかなぁ、なんて。
    でもミレイユさんの言う通り、オミカゲ様が全てを話すまでは打ち解けないのが正解でしょうね。それが真相を手っ取り早く知る手段でもあるでしょう。
    さてアキラくんにどんな接触があるのか?
    ちょっとだけ、ドキドキします。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    普段のオミカゲ様もミレイユに接する時のように、他の誰にも同じフレンドリーという訳でもないですが、当人を前にすると色々と思う事もあるようで……。

    そうですね、今の神という地位を望んではないので、辞めたいと思っているのは確かです。でも、とある責任とバトンを渡すという役割があるので、耐えている感じですね。
    ミレイユは当然、オミカゲ様が抱えているものを知らないので、打ち解けず警戒を緩めないのが正解と思うでしょう。

    アキラについては、この後だけじゃなく、もっとお家関係で話を作りたかったんですが……そこに文字数割くのもなぁ、という思いが先行したのでダイジェスト的で終わらせています……。

  • 顔見せと夕食会 その3への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、が御由緒家と何らかの血縁関係にあるのか、あるのなら天涯孤独の彼にその機会を、と言う配慮なんですね。加えて、そこに何らかの魂胆が見えないかと言う試金石にもなっている。ミレイユさん、さすがよく先まで見ていらっしゃる。

    オミカゲ様の扱いと言うか、自身の価値を高める為の手法、それを権威づける言葉使いやマナの利用方法、格式を高める為の儀式や儀礼、神として自然と周囲の人々が忖度しつつ考え練ってきた、と言うより、オミカゲ様の作戦と言う具体的で即物的かつ人為的な策が匂いますよね(考え過ぎかも?)。
    その辺りをミレイユさんにも引き継ぎたいのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、実はそうなんです。実は他の人より有能なアキラ、の理由付けとしてこうなってました。もっと丁寧に下地を作ったり深堀できたら良かったんですが……、そこに力入れてもなぁ、という事でアッサリ流す感じに……。

    そ、そしてオミカゲ様の考察……、す、するどい!
    まさしく人為的な策でもってオミカゲ様という存在を作り出しています。間違いなく神様ではあるのですが、それを更に効果的に演出する事も念頭に置いていますね。
    全てはマナの効率的運用が前提にあるので、神としての存在は二の次になるのです。
    そして引き継ぐ、というのは間違いではないんですが、むしろ正解なんですけど、その引き継ぐ先が違うといいますか……。

    ここからはぶっ飛び展開になります、何故、どうしての答えに引き攣らないで頂けると嬉しいんですけど……(笑)

    編集済
  • 顔見せと夕食会 その2への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、もうすっかり、ミレイユさん達に精神的に依存しちゃってる感じ。浅ましいとか気にしてますが、子供ですもの、社会人の公式の場、しかもハイソサエティの集まりは遠慮したいのが本音でしょうし、えぇ〜ってなって思わず大人を頼っちゃうのも当然ですよね。ご両親を早くに亡くされているから、かえって不器用に大人に甘えてしまう、と言うところもあるのかも知れません。
    オミカゲ様ひとりの暮らしに何百人ものお世話する人々。
    そんなエリート集団が、裁判でのオミカゲのの一言で簡単に信じてしまっている。
    恐ろしさを感じますね。
    集団催眠と言うのか集団思考停止当然言うのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなんです、アキラはまだ子供で、実際思考的にも子供の部分があります。だから頼れる大人、正しい大人に甘えてしまうところが出ています。
    精神的にまだまだ未熟なんですが、それが許される年齢でもあるんですよね。でもユミルやアヴェリンは、それを求める。
    弱いと叱咤し、駄目な奴と貶しても、一人の人間としては対等に見ているんです。アキラを子供だから、という理由で贔屓もしないし下にも見ません。

    はい、確かに。オミカゲ様の一言で何もかも信じる。これって集団催眠と言われても不思議ではありませんよね。
    そうさせるだけの下地を丁寧に作り上げた、とも言えるんですが……。
    幾つも目的を隠していて、それを表に出しませんが、基本的には善性です。
    それが間違いないのは彼らにとっても救いでしょうが……。

  • 顔見せと夕食会 その1への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、真実、オミカゲ様の真意と目的が明示される事は確かだろうから、それまでは茶番を続けるしかないだろう、と言う事なんでしょうね。
    アキラくん、今回の神宮側の遣り方があるからなのか、オミカゲ様信仰はそのままに、心情的にはミレイユさん寄りになりつつあるのかな?
    以前、ミレイユさんの前で、モブさんが自然と神を前にしたように傅くシーンごありましたが、オミカゲ様と理力が似ている事で、日本人には神前であるような神威がミレイユさんにはあるのかも、なんて思ってしまいました。
    それにしてもアヴェリンさん、可愛い。
    尽くす女だ。
    結希乃さんとお見合いさせて、どちらも愛でたい。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなんです、今のところは乗ってやるしかない、と我慢してやった感じですね。
    アキラにしても、勿論信仰はオミカゲ様に向けていますけど、味方したくなるのはミレイユ側、という実際に見て感じられる方を優先してる感じですね。

    そう、以前モブさんが傅いていたシーンは、ミレイユをオミカゲ様の神威と勘違いした所為で間違いありません。そしてそれが同一と思われてしまうのも、当然という理由もあるのです。

    そう、アヴェリンはミレイユの為ならどこまでも尽くす忠臣なのです。
    結希乃とアヴェリンどっちもなんて、何て贅沢な、ずるい!(笑)

  • 神明裁判 その8への応援コメント

    ごきげんよう、これからはミレイユさん、御子神様としてここで暮らすと言うことになるのかしら?
    神様の衣装を大人しく着せられて、世話役まで受け入れて、ミレイユさん、気に食わないだろうけど、素直に従ってますよね?
    自分は断じてオミカゲ様の子供ではないが、それでも今はそうして振る舞った方が都合が悪くよい、とでも言いたげな。
    それとも逆らうのが面倒くさいのか? あり得る!
    アキラくんの察した通り、裁判中に飛んできた紙に何が書かれていたのか、ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    ミレイユは、とりあえずここで暮らそうと思ってます。
    実に気に食わないし、御子でもないし、非常に不本意だけれど、今は留まっている方が都合が良い、という……。
    いっそ逃げようか、とは常に考えています。でも色々思考を巡らせて、結局その場に留まる事で結論が終わる、という事を繰り返しています。

    オミカゲ様も御子を方便として使うつもりでしかないので、それを認めないのは構わないんですが、その後のあれこれがスムーズになるのでそういう事にしておいて欲しい、というのがあります。
    そして、その紙にある一文に書かれていたから、とりあえず留まる事にしたようです。

  • 神明裁判 その7への応援コメント

    ごきげんよう、オミカゲ様の御子と正式に決まった訳ですが、だからどうなるのか、は見えていませんものね。特にアヴェリンさん達。同じオミカゲののご落胤でも御由緒家は人間で、ミレイユさんは神。
    アヴェリンさん達はミレイユさんの御由緒家と言う扱いなのかしら?
    どちらにせよミレイユさんと御由緒家の扱いの差が、オミカゲ様の真の目的を知る為のキーとなりそうな感じですが。

    アキラくんは、幼児教育から今日まで育ってきた教育の成果なのかも知れませんが、ある意味、彼だけではなく、国民全員が、オミカゲ様の庇護にある事で、思考停止に陥っているのかも、と思いました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    オミカゲ様としては、御子と認定したからには、次いでにあれこれやって貰おうか、と考えているものの、基本的にはミレイユの心に寄り添いたいと考えています。
    ただ、そうとも言ってられない事情もあるので、ミレイユには平穏な生活なんてものはやってきません。

    アヴェリンの扱いはミレイユの臣下という扱いになるので、御由緒家という表現は非常に近いですね。

    アキラについても、そのとおり。思考停止状態になってるのは間違いないですね。というより、オミカゲ様への信頼がそうさせている、という部分があります。これまでの行動と結果が、悪い事が起きる筈ない、と頭から考えてしまっているんですね。

  • 神明裁判 その6への応援コメント

    ごきげんよう、神を新たにひと柱、オミカゲさまの名の下に降臨させる事が目的だったと言うこと?
    無罪放免する為ではなく、無罪はその最終目的達成の過程での通過点でしかなく、ミレイユさんを二人目の現人神としたかった。
    御由緒家とはこれで一族となるわけですか。
    父親は高天原と言うことは、神道で認められた神話の中の神、なのでしょうから、それはオミカゲさま自身が神である事の補強材料になるのでしょうが、御由緒家もその落胤の家系と言う事なんでしょうね。

    本来なら犯罪を犯そうが何をしようが、これまで通り放置、監視で良かったものを、今になって何故、名まで与えてミレイユさんに神の立場を与えたのか? が問題なんでしょうね。
    オミカゲさま、引退したくて(又は寿命が迫って? 神様だったらないのかしら?)その後継者に仕立て上げたかった、とか?

    アヴェリンさん達はどうなるのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなのです、ミレイユを二柱目の神として認知させる事こそが目的で、もっと言えばより個人的、利己的な思わくもあるのですが、またちょっと違う部分も……。
    ここで言ってる事の半分は方便で、真意を隠す為のものです。
    本当は高天ヶ原から降臨した神ではないし、だから父神についての話なんて全て嘘です。

    立場を与えるのは、この後に予定している事をよりスムーズに運ぶ為で、この髪認定すら単なる通過点に過ぎません。
    それも近々判明する事になります。

  • 帰郷 その6への応援コメント

    異界から何か紛れているというのはこの一件だけではなさそうですね。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    はい、仰るとおり、この一件だけではありません。
    そして実は、もっと大きな何かが蠢動しているのです……。

  • 不安と不穏 その4への応援コメント

    んあー!!!飯テロ!!!
    グラタンのパリパリチーズはトンデモなく美味しいんですよね!!!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうなんです、表面のパリパリ、とろりとしたホワイトソースは堪りませんよね! グルメ小説ではないので表現はあっさりでしたが、異世界産ごはん事情は外せないということで、こんな話を入れてみました(笑)

  • 神明裁判 その5への応援コメント

    ごきげんよう、予想の遥か斜め上をすっ飛ぶ衝撃の発言でした!
    何故かミレイユさんの激しい否定が痛々しく見えてしまうほど。
    でも、ミレイユさんはある程度正確にアタリをつけた上でこの誘いに乗ったはずですから、突然の親子の名乗りに動揺したのではなく、「何を企んでいる!?」に掛かっているような気がするのです。
    この際御由緒家とか裁判長はどうでもいいですが、ユミルさん達の感触が知りたいですね。アキラくんでさえ感じた二人の親和性を、ユミルさん側はもっと正確に捉えているはず。
    いや、それより先に、オミカゲ様の話を全部聴きたいかな?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    ミレイユの激しい否定……、いつもどこか宙に浮いているような余裕を見せる人ですから、余計にそう見えますよね。
    そして、ミレイユが付けていたアタリは、彼女の中では相当強い根拠あってのものでした。仰るとおり、何を企んでいるのか、に全てが掛かっています。
    ルチアやユミルも、二人の親和性については異常と認識しています。ほぼ同一と感じていて、双子であってもここまで似ない、と思っていますね。
    事の真相やオミカゲ様の真意は、もう少し後で聞かされる事になります。

  • 神明裁判 その4への応援コメント

    ごきげんよう、神明裁判はオミカゲ様がその神威を持って裁くと思っていましたけど、なんで裁判長が? とおもっていたら、そうか、まずは法治国家としての体裁を整える為に通常の法廷の手順を踏んだのでしょうね。
    弁護人も何もないから体裁が整っているかは疑問ですか。
    そして最後にオミカゲ様が今度こそ神威を持って最終の判決を下す。
    ミレイユさん側仰る通り、確かに茶髪だ。
    アキラくん、オミカゲ様への思いはそのままですが、この裁判の異常性に関しては、明らかにミレイユさん寄りでしたね。
    よく言ったアキラくん。
    後でアヴェリンさんが飴ちゃんくれると思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、裁判長を置いたのは、あくまで体裁として法廷の手順を踏ませる為でした。必要なのは罪状を読み上げる事、その事実確認をする事にあるので、正しい裁判を執り行う事でもありません。
    これが仮に公開裁判であったなら、もっと法に則った体裁は整えたでしょう。
    必要なのは、神威でもって決を下し、そしてその内容を御由緒家が知る事なのです。
    アキラの憤りは最もで、これには流石のオミカゲ贔屓も鳴りを顰めました。
    おめでとう、アキラ。アヴェリンが後で飴を目の前で握り潰してくれるよ!
    (三秒後のお前の姿だ、とか言って)

  • 神明裁判 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ここでアキラくん視点で描写されるのは非常に効果的で、緊迫感と緊張感と期待感が否応なく盛り上がってきますよね、さすがです。海雀さまは視点の切り替えがいつも本当に見事で、感心してしまいます。

    この裁判長さんは、本物の法曹界の方なのかしら? それとも神宮関係者なのかしら?
    文明開花後行われなくなって久しい神明裁判の為に、司会進行役でしかない裁判長さんを雇用しておくこともないから、本物の裁判官さんのアルバイトかしら?
    アキラくんを励ますアヴェリンさんに久々に一言を。アヴェリンさん可愛い。
    結希乃さん、色留袖ですよね。若いからきっと艶やかで華やかなんでしょうけど、黒留袖姿も見たかったなぁ。
    きっと艶やかさがいっそう強調された、上品な色気が漂っていた事でしょう。
    あぁ、可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    勿体ないお褒めの言葉、感涙の極みです!
    ここは視点変更しないと、その緊張感が出ないだろう、という考えと、ミレイユ視点にすると常にネタバレ全開のツッコミしか発生しないだろう、という観点からこうなりました(笑)

    この裁判長は本物の法曹界の方で、御由緒家に連なる人物なので、こういった場でも安心して任せられる人材です。
    所謂一般人の方に任せるには、ちょっと色々問題多いので……。

    結希乃は若く未婚であるから色留袖となりました。黒留袖こそ似合いそうって思うんですが、基本的に既婚者しか身に着けないそうなので、当主を引き継ぎ婿を取ってからじゃないと着れそうにないですね(笑)

  • 神明裁判 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、アキラくん、哀れ。人生オワタ状態ですね。他のメンバーと違ってミレイユさんと共に戦った経験がないのだから、そして今まで散々振り回されてきたのだから、信用して笑ってろと言うのが無理なんでしょうね。
    ユミルさん、いいなぁ、大人ですよね。
    アヴェリンさんの臣従ともルチアさんの信仰とも違う、パーティメンバーとしての意見。ミレイユさんの師匠としての矜持もあるのかも、なんて思ってしまいました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そう、正しくアキラにとって人生が終わったと、絶望するに十分な台詞でした。常に振り回されているから、今回もまた振り回されているだけで、更に今回はその力が強すぎて失神したレベル、といいますか……。
    何にしろ、信頼や信仰といった土台のないアキラには、何一つ信じられる根拠がないわけで……。

    ユミルはこのパーティにおいて、ご意見番となる役割ですね。
    誰が望んだ訳でもないけど、その役割は必要だと、理解して買って出ている感じです。結局何があろうと何とかして来た奴らだけど、誰か冷や水ぶつける役は必要だと、本能で理解したんじゃないですかね(笑)


  • 編集済

    神明裁判 その1への応援コメント

    ごきげんよう、これこそ慇懃無礼の最上級の使用例なんでしょうね。ミレイユさん達が憮然としてしまうのもやく理解出来ます。
    確かにアキラくんには最低最悪の状況で、以前なら考えるまでもなく神宮なる味方をしたところが、今や二進も三進も動けない状況ですから、ストレスもマッハでしょう、あ、私いま、若者言葉を自然と使えました!(そうか?)
    マナの生成地であると同時に集積地ですか。
    最初から対ミレイユ戦を想定していた訳ではないのでしょうから、となると何の為に集積していたのか? 大きな企みがあったのか? 気になりますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうですね、慇懃無礼……。だから憮然とするし、納得もいかずに苛つきが募る、といったところで……。
    アキラとしても板挟みの状態でストレスがマッハですが(使ってみた)、罪人として勾留されているように感じる手前、どう対応するのが正解か混乱しています。というか冷静に考えられる筈がなく、いっそ気絶していたいと思ってるぐらいじゃないですかね(笑)

    そして、はい。
    マナの生成と集積は、とある目的の為に用意していました。
    そしてそれは、おまけ的な意味合いですが、対ミレイユの物でもあるのでした。では何かというと、オミカゲ様が常に頭を悩ませる、孔とその向こうからやって来るモノに対してなのです。

  • 御影の意思 その8への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん御一行、まさに賓客待遇ですね。察するに、奥宮なんて早々来客があるとは思えず、しかもご宿泊なんてまあないだろうと思うのですが、それでもこのおもてなしですか。おもてなしは丁重ですか、裏はありそう。あ、私いまウマイ事言いましたね、可愛いアヴェリンさん又は可愛い結希乃さんからご褒美があるかしら?
    とてもこれから裁判を受ける被告人らしからぬ状態。
    これから始まるのは罪を問いそれを裁くことではなく、まるでオミカゲさまとミレイユさんの関係を御由緒家に周知させるイベントなのか? と言うのは勘ぐりすぎなんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    異例過ぎる異例な歓待。仰るとおり、来客なんて早々ないし、宿泊させるような事も尚更ありません。それでもこうしてあるのは、まさにこの為に用意させていた部屋だったからです。

    おもてがないから裏はある、なんて上手いこと言って、おだ様ったら!
    御褒美として、アヴェリンに手絞りリンゴジュース作らせておきますよ!(謎)

    そして、いつもながら何と察しの良い事か!
    そうなのです、これは裁判の形を取った紹介イベントに過ぎません。ミレイユの立場を表明すると共に、今回の事件における罪科を説明する為に用意されました。

  • プロローグ その2への応援コメント

    確かにそれもそうだ
    そりゃ他にも足掻く人は出る

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうなのです、ただ受け入れる人間ばかりじゃないんですよね。
    ただ、それがひどく問題を複雑にさせてしまった原因になったのですが……。

  • 御影の意思 その7への応援コメント

    ごきげんよう、うん、そうか、十糸子さん、何やらお父様に思うところがあるような感じはしていたのですが、お若い頃に。
    女性で、しかも一家を統治されているほどの方ですから、未だにお父様に対してある種の想いが、とは思えませんが、過去を思い返して恋敵を彷彿させる容姿の可愛い結希乃さんを見て、一瞬、時を遡ってしまったのかもしれませんね。とは言え、可愛い結希乃さんにしてみれば八つ当たりされただけですから、御同情いたします。
    それでも次世代がそれなりに協調主義を採っているのはまだ、安心できますね。

    今更なんですけれど、御影本庁、というのは国家機関、なんですよね?
    鬼退治という治安に関わる業務を遂行する機関と思っていまして、それ以外の治安維持執行機関が警察であり自衛隊(世界大戦に負けていないのならこの名前じゃないか、日本軍のままかしら?)、というように思っていたのですが、そうなると明らかに本庁より上位にあるように思える神宮(または大社)は現代日本でいう宗教法人であり、公益法人なんですけれど、そこが執り行う神明裁判って法的根拠はどうなっているんだろう、とふと思いまして。
    神明裁判に参加する御由緒家(傍聴じゃないですよね? 裁判員? あ、でも真偽を判定するのはオミカゲさまだけなら違うのか)は皆、本庁に採用されるわけで、それは二重身分になっているのかしら?
    すいません、細かいことが気になっちゃって、もう、無視してくださって結構ですからね?
    ただ、この世界における歴史と国家権力の在り様がもう、ツボにはまっちゃって、空想するのが楽しくなっちゃったんです、それだけなんです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    結希乃さんには八つ当たりでしか無いのですが、その顔を見て過去がフラッシュバックしてしまいました。十糸子にとっては、結ばれないと分かっていたからこそ、燃えた恋だったのかもしれません。
    協調主義については、オミカゲ様が頻繁でないにしろ良く注意する事なので、本人たちも良く弁えていることだったりします。

    いつもながら鋭いご指摘、思わず唸り声を上げちゃいます(笑)
    仰るとおり、御影本庁というのは国家機関です。警察とも軍隊とも違う、独自の権限を持っています。警察に協力要請できたり、あるいは戦争の時には戦力貸与というような事もしたり、互いに繋がりを持っています。

    御影の名を持つ神社は、神社本庁とは異にする単立宗教法人という事になり、神宮の存在は更に特殊で、神威という権威の元に成り立っています。
    神の名のもとに許される多くの特権を有しており、司法機関として裁判を執り行う事は基本的にありませんが、その権利を有します。
    今回執り行うのは内々の秘密裁判となりますが、日本国憲法に定められた正当なる権利の行使を持って、これの開廷が決定されました。
    今回、神明裁判に参加する御由緒家は傍聴人、証人として呼ばれています。
    証言を求める事も視野に入れていますが、むしろその判決を聞き届かせる目的です。

    正直なところ、ここまで深く知りたいと仰ってくれる読者様はいないと思っていたので、本文には登場しない内容ばかりです。
    こちらこそ、長文になってしまって失礼しました!

  • 御影の意思 その6への応援コメント

    ごきげんよう、理力を持つのは女性のほうが向いている、という説明がありましたけれど、御由緒家は可愛い結希乃さんのお父様以外は全てご当主は女性なんですね。
    御由緒家といえども女性の集まり、やっぱり恐ろしいですよね、粘着質の鞘当ては男性のお父様は辟易としてしまうでしょうね。十糸子さんの嫌味に可愛らしく頑張って対抗しようとした可愛い結希乃さんはやっぱり若気の至りだったでしょうが、それを肩に手を置くそれだけでいなし、正面から𠮟りつけないお父様、素敵です。
    御由緒家も一枚岩ではない、歴史が降り積もるとどうしてもこんな事態に陥るものですよね。御由緒家筆頭、みたいな家格付けがあったほうが良かったのかも。
    可愛い結希乃さん、お若いのに色留袖ですか!! これは素敵だ、海雀さま、是非ともイラストを! ご当主になられた時の第一礼装が気になりますね、女性だから紋付羽織袴ではないだろうし、ううん、どんなだろう?
    海雀さまは和装にもお詳しい様子ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、どうしても理力は女性が多く持つ傾向があって、武人気質が無くてはやっていけない家業の当主ですから、男性がなる、というのは少ないんです。
    ただ、どうしても子宝に恵まれず、というケースもあってそれで男性当主が立つ場合もあります。
    そうなるとやっぱり諍いの一つも生まれる訳で……筆頭名家を置かなかったのは、互いに監視させる役目もあります。どれか一つが睨みを利かせるより、そちらの方が良い、という判断でしたし、過去にあった事件がそうさせていたり……。

    結希乃さんに色留袖、絶対似合うと思うんですよね。でもイラストは無理です、そんな才能ないです!(笑)
    ただ詳しい訳ではなく、必死に調べて形にしただけなのです……。和装やそれが出て来る作品を好むというだけでして……(苦)


  • 編集済

    御影の意思 その5への応援コメント

    ごきげんよう、神明裁判、ですか、ううん。
    中世欧州で魔女裁判的な野蛮かつ非科学的なものと違って、オミカゲさまという神様が実在し、しかも神に相応しい神威と能力を持って日本の歴史を引っ張ってきた(らしい)方の裁きだから、下手すると科学捜査よりも納得力が高いというのは理解できますが、まさかミレイユさん達を裁判にかけるために、とは予想外でした。
    それとも神明裁判という、形式が整わなければオミカゲさま(もしくは大宮司)はミレイユさんに面会もできない、ということなのかもしれませんが。
    でも御由緒家を立ち会わせるのはなぜなのかしら? それが神明裁判の形式だから、というだけならいいのですが。
    可愛い結希乃さんが、お父様の前で両家のご令嬢の如く楚々としていらっしゃるのは心が洗われるような気分がいたします(←バカ)。
    また、彼女のお父様も、名家の当主であるという尊大なだけのバカおやじではなく、ちゃんと娘さんを愛していらっしゃるのがよくわかって安心いたしましたが(←やっぱりバカ)。

    鬼退治、とは孔から出てくる魔物、魔獣の退治のことだとは思うのですが、御影本庁(国家機関)だけが対処しているのではなさそうですね。
    御由緒家それぞれが私的にも対処している感じで、それらに対して国家予算は使われてはいない感じですね。オミカゲさま設立の企業の経営を任されてその集英期の大部分は鬼退治に使われているとのことでしたが、ここらあたりの国と本庁、そして御由緒家の関係が興味深いですね。

    なんだか、いつも長々と申し訳ありません。

    作者からの返信

    ごきげんよう、長文失礼なんてとんでもない!
    いつも感想ありがとうございます!
    この日本における神明裁判は、仰るとおり神の実在と神威から成る、これ以上ない公平公正な裁判なので、審判に対する納得が桁違いです。
    そして裁判という形式を取り、かつ御由緒家を同席させるのには、単純に罪を裁く以上の意味と役割があります。むしろ、それを周知させる為の裁判です。

    可愛いと評判の結希乃さんは家族仲が良好で、名家にありがちな尊大さみたいなものが見えません。それも家に寄るんですが、ここはたまたまというか……苦労人の結希乃さんが家でも苦労とか、そんなの可愛そう過ぎるじゃないですか(笑)

    鬼退治は仰るとおり、孔から出て来るアレの討伐に対して言っています。
    この討伐はオミカゲ様から受け継いだ家業でもあるので、本庁所属であるかは関係ありません。統括部門ではあるけれど、招集に応じる事もあれば自主的に動く場合もあって、その手助けに設立した経営の利益から資金を提供している感じになります。
    この鬼退治は本庁が完全に取り仕切った、完全独立部門であるものの、天皇陛下や首相などはその事実のみを知らされています。有事の際は協力を仰げる程度には知っておいて貰わねばなりませんので。

  • プロローグ その2への応援コメント

    わくわくする展開、次を読むのが楽しみです。神様に選ばれるのかなぁ?

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    少しでも面白いと思って頂けたなら幸いです。
    ただ、選ばれるというか、選ばれた結果と申しますか……。結構複雑なのです。

  • 常識 その7への応援コメント

    あぁ、だから彼女の名前はユミルなのですね!!納得です。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうなんです、明らかに元ネタとなった名前が「それ」なんですよね。
    他にもチラホラとモチーフにさせて貰っているものがありますが、それはあまり本筋には絡まないかな、と思います。

  • 御影の意思 その4への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、この構成、ストーリーテリング、そして語り口の妙、もう最高に素敵です。最後の可愛い結希乃さんの呆然と零した問い掛けを読んで、思わず感嘆の吐息を零しました。
    最初に発せられた、ミレイユさん曰く「つまらない質問」が最後の最後で波乱と混乱を呼ぶ一番大事な質問として再び投げかけられる、これ、本当に素敵です。
    粋、というとまた違うかもしれませんし、お洒落ともまた違うかもしれませんが。
    海雀さま、これが処女作なのかしら、本当に? と言いたくなるほど。
    本当に?
    もしも本当ならば、きっとたくさん、たくさん、素敵な物語を読み込まれてきたのでしょうね。

    ミレイユさんの可愛い結希乃さんとのやりとりで一時はどうなるかと思っていましたが、意外と早い段階でオミカゲさまから接触がありましたね。
    急転直下、というか、凄い展開ですよね、ドキドキしてしまいます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    本当に本当に過分な誉め言葉を頂きまして、感涙に咽び泣くほど喜んでおります! 
    はい、この拙作が処女作となります。説明不足や描写不足は、これまで多く目に付いたでしょうが、それでも評価して頂ける部分を見つけて下さって、本当に感激です!
    はい、わたくし本当に長い間ずーっと読み専しておりました(笑)
    活字中毒というレベルで読み耽っていて、そして書きたい欲が爆発してこんなものを書いております。

    そして可愛い結希乃さんとの遣り取りも中断され、オミカゲ様からお召しが……。本当ならもっと遊ばせておくつもりだったのに(これ言葉まんまの意味です)、もはや放置しておくのも拙いと思って呼び出す事になりました。
    ここからミレイユとは何者なのか、という物語の肝に触れて行く事になります。お楽しみ頂ければ嬉しく思います!


  • 編集済

    御影の意思 その3への応援コメント

    ごきげんよう、さすがミレイユさん!! お目が高い!!
    可愛いですものね、結希乃さん、そして苦労人であり、及ばずながらでも対抗せねばならぬという矜持と気骨、覚悟を持っていますものね!
    ……と、私は思うわけです。

    とういか、ここは本庁、ではないのでしょうね。
    魔力を圧で抑えて術を行使できないようにする、という仕掛けが施されているということは、犯罪者なり反逆者なりを無抵抗のままで拘置するための施設、かといって刑務所とか拘置所とかの類ではないのかしら?
    でも最初の狼藉に及ぼうとした(言いすぎですね、彼は自分の職務を全うしようとしただけでしょうから)男性の態度を見ると、結希乃さんに下された勅の内容を知らない様子でしたから、完全に命令が詳細レベルで下達されていないだけなのか。

    ミレイユさん取り調べ中、待たされている4人、特にユミルさんとアキラくんが色々と面白いことになってそうですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    流石おだ様! 結希乃の心情をこれ以上ないくらい汲み取って下さっている!
    まさしくそのとおり、力及ばずと理解していても、御由緒家の一員として、そして他の者達の規範として、立ち向かうべきものには決然と立ち向かう。それを理解しているので、ミレイユも気に入っています。

    またしてもご慧眼、説明不足で申し訳ありません!
    勅の内容は現場レベルまでしか伝わっておらず、その為本件と関わり合いのない職員は内容を知りませんでした。
    でも運び込まれた犯罪者には違いないから、相応の対応をしようとしていた、という話です。

    待たされてる四人は、きっと相変わらずでしょうね。
    アキラだけがビビりまくり、アヴェリンはミレイユの心配ばかり、ユミルは動じずルチアとあれこれ話し合うとか、興味深い物に目移してしたりとか(笑)

  • 御影の意思 その2への応援コメント

    ごきげんよう、うん、なるほど。
    事情聴取というシチュエーションは、本庁側が確かに優位に立つ状況ではありますから、向こうの気も緩みがちになるだろうという理屈は納得できますよね。
    加えて、神宮訪問でミレイユさんは色々とオミカゲさまの正体にも気付きを得ているようですから、それもあって拘束されるほうがいいと判断されたのでしょうね。
    その上で、厄介な状況になれば逃げればいい、ただ逃げた場合のリスクもちゃんと考えているのが面倒くさがりのミレイユさんらしくて素敵ですよね。
    ミレイユさんらしいといえば、可愛いアヴェリンさんが愛馬を懐かしみつつオートバイに興味をそそられているのをちゃんと見抜いて、でも実現困難に思い当って吐息を零してしまうのも優しいなぁ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    ですね、捕まった理由としてはその油断を誘えないか、といったところと、ミレイユが持つ伏せ札が役に立つ、と思っていたからです。
    無視だけはされない、ってやつですね。だから高い確率で接触できると踏んでいて、その為のプロセスを飛ばせるなら捕まってみても良い、という判断でした。
    そして仰るとおり、駄目なら逃げれば良い、と考えていつつも、やっぱりどこか面倒事は回避したいなぁ、なんて頭の隅で考えてるんですね(笑)

    ミレイユにとってもアヴェリンは大切なだけでなく特別な存在ですから、やっぱりそういうところは目につく様です。
    単に献身を向けるだけでなく、自分の趣味の一つも持って欲しいと思ってます。

  • 御影の意志 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、なるほどです。
    ミレイユさん、かなり正確に可愛い結希乃さんの発した言葉を(ミレイユさまに対峙して出した言葉の端が微かに震えていたら、いっそう可愛い)理解していたんですね。
    生霧会事務所での「勅」と、最後の「神勅」で重みに違いがあるのだと。
    だから最後の神勅で、言う通りに捕縛されてみようと思ったのか。
    神宮ではオミカゲ様に会えるかもと期待しつつも外されましたものね、いつでも逃亡できるのだから、ここは一か八かで捕まってみたほうが会える確率が高くなる、という計算でしょうか。
    でもアキラくんの将来(この日本で生きていかなければならない)までちゃんと考えているのはさすがミレイユさん、というかさすが日本人をよく知るところ、ということでしょうか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    はい、ミレイユは言葉の端から結希乃の――というか背後にある違いを見抜きました。明確にオミカゲ様からの勅だと言うのなら、その意図するところに乗っかってやろうと思ったんですね。そしてあわよくば、対面できないかと……。
    仰るとおり、拘束し続ける事も、逃亡を阻止する事も出来ないと踏んでいるからこそ、ここまで大胆にやれています。

    そしてアキラにまで配慮するのは、やっぱり前科者にするのは可哀そうという、小市民的感性から来ることです。
    未成年だから色々と酌量される部分はあるにしろ、これで同罪の様な扱いは申し訳ない、という様な気持ちもチラホラと……。

  • 幕間 その6への応援コメント

    ごきげんよう、可愛い結希乃さんとミレイユさんの直接対決ですか、ドキドキします。

    っていうか、凄いですね、よくぞここまで本庁サイドの優秀ぶりと混乱ぶりと様々な柵や中間管理職の悲哀までを書き切ってくださったと、私、大喜びです。
    作戦の流動性と現場での即座の体制切り替えまで、本当に結希乃さんは優秀ですよね。
    兎にも角にも、当初計画されていた作戦、神刀の奪還、マフィアと暴力団の捕縛、そして予想された魔物対応までは結果オーライで熟し切って、突発的にブレイクしてきたミレイユさん捕縛という最難関命令までもやっぱり結果オーライで完遂し切った、それが経緯はどうあれ、彼女の優秀さを示すものであるのは明白で、その過程で飲み込み難いあれこれを胸に刻まれつつも、苦笑一つで流せる彼女の度量の大きさは、感服の一言です。

    さて、最後の最後で直線で切り込みましたが、ミレイユさんの答えが気になるところですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    何やら中間管理職の悲哀は、おだ様の琴線に触れまくったようで、楽しんで頂けたなら何よりも嬉しいです!
    結希乃はきっちり仕事をやり遂げて見せましたが、御由緒家ならば人々の規範たれ、という信念があって事でした。彼女自身もそれに恥じない優秀さを身に着けようと努力した人です。

    そしてミレイユというワイルドカードが、諸悪の根源と言いますか……。とにかく、色々な意味で扱いかねる存在なんですよね。
    最終的に上手くいったのは、このミレイユが折れてくれたからであって、気に入らないと一言零せば部隊は全滅だった訳で……。
    さて、どうして呆気なく捕まったのか、そして切り込んだ質問の答えは……少し後に判明します。

  • 幕間 その5への応援コメント

    ごきげんよう、可愛い結希乃さんの胸の内、煮えたぎるマグマのような怒りと後悔と疑念と相手への一種の尊敬が見えるようです、ああ可愛い(可愛いは、アヴェリンさんと結希乃さんの枕詞です、試験に出ます)。
    そうか、ミレイユさん包囲の時に神勅と結希乃さんが言っていたのは、大宮司さんから最初に受けた勅のことではなくて、上書きされたオミカゲ様自身からの勅、ということだったんですね、なるほど。

    いや、それにしても身体がゾクゾクするくらいに素敵な結希乃さんの指揮官ぶりですね。
    状況把握の方法も、分かり易くそして簡潔で、その分析も素早い。そして各部隊への指示も明瞭でしかも細やかで、混乱時にはおざなりになりがちな細かな動きもh津ようだからときちんと指示されているあたりは、どれだけ優秀な現場指揮官なんだと。

    これだけのヤリ手が指揮する、しかも優秀な部隊がこれだけ後手後手に回ってしまう、これは一番最初はミレイユさんの予想外の事件への介入(それを促したのは生霧会ですけど)、そして彼女らの想像を絶する力量故だったでしょうけれど、それから連鎖する後手は、全部タイミングの悪い、運がなかった、という類のものばかりで、しかもそれらの失策を全てリカバーできている彼女の優秀さ(リカバーした都度、次のバッドタイミングが現れるという不運)を示しているように思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    結希乃さんをお褒め頂きまして、ありがとうございます。彼女は有能なんですが、それを有能に見て貰うにはどうすれば良いのか、非常に苦しみました(笑)
    基本的に、こういう軍組織っぽいものをどう書き表せば良いのか分からないんですよね。だからいつも、おだ様の作品には唸りっぱなしです(笑)

    結希乃については、これはもう本当に相手が悪かった、としか……。
    本来、この軍勢を用意して止められない存在、というものは想定されてないんです。
    そして下された二つの勅についても、これもまた表面と裏の意味があったりしたせいで、現場が混乱した原因にもなっています。

  • 幕間 その4への応援コメント

    ごきげんよう、結希乃さんの迷い、戸惑い、怖れと緊張感、そして忸怩たる思いと「自分たちの維持してきた調和と平和」を軽々と足蹴にされたような口惜しさ、モノローグで語られるそれらが、物凄く自然でリアルで、ああこの女性の想いは、と、胸に迫る、素晴らしい語り口でした。

    結希乃さんたちも、その力や、オミカゲさまとの距離感、情報量の膨大さや知識量の多さと緻密さ、それは比べ物になりませんが、思考方法とその基盤自体は、アキラくんと変わらないのだなぁ、と。
    異世界を知らぬアキラくんや結希乃さんたち神宮勢力は、これもう仕方のないことですが、自分たちの育ってきた人生、そしてこの国の辿ってきた歴史に揺ぎ無く凭れ掛かる思想であり哲学であり、だからこそ異世界とこの日本とを知るミレイユさん達とは相容れないのだろうな、と。

    話の途中で出てきましたが、魔物の登場は御影本庁の策謀ではなかったんですね。予報はあったから対応策を準備していけれど、その孔がミレイユさんたちの目前に空いた偶然(ただ、「魔物召喚」が何処かの誰かの意思によるものならば、偶然ではないのでしょうが)か。

    大宮司さんは大社のひとなんですね。神宮とは別の神社、別格本山みたいなもの?
    神宮勢力と呼ばれるオミカゲさまのチェーン展開神社と、日本古来の神道の、伊勢神宮と出雲大社を頂点にいただく神社本庁の系列とはどのように切り分け、棲み分けされているのか、これも興味深いですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    結希乃を筆頭とする御影本庁の人達は、当然オミカゲ様が唯一絶対の存在で、そして国と民とを様々な面で助けて来た神なのだと実感しています。
    だからこそ、ミレイユの振る舞いは見過ごせないと思うし、その力の扱いに強い憤りを覚えるんですね。
    仰るとおり、歴史と共に歩んできた思想や哲学とも被る部分なので、彼女たちとは全く相容れません。

    そして魔物の登場は、はい本庁の策謀ではなく、それに対処する部隊として確定しました。ミレイユ達の目前に孔が空いたの偶然ですが、全くの偶然でも無いんですね。最も最初、初めてゴブリンに遭遇した時など、狙い撃ちが成功している場面もあります。(本庁とは無関係に、狙っている者がいるのです……)

    大宮司さんの大社について、これは現時点で分かり難いですよね。
    詳しい説明がまだ無いので、そうなるのも当然というか、説明機会を逃してしまっているせいで混乱させる事になってしまいました、申し訳ありませんっ!
    この大社は神宮とは別で、その通り、別格本山みたいなものです。これが全国神社の総本山となっています。神宮は本当にオミカゲ様の住まう場所で、神社の系列からは外れた存在ですね。

    神道において、オミカゲ様は現世に顕現している神、という事になっていますし、単なるひと柱の神ですから、神社本庁と無関係ではいられません。
    組み込まれてはいるものの、勢力としては棲み分けされていて、その理由が単にオミカゲ様を祀る分社という訳ではないからなんです。
    それについても、後々解説が入ります。多分、ずっと後に……。

  • 幕間 その3への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、可愛い結希乃さん、さすがです。
    一時、心配してしまいました。
    ああ、二兎を追うようなことにならないかと、WWⅡの日本海軍のミッドウェイ作戦みたいにならないかと。
    ちゃんと最優先目標が神刀奪還と指示される、そしてミレイユさんたちは強敵だが敵ではないから戦力の無駄な枯渇に注意すべしと、信頼できる指揮官ぶりを発揮してくれました! でも、それが本編では……、残念! でも最後にミレイユさん、顔を立ててくれましたものね!
    そうか、学園というから戦力未満も含まれるのかと思っていたら、違うんですね。
    御由緒家のエリート部隊が学園製だったのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    このブリーフィング場面、ハッキリ言ってそういうものを全く知らなかったもので、戦争もの映画を五本くらい見て、それっぽい台詞を並べる事になりました。
    有能な指揮官が指示している様に見せたかったので、その様に感じてくれて嬉しいです!

    学園生は間違いなく戦力未満が含まれています。
    でも御由緒家だけは別枠というか、その実力からして頼りにされるんですね。彼らが率いる部隊は同じ学園生のエリートですが、こちらはやっぱり本職から見ると格が下がります。

  • 幕間 その2への応援コメント

    ごきげんよう、うわぁ、結希乃さん可愛い! あ、かっこいい! いやカッコカワイイ!
    げふんげふん。

    そうか、タイミング悪いとしか言いようがないですね。
    大宮司さんからの勅、生霧会も相手のマフィアも一網打尽にして神刀を確保する、これがファーストプライオリティ。
    そしてそれを支援するための副次的作戦として、ミレイユさん達が好き勝手しないように拘束、難しいのなら足止め。
    しかし取引対策のために稼働可能な実施部隊が出払っているのは痛いですね。
    コンテンジェンシープランとしては、取引対応のための拘置戦力と、その他別事案または突発事態のための予備戦力を擁しておくべきなのでしょうけれど、神刀海外流出の防止という重要作戦ですし、相手がマフィアと暴力団で人数がいるだろうということで可動部隊を投入しちゃったんでしょうね。

    で、学園にまで応援を求めたから、アヴェリンさんやユミルさんが、戦力がアンバランスだと首を傾げたのか。
    なるほど、これはもう最高に面白いです!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    単なる苦労人にしか見えなかった結希乃ですが、彼女もやる時はやるんですよ!(笑)
    そして全く悉く仰るとおりで、威信をかけた作戦に実働部隊が出払ってしまっていたんです。応援を求めた相手は学園生ではあるんですが、御由緒家の一員ですから。現有戦力としては、やっぱり頼りになる存在だったんです。
    まぁ、一瞬で蹴散らされたんですけど(笑)

  • 幕間 その1への応援コメント

    ごきげんよう、ぐふふゲヘヘと変な笑い声が出てしまいました、失礼いたしました。
    御影本庁側、こと、可愛い管理職、結希乃さんからみた今回の事件、大好物です、ありがとうございます!
    神刀をマフィアが手に入れてどうするつもりなのか、麻薬をばら撒いてまでそれを欲しがる理由が何か、色々と興味をそそられますが、まずは海外流出の防止の為の作戦だったんですね。
    ただ、そこに想定外の要素、ミレイユさんがブレイクしてきたのが彼女の不幸の始まりか。
    八房さんとの仲良しスキンシップでターゲットの生霧会が絡みましたものね。
    ブルーノの手下さんの曾祖父さんのお話に出てきた化け物は、彼女の大婆様なんだろうなぁ。
    可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    もしかすると今作一の苦労人かもしれない、結希乃視点の物語です。
    ミレイユ側からしたら、何か突然やって来てイチャモン付けて来た奴ら、という印象でしかないんですが、ちらりと触れていたように、彼女らにはヤクザを追う理由があったので……。
    そこの深堀が出来たらいいな、という事で普段は短い幕間が非常に長い話になりました。

    ブルーノの手下に出て来た話は、まさにこの大婆様で間違いありません。
    そりゃもう、魔力持ちが本気装備でやって来たら、現代兵器なんて役に立ちませんや!
    そして病死や事故死なんてまず起こらない彼女らですので、未だにピンピン生きているという……。御由緒家は大きな家を持ってますが、単純に部屋数がないと困る、という実質的な面もあったり……。

  • 追逃走破 その12への応援コメント

    ごきげんよう、ルチアさんの戦い、静かで優雅で気品があって、その術通りに、クールですね。
    これは惚れる。可愛いアヴェリンさん、この前のユミルさん、フラットロちゃんに続いて、大ピンチだ! 
    アキラくん、よくやりましたね。泥臭いとの事でしたけど、私的には泥臭い戦闘って実は大好きなので(途轍もなくクールで美しい戦いか、泥臭いか、両極端が良いのです)好感度アップです。
    さて、御影本庁の包囲、これをもってして魔物と結界がオミカゲ勢力の企図とは断じられませんが、オミカゲさま本人の指示とあれば、乗らない手はないのでしょうね。
    ヤバければいつでも逃げられるでしょうし。

    ええと、今頃になってすいません!
    三日ほど前から読ませて頂いた分で、
    結界の境、が、全部結界の堺、になってると思うのですが。
    すぐに言えばよかったのに、感想書くのに夢中で、今頃になってしまいました、ごめんなさい!
    私もミレイユさんやルチアさんみたいにマルチで考えられたらいいのに!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    ルチアだって凄いんだぞ、っていうのをいつか見せたいと思ってて、ようやく出番を回せてホッとしています。
    反して泥臭いアキラ、というのは、その両極端性を見せたいと同時に、それがアキラの持ち味だと印象付けたいのもありました。
    それを好きと言ってくださるのは本当に嬉しいです。ありがとうございます!

    結界の解除と共にオミカゲ勢力による包囲、ミレイユとしては色々考えてしまう場面で、誘われたなら乗るしかないって感じでした。

    それと誤字報告ありがとうございます!
    そんなミスがあったとは、見直したつもりが全くダメだなんて……!?
    すぐ言えばなんて、とんでもない! 教えて頂いてありがとうございました!

  • 追逃走破 その11への応援コメント

    ごきげんよう、結界なんですね。
    基本は電線を使った警戒網の魔物発生時の自動遮蔽に思えますが、問題は依然から謎だったように、誰が魔物を送り込んできているのか、か。それによっては、このタイミングで意図的に、と言う解釈も成り立つと言う、判断を迷わせる状況。
    でもミレイユさん達にとっては、アキラくんの練習程度なんですね。
    フラットロちゃん、可愛い。
    マフィアの下っ端みたいな名前だけど可愛い。
    アヴェリンさんとどっちが可愛いのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    基本はそうです、自動的に張れる結界ですが、勿論手動で張る事だって出来るわけで、読者様の判断も迷わす感じになっております。
    どういう意図で、という部分についてはこれから、今事件の裏側もありますのでそこを読んで頂ければ……!

    でも、そんな状況でもやっぱり練習程度の相手でしかないという……。
    フラットロは非常に人懐っこいというか、懐こうとすると人が燃えてしまうので、十分に甘えさせてくれるミレイユの事が大好きです。
    この名前については、今でも非常に後悔してます。もっと他にあったのに、あの名前とシナジーある感じにしたいのに、と思いつつ結局新しいものを思い付かないままになりました。
    勿論、アヴェリンの方が可愛いです!(笑)

  • 帰郷 その5への応援コメント

    なんと!普通の世界ではなかったのですね!
    ワクワクする展開です。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    そうなんです、よく似てるけど別の世界に帰還しました。
    何やら怪しい影も見え隠れしていて、平穏に暮らす目的は果たせるんでしょうか……!?


  • 編集済

    帰郷 その3への応援コメント

    異世界から現代に来たら、未知の存在ばかりでこうなっちゃいますよね。
    私たちが異世界に転移したとして、向こうの住人が私たちを見る目ってこういう感じなのだろうなと思い、にやにやしてしまいます!笑

    そして、このお家、孤独死が起きた物件……とかになっていなければ良いのですが^^;

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    ですね、カルチャーギャップが起こってしまうのは必然かと!(笑)
    ごく真面目に考察してるつもりが、全く見当外れ、的外れなこと言い出しちゃった理するんでしょう。

    この家……、というか世界には事情があるんですが、孤独死事件として扱われていても可笑しくないですね(笑)

  • 追逃走破 その10への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、マフィアさん可愛い、用意周到なのは、介入勢力から逃走する為じゃなくて、最初から取引を無視して持ち逃げするつもり、と言われた方が納得できますね。それにしても、美しい連携プレーでしたね。芸術作品のような完成された美しさ。
    アキラくんには、ピタゴラスイッチみたいに見えたかも。
    最後、何が起きたのか!?
    空気が一変って、まさかここでもっと強力な第四勢力の登場かしら!?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    そうなんです。そもそも最初に提示した量の半分しか渡さない、という時点で、マフィアは反故にされると思っていたから準備していたんですね。
    それを素直に渡してしまったから事無きを得ていたんですが、超人軍団から追いかけ回される事になって、そこで再利用、という流れでした。
    想定以上の悪夢がやって来て、奴らの混乱も想定以上だった事でしょう(笑)

    彼女らは一人ずつでも普通に強いですが、連携されると手の付けられない強さになります。司令塔として動くミレイユがいなければ出来ない芸当ですが、それでも何をして欲しいか瞬時に察して動ける彼女らは、四人で有機的機動が出来る事が最も強い能力です。

    アキラにはまさに、ピタゴラスイッチに見えたでしょうね(笑)
    何……その、何? みたいな困惑する顔も同時にしていそう。
    さて、空気の一変だけでは分かり辛いな、と我ながら思いましたが、これ同時に音も消えております。つまりこれ……結界で囲まれました。

  • 追逃走破 その9への応援コメント

    ごきげんよう、緊迫感満点、スピード感満点のカーチェイス? うん車を追うから合ってますね、カーチェイスシーン、堪能しました!
    でも敵もさるもの引っ掻くもの、オートバイまで用意していましたか。さすがマフィアさん、と言いたいですが、追うのが可愛いアヴェリンさんですから。
    羨ましい!
    実力的には充分逆転可能なミレイユさん達ですが、ちょっと事前情報が不足してましたね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    この異世界人の無茶っぷりからの人力カーチェイスは、絶対やりたい事でした(笑)
    相手方はこの刀を得る為に、相当な準備をしていましたから、だからこその一杯食わされたって感じでした。
    でも、どれだけ逃げ足が速かろうが、どれだけ罠を用意しようが、物理的に止める手段がなければ、絶対止まらないのがアヴェリンです。
    情報不足で絶対不利な状況ですが、四人揃えば覆すのは簡単ですよ!

  • 追逃走破 その8への応援コメント

    ごきげんよう、そうか、一時間取引を早めたの 事がここで効いてくるんですね、凄い!
    ユミルさんにヤクザさん達が翻弄されるのはわかりきった事でしたけど、その後のミレイユさんに甘える彼女が、か、か、可愛い!
    アヴェリンさん、負けていられませんよ!
    可愛いで勝てないと貴女、唯の脳筋になっちゃう、アキラくんが鼻で笑っちゃいますよ!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    そうなんです、一時間の早回しによって、まんまと取り逃がす事になってしまいました。翻弄するのはユミルの十八番ですから、ヤクザたちが勝てる道理はありませんでしたね(笑)
    誰もいないところでは、甘えたところを見せて来るユミル。
    ストレートに好意は持ってるんですが、それを他に見せないようにしている彼女です。アヴェリンも危機感持たないと、アキラに鼻で笑われちゃいますね。そして殴りつけますね!(笑)

  • 追逃走破 その7への応援コメント

    ごきげんよう、シチリアマフィアさん達かしら、遠路遥々ご苦労様です。
    カリストロさんは八房さん登場の場にいたんですね、いたからこそ本物だとわかるのでしょうがブルーノさんに代表されるのが、海外から見たこの日本感なんでしょうか。
    カリストロさんのご先祖さまはおそらく先の大戦でオミカゲさま丸の戦いを目撃したからなんでしょうね。でもそれは伝説、ファンタジーになりつつあるようですね。
    あぁ、こんな世界観のバックグラウンドが自然と語られる、素敵な展開ですよね。
    さあユミルさん、今です!
    ブルーノさんのヘアスタイルをアフロにするのです!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    はい、仕事まで時間はあるしということで、観光していたみたいですね。だから肌で感じて理解できてしまった訳ですが、ブルーノの様な見下すような敵意を向ける様な手合いは、それほど多くありません。
    でも、心のどこかで疑わしい気持ちは抱いてる、という感じです。
    海外勢の意識として、二人は両極端ですが、そういう考えもあるのかぁ、と想像を掻き立てられる内容になればいいな、と思って話して貰っていました(笑)

    くそぅ、彼らをアフロにしてやれば良かった(笑)
    やるのはユミルじゃないし、凄く雑に処理されちゃうし!

  • 追逃走破 その6への応援コメント

    ごきげんよう、ユミルさんクラスが使う魔術でも、こうして読んでいけば、それこそ創作物の中で語られる主人公格の魔術が如何にご都合主義なのか、うんと唸ってしまいますね。
    裏を返せば、やっぱりこの物語、大好きだなぁと。
    ユミルさんは判断しかねていましたが、読者的にはアタリのようですね。
    侵入前に使ったのは隠蔽魔術かしら?
    いずれにせよ、どうぞお気をつけて!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    そうですね、攻撃だったり回復だったり、都合が良い魔術っていうのはあるんですけども、そうとばかり言えないものも、やっぱり多いもので……。
    大好きだと言って頂いて、感無量です! これからも好きでいて貰えるように頑張ります!

    そして、はい。
    侵入前に使ったのは、魔術による隠ぺい工作ですね。
    自らの姿を隠しつつ、デコイとして自らの幻像を生み出していました。

  • 追逃走破 その5への応援コメント

    ごきげんよう、うーわー。
    ユミルさん、分身の術って可愛い、日本の漫画とかアニメとかに影響されたのかしらとか思っていたら、そんな可愛いものではなかったですね。
    御影本庁の皆さんからしたら、もう本当にイヤらしい、ガムテープみたいな粘着質な手。
    粘着の術を上書きって、ユミルさん自身が粘着質だわこれ。
    でもこれって、ユミルさんが、一定程度で隊長格のカップル?を評価したからこそ、に思えますね。

    今更ながら、可愛いアヴェリンさんらしき爆発音が聞こえたことで気付きました。
    最初は高速移動による風圧かと思ってましたが、これソニックブームだ、ベイパーコーン発生させてないか!?
    音速超えてる!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想いつもありがとうございます!
    ユミルは確かにある程度実力を認めたからこそ、という部分もありますが、そもそも正面から戦うより搦め手を好むんですね。別に出来ない事もないし、やるとなればやるんですけど(笑)
    ただ、彼女らしい戦闘スタイルを見せられたら、と思ってこんな感じになりました。

    はい、可愛らしいアヴェリンらしき爆発音、というパワーワードが発生したところで、それソニックブームで間違いありません。
    シンプルほど強い、の典型みたいな攻撃方法でした(笑)

  • 別世界の住人 その6への応援コメント

    これ、アヴェリンさん。
    絶対スイーツが美味しくて独り占めしましたね!?!?(仲間達は気がついているのかなぁ?)

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    はい、彼女はバレてないと思いつつ独り占めしました!
    仲間たちは気づいていない振りをしてあげつつ、生暖かい目で見守っております(笑)

  • 外から来たモノ その5への応援コメント

    アキラくん、初めての戦闘頑張りましたね。
    他が凄すぎて可哀想でしたけど。

    この場をお借りしまして、短編にもお星さまをいただきありがとうございました。
    m(__)m

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    はい、彼なりに頑張りはしたんですけど、他が凄すぎので霞んでしまいました。

    いえ、お礼などとこちらこそ恐縮してしまいます。
    素敵な物語をありがとうございました!

  • 追逃走破 その4への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくんとアヴェリンさんがこうして「普通に会話」しているシーンって実はレアで、そして何故だかほっこりしてしまいますね。アヴェリンさんが厳しい、歳の離れたお姉さんに思えるというか、つまり何が言いたいかと言うと、アヴェリンさん可愛い。

    異世界の山賊や野盗と現代世界の暴力団やマフィア、どちらが恐ろしいのかと考えてみるとん、なんだかマフィアとかのほうが怖く思えるのは何故なんでしょうね。
    斧が銃に代わっただけじゃなくて、なんだかマフィアとかの方が粘着性が高い上に手口が法の網を掻い潜るような小狡さがあって、みたいだからかしら?

    でもこの調子で暴れたら、確かに日本の治安はよくなりそう!
    警察は喜びそうですよね、ただ、海外のマフィアが空白地帯となった日本に入り込みそうでもあります(それはオミカゲさまが防いでくれるのかしら? いや、防いでくれそうにないな)。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そういえば、普通の会話という描写はあまりありませんでしたね。
    でも鍛練の休憩中とか、間違いなく普通の会話をしている筈なので、そういう部分から親しみが滲み出ているのかな、と思います。
    まさに粗暴な姉に恐れる弟、という構図が良く似合いますね。(笑)

    そうですね、山賊よりも現代のマフィアの方が怖いというのは、私も同様です。
    本人を攻撃するのは勿論、本人以外も攻撃するし、法の抜け道を熟知している所為なのかな、とも思います。
    実際には違法なんだけど、合法にしか思えなかったり、合法に見せかける詐欺が得意だったり、そういうイメージありますね。
    ただやっぱり、悪人ってやつはいなくなれば、その空白地帯に潜り込んでくるもので……。ヤクザがいなくなれば平和になる、という簡単な事じゃないでしょうね。
    オミカゲ様は、仰るとおり、防いでくれません(笑)

  • 追逃走破 その3への応援コメント

    ごきげんよう、アヴェリンさん、ただの脳筋ではない証明がなされましたね!(言い方!)
    数多の戦場を潜り抜け勝利を手にしてきたのは、ただ能力と技術だけではなく、経験に裏打ちされた、鍛え抜かれた戦術眼あってのものだったんですね。
    アキラくん、漫画やアニメじゃないんですから、戦闘行動中に意味や意図を暢気に確認している場合じゃないですよ!
    ってアキラくん、走りはアヴェリンさんも一目置くほどの実力なんですね。これは彼の逃げ足の速さですね!(断言!)

    確かに、包囲網の緻密さと包囲したいという意志の強さに比して、戦力とのギャップは不思議なところですね。戦力不足なのか、メイン戦力は取引の現場に優先配置なのか、それともミレイユさん達の戦力評価が間違っていたのか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そうなんです、実は彼女、単に暴力振るうのが大好きなだけじゃなかったんです!(言い方)
    ちゃんと数多の戦場と死線を潜り抜けて来た経験と、それを活かす目を備えています。ミレイユから一々指示を受けなくても、自分の判断で良い結果を出してくれる人ですよ。
    そしてアキラにも意外な才能が! つまり逃げ足の才能があるって事で、これは彼が普段から逃げるにはどうしたら良いか、を追求した結果になります(真顔)

    この戦力不足に見えるギャップは、気のせいではありません。
    ただ、アヴェリン達を過小評価していないのは間違いないんですが、アヴェリン達が敵を過大評価しているだけなんですね。
    自分たちのレベルに近しい相手はいる筈、と思っていますが、そんなのほいほい居てたまるかって感じです(笑)

  • 追逃走破 その2への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、御影本庁は元から生霧会に目をつけていて、それは神刀を取引の材料として国外へ流出させようとしていたから、ということですか。
    タイミングが悪かったですね、ミレイユさん、面倒くさがりだけれど頑固だなぁ、じゃあ、共同作戦で、とはならないところがミレイユさんらしいというか、異世界の流儀らしい、というか。
    結希乃さん、血気に逸った千歳さんのせいで、奥歯が粉々になりそうなくらいに歯噛みしてそう、可哀想、だが、それが素敵で可愛い!(鬼か私)

    でも、御影本庁はずっとミレイユさんを監視していて、おそらくは生霧会の阿保ボンがちょっかい出して返り討ちされたことは把握してそうですが、それで手を出そうとはしなかったんですね。取引自体を急襲して一網打尽にしたかったのかしら?
    ミレイユさんに手を出すのはヤバいと理解していた若頭さんですが、神刀に手を出すのは良かったんだ。となれば御影本庁も舐められていた、ということか。

    ミレイユさんの不興を買うな、という指示は意味深ですね。
    これはオミカゲさまの直接の指示っぽいですが。
    以前のコメント返信でオミカゲさま勢力にも三つの派閥が、と仰っていましたが、オミカゲさま自身はそれぞれの派閥をどう思っているんだろう?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、御影本庁が動いたのは、今回に限ってはタイミングが悪すぎた、としか……。結希乃さん、部下の暴走を抑えきれなかったのは痛手でした。まだ若い部下なんです、血気盛んなお年頃で……。それがなくとも、やっぱりどうにもなりませんでしたけど。結希乃は不憫可愛い(笑)

    生霧会に手を出さなかったのは、仰るとおり一網打尽にする為でした。取引現場を直接抑える事を狙っての事でした。
    神刀については、舐めていた、といえばそのとおり。国民の大多数の様に、信仰篤いタイプではなく、何かあっても返り討ちに出来る、と甘く考えていた所為でもあります。

    はい、この不興を買うなというのはオミカゲ様でも同様の指示を出しますが、実質ナンバー2的立場の人からの指示でした。
    派閥の事についてですが、オミカゲ様は派閥について、組織とはその様なもの、と割り切っています。というより、その様なことに一々口を出さないんですね。面倒臭がりな部分があるんですよ。

  • 追逃走破 その1への応援コメント

    ごきげんよう、さて、結希乃さんたちに格の違いを見せつけたミレイユさんですが、ここへきて御影本庁が動いた理由が気になりますね。
    きっと神宮へ彼女たちが赴いた時点で警戒態勢に入っていたのでしょうが、そこでは手を出さなかった(ミレイユさんたちがなにも仕出かさなかったから?)。
    八房さんと仲良くお喋りしたのが引き金? でもそれならもっと早く包囲したかも?
    暢気にお茶していた訳ですし。
    暴力団にカチコミしたことがトリガーなのか? 暴力団の取り引きをぶち壊す云々以前に包囲網が形成されていたから、暴力団はあんまり関係ないのかしら?
    八房さんと仲良しだけれどオミカゲさまとは関係ない勢力、そしてそれが危険視されるのはやっぱりオミカゲさまの権威が揺らぐから? でも何もしていないですしね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    ここを切り取って見ると、やっぱり意図がぼやけて良く分かりませんよね。
    その説明も、勿論後で入りますが、オミカゲ様の意図としてミレイユは敵ではありません。むしろ好きにさせて、しばらくは現世を謳歌させてやりたいとすら思っています。
    ミレイユが取って来た行動全て、オミカゲ様にとっては何一つ問題としていなかったんですね。
    だけど、暴力団は話が違って、刀の取引っていうのがトリガーになっています。
    結希乃たち御影本庁が、この接触の裏で何をするつもりだったのか、それもこの話の後で解説回が入ります。
    身も蓋もない言い方をすると、タイミングが悪すぎたっていうだけなんですけど……。

  • 対立 その8への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、生霧会さんは外国のマフィアさんと大きな取引を控えていて、それもあって殊更メンツに拘っていた、と。
    馬鹿息子さんのリベンジでは元よりなかったでしょうけれど(ちょっとはあったんでしょうね、でも組長さんも馬鹿息子さんには鼻から手を焼いていた様子でしたし)、とにかくミレイユさんとの手打ちを素早く済ませたかったのか。
    これだけの情報と金庫の秘密を聞き出したんですね、催眠術? 

    はい、結希乃さん再登場ですね。
    私、アヴェリンさんの次にこの方、好きになりそうって思っていたので嬉しいです。
    クールできっと美人さんで仕事もできて、でも中間管理職の悲哀も知っている感じ。
    でも神宮勢力ではないって、それは端から判っていたような気がするのですが。いくら八房さんと仲良しだとは言っても、そこら辺は理解したうえでこれまで監視していたように思えますよね。
    でも、どうやって、そして何の罪で(もしくはどんな理由で)拘束しようとしているのかしら? 神宮勢力じゃない、オミカゲ様と同等の力を持つ彼女たちが危険とみなして、予防拘束するとか?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、メンツに拘っていたのはバカ息子の為じゃなく、取引相手に舐められない為でした。事態の解決もさる事ながら、こういう場面で絶対引かない、という強い姿勢を持っている事を教える意図があったようです。
    その情報を聞き出したのは、ユミルが良くやる催眠術によるものでした。

    結希乃さん、確かに中間管理職の悲哀、ありありと知っています(笑)
    苦労も多く、そしてミレイユに沢山苦労させられてしまいます。
    そして神宮勢力ではない、という発言、ちょっとおかしく聞こえますよね。
    というのも、神宮と一口に言っても結希乃達が所属する御影本庁と、オミカゲ様が実際に住む神宮内の方と、巫女や宮司を含む神社関係と、三つに分かれます。
    この神社関係と本庁は仲がよろしくないので、秘匿されたら情報が入って来ないんですね。八房様と関係あるなら神社方面と強い結び付きのある人かも、と思っていたので、このような発言になっています。

    拘束理由については、割と言いがかりに近いものがありますが、本当に「拘束」したいだけ、なんです。次でそれが明らかに……?

  • 対立 その7への応援コメント

    ごきげんよう、そうか、若頭さん。
    さすがに修羅場鉄火場の経験も豊富なのでしょう、ミレイユさんのひと睨みで格の違いを察したようです。
    ようですが、ミレイユさん、ここまでやりますか、もう全面戦争も辞さず(上部組織が出てきても戦争にすらならないのでしょうけれど)、上納金がこれでは、若頭さん、指だけじゃすまされませんね。
    コンクリートで足を固められて東京湾コース。
    その前に上部組織が跡形もないとも思えますが。
    ミレイユさん、静かに怒る。
    その静けさこそが、いっそう恐ろしさを感じさせます。
    ユミルさんが、ごめんなさい、チンピラに見えちゃう迫力。
    アヴェリンさんは大人しいのは、もうヤル気が失せているのでしょうね、可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    ですね、若頭はミレイユを前にして、虚勢だけで何とかそれらしく見せてる状態でした。鉄火場を潜って来たからこそ、本質的に勝てる相手じゃないと悟ったようです。

    ミレイユ、怒りの制裁。って感じでしたけど、こんな事をしてタダで済むと思っていません。ご安心を(?)、この手の事は初めてじゃありませんのでね!

    アヴェリンが大人しいのは、相手にする必要なし、という判断もその一つですが、こういう場面で前に出ないタイプだからですね。

  • 対立 その6への応援コメント

    ごきげんよう、この方が親分さん? あの勘違い馬鹿息子のお父様かしら?
    たぶん、馬鹿息子よりは苦労されているのでしょうに、色々と大変ですね、この時も、この後も。
    それよりミレイユさんの目論見通り、オミカゲさま特殊部隊の釣り上げに成功しましたね。
    まさか親分さんを守ろうと言うつもりではないでしょうが、この後、ミレイユさんの接触するつもりなのかどうなのか、ミレイユさん達に代わって親分さんとナシをつけ、そのかわりに何かをミレイユさん達に要請するつもりなのか。
    ちょっとドキドキしてきました!
    頑張れアヴェリンお姉さま!
    そっちか!?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    この方はバカ息子の父親ではなく、若頭的なアレです。
    それなりに切れる、有能な部類の男なのですが、その尻拭いに奔走させられておりました。

    さて、オミカゲ様特殊部隊の釣り上げには無事成功しましたが、目的というのがちょっと特殊です。というより、複数の事情が重なった結果、特殊になってしまっています。
    オミカゲ様勢力の中でも、違う思惑が動いていて、そして実行部隊は何も知らないんですね。でも、実行部隊が求めるものは実にシンプルです。

    そして常にアヴェリン推しのおだ様が素敵です!(笑)

  • 対立 その5への応援コメント

    ごきげんよう、たった一秒で片付きましたか。
    アヴェリンさん、堪忍袋小さ過ぎです、可愛い!
    禍根を残さないように、と言う事でしょうか、今度こそ敵本陣へ突撃ですね。
    これ、広域暴力団の下部組織だったら上位団体が出てきて全面抗争、なんてならなきゃいいのですが。いやミレイユさん達の心配ではなく、この地域の治安的に。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    それもう、何でも可愛いじゃないですか!(笑)
    いや、自分でもそういうアヴェリンが大好きなんですけれども!

    はい、禍根を……というのもありますが、何を敵に回したか教育する回です。
    全面戦争にしたいつもりはないんですが、なったとしたら、躊躇いもなくやるのが彼女たちです。
    今日だけで不審死が三件も!? みたいな事になります(笑)

  • 対立 その4への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくんはミレイユさんに気にせず信仰していいと言われたからか、スタンスが依然と変わらないから、ミレイユさん達とは議論にもなりませんよね。
    世界が違えば神も違うというのはまさにその通りだと思えますが、ルチアさんが、異教の神でもキチンと敬意を表すのはさすがですよね。
    オミカゲさまは、民から信仰心を集めて神威を高め民に還元するのはついでみたいで、どちらかと言うと結界その他インフラに回すのがメインにも思えますね。

    さて、尾行者の方の運命やいかに!?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    アキラとミレイユとは、やっぱり立ち位置からして議論になりませんね。表側しか知らないアキラと、その裏を暴きたいミレイユ達とでは、見ているものからして違うんですよね。

    ルチアさんは神に対して、異世界基準で普通の感性を持っていて、畏敬を示す存在と認識しているからこそですね。
    ただ神に対して好意を持っているか、という点に関しては全く逆なんです。

    オミカゲ様、仰るとおり、信仰心の還元は、あくまで副次効果みたいなものです。メインは結界で、他にもちょこちょこと……。

    尾行した方々には、雑に痛い目に遭って貰います(笑)

  • 対立 その3への応援コメント

    ごきげんよう、うん、ミレイユさん、今回のオミカゲ様本陣の将校斥候で色々と情報を手に入れて、対オミカゲ様基本方針策定にまでは至らなかったものの、次に動くべき指針を得ることは出来たようですね。八房さんとの対話が一番大きい収穫だったのかしら。
    新しい予定って、違う方向から探ろうと言うことなのかも知れませんね。
    次の一手が決まったからか、ルチアさん達をオモチャにしてましたが、カキ氷ひとつでここまで遊べるとは。
    みんな可愛い。
    特に胸の内に疾しいことだらけのアヴェリンさん、素敵です!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、ミレイユさん、将校斥候(なるほど確かに!)で次の方針を決めました。と、同時に何か仕掛けようとも思っている様子。
    もっと単純に接触があると思っていただけに、肩透かしを受けた格好でした。だから少し、見張っている連中の反応を探ろうとしています。

    かき氷だったりエスカレーターだったり、何か異世界人らしい反応引き出したくて馬鹿な事させました(笑)
    なんだか、アヴェリンがどんどん不憫キャラになってないかな……作者的にも好きなキャラなのに(笑)

  • 対立 その2への応援コメント

    ごきげんよう、アイスクリーム頭痛をこれほどまでにまでにシリアスに、ドラマティックに描写し、読む者にまで苦痛を与えた作品がかつてあっただろうか!? いや、ない。
    倒置法。
    異世界にはこれほどまでに冷たい食べ物、ないんでしょうね。
    それにしてもアヴェリンさん、可愛い。
    どんどん好きになる。
    アキラくんにしてみれば、オミカゲ様信仰は、信仰というより、文化であり人生そのものだったでしょうね。だから今、改めて哲学として接する機会になったのでしょうね。
    スピード違反の車は、例の人達なんだろうなぁ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    考えてみる、隙あらば馬鹿やろうとする集団ですよね(他人事)

    ですね、やっぱり冷暗所みたいなものが限界で凍ったものを保存するにしても簡単ではないですから。氷は保冷剤という認識が強く、食品という発想は庶民にはない、という感じでしょうか?

    オミカゲ様信仰は確かに、当たり前にあるもの、そして寄り添い、寄り掛かれる存在として心の支えでもありました。アキラからすると、その当たり前を少しばかり見直すきっかけになったでしょう。

    違反の車は、そのものズバリ、例の奴らです(笑)

    編集済
  • 対立 その1への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくんにしてみれば、カルチャーショックなんて生優しいものじゃないくらいの衝撃だったでしょうね。
    自分の生きてきた十数年が実は一夜の夢だった、自分の生きてきた世界が、映画のセットを知っているから言える言葉であり、の中の出来事だった、そんな衝撃。
    でも、それをミレイユさんに気のせいだと言われてもきっと納得できないだろうなぁ。
    だって感じた衝撃は本物で、彼の体内に魔術が渦巻いているのは、言葉で説明できなくとも確かだから。
    その意味でミレイユさんの言葉は、両方の世界を知っているから言える言葉であり、あまりにもぞんざいすぎるような気がしますね。
    面倒くさがりのミレイユさんらしいですが。
    最後のユミルさん、なんで、お嬢さん、と呼んだのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    まさしくおだ様のご推察どおり、アキラにとっては看過できない、受け入れられない衝撃でした。
    ミレイユの励ましめいた言葉も、オミカゲ様の正体を推察したからこその言葉だったりします。オミカゲ様を庇う様な台詞になってしまって、それがまた苛立たしいというか……。こっちもこっちで複雑です。

    最後のユミルの台詞は、単に女々しい奴め、という嘲りみたいなつもりで言っています。

  • 御影神宮 その10への応援コメント

    ごきげんよう、やっぱりSNS全盛ですか、この日本も。神聖なところでも神様相手でも、まずは反射的にスマホのカメラを向けるのはどの世界線の日本でもサガですね。
    って忘れかけていた任侠集団再び!
    この手の組織は、面子が何より重要ですものね、舐められっぱなしでは済まされず、なんらかの手打ちが必要。
    穏便に手軽に済ませて辻褄だけ合わせておく、社会人としても妥当な方策ですか、相手が、なぁ。
    組織人は辛いですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、弁えている人の方が多いくらいなんですが、やっぱりSNS全盛期にあって、それを止める事はできないかと思いました。

    はい、温めて置いた奴らの再登場です。
    おだ様が描かれた者たちほど、奥行きも深みもない奴らですが、一般通過やられ役程度に思っていただければ……(笑)
    適当にメンツメンツと言って突っかかり、そしてミレイユ達に蹂躙されるのがお役目です。
    ですが面倒事は連鎖的に広がるもので……。

  • 御影神宮 その9への応援コメント

    ごきげんよう、八房さんは精霊でしたか。
    日本固有の龍脈や霊地などのパワースポットから力を得て、精霊さんがコンバーターとなりマナを生成する。
    そしてそのマナか濃ければ病を治せる、オミカゲ信仰としては上向きの好スパイラルを構築している訳か。
    精霊さんは日本古来の精霊さんなのかしら?
    八房さんのお名前、八犬伝の姫様の霊犬と一緒ですものね、最初は八犬伝にあやかった名前かと思っていましたが、案外本物?
    伏姫様が怒るよ!
    オミカゲ様は日本で地位を確立させるために必要なエネルギー資源の獲得方法をちゃんと押さえてから日本に帰還したのだとしたら、余程の目的があるのでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    色々な要素を加味して、事前の用意があったのかと言えば、実際のところは行き当たりばったりというか、その場しのぎの行動が多かったのかもしれません。
    ただ、明確な目的があって信仰を利用し、そしてシステム化した上で運用しようと模索しながら辿り着いたのが、現在の形です。

    この名前になったのは、単にオミカゲ様がその名を知っていた、というのが一番の理由です。それらしい名前を考えていたら、その尾の数から思いついた、というぐらいの緩い理由です。ですので、八犬伝とは関係ないです(笑)

  • 御影神宮 その8への応援コメント

    ごきげんよう、ニホンオオカミ、絶滅したはずなのに、この日本ではレッドデータにも入っていないありふれた生物、なんですか。
    八房さま、可愛い(罰当たり、になりますか?)。八尾だから八房なんですね。
    ミレイユさんをまるでようやく見つけた飼い主さん、みたいに擦り寄る八房さん、これはなんだろう?
    ミレイユさんもまた、彼と(彼女?)意思疎通できていましたよね? ひょっとして八房さんと旧地の仲なのかしら?
    最後、一気に脱出したのは、敵襲? 八房さんが教えてくれたのかしら?
    緊迫してきました!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    ニホンオオカミについては、特に何か意味ある事ではなくて、今更駄目押しに違う歴史を歩んだ世界なんだ、と印象付けたくて入れました。

    八房さまは、可愛いと思ってもらって全然大丈夫です!
    その本質は変わっていないので、構って貰いたいタイプなんですよ! はい、お察しのとおり旧知の仲です。脱出したのは……単に注目を浴びた状態で、その場に残りたくない、というだけの理由でした(笑)

  • 御影神宮 その7への応援コメント

    ごきげんよう、ミレイユさん達は異世界とこの日本、両方ともを知ることができるから、いっそう疑惑と不信感がとなるのでしょうね。
    アキラくんはそう言う国で生まれ育ったのですから、議論にはなりませんね。
    でもオミカゲ様の意図が見えないなぁ、相変わらず。
    確かに悪事はしていないし、少なくとも日本人には色々と授けてくれる神様だから、この国では神として慕われるでしょうが、その裏に何らかの意図なり企みがチラチラと見えるのが気になりますよね。
    って言うか、朝廷とオミカゲ様の関係が興味ありますね。
    武家の信仰はオミカゲ様ですが、古くから明治維新まで、武家が担ぐ旗頭は朝廷ですものね。そして天皇は神道の統治者にニアリーですし。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    疑惑と不信、それが何よりミレイユ組にしか無い感情ですよね。そしてだからこそ、不幸な行き違いの様な感じになってしまっているのですが。

    オミカゲ様の意図は現状ではまるで見えませんよね。
    それも当然で、分かるようになっていません。ただ魔物と対抗しようとしている、という事だけは漠然と理解できるくらいです。
    これはミレイユ側からでは全く見えない事情で、しかも見せてしまうと相当白けてしまうので、現状の訳分からない感じなってしまっています。

    朝廷とオミカゲ様の関係……、それは作中では敢えて触れないようにしていました。ですが、ひと柱の神として互いに敬意を向ける間柄ではありました。
    ただ、オミカゲ様や神社にはお金も権威もあったので、それを妬んだどこかの時代で衝突があった、というお話は考えていましたが作中では書いていません。
    それ以降、上下関係など持ち出さず、適切な距離で接している、という形です。

  • 御影神宮 その6への応援コメント

    ごきげんよう、全部が全部神様が打った刀じゃないのか。神刀だけが国宝でオミカゲ様謹製なんですね。
    なるほど、魔術秘具と言うことは、その魔術の出所ですよね。異世界から持ち帰った魔術なのか、この日本で開発されたのか。
    でも後者はミレイユさんの術式に酷似している時点でおそらく違う、つまりオミカゲ様が異世界でミレイユさんの術式をパクって日本に持ち帰った可能性、ですね。
    しかも雑に、適当に魔術を付与した刀を、これ見よがしに展示しているのも、ミレイユさんを煽っているのか、それともミレイユさんの反応を見たいのか、ミレイユさんからの接触を期待しているのか。
    いずれにせよオミカゲ様はミレイユさんの情報をかなり掴んでいそうですね。
    逆にミレイユさん組は情報が足りなさ過ぎるる、だからミレイユさん不機嫌、なのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、神刀と呼ばれるのはオミカゲ様が手ずから作ったものに限られます。
    そしてそれが、ミレイユ本人の手に寄るもの、と見せかけているのが、まさしく反応を見る為のものでした。というより、オミカゲ様の正体が何者か、それを教えようとしています。

    ミレイユが不機嫌なのは、情報が足りない事より、その正体に当たりが付いたからです。そして考える程に正答を得ている気がして、それが我慢できない理解できない、という感じですね。

  • 御影神宮 その5への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、オミカゲ様とミレイユさんの近似性か。うがった見方をすれば、オミカゲ様が異世界の魔術師が持つ能力を、日本に持ち込んで神の力と称しているようにも思えますが、ミレイユさんには他にも気に食わないところがありそうですね。
    信仰心をたくさん集めることが神の力を強めることになると言う話は納得できますが、確かにその観点ならオミカゲ様の方針は矛盾があるような。日本人限定と言うのも納得し難いですよね。
    ユミルそん達の見解は凄くふらっとな意見に思えますが、生まれた時からオミカゲ様信仰で育ったアキラくんは思考停止なのでしょうね、これについては。自分が経験したマナ、魔術が未だに創作の世界が現実化した、程度にしか思えていないでしょうし。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    異世界の魔術師が持つ能力を日本に持ち込んでいる、という部分は間違いない部分なんですよ。それを神の力と称しているのも、実際そのとおり!
    でも神としての存在は嘘じゃないんですね。

    手を広げ過ぎると収集つかなくなる、と理解している部分もあるんですが、何より目的としているのは、宗教を広める事ではないからです。
    そして得られる願力と、その恩恵を広げる労力が割に合わない、と考えているからですね。恩恵は何も無尽蔵に湧き出る泉ではないので、分配に対して回収が出来るか、出来たとして管理できるか、という問題があったのです。

    アキラからするとオミカゲ様信仰の元で、殆ど盲目的に信じてましたからね。実際、恩恵があるというのは他宗教ではあり得ない奇跡ですから。
    その奇跡ばかりに目がいってしまうのも仕方ないですが、だから本質は見えていなかったんですね。

  • 御影神宮 その4への応援コメント

    ごきげんよう、異世界でもファンタジー世界にあるような多神教が一般的なのでしょうが、日本の神道は多神教が普通なら多宗派に分かれるところを神道として統合してしまってますものね。しかも他宗教の神様まで八百万に加えてしまったりなんて離れ業も。日本独特で地球上でも特異でしょうから、異世界から見たら節操がないと思われても当然でしょうね。
    でもこれでますます、まんまと神道に浸透した、あ、私座布団一枚! いや、浸透したオミカゲ様の特異性が浮き彫りになった感じがします。
    日本人全体が催眠状態になったような感じ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そうですよね、日本の神道って寛容というか節操ないというか、日本人の「学ぶ」そして「真似る」という特質が良く出てるなぁと思ったりします。
    そんな訳だから、ユミルたちからすれば異質にしか感じないと……。

    そして神道について、やはり同様に知っていたオミカゲ様からすると、神道に浸透するに都合よい存在として自身を演出しました。(山田君座布団持ってって)

    そして日本人全体が催眠状態、というのはまさにご慧眼。
    そう、上手く騙されるおります。

  • 御影神宮 その3への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、神宮がマナの生成場所と知れるだけでも、相手が同じ土俵にいると言うだけの事、なんですね。異世界と変わるところはないわけか。異世界と変わらないなら、もしも戦うとしても異世界同様で良い、と。

    オミカゲ様一神教かと思っていましたが、古来の神道とも共存、と言うか八百万の神の内の一柱なのか、オミカゲ様。
    実在する事でも上手く神道文化に融合したところは、何やら手練手管を使ったような世俗的なところを感じさせますね。
    面白いなぁ。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そうなんです、だからアキラの危惧は全くの無意味という訳なんですね。
    ただ、だからこそ別の危惧もある訳なのですが……。

    オミカゲ様、やろうと思えば一神教の宗教を作れたと思います。
    でもそこまで自己主張するつもりが、本人には無かったんですね。オミカゲ様にも目的があってこんな事をしてますが、それは手段であって目的ではないんです。
    自分が誰より偉大、誰より尊崇を受けるべき、という考えを持ってません。
    そして手練手管を使った世俗的な考え、というのがまさしくそれで、他にも色々やってますが、人心に取り入る事と(当時としては)好きな場所に神社を建てる我を通す権力を得る為やってました。

  • 御影神宮 その2への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、大きな寺社の門前町と言った雰囲気ですか。イメージ的には皇居周辺みたいな感じがしていたんですが、これだとやっぱり信仰の対象みたいですね。
    高層建築不許可は防諜、襲撃対策なんでしょうね。
    ミレイユさん、珍しくメンバーを嗜めているのは、彼女なりにこれから何かが起きる想定をしてるからなんでしょうね。
    病気平癒してくれると聞いていましたが、全国から押しかけてきたらどう捌くのかと思っていましたが、そうか、直接オミカゲ様に会わなくても、分祠された神社でも効果があるんですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そうですね、高層建築不許可には、やっぱり防諜や襲撃対策があります。勿論、表向きの理由を本気で主張もしているわけですが。

    そしてミレイユの苦労も偲ばれます(笑)
    警戒しろと伝えていようと、結局こういう奴らですから。敵に脅威を感じていない、というのが一番の理由という気がしますけど。

    はい、病気平癒の恩恵は、いってしまえば病院同様最寄りの神社でも受けられるんですね。でもやっぱり、総本山というかより強い御利益を感じられて、こっちに集まる……という感じです。


  • 編集済

    プロローグ その1への応援コメント

    ええー!いったい何が起こってこのような展開になったのか、興味を引かれます!!
    勢いがあり引き込まれる冒頭ですね!
    じっくり楽しませていただきます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    最初は展開が遅く、主人公はあまり動くタイプではありませんが、気に入ってくださると嬉しいです!
    時間が許す時に、ちょろっと読んでくれれば幸いです!

  • 御影神宮 その1への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくん、やっぱり「参拝」という言葉で表現するのだから、オミカゲ様は信仰の対象なんだな。
    ユミルさんやルチアさんの好奇心旺盛なところはさすが学問を嗜む人らしくて(アキラくんは大変でしょうが)納得できるのですが、ミレイユさん、きっと神宮へお参りに(偵察に)行くという行為が、敵に(敵ではないかもしれませんが)どんな影響を与えるか、判っていると思えますよね。
    監視対象である四人と一匹が神宮へ接近中、きっと特殊部隊が緊急招集されたり、独別警戒態勢へ移行していたり、デフコンがワンランク上がったり、てんやわんやになっていると思われ、そしてミレイユさんはそれがおそらく理解できている。
    これで敵の防衛力を探ろうというのか……、いや、ミレイユさん、そんな面倒くさいことしないかしら?
    これで敵が何らかの接触をしてくるかもしれない、くらいは期待しているのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、アキラは完全にオミカゲ様を信仰する対象として尊崇してますし、多くの日本国民はそういう感じです。

    そしてミレイユさんの思考先読み、ドンピシャリです!
    自分が監視されていて、それがオミカゲ様と関係があり、その自分が神宮へ向かう事でどういう反応を引き出せるか、試しています。
    全くの平穏で終わるなど思っておらず、どういう形にしろ接触はある、と考えているようです。
    結果として……、彼女は知りたくない事実に行き当たってしまうのですが……。

  • 外へ その6への応援コメント

    ごきげんよう、莉子ちゃんの純粋な一言で、ミレイユさん、手を付けることに決めましたか。監視されていて、しかも決壊と魔物出現と全部受け身でしたものね、そろそろ次の対応策を決めるにしろ流されるにしろ、もう一度相手への理解を深める必要はあるのでしょうね。

    アキラくんとの会話でおや、と思ったのですが、オミカゲ様は、信仰の対象、なんですよね、日本国民にとって。
    オミカゲ様による宗教国家、とまでは行ってないのかしら、戦前の日本のように現人神的な感じ? 日本国憲法での扱いがどうなっているのか、官庁がちゃんと行政府内にあるから法的にも確立された存在だとは思うのですが、国民が日本国という国家の元首という認識なのか、それとも宗教的権威(そりゃ権威ですよね、現人神ですもの)として信仰しているのか、によって、対応も変わりそうですよね。アキラくんの話しぶりだと、日本国の礎を作った偉人にして神様という信仰心のようにも思えますが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    はい、監視されてるぐらい、手を出さないなら別に良いか、と思っていたのは事実です。でも、受け身のままで済ませるにしろ、相手への理解は必要か、と判断する事になりました。

    はい、オミカゲ様は日本国民にとって信仰の対象です。
    でもオミカゲ様を元首にする宗教国家ではなく、政教分離を正しく機能させようとしていますし、早い段階でそのように働きかけています。
    日本国の法律上でもその存在を認める旨を公示されていますが、法律に縛られる存在ではありません。勿論、何を好き勝手しても良い、という話にはならないので、法律の外にある自戒というものを公布して、それに反しない旨を公約しております。

    ただやはり、現在の礎を作るに当たり、相当手広く事業を作ったりしたので、それで扱いに困る存在になってしまっています(笑)
    本当に神宮の奥に引きこもっているだけの神様なら良いんですけど、あれやこれやと手出し足出ししてましたからね。その権威の及ぶところが広すぎるし、病気平癒という権能には逆らえないしで、国政トップは頭の痛い問題なんじゃないですかね……(他人事)

  • 外へ その5への応援コメント

    ごきげんよう、子供の好奇心は、真っ直ぐで鋭く刺さりますものね。それにしても莉子ちゃん可愛い、可愛すぎる。
    アキラくんや大人たちのオミカゲ様に対する崇拝の念と比べて、莉子ちゃんのそれは、ご両親や学校で習うオミカゲ様の凄さも知識として知っているでしょうけれど、実際に触れて言葉を交わして手品を見せてくれる、綺麗なお姉さんに寄っているから、余計に崇拝の感情が純粋で、だから余計に刺さるのでしょうね。

    店員さん、煽る煽る。
    この店員さんのファンになってしまいそうです!

    作者からの返信

    ごきげんよう、感想ありがとうございます!
    そうですね、莉子は大人が向ける強い尊崇を理解していませんが、とても凄い、という漠然とした純粋な崇拝を向けています。
    その凄い神様が気軽に優しくしてくれるので、そりゃもうハイテンションになってしまうという訳で(笑)

    この店員さんも既にミレイユのファンみたいなものですからね!
    つまりミレイユを挟んで壮絶なファン争いが勃発するという事です(?)

  • 別世界の住人 その6への応援コメント

    買い物だけでも凄い冒険ですね。
    しかもコンビニ強盗にあうとは。トラブルの確率変動発動中なのでしょうか。
    アヴェリンさん、可愛いですね!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    本当にそうで、トラブルは何もしなくてもやってくる、が標語なくらいです(笑)

    予想外の甘味の美味しさに、思わず独り占めしたくなった屈強な戦士(笑)です。

  • 外へ その4への応援コメント

    ごきげんよう、なるほど、ルチアさんユミルさんの影が妙に薄い、それほど日本のスィーツに夢中なのかと思っていたら(ごめんなさい!)、周辺の警戒と防諜を担当してくれていたんですか。
    オミカゲ様の特殊部隊の警戒レベルがどの程度か、ですよね。
    常に監視チームを張り付けて24時間監視体制を敷いているのか、所在位置は確認しているという記述がありましたから自動監視システムが機械監視している程度なのか、でもルチアさんユミルさんが防音の魔法を使ったらそれだけですごい魔力が! みたいになって大騒ぎかも。
    衛星からの監視でも低軌道のルックダウン能力の高い衛星なら10cm単位で地上を撮影できますし、富士山頂から東京タワーの展望フラの人物をクローズアップできる解像度を最近のカメラは持ってますし。
    あ、でも口の動きと声になる言葉が違うんでしたっけ? そしたら読唇術は無理なんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、そう思われて当然だと思いますが、このチーム……普通に迂闊とかしない感じなんですよね。
    互いが何を求めてて、何が不足しているか、それを考えて行動できるタイプです。必要と思えば自身の力の及ぶ範囲で勝手にやってくれますし、だからミレイユも油断したところがありました。

    因みに現在24時間体制で監視中で、基本的には機械による監視と人員を配置した二重警備です。
    しかし富士山頂から東京タワーまで見れるカメラなんてあるんですか……!
    そんな距離まで見れるとは知りませんでしたが、それなら尚の事、距離は全く問題にはなりませんね。

    でも実を言うと、オミカゲ様はミレイユやパーティの弱点など全て知っているので、そういう意味での情報収集はしていません。
    単に有事の際、すぐに応援を呼べる様にしているだけなんです。

  • 外へ その3への応援コメント

    ごきげんよう、アヴェリンさん、鼻高々! 可愛い!
    でも毛髪まで鍛えられるとは、魔術恐るべし、ですね。異世界の美容院は、きっとハサミも魔力が込められているんですね。
    でも、アヴェリンさんが髪を伸ばしている理由は、ミレイユさんがほめてくれたからというのが最大の理由です!
    「ひまわり」のアマンダさんと同じですよね! 黒かブロンドの差だけで!
    ますます可愛い!(勝手に興奮している)

    作者からの返信

    ごきげんよう、鼻高々アヴェリン回でした!(笑)
    そうですね、アヴェリンの髪を整えようとしたら、特別性を用意しないとなりません。伸ばしているけど邪魔と思っているのは本音ですが、この髪褒められているから伸ばしている、というのも本音です。
    ユミル相手に気持ち良くマウント取ってご満悦なのです。

    ですね、まさに「ひまわり」のアマンダさんと同じです!
    私がアマンダさん好きな理由の一つが、まさかこんなところで発覚しようとは!(笑)

  • 外へ その2への応援コメント

    ごきげんよう、アキラくんはもう少し、言葉を紡ぐ前にいったん脳で内容を咀嚼するという訓練を魔術や剣術の前に徹底したほうが良いようですね(冷たい笑顔)。
    とはいえ、気になりますよね。
    私も三竦みと聞いてちょっと意外の念が。
    アヴェリンさん、ユミルさん、ルチアさんの三人が三竦み、というのはわかりますが、ミレイユさんも含めてそうだとは思いませんでした。
    みんなミレイユさんを「何者なんだ?」みたいな目で見ているようでしたから。
    アキラくんの魔術のイメージが、創作物の見栄えの良い、分かりやすい魔術だからこその勘違いもあるでしょうね。そこら辺り、まだ異世界がアキラくんの中では「ファンタジー」でしかないからなのだろうな、と。


    でもアヴェリンさん、誇らしげにされてますが、私、話を読んでいて、アヴェリンさんが「シン・ゴジラ」に思えて仕方がないのですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、アキラについては全くそのとおり! ミレイユによく注意されるんですが、これが中々治りません。

    それと三竦みについて、説明不足で申し訳ありません!
    アヴェリン、ルチア、ユミルとの間で三竦みになっているのでして、ミレイユはその上に君臨しています。
    後の方でも話に出ると思いますが、この三人と同時に手合わせして、同等の戦力となるのがミレイユです。
    実際この「何者か」についての説明も、いずれされますよ。

    そして実際、アヴェリンはちょっと規格外過ぎて誰も相手にならないように思えますが、世界を救う戦いでは、何れでもしっかり死ぬ目に遭っていたりするので、割と常識的な強さしてますよ(目逸らし)

  • 帰郷 その5への応援コメント

    おおおお面白いです(=゚ω゚)ノこのような展開はゾクゾク致します!やってやる!

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    中々派手な戦闘など起きませんが、楽しんで頂ければ幸いです!

  • 別世界の住人 その6への応援コメント

    アヴェリンさん、スイーツ美味しそう。
    こだわりチョコのプチエクレア食べたくなっちゃいました。
    ちょっとコンビニ行ってきます。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!
    屈強な戦士なのに、変なところで可愛いトコロがある、っていうのが彼女のコンセプトです。
    そしてどうぞ、お気をつけて行ってらっしゃいませ!