応援コメント

混迷の真実、明瞭な虚栄 その1」への応援コメント

  • なんと、大宮司がルチアさんでしたか……。
    と言うか、一人で千年もの間結界を維持していたなんて。
    凄まじいと同時に、そこまで頑張ってもまだ積むことが出来ないのが、不幸のようにも思えますね……。
    おまけに彼女の死イコール世界滅亡と直結するわけですし……。

    作者からの返信

    いつも感想頂きまして、ありがとうございます!
    はい、名前だけはちょくちょく出ていた大宮司ですが、実は彼女がその正体でした。
    千年、オミカゲ様と戦い抜いて来た彼女の執念は、凄まじいものがあります。
    そして、そこまで頑張って来た千年は、危うい所に来ています。
    彼女らの努力は単に勝利を目指したものではないのですが――。
    この辺、話のまとめ方が下手で読むのも大変でしょうが、どうぞお付き合い下さいませ!

  • ごきげんよう、ああ、千年前への跳躍は、一度失敗したその後悔を踏まえたやむを得ない手段でしたか。
    孔を開け、それを広げて魔物を送り込みミレイユさんを取り戻そうとした十二神を止める為、オミカゲ様は自ら異世界に戻り、そして失敗してしまった。その失敗があるからこそ、次はなんとしても止める、それに賭けようとしているのですね。
    オミカゲ様が異世界へ戻れたと言う事は、彼女が通れるくらい孔は大きかったと言うことでしょうから、きっとドラゴンクラスも出現していたのでしょう、もぐだぐだ言っている場合ではなかったのかもしれません。
    水際対策は所詮対処療法であり、時間稼ぎにしか過ぎない、だから今治療法にはミレイユさんを異世界に戻すしかない。
    ってあれ?
    じゃあ千年前に戻る必要ないんじゃ?
    それに今は孔が小さいから戻れないんですよね?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    千年前の跳躍は、失敗経験とそれを覆そうとした結果、選んだ方法でした。
    オミカゲ様が異世界へ飛ばされた当時、既に孔は全開まで開いた状態でした。そして今はまだ小さいから、送還する事は出来ません。
    だから現状、ミレイユに行って貰うには、敵をわざと招き入れるという、非常に業腹な手段を取らねばならないのです。
    そして、その送り出す時に破滅を招いてしまわないよう、様々な策を講じて封じ込める手段を用意しました。結界しかり、御由緒家しかり、信仰を用いてマナの循環しかり。それを集積しているのも、いざという時の対処の為です。

    オミカゲ様が千年前に戻ったのは、次あたりのお話で出てきます。
    そしてそれは、全く同じ時間が繰り返されているわけじゃない、という事を理解しているオミカゲ様だから取った手段なのでした。