ごきげんよう、なるほど、ゲームデザイナーに天啓として異世界の風土文化環境すべてを与えて、異世界に攫ってきた後に無事に渡っていけるマニュアルとすべくゲームが存在したのですね。
十二大神の元にいる六小神はミレイユさんのように攫われてきた人々の中から生き残った人、ということか。
ミレイユさんはゲームをクリアしたことで合格を貰って拉致されたのか。
でも、結果的にミレイユさんは十二大神の期待を裏切るようなことをして逃げ出し、だから元に戻そうとしているんですよね。
ミレイユさんが何度も世界を救うような英雄になったのが神様の計画とは違ったのか?
それとも日本へ帰還したこと自体が想定外だったのか?
十二大神は小さな神様を作って何をしたかったのかしら?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
はい、上手く行かないのに、ひたすら同じことを繰り返しても意味がないだろう、という苦肉の策に近い案として、マニュアルを作成させる事を思い付いた。そしてそれを与えられた人間がゲームを作り、クリア出来た者を拉致していった。今となっては知りようもないですが、御影豊として生きた世界では、きっとゲームプレイ中の不審死なんかがニュースになっていたんじゃないでしょうか。
そして、思惑からするりと抜け出したミレイユを取り戻そうとして生まれたのが、現在の状況……なのですが、もう少し複雑なんです……。
複雑にしなければ良かったのに、と自分でも思うのですが、ミレイユという素体には色々と誤算がありました。
世界を三度も救った(ように見える)事は、神々の計画の内です。そして、最後の最後で帰還してしまったのが誤算でした。
取り戻してからも幾つかの誤算があり、その為に現在の様な複雑なコトになってしまいました……。
小神を作った理由、それも複数ある理由についてはその内分かりますが、既にユミルが九割がた正解を口にしています。
物語序盤で、ミレイユの帰還を喜ばない者達がいたというか一文を思い出します。
あれが大神達でしたか。
本格的にあの大神達、ろくなことしてませんね。まさかこんな宇宙規模で、人攫いアンド神育成ゲームをしていたとは。
目的があるにしろ遊興目的にしろ、元は一人の一般人だったミレイユさんからすれば、溜まったものではないでしょう。
作者からの返信
いつも感想頂きまして、ありがとうございます!
はい、まさしく仰る通り、帰還を喜ばないのはその大神でした。
そして、逃がした魚を放置する事もしなかったようです。
全くもってろくな事しませんし、目的の為なら誰がどれ程苦労しようと悲しもうと関係ない、というスタンスのようです。
そして、どういう目的だろうと、それを許せないと反撃に移ったのがミレイユな訳ですが……歯車が狂ったのは、そこからなのでした。
複雑な上に面倒な話が続きますが、どうかお付き合いくださいませ!