応援コメント

反撃開始 その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、止めを刺したアキラくんの心情が、修羅場の実戦を経験した兵士のそれになっていますね、他者の命を奪うという行為が、英雄的でもなんでもない虚しい行為であることを瞬間的に悟った瞬間。そしてアヴェリンさんの教えを咄嗟に思い出したが数瞬遅きを失した後、ひょっとしてアキラくんは、まだ自分は人を殺めていないのだと、心のどこかでほっとしたのかもしれませんね。
    (七生さんにさせたくはないと思ったところは、素敵でした)

    それにしてもエルゲルン、しぶといなぁ。そして性格悪い! そんなんじゃ可愛い結希乃さんを上げるわけにはいきませんね!(誰もくれとは言ってない)

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    あぁ、確かにそのとおり! 新兵が初めて実戦で命を奪った時のような心境だったと思います。敵だと分かっていても、割り切れない思いっていうのがあって、特にまだ若いアキラは顕著でしょう。
    確実にトドメを刺した、という確信があったにも関わらず、油断するのは早い、と思い直したアキラでしたが、ほんの少し遅かった。
    人を殺めていなかった、と分かった事より、仕留めていなかった事の方が悔しいかもしれませんね。
    (泥をかぶるならまず自分から、という武士道精神発揮されました)

    はい、エルゲルンはしぶとすぎる、と自分でも思いましたが……幻術士を仕留めるのは非常に難しい、というのを演出したかったのです。
    それだけの難敵だと印象付けたかったのもあります。
    そして結希乃は、こいつだけには絶対あげたくない!(笑)