応援コメント

御子神の一日 その4」への応援コメント

  • ごきげんよう、馬に乗りたい、それだけでこの始末ですか。
    オミカゲさまを慕う人々の気持ちはとてもよくわかりますし、それはオミカゲさまが千年かけてやってきたことの証、それを純粋に受け取って敬意を捧げる人々の心に嘘はなく、もちろん混じり気のない純粋な感情の昂ぶりなのでしょうが、さて。
    それを受け取るのがオミカゲさまならともかく、ミレイユさんですから。
    アヴェリンさんに楽しんでほしい、けれどこれはこの先、軽々と「馬に乗りに行こう」とは言い難くなることでしょう。

    ミレイユさんから溢れるマナが、周囲の人々にも感じられるのがいっそう信仰心を集めるもとになっているんだろうな、だからこそミレイユさんに面と向かう人々はみな、膝を自然と折ってしまう。

    それにしてもユミルさん、どこ行っちゃったんだろう?
    可愛いのに。
    お姫様だから自由気儘に振る舞う、神様とお姫様の違いなんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    馬に乗りたい、だけでなく、ちょっとあっちに行ってみたい、と言っただけでこの始末となります。
    それこそ、仰るとおりオミカゲ様が重ねて来た信頼や敬意が形になったものなのですが、ミレイユからすると冷や汗ものですね(笑)

    こうなる事を知っていたから、ミレイユは外に出ようとしなかったんですよね。
    変装して外出、みたいな事が出来たら良かったんですけど、姿を変えて隠すなんて神様がする事じゃない、と反対されるでしょうし。

    ミレイユの前で膝を折るのも、その漏れ出るマナの所為ですね。
    オミカゲ様を良く知る人ほど、同じ感覚だからと御子神だと認めざるを得なくなる。誤解してたり疑う人はまずいないですけど、より強く確信を得てしまうんですね。

    ユミルについては、特に何かの伏線というわけでもなく、本当に普段から放浪癖あるよ、という情報提示です。
    どこかで散歩してたりするんでしょう、自由なお姫様は(笑)