応援コメント

幕間 その2」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、若い御由緒家のレベル底上げ策は、ルチアさんの出した策だったんですか。なるほど。
    ご自分も結界の術を後進に引継ぎしたからこそ、提案できる策だったのかもしれませんね。
    名前を授ける、エルフにとって大切な名を上書きするみたいな行為をルチアさんが素直に受け取ったのは、異世界でパーティを組んできた、そしてこの千年の間にミレユさんとの間に育んできた絆があればこそ、でしょうけれど、このループの途上で失ったユミルさんやアヴェリンさんとの事も踏まえて、彼女達の想いも背負うつもりで、一千華の名を背負うことを良しとしたのかも、とちらりと思ってしまいました。

    次回から第五章ですね。
    楽しみだなぁ!

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうなんです、実はルチアの策でした。そして、会談の中で謝罪を口にしつつ、何か隠していそうだ、とミレイユが感じたものの正体が、これだったのです。
    勝てない戦力を当てる事に意味はあったか、とミレイユは疑念を感じていましたが、そもそも倒すでも拘束するでもなく、その実力を経験させてやるのが裏の目的だったのですね。
    ただ、それを馬鹿正直に伝えると、あの段階ではどうあっても心評ガタ落ちにしかならないので、浅慮でしたと謝罪する事しかしなかったんです。

    それにしても、そこまでルチアの心に寄り添った思いをしてくださって、本当にありがとうございます。そうなんです、一人残された最後の仲間。だからこそ、他の分までミレイユを傍で助ける、今までの自分を捨てる、そういう気持ちで新たな名前を名乗る事にしたのでした。

    次章からはちょっと路線が変わりますが、またすぐに戻るのでご安心を。
    何より楽しんで頂ければ幸いでございます!