応援コメント

静けさ、その後 その3」への応援コメント

  • ごきげんよう、ミレイユさんの最後の質問こそが、文明の開花度や文化風土気候の違いなんて些細な問題だと言えるほど、現代日本と異世界での一番大きな違いなんでしょうね。
    すなわち、命が軽い。
    法の支配と人権の尊重、アキラくんがまるで空気がそこにあるような当たり前な感覚で享受してきたそれらが、受けられない、イコール命の重さが空気みたいに軽い世界で生きていく為に、他者の命を奪わなければならない事態に直面した時、それが出来なくて当たり前なんですものね。簡単にできる人の方が怖い。
    アキラくん、魔物と戦う事だけ考えていたのでしょうが、さて、彼はどう返答するのか?
    ドキドキします。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    はい、ご指摘のとおり、命の価値こそ現代日本との大きな差異です。
    勿論、あらゆる部分で違いは感じられるのでしょうが、法も人権も軽く、一たび町の壁を越えれば、そこは無法の世界です。
    殺人が出来て当然、偉い、などという訳ではありませんが、覚悟がなくては生きていけません。
    ミレイユは侮る訳でなく、それがないから無理だと言いたいんですね。
    さて、アキラの返答はというと……?