このエピソードを読む
2023年3月12日 18:46
ごきげんよう、出動前にオミカゲさまがミレイユさん達に言ったことは、これだったんですね。ミレイユさんの持っている魔術の反則的なスキルをコピーして与えることで、御由緒家の実働部隊の戦力の底上げをする。これまでより強い魔物が現れたとして、そしてそれが驚異の拡大を前提とするとこれからもそうなっていくと仮定して、現戦力の実働部隊がその都度オミカゲさまに救援要請をしているようでは破滅が加速度的に近づいてくることにもなりかねない、そう言うことだと困るから時間稼ぎにしかならずとも、実働部隊が強くなってもらわなければ困るということなんでしょうね。それにしても人類の破滅を防ぐために千年かけて構築してきたオミカゲ様の政治経済軍事システムが、それに付随して必要とされ付け足された官僚システムに足を取られてオミカゲ様が自由に動けない、それもまた困ったものですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!そうなんです、ミレイユが帰還してから一度も使っていない能力の筈なので、その確認も兼ねてやって貰った、という感じです。仰るとおり、これからの拡大に伴い、実働戦力が全く役に立たない、となるのは避けたい事態でした。ミレイユを送り出すには魔物を引き入れるしかなく、でも、その魔物に好き放題暴れさせる訳にもいかない。官僚システムについても同様で、どうにも良い部分と悪い部分は表裏一体といいますか、あちらが立てばこちらが立たず、といったところで……。オミカゲ様もその辺はとうに諦めてますしね。全てが自分の思うとおりにはいかない、その中で最善を選び続けるしかないと達観しています。
ごきげんよう、出動前にオミカゲさまがミレイユさん達に言ったことは、これだったんですね。
ミレイユさんの持っている魔術の反則的なスキルをコピーして与えることで、御由緒家の実働部隊の戦力の底上げをする。
これまでより強い魔物が現れたとして、そしてそれが驚異の拡大を前提とするとこれからもそうなっていくと仮定して、現戦力の実働部隊がその都度オミカゲさまに救援要請をしているようでは破滅が加速度的に近づいてくることにもなりかねない、そう言うことだと困るから時間稼ぎにしかならずとも、実働部隊が強くなってもらわなければ困るということなんでしょうね。
それにしても人類の破滅を防ぐために千年かけて構築してきたオミカゲ様の政治経済軍事システムが、それに付随して必要とされ付け足された官僚システムに足を取られてオミカゲ様が自由に動けない、それもまた困ったものですよね。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
そうなんです、ミレイユが帰還してから一度も使っていない能力の筈なので、その確認も兼ねてやって貰った、という感じです。
仰るとおり、これからの拡大に伴い、実働戦力が全く役に立たない、となるのは避けたい事態でした。
ミレイユを送り出すには魔物を引き入れるしかなく、でも、その魔物に好き放題暴れさせる訳にもいかない。
官僚システムについても同様で、どうにも良い部分と悪い部分は表裏一体といいますか、あちらが立てばこちらが立たず、といったところで……。
オミカゲ様もその辺はとうに諦めてますしね。全てが自分の思うとおりにはいかない、その中で最善を選び続けるしかないと達観しています。