応援コメント

御子神の一日 その7」への応援コメント

  • ごきげんよう、うん、ミレイユさん、異世界に戻ったような気持ちになって、馬と一体化したように草原を心地よく駆け巡る、それがまるで異世界の神々も魔物も孔もこの世界の信仰も全てを放り出してこのまま逃げ出したい、そう思ってしまうのはきっと止められないでしょうね。
    ミレイユさんの「なんでこうなった!?」的な嘆きと哀しみが伝わってくるような、エピソードでした。
    お馬さんもミレイユさんのマナを受け取ってきっと気持ちよかったんでしょうね。
    異世界のお馬さんって魔物の一種なのかしら?

    さて、楽しかった乗馬の時間も終わると、再び神として傅かれる、ミレイユさんにとっての窮屈な時間の始まりでしょうか。
    この会食の席で、侑茉さんと楽しいエピソードがあればいいのですけれど。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    かつて異世界で馬を走らせていた頃は、多くの障害があったとはいえ自由でした。危機も多かったので、果たして自由と引き換えに割が合っていたとも言えないですが、現状を踏まえると不満に思ってしまうようです。
    帰ってくればそれで終わり、世界の危機など夢の彼方、と思っていての現状ですからね。逃げ出せたら、と頭の隅に思い浮かぶのも已む無しかもしれません。

    異世界の馬は、分類上は魔獣ですね。
    魔力を持つのはどの動物でも共通した部分ですが、それを何かしらの形で利用できるものが魔獣とされます。ただ、こちらは現世と同じで穏やかな気質で、人を襲う事はしません。
    魔獣とは本来、現世でいう害獣と良く似て、人に仇成す動物を指しています。

    そして乗馬が終われば、社交の時間です。
    残念ながら、楽しい時間とはなりませんが、機転を利かせて味方に引き込む事に成功します。残念ながら、あまり愉快なエピソードにならないかも……。