応援コメント

嵐の前の その2」への応援コメント

  • ごきげんよう、ルチアさんの健気さが胸に突き刺さります。想定以上の成果を上げつつもそれが未だ期待値に届かない、その虚しさや悲しみ、苦しみ、それでも抗う気概はルチアさんの持つ資質、それ以上にミレイユさんの期待に応え役に立ちたいという切実な、祈りにも似た願いがあるからこそなんでしょうが、それだけに彼女にかける言葉がみつからないのも、やっぱり苦しいですよね。
    そこに切り込んでいける、全てを背負って言葉をかけるユミルさんは、ある意味ルチアさん以上に苦しく悲しかったことでしょうが、それでも言えるユミルさんが、本当に立派だと思います。
    可愛い。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    ルチアは普段から、一歩引いているように見えますが、その実いつだって役に立ちたいという欲求を持っています。一番はアヴェリンに譲るとしても、同じくらい頼りにされたいとも思っていますが、魔術士としての格がミレイユに劣るので、あまり自己主張しないでおこう、と思っている節があります。

    でもここに来て、自分が一番役立てる場所を得られて、俄然やる気になっています。どうにか成果を上げたい、見直して貰いたい、という欲求が本人も自覚せず持っているんです。
    それ故のやる気や切実さとなっています。

    それをユミルも見抜いている訳ではないですが、不都合だろうと必要と思えば口に出来るのは、間違いなくユミルの長所ですね。
    だからこそ、誤解を与えてしまう事もあるのですが……。