応援コメント

孔を抜けた先は その11」への応援コメント

  • ごきげんよう、ユミルお姉様から言われて初めて気付かされる、彼女との関係性と彼女の温かさ、優しさ。
    高校生男子と大人の綺麗なお姉様ですから、フィクションの世界のようにスムーズな意思疎通や感情の交換などは、実際には起こらないでしょうが、アキラくん特有の性格やこれまでの人生経験も影響しているのでしょうね。
    一方ユミルお姉様にしても、こちらへ渡ってきた当初は、こんなにべったりとアキラくんと関わるつもりもなかったでしょうから、オモチャにしてしまったのは退屈しのぎみたいなもので、今となってはちょっと失敗だったかしら、なんて思っているかもしれませんね、ああ、可愛い大人のお姉様だわ。
    こうして焚き火の前で二人、静かに話している風景は、置かれた状況を忘れてしまいそうになる穏やかな優しさを感じさせてくれて、本当に素敵なエピソードだと思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    普段から、中々本音を見せないユミルですからね。その所為もあって、アキラは苦手意識を植え付けられてましたが、ユミルの方からはそれなりに買っていると……。ただ、やっぱり他人よりは優先度が上がる、というだけで、この四人に並ぶ程ではないです。特にミレイユの為と思えば、幾らでも非情になれます。

    アキラに対しては、やっぱり当初、即座に別れると思っていて、それで扱いも悪かった部分がありますね。
    今回の件で、少しは互いの気持ちが通じたでしょうが、アキラに刻み込まれた苦手意識は、そう簡単に消えてくれません(笑)

    素敵なエピソードといって頂いて、非常に嬉しいです!
    夜に焚火を囲んで小話を挟む、というシーンが個人的に好きで、いつかやってやろうと思ってました(笑)