応援コメント

孔を抜けた先は その3」への応援コメント

  • ごきげんよう、アキラくんにとって、彼のあの時点での生の感情は、ミレイユさん>オミカゲ様だった、と言うことなのでしょうね。
    あの日本での典型的な一般市民である彼の固定概念だと、確かにオミカゲさまは酷くやられていたけれど、神なのだから死にはしないだろうし日本からいなくなる訳ではないだろう、だけれどミレイユさん達は、、、みたいな感情もあったかもしれませんが。
    でもこうなると後悔が普通湧き上がるでしょうに(恐ろしいとかここでは生きていけない、みたいな絶望ではなく、自分は唯々足手纏いでしかないと言う絶望感)、そうではなく、遠慮しつつも会話を交わせる、そんな最低限の精神状態でいられるのは、おそらくはユミルさんのお陰なのだろうな、と。
    そんなアキラくんは未だに彼女が苦手な様ですが。
    そんな彼が、いつの間にか密かに胸の奥で育っていたユミルさんへの恋心に気付くのは、いつの日か。
    七生さんの笑顔を思い出せなくなって、ユミルさんで心がいっぱいになるのはいつの日なのか。
    若者の恋も良いものですね(ち、が、う!)。

    ミレイユさんが心配です(まるでついでみたいな追記)。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    そうですね、生の感情、心の奥底から湧き出た思いは、オミカゲ様の心配よりも、ミレイユへの心配でした。
    日本人として尊崇しているし、どの偉人より大切な存在とも思ってますが、直接その手を取って助けてくれた、という恩を強く感じていたからこその行動でした。

    でも、まさしくそのとおりで、アキラは付いて来たは良いものの、己の無力感に打ちひしがれてます。何一つ貢献できる事がない、という事実が、彼の肩身を狭くしてるんですね。
    それを敏感に察知しているユミルは、何かと気にかけている、という訳ですね。
    でもこれは完全な善意ではなく、ミレイユの得となるかも、という打算で動いています。
    アキラはアキラで、そういうところを心のどこかで感じているから、なかなか懐こうとしないのかもしれません。だから、残念ながらユミルとのラブ♡ロマンスは生まれないんじゃないでしょうか(笑)

    あ、そうそうミレイユ心配っ、ですよね!(目そらし)