応援コメント

別世界からの住人 その4」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、確かに露店が石畳の広場や大通りに天幕の軒を連ねて大声で客引きをしている風景、ファンタジー作品に慣れ親しんだ現代日本人なら、それだけで興奮しちゃうのでしょうね。でもアキラくんにとってはこの街は、これから自分が一人で生きて暮らしていかなければならない街、そんな浮ついた気持ちだけでいられないのもよくわかります。仕方ないこととはいえ、ミレイユさんが後ろめたさを感じているのが、彼女らしい優しさですよね。
    石造りの街並みの奥にギルド街なんですね。
    キルドって考えてみたらファンタジー作品では重要な役割ですよね。そこに属している、職人ギルドだったら、親方みたいなゲゼルシャフト、ゲマインシャフトの仕組みへと話も広げられますし、冒険者ギルドだったら話の起点にもなりますものね。

    って最後に声をかけてきたひと。
    門のところで忠告してくれた入れ墨おねえさんかな?

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    ですね、ファンタジー作品に憧れてたアキラからすると、やっぱり現実を忘れて興奮しちゃう部分も出て来る訳で……。
    でも同時に、やっぱり現代日本で育った感性そのままに、置いて行く事自体には後ろめたい気持ちが生まれるのは、ミレイユらしいと言えばらしい部分です。

    はい、石造りの街並みが基本となっている世界です。
    ファンタジーではギルド出すのが基本、っていうくらいありふれた存在ですよね。御多分に漏れず、拙作でも登場して貰いました。
    利害を達成するため、作為的に形成した集団という形は、色々な話に発展できるところなのですが……そこまで枝葉を伸ばすと畳み切れなくなる、という問題も! 今でさえ随分長くなり過ぎているというのに! 今も話を畳もうとしている横で、ギルドなんて登場させて話が広がらざるを得ない感じになっているのに!(切実)

    そうです、最後の女性はその人ですよ!