応援コメント

孔を抜けた先は その6」への応援コメント

  • ごきげんよう、自分に不利な発言があっても、正論だと落胆しつつも首肯してしまう、自分が同行することのメリットデメリットを理解している、この辺りがアキラくんの人間性の良さなんでしょうね。自分が測れて周囲を最初に気遣いその上で自分に何が出来るかを考える。彼の生い立ちを考えるとなるほどとも思えますが、今時の高校生とは少し違う、でも貴重な長所だと思います。
    ミレイユさんがポンコツになっちゃってる現在、方針方策をリードし、リーダー代理としてチームをリードするのは、やっぱりユミルさんなんですね。それが出来るだけの大人の思慮深さと常識がありましたものね。
    さすが私のお姉様です(また出た)。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも感想ありがとうございます!
    アキラがやった行動は、向こう見ずで衝動的、後先考えない子供のような真似だったんですが、己の分は弁えています。その辺りは、アヴェリンにしごかれて嫌でも自認させられた部分でしょう。
    彼の生い立ち、という部分に着目しての考察、いつもながら本当に鋭く深く読み込んでいただけて……! 本当に、作者冥利に尽きるって感動しています!
    自力で生きるしかない(ないと思っていた)アキラからすると、その辺りの機微は自然と磨かれたのかな、と思います。

    ミレイユ不在なら、方針を提示するのはユミルの役になりますね。
    そこはやっぱり年の功がありますので、知識量の豊富さや思慮深さから、それに異を挟む事はありません。ただこれは、後でミレイユが決定するという前提だからで、もし彼女がいない状況なら、互いの意見のぶつかり合いで纏まらないと思います(笑)
    おだ様に認められるユミルでも、そこはやっぱり如何ともしがたく……!