応援コメント

一方的な闘争 その5」への応援コメント

  • ごきげんよう、ミレイユさんの実力以前に、彼女のこの世界での行動原理、生き抜く為の知恵を見せて頂きました。ちょっとした相手の行動だけで相手を見切ったと勘違いして舐めてかかるのは、冒険者として中途半端に強いから自信過剰になっていたのでしょうね。加えて刻印文化への過信もあったんでしょう。
    冷酷なやり方ですが、簡単に大切なものの を示して人質に取られてしまったのは、戦闘中としては自業自得とも言えますね。
    さて、何故冒険者が軍列にいたのか、どこまでギルドは軍と、王国とツーカーなのか、背景に何があるのか? こっちはこっちでドキドキします。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    数の上で有利、後衛一人で武器もなし、これで負ける筈がない、という見た目だけで判断したのが、この二人の敗因でしたね。
    自分たちより強い存在なんて、ギルドに所属していたら分かっていたでしょうに、自分たちの常識と照らし合わせて、強者ではないと見たようです。
    見せ札の刻印が無かった、それも一つの理由だったでしょう。それはつまり、見せれる札がない、と言っているようなものですから。
    ミレイユのやり方は手早かったかもしれませんが、冷酷でしたね。でも、気が動転して人質に価値があると見せたのは悪手でした。それが時間を掛けていられないミレイユに、冷酷な手段を取らせる原因になりました。
    理詰めで動ける者ばかりじゃないとはいえ、上位に上り詰められない冒険者なら、そんなものかなぁ、と思って、こういう扱いになりました。

    さて、本格的な尋問に入りますが、有益な情報は手に入るのでしょうか。