応援コメント

一方的な闘争 その9」への応援コメント

  • ごきげんよう、モデスカルさん、なかなかに見苦しく格好の悪いクズっぷりの醜態を晒していらっしゃいますが、彼が自分の命惜しさだろうと、彼の下した命令ってそれほど外していないのが、また救いがないですよね。
    最初の奇襲を受けた時点で一気に壊乱した味方を見れば、後列を見捨てるのは間違いではありません。これは奇襲を警戒していなかった参謀達の不見識であり、一気に兵卒たちが壊乱してしまって立て直せなかったのは実施部隊指揮を預かる中堅将校が部隊を掌握できていなかったからであり、また指揮命令系統のフェイルセイフを用意できていない中世以前の戦列歩兵式の軍隊組織だったからですね。アメーバ式の軍隊組織ならもう少し格好がつく敗走を演じることができたでしょう。
    そんな中で後列を見捨てて前方に逃げ、立て直すのはさほど悪手ではない、ただし、ただでさえモチベーションの低い軍がその後再戦できるくらい掌握可能かは別問題ですが。
    同情すべきはユミルお姉さまの死霊術を見たら兵卒たちはパニックになるだろう、これはもう仕方ないですよね。

    一番見苦しいのは、部隊掌握も出来ず紀州への景観もしないまま、逃げ切った後でモデスカルさんを非難する将校のように思えます。

    作者からの返信

    ごきげんよう! いつもながら、感想ありがとうございます!
    モデスカルはまぁまぁ無能で、命惜しさに下した命令でしたが、おだ様から見ても間違った命令を下していた訳じゃない、と言って頂けて安心しました(笑)
    あまりそういった面に詳しくないので、とりあえず間違った事だけはしてないよね、と思われるだけの指示を出させたつもりでした。
    戦列歩兵という形でしか軍を運用できない以上、出来る事も限られていて、そしてその醜態を晒す事になった戦犯っていうのは、お飾りとして用意されたモデスカルではなく、むしろその直近将校なのは間違いないですよね。

    でもモチベーションが低かったのは、兵卒ばかりでなく、将校もきっと一緒だっただろうなぁ、とは思うんです。
    誰だって無能な将に率いられたくないでしょうし、その上今回選出されたのは、実戦経験皆無のボンボン貴族ですからね。やれと言われたからやったんだ、責任は全て将軍に被せよう、というぐらいの気持ちだったんじゃないでしょうか。