第0-6話 ブラフ
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まず、分かりやすい様にタブレットにデータを転送しそこからナビに共通規格のコネクターをつなげると、ナビ上に分かりやすいマーカーを設置します。
そしてナビの表示モードを縮小していき、そのマーカーが画面に入るように調整しました。
すると
「はいそこに
……廃屋前
「ここの廃屋か」と廃屋を
私もアイアンブルーのタクティカルスーツでP-100を持ってあとに続きます「荷が勝ちすぎて
「化物は現在ヒト型に戻っています、
廃屋といっても
それに監視カメラも多数ついています。
幸いながら一階も二階も
セキュリティーシステムまでたどり着ければ、そして相手の能力が私のハッキング能力よりも低ければ
「分った」と一言力強くいって長良さんが太刀袋の金と黒の
「支援します、玄関の
「玄関から入りしだい、玄関の鍵を
「分った、任せる」と冷静な表情の静かな口調に戻した長良さんが鞘を左手で保持しながらいいました。
そして白い扉の玄関から二人で突入しました。
直ぐに玄関部分は
何故ならば、画面を確認しているとそいつが応接間に移動する姿があったからでした。
その直後、玄関の鍵を
一階の電気を全点灯すると、緑色のソファー裏側に人影がありました。
「今ならまだ間に合う、大人しく
「うるせえ!
私はP-100を
緑色のソファーの中心近くに“ボスボスボスボスボス”っと穴が集弾し貫通はしたようでした。
「そんなもん
「長良さんお願いします」と冷静な表情で静かにいうと「じゃぁこれ
そして長良さんがソファーに向かって突撃しました。
「これでも喰らえ!!」と力強い口調でされど冷静な表情のまま太刀を振り下ろしました。
その瞬間緑色の三人掛けのソファーが真っ二つに切れて左右に飛び、ポケットコイルを巻き散らしました。
“グワァァァァァァッ”
と同時に構成員の左腕が肘の先から一緒に斬れ飛び、構成員が叫びました。
「てめぇ! 何もんだ!」と若干おびえた表情で怒鳴りながら斬られた左腕部分を抑え構成員があとずさります。
「
「
「ほう、ますます
「言わせておけば! その
「
追い込まれている様子は
「ハエが止まって見えるぜ、襲うってのはこうするんだ!」と力強くされど冷静な表情でいうと長良さんが、一歩
“グワァァァァァァッ”
と構成員はもう一度、叫びました。
しかし血が飛び散るでもなく、何も出て来ないのです。
体液すらも出ないのでした。
「
「ウィルエル、
まだ襲ってくるかもしれないと踏んで、構えたままなのが分ります。
しかしもう相手は抵抗する気力が無かった様で、そのまま
長良さんの鞘と鞘袋を、長良さんの近くのソファーの上に置いて対象の
対象は私の捕縛を、大人しく受けていました。
両手が無いので
長良さんはその間に懐から出した和紙で刃を
そして何も付いて無いことを確認すると、鞘に納めるべく鞘を手に取ったのでした。
“ス――ッ、キィン”
といういい音の
そして長良さんが「こうした方が
私は更に専用のワイヤーメッシュで完全に
犯人の左腕と右腕も一緒に別のワイヤーメッシュの中へ、
「犯人が妖魔じゃ、九課の
「確かに、九課の牢には妖魔を捕らえて置く設備がありません、
「夜桜にもいっておきますので」と私が静かな口調で追加します。
そしてそのまま取り押さえるまでに至った過程とデータを速攻で電子データに落とし込み、夜桜副長に送信しました。
もちろん妖魔である件もです。
「長良より班長へ、廃屋から出た犯人は逮捕拘束してある、ウチの牢に入れないと行けなさそうだ」と長良さんが穏やかな表情ですが冷静に通信器に向っていわれました。
……
━━━━━《
「班長から長良へ、そっちは
「こっちは解析班と合流できた、今検分してもらっているところだ。どうぞ」と私は解析班の作業を見ながら表情は変えず口調もそのままで続けていいました。
……
━━━━━《
「こちら長良、今犯人を牢に叩き込んだところだが、今一つ
「ウィルエル、ここはいったん切り上げて班長と合流しよう」と俺は右手で髪をかき上げながらウィルエルに冷静かつ静かにいいました。
「それが良さそうですね、こいつは牢で隔離確保お願いします」とウィルエルが牢の担当官に冷静な表情で静かにいいました。
「班長へそちらに一旦ウィルエルと一緒に合流する。ウィルエルがお嬢さんとまともに、顔を合わせてないんじゃしゃあねぇ」と仕方なさげにいって仕方なさげに表情を作ると八課を出てウィルエルを右側から車に乗せ、俺も左側から乗り込み紺のベンツを発進させました。
━━━━━《斯波視点》━━━━━
「
「班長、それ
「そうかもしれないな、まだどこかで街路カメラの主がいそうな気配がビンビンするそうだ。
「こちら副課長の
「こちら斯波、了承しました」と私は冷静な表情ではっきりとした口調で答えました。
「解析班が一旦撤収するようです。八課で解析をするとの事です」と私が表情と口調を変えずに、八課にいる副課長に向かっていいます。
━━━━━《長良視点》━━━━━
「班長へ、門扉前に現着した。車を中にとめさしてもらった方が、バレ
班長から「
「それは仕方ねえな、俺らも一旦合流する」と表情はそのままで静かにいうと太刀を持ちウィルエルを先に降ろしてから左側縁石にキリキリまで寄せて止めハンドルを左に切り込み、俺も降りてからフルロックの
それから
第0-7話へ
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※この作品はフィクションです実在の人物や団体、
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