第6-04話 伊弉諾神宮を目指して
2035/08/31 07:55
夏休み最後の日の朝、私は白を基調にした、薄手の白い透けないワンピースを選んだのでした。足元は動きやすい様に、白のスニーカーでした。それに羽織る事ができるように、白のコーチジャケットの薄手のものを選択しました。撥水効果と防風効果の高いものであります、当然バイクに乗るのですから白のヘルメットを持って行きます。髪は束ねず敢えて白のカチューシャのみで留めてありました。
本日のメンバーは私と、
「では行ってきます」と
今日は、紅葉さんにサイドカーに乗せてもらって、香織さんと一緒に淡路島まで行くのです。お弁当も持ちました。疲れるだろうからと思って少し甘酸っぱめのレモン水も作って入れてありました。当然御神刀も
当然ながら、
今日はハンドバックとボディーバッグの二つですが、それもそれぞれ白を基調に特別
最初に現れたのは、私と似た様な装備の、でも今日は漆黒のライダースーツに身を包み、漆黒に緑色のラインが入ったバイクで現れた香織さんでした。
緑色のラインで、
「おはようございます!」と元気にいいます。
ヘルメットを取りながら、「おはよう、良い天気ね絶好のバイクで行楽日和だわ」と香織さんがおっしゃいました。
今日の香織さんの髪形はハーフアップアレンジ・ロング・ストレートに先端にバレッタを留めていらっしゃいました。銀髪が風で流れ、綺麗に見えるアレンジでした。
装備は私とほぼ同じ、専用のボディーバッグの少し大きめのものを持ってきておいででした。色はライダースーツに合わせ漆黒にされていました。
最後に赤いサイドカー付きのバイクで紅葉さんが、いらっしゃいました。
珍しく、いつものレーザー防御ジャケットでは無くって、
ADSecurityのジャケットは正面が赤、背面が濃紺で白地の反射プリントで大きくADSecurityとロゴ付きで入っているものです。ロゴ付きは市販されていませんが、レプリカでロゴの入っていない文字だけのジャケットも公式で売られているものです。
香織さんが聞かれました。
「いつもの
「少し裂け目ができて修理に出していてな、革ジャケも夏場だからと思ってクリーニングに出していたんだ。そしたら、コレしか、残ってなかったのさ。」と紅葉さんはおっしゃいました。
「まあレプリカは出てるから、本物とはバレないでしょうけれども」と香織さんはおっしゃいました。
「それでは行きますか!」ということにしました。今日は時間が、有限なのです。
「悩んでても始まらないものね」と香織さんもおっしゃいました。
「まあ確かに、これを着て来るかどうかでは、悩んだけどな」と紅葉さんがおっしゃいます。
2035/08/31 08:01~
まずは
あとはそのままの流れで、
今回は、時間の問題もあって間の休憩をすっ飛ばしましたが、本来は二度程軽い休憩を入れてもいいくらいの距離です。ここまで来るのに使用した時間は一時間位でしたから、道がかなり空いていたとも言えます。
2035/08/31 09:15
流石に逆方向は多少混んではいましたので、帰りはそれなりに時間がかかると思われたのでした。
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