第7-11話 刻限
2035/09/10 19:10 ポートアイランド中公園北側
━━━━━《
北から爆音ととも私と
爆音もかなり派手に響きます、片やM-84-2ロケットランチャーの爆音でもう一方はM-25IAWSの爆音なのです。
さらにはアサルトライフルの
そして大型銃器の腹に響く音も聞こえてきます。
━━━━━《黒
俺はブルっていました。
せいぜい手榴弾くらいだろうと
まさか手榴弾をも凌ぐ兵器が出てくるとは思っていなかったわけです。
2035/09/10 19:10 ポートアイランド中公園北側→中側へ
北側から乗り込んできた者たちは二人とも、御神器と見まごうばかりの業モノを持っておりました。
そして偉く強いうえに、一番強靭といわれていた北側の戦線が一瞬で崩壊したのですから。
我々、鬼たちが驚くのも無理はありません。
しかも結界で隠れているはずの位置が、その二人からは丸見えとなっているようでまるで神に
一人は戦巫女と装束でわかりますがもう一人は謎でした。
鬼にとって厄介な存在であるのは事実であり、ここで判断を誤れば戦線もろとも崩壊しちりじりになって逃げる未来しか見えないのですから。
2035/09/10 19:11 ポートアイランド中公園中央側
俺は捕まえた者たちを運ぶように指示します。
2035/09/10 19:12 ポートアイランド中公園中央側
━━━━━《美空視点》━━━━━
しかしそうは問屋が卸しませんでした。
私と遭遇戦闘に入ってしまったのです。
しかも船と思わしきものが見えたので私は少し離れ速攻でM-25で穴だらけにし、船と思わしきものを半壊させました。
その時に黒鬼には逃げられてしまったわけですがいたしかたありませんでした。
……
━━━━━《黒鬼視点》━━━━━
我々もここまで戦況が悪化するのを黙って見ていたわけではありませんが、相手が悪すぎました。
戦巫女は相当な手練れだと判断でき、もう一人は何者か判断できないほど強かったのです。
識別する位置に行く前にロケットランチャーで結界ごと吹き飛ばされてしまうのですから。
すでに相手はこちらの事と戦の仕方を知っている人物であることが、うかがい知れました。
2035/09/10 19:15 ポートアイランド中公園中央付近
外で指揮をとっていた俺は、たまらず撤退の指示を出します。
━━━━━《風祭視点》━━━━━
ですがその黒鬼も、ロケットランチャーの餌食になってしまうのでした。
私の射程に入ったのです。
そのまま瀕死の黒鬼めがけて、至近距離からG36
━━━━━《美空視点》━━━━━
また私が持つM-25の餌食になり、一瞬で中央集団も崩壊しました。
そして仮班長はM203-四十ミリグレネイドランチャーも併用されているのでとても火力は強い、どころの騒ぎではありませんでした。
2035/09/10 19:18 ポートアイランド中公園南側
残った雑魚はそれぞれが、見様見真似や好き勝手なほうへ逃げ出していきます。
━━━━━《
当然南からも逃げ出そうとするものが数匹居りましたが、私のオーラソードの前に二・三匹が倒れ南側に逃げた鬼たちの士気も崩壊しました。
2035/09/10 19:19 ポートアイランド中公園中央東側
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オレの方にも逃げてきた奴がいましたが結界を張ってないうえに、オーラを
2035/09/10 19:19 ポートアイランド中公園中央西側
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当然ながらラウ隊員と組んでいるワラワの方にも結界で隠れてない鬼が来ましたが、あるものはワラワの火炎で燃され灰となりました。
そしてあるものは青龍刀で
2035/09/10 19:21 ポートアイランド中公園中央付近
━━━━━《美空視点》━━━━━
こうしてほぼすべての鬼が滅した後で、中央領域を捜索する風祭仮班長と合流し私は船らしきものを発見した旨を伝えそれを更に内側から壊していくことにしました。
見つけたものは捕らえられた人なら逃がすが他は
私はM-25を落とすと右手で御神器を抜き左手のVR16で鬼の総大将相手に銀の刻印弾を打ち込みながらほぼ真っ向勝負で斬り合い、攻め込みました。
最初は水平に斬りこみましたが鬼の金棒で受け止められてしまいました。
力では負けてしまうので、懐に踏み込んで突きに行きます。
さしもの鬼もまさか踏み込んでくるとは、思わなかったのでしょう。
無防備だった
その一突きが深手になり巨大な赤鬼が
刺し込んだまま、左上に斬り上げました。
巨大な赤鬼はそのまま下がろうとしましたが、自らの座っていた椅子に右足がかかり後退できずにいました。
返す短刀で左胴から右胴にかけて踏み込み斬り抜けるとそれも深々とまた入りました。
そして巨大な赤鬼は防御を取ることなく、その一太刀を浴びたのです。
そして巨大な赤鬼がこちらに向かって倒れ込んできました。
飛びのいて距離を取り左手で保持していたVR16をフルオートで撃ちまくりました。
そのほとんどが命中し巨大な赤鬼が穴だらけになり崩れ落ちました。
そして見事、勝ち名乗りを上げることができたのでした。
2035/09/10 19:23 ポートアイランド中公園中央付近敵船内部
総大将と勝負の後、ブリッジにいた他の青鬼はすべて降伏の意思を示したのでした。
このため「すべての武器を放棄して、船のドアをすべて開放状態にして船を
「それと、船を着陸させたら下船するように」と指示を出しました。
「でなければ総大将と同じ目にあうぞ」と脅したわけでした。
船の透明化解除も行わせ、丸裸にしたわけではありました。
しかし上空の報道ヘリがこちらに来そうだったので上からだけは見えない状態にさせて、すべての鬼船員を下船させたわけでありました。
2035/09/10 19:25 ポートアイランド中公園中央
船の下部から上がってきた風祭仮班長には「お手柄だな、
「捜査部の手も借りるか手錠が足りなくて式紐で縛ってる有様だからな」とおっしゃって神戸分署に八課を通して直ぐに連絡し捜査班も六部隊が到着して。
改めて捜査検分と相成ったのでありました。
2035/09/10 19:40 ポートアイランド中公園中央
その際の検分に
2035/09/10 19:35 ポートアイランド市民病院に救急搬送
そして
しかしそれでは足りないので近場の市民病院に救急搬送され
二日程入院となったのでした。
2035/09/10 19:40 ポートアイランド中公園中央部
また
更に、観察護衛を付けられたうえで解放されたのでした。
第7-12話へ
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※この作品はフィクションです実在の人物や団体、
ブランドなどとは関係ありません。
銀の刻印弾:この時使用されたのは以前使用した破ではなく、尖という貫通力だけならバズーカー並みの威力を持つ銀の弾だったのです。
結界を破り相手を滅するにはちょうどいいものでした。
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