第5-04話 光
2035/08/29 16:45
「あの特集ニュース番組が今回の相手だ」と副課長がおっしゃいました。
「国会議員に多額の賄賂が流れている証拠をつかんだんでな、表の国税局査察部、大阪との合同捜査になる、捜査協力チームに国税局査察部、大阪から借人員を置くことになった三名が新たに入ってくれる。共同捜査チームは三名の机と機材を設置急いでくれ、我々が出張る意味はあの特集ニュース番組との直接
そして「七班は、そのバックアップ任務に就いてもらう」ともおっしゃったのです。「国税局査察部、大阪支部からは十八人が出るらしい、八班と九班は今回の当直に当たってくれ、五班はその当直のバックアップだ!」ともおっしゃいました。
「今回は狙撃も任務に入る、狙撃可能な人員は狙撃銃も、用意をしてくれ!」とさらにおっしゃっいました。
2035/08/29 16:50
「七班は空中給油も視野に入れた、ヘリで展開作戦に当たってくれ!」と珍しいことを副課長がおっしゃられたのでした。
私はHK33SG/1を用意し始めました。今作戦中で七班で
他はサブで
それに加え近接用のVFC VR16 SABER SD AEGも背中に背負います。
狙撃銃を持ってるのは二人だけでした、それだけ重みが増すということです。
すでに我々二人は、ヘリの後部より
今回副長がヘリの操縦を担当し、コパイに佐須雅さんが付くようでしたので安心はできました。他の者はラウさんがM11を扱い近接担当で背に青龍刀を
2035/08/29 17:30
七班は比較的広い(大型ヘリですので広い)機内の壁側ベンチを展開し全員が銃の手入れを行っている状態でした。
今は全ての扉が閉まって
「スタンバイ・レディー」と副長が無線相手におっしゃいました。
しかしながらゴーサインはまだ出ないようでした。
2035/08/29 17:45
今回は、
しかも対象は、今回は海の上の取引で金塊と言う賄賂を受け取るという情報だったのでした。そこに例の特集ニュース番組が絡んでいたのです。
通常の部隊では私兵は相手ができても、霊が居ないとは認識できませんし、検非違使が必要になったのでした。
2035/08/29 17:44
「斯波班長が言いました、各自時計合わせ! 17:45で合わせるぞ、五、四、三、二、一、ゼロ!!」と言った次の瞬間でした。
「
そして、ふわりとヘリが発進する浮遊感がやってきたのでした。
「検非違使01、離陸した、空自E-767-フォーゼロフォーゼロへ目標の位置を教えてくれ」と副長と空自の隊員の間で細かい内容の通信が始まったのでした。
第5-05話へ
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※この作品はフィクションです実在の人物や団体、
ブランドなどとは関係ありません。
HK33SG/1:私こと美空の使う狙撃銃です。
VFC VR16 SABER SD AEG:私こと美空の使っている突撃銃です。
PSG-1:本家本元の狙撃銃ですが、球数が少ない為検非違使で持っているものは少ないのです。検非違使全部署で五十丁と言う少なさを誇ります。対人ならともかく対魔物では装弾数が少なく、あまり使われないためです。
E-767:空自の使っている、早期警戒管制機です。大型レーダーを搭載し、一定空域を監視し、敵性・友軍の航空機などの空中目標等を探知・追跡し、なおかつ友軍への航空管制や指揮・統制を行う機体であります。
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