第5-03話 新人と特集番組
2035/08/22 13:15
比較的軽傷だったチームが戻ってきました、二班と五班の十一名です。
これにより重労働が、減ったのでした。特に一班に掛かっていた重労働が、減ったことが、幸いだったのでした。二班は現場で、壁際での作戦会議最中に、吹き飛ばされたものが多かったので軽傷者だけで済んだのでした。五班は最も運がよく、避難時の指示をしている最中だったのでした。新人に丁度、見せている最中だったのです。このため被害が、少なかったとも言えるモノでした。
五班は運悪く一名が重傷で、まだ病院には残ってはいますが、テレワークができる状態にありました。
そのほかに休みを取っていた、三班の二人が出て来ていました。三班の二人は学生であるため、指揮系統に直には組み込めなかったため、五班の配慮の元で組み入れられることになったのでした。
よって、約四チームが復活したということになったのでした。ただ、まだそれでは要員が足りないために副課長が、課長代理権限で採用した、八班と九班が新たに新設されたのでした。九班には学生さんが、二人いるので平時は応援部隊から二名が加わるということも盛り込まれたのでした。
八班の班長は、中部地方から転勤してきた方で慣れているため、八班隊長に
そして協力捜査(応援部隊)チームで軽傷だった三人も戻ってきたので、ある程度真面な形になったのでした。残るは三班と四班と六班の完全復活と課長の再起待ちでした。
怪我の程度はそれぞれで、重傷と一口に言っても、全身打撲から複雑骨折などの者が多く、内臓破裂や内臓損傷になった者はいなかったのでした。課長も複雑骨折と全身打撲のダブルパンチでしたが、順調に回復してきているとの報が、副課長からあったのでした。
それもパーティションが壁になって、爆風が減衰されたからだともいえるモノだったのでした。構造的な欠陥には違いないが、捨てた構造じゃないと言えるもので、新規に採用される建屋にも、それの強度アップが図られたものが採用された上に今度は対爆発構造の銃火器庫が前後にはまる予定になっており、さらには部屋自体も旧八課棟よりも大きくなるのでした。すでに、地下部分はほぼ完成しており、それを新八課棟用に改良するだけだったのでした。なので地上基礎部分までは完成していたのを、さらに改良する運びとなったのでした。
2035/08/27 09:00
一階部分の基礎フレームが立ち上がって来ていました。今度のはさらなる良い建屋になるとのことで、地上五階地下六階の建屋になるのです。地下は水密区画であり水の侵入は一切ないように造られているのでした。
まぁ我々は、まだプレハブからは出られない訳ですが。
そんなわけで書類仕事を片付けているのでした。本来は事務班でする作業も混じっておりましたが事務班にも負傷者が居ない訳でもなく、各班でできる事は各班でも行うとの副課長の言から、書類作業を行っているのでした。
2035/08/29 13:15
「あーっ、もう夏休みも終わりかー、また学校が始まる」と呟くと
本日の美空さんが静かなのは、本日は満月ということで力が出ずに力を巧く抜いて作業を行っておりました。
私は銀の髪を
2035/08/29 16:25
「新建屋っていつできるのー?」と私がM-8を手入れしながら言ったのです。
「アレはまだ十月ごろの完成だと聞いているが、
プレハブには空調がありましたが旧機材で生きているものしか使って無いためそれなりに熱いのです。今年の夏は新機材は間に合わないのかと思いながら作業をしていました。するとTVの特集ニュースで怪奇現象現ると言う特集ニュースがやっておりました。「夏も終わりに近いのに怪奇現象かー」とやはり銀の長い髪を
「特にこの手の特集ニュースは何をやってくれるか分からんからな……」と
「裏が取れないんですよあの特集ニュース番組は、それでもって裏に大物国会議員がくっついているらしくて、
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