第2話  始まりの悪意

髪を茶色に染め 髪型を変え 

目立つ青の瞳には 自分の髪とベールで隠すエイル


耳には 独特の白の国の者の耳を隠すために金の半月型の耳飾り

両耳にすぽっと はめる


服はいつもの綺麗な足が目立つ短いものでなく 長めの服にする 

ナーリンの黒髪は 肩より 少し短く 

肩半分のところで 切りそろえてる


しかし顔横の両方の前髪を少々伸ばして 

それぞれ丸い小さな金や宝石で 幾つかつけて

髪飾りをつけてる


今回は 他にもアクセサリーをつけ おしゃれをした。

そしてエイルの変装を手伝う


アーシュは いつもの黒の短めのチュニックを着ている 

胸元には 丸を半分に切ったような大きめの金の飾り 服の飾り


目立つアーシュの瞳の色をあやかしの魔法で 薄茶色に変える


「じゃあ 行こうか?」とアーシュ


街で大きな事件に巻き込まれるとは・・


巨人族の手先となり果て その美しい身体に

 

巨人族の王に従う魔法の呪文の文様を入れ墨された

生きていたアーシュの実の妹に

襲われる事となるとも知らずに


異母兄妹テインタル王女 今はアムネジアと名乗る リュートの姫

・・先の黒の王妃アリアンの稀なる美貌を受け継いだ娘に

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